【厳冬期】磐梯山
satoo
その他1人 
体力度について
- GPS
- 04:20
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 216m
- 下り
- 292m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 4:20
| 天候 | 暴風雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
ルンゼからの磐梯山はアルパインスタイルが良さそう |
| その他周辺情報 | 裏磐梯スキー場までの道（ラスト2キロ）は激悪。 |
写真
拍手ここですでにこの状態(笑)
上はどうなっている？
こんな中リフト運営している皆様に脱帽。
奇岩が続きます。（ボルダーエリア？(笑)）
しかも先行者はガイドさんでした。
てか、どっから入ったんだろう。。。
雪をかぶっているので判りづらいけど確かに黄色い。
感想
20200223 磐梯山
西吾妻山を降りた後は、風は強いものの降雪はそこまでひどくなく米沢市内のスーパで買出しを行い、上等の米沢牛を仕入れ
一路磐梯山 裏磐梯スキー場へ向かう。
裏磐梯スキー場。朝になり風はそこそこあるものの雪が吹雪いてる。こりゃリフトもダメだな。登頂なんてとても無理だな。
と入山も辞めて温泉でも行こうか。と同行者へ相談する。
同行者は折角来たのだから行けるところまで行きたいという事で、スキー場上部までか、行けてもイエローフォール迄かな
と思いつつ、スキー場から入山。
スキー場上部までは快適な登り。そこから先は前日までのトレースがあるかと思いきや一面のラッセル地帯(笑)
急ぐ旅では無いのでゆっくりと進んで行く。
こちらも昨日と同様赤布は無く、明瞭な道も無いので森の中を角度を決め自分を信じて(笑)進んで行く。
と少しずつ開けて来る。銅沼に着いたようだ。ふと左手に看板が見えたのでラッキーとばかりに登山道を探すが明瞭な登山道は無し。
池の畔が歩けそうなので、畔を歩いていく。
事前に、観光協会にイエローフォールの凍結や銅沼の凍結状態を確認しておいて、その時には凍結はしていないとの事であったが、
これなら歩けそうと足元に注意をしながら進んで行く。沼を終えた後にイエローフォール方面への歩きは少し厳しそうなので
早めに対岸に渡りたいという気持ちがあり草が出ている所を騙し騙し対岸に渡る。樹林を彷徨い、良い所に出るとなんとトレースが！！！
前日のものなのか？とにかく渡りに船。この方角は絶対イエローフォールへの見学だと！信じて進む。
となんと先行者が。 一体いつ、どこから入ったんだろうか？と？？？だらけではあるがとにかく先行者が居るのはありがたい。
しかも先行者はハーネスにダブルアックスにヘルメットと。完全にアイス装備！ これはイエローフォールに登りに来ている人達なのか？
と近づいてみると、日本山岳ガイド協会とのシールがヘルメットに。 ガイドさんでした！！！
何とも心強い。途中で休憩していると我々のトレースを追いかけて別のパーティ（2人）も入って来た！
スノーシュを履いているのでまさしくイエローフォール！ 何とも力強いメンパーである。この2人のパーティは休憩している我々は気にせず
先に進んで行ってくれた。風も強まり、雪も大分降って来ているが、トレースもあるので、それを頼りに進んで行く。
と先行の2名が止まり何やら相談をしていて戻って来た。
恐らくイエローフォールを見に来たがイエローフォールが残念だったのか、風雪が強くなったので下山をするかと言ったところ。
再び我々が先頭に立つ。ラッセルといっても雪は軽くくるぶし上位だった為、それほど負荷は無く進んで行ける。
後からガイドパーティが着いてくる。と二俣のルンゼの入り口に立つ。我々の装備ではここまでが限界で、この先は登攀道具が必要感じである。
どうやらガイドパーティはここを登るようで、我々と入れ違いで先頭に立ち右俣を登っていく
自分達も次回来た時はここを登りたいなと思いつつもイエローフォールへ戻る。
このルート手前左側にイエローフォールはあり、近づくと高さは8m程度の氷壁があった。
この辺は若干硫黄臭があり硫黄が漏れていることが判る。
記念撮影を行っていると、風雪がだいぶひどくなり視界も悪くなってきたので下山をすることにした。
行きのトレースは完全に失っているので、方角だけ併せてらしき所を歩く。と樹林の中などではトレースを確認することが出来た。
銅沼の所まで来て木の陰が出来たのでそこで休憩をしていると、青空が。
おおお！ 今までガスに隠れていた磐梯山の頂上が見え隠れする。
やはり青空は嬉しいものだ。特にこういう激悪の環境の中での青空はとても気分があがる！！！
その後も晴れたり曇ったり吹雪いたりと忙しい天候が続く。無事にリフト乗り場迄到着。
リフトの係員に
「リフトを乗らないのであれば邪魔だから、ゲレンデの右端を歩いて降りて欲しい」
と指摘を頂き、殆ど人の居ないゲレンデを歩いて無事に下山が出来ました。
その後は、翌日の安達太良山に備えて、岳温泉でゆっくり温泉に浸かり、体を温めました。
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