中宮ホワイトロードからの三方岩岳 長かった…
- GPS
- 09:21
- 距離
- 43.6km
- 登り
- 3,194m
- 下り
- 3,197m
コースタイム
- 山行
- 8:54
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 9:21
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ふくべの滝手前の850m地点まで自転車利用。落石、倒木など多数あり。 1200m地点までは日当りのいいところは雪切れあり。 三方岩隧道は石川県側は藪が多いので岐阜側から登った。岐阜側は東面のため雪が多い。 |
写真
感想
一日雨が確定した本日、せっかく休みをとったコーエー君のために思い出に残る、楽しい一日を計画しよう。多くの引き出しから超暖冬の今年しか行けないだろう石川県側のホワイトロードから三方岩岳を目指すことにした。標高こそ2000mに足りないが、石川側からだと往復40km、この時期決して白山に引けを取らない難儀さである。
冬季の三方岩岳と言うと一般的には白川郷からのアプローチ一択で中宮側からは以前自分がやった記録以外には多分ないだろう。距離が長い、雪崩が怖い、アップダウンがあるなど好き好んでいく人はいないが、こちら側からのホワイトロードを貸し切りで歩けるなんて素敵である。冬季のふくべの大滝も見てみたい、うまくすれば猿や熊にも会えるかもしれない、魅力満載なのである。
深夜3時半一里野ゲートチャリ発と約束、3時過ぎに着くとコーエーはもうスタンバイしていた。雨が降っている、元気に行くしかない。スタートしていきなりの土砂降り、人生こんなものである。中宮温泉分岐までは全く雪はなかった。ホワイトロード料金所から路面に雪が出てきた。ガシガシペダルを漕いで行く。
しかし日陰では雪は多くて押し歩きとなる。もうチャリをデポしようと思うと雪が切れてまたチャリが乗れる。こういう状況が10回くらいはあっただろうか、ふくべ大滝手前300mで雪が増え流石にチャリをデポしてスキーで歩き出したがしばらくでまた雪切れ、もう一度チャリを取りに戻った、もう勘弁して欲しい、結局ふくべ大滝手前200m、スタートから10kmでチャリをデポしてスキーで歩き出した。大滝は真っ暗で滝の音しか聞こえない、帰りのお楽しみとしよう。
この先雪は繋がったがトンネルが多くてスキーは何度も脱ぎ、とても難儀だった。雪不足とは言えトンネルの前後に雪崩が起きてる箇所もあり油断は出来なかった。岐阜との県境の三方岩隊道までたっぷり5時間以上かかった、長かった。隊道を過ぎて岐阜に入ると雪は多く1.5m、ここから山頂まで標高差250m雪も増え藪もなくあっという間に山頂に着いた。ガスの中写真を撮ったらすぐ帰還しよう。
帰りはルートを変えて石川県側に直に降りてトンネルをパスした。帰りのホワイトロードはポンなのでそこそこ滑った。ふくべの大滝はやはり立派だった、ここで記念写真を撮りチャリデポまで戻り後はチャリを飛ばした。
快適にチャリを飛ばして、最後はバトル、ゲートまで残り500m、最後の登りでアタックを掛けた。果たしてコーエーは付いて来れるか、一番つらい登りでもう一度ギアを上げて最後突き放してゴール、コーエーもう少し頑張って欲しかった。
雨が降る散々な天気であったがとても思い出に残る楽しい一日であった。
この時期にホワイトロードを歩けるのは記録的な大暖冬のためであって、例年だと雪崩、落石などの危険があるため容易には入ってはいけないということを始めにお断りしておきます。
この数日気温が上がり、天気は崩れる予報。こんな時は体力づくり、思い出作りということで中宮ホワイトロードから三方岩岳に登ることに。中宮ゲートからMTBを漕いでいく。中宮温泉を過ぎたあたりから日当りの良くないところは雪が出だす。1,000mを超えてやっとスキーが履けるかと思っていたので意外と早く履けるかも…と考えていたが甘くはなかった。
10センチ以上積もっていたかと思えば、全く溶けてなくなっている。押し歩いたり、ペダルを漕いだりを何度も繰り返し、一旦チャリデポしたかと思えば引き返してさらに進んだり。ふくべの大滝の手前標高850mのトンネルでチャリデポ。
ここからしばらく南向きの斜面ではデブリでトンネル出口が塞がれそうだったり、日当りのいい場所は雪が切れていたり、トンネルがあったりで一筋縄ではいかなかった。標高1,200mを超えると雪は完全につながり、快適になってきた。時折青空ものぞいて気分も上がる。
三方岩隧道付近では石川県側は藪が多いので、トンネルをくぐり岐阜側へ移動。こちらは藪がなく雪も多いので登りやすかった。帰りは石川県側に降りるのでどこから行くかっ確認しながら進んでいく。標高差250mほど登りゴール。
支尾根に入らないように注意しながら下山。雪が少ないので間違えると復帰は容易ではない。無事石川県側の隧道入口に降りたち、景色を楽しみながら下山する。お楽しみであったふくべの大滝は近くに見え、水量が多く大迫力だった。夏の時期に貸切で楽しめるなんてまずありえない。いい思い出作りになった。
最後はチャリにまたがりダウンヒル。最後はヒルクライムになるので、ここで先生が仕掛けてこられた。予測はしていたが、出だしで振り切られ、頑張ってついていこうとしたが結局差が縮まらずゴール!しかし完全燃焼です。
大暖冬だけど、楽しみ方はたくさんあり、いい体力づくり、思い出作りができました。またよろしくお願いします。
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