焼山＆昼闇山周回 昼闇カール大斜面
GEN
その他1人 
体力度について
- GPS
- 10:52
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,346m
- 下り
- 2,365m
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| 過去天気図（気象庁） | 2020年03月の天気図 |
|---|---|
| アクセス | |
| その他周辺情報 | 笹倉温泉850円 熱めでGood |
写真
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後続者は恐らくここで下山していった。
感想
3月三連休のなか日ドピーカン間違いない、BPと今シーズン初のロングツアーへ行くことにした。焼山へは昨年火打山の帰りに寄ったので、北面台地から焼山へまっすぐ向かうのは実に何年ぶりだろうか。
笹倉温泉に着くと周辺にはまったく雪はなく、林道最終地点の橋まで車で入っている方もいた。九十九折りをショートカットせず林道を行くが、なんとなくショートカットしたくなってカットすると案の定ハマる。林道は忠実に歩く方が確実で早い。
先行者のトレースを利用させてもらいアマナ平を通過。アマナ平から北面台地に上がる斜面がカリカリと前日の粉雪が薄っすらのりスリップする。先行者も難儀しているのが見え、沢を一本変え回り込むように北面台地へあがっると、ドカンと火打・焼山が立ちはだかった。何度見てもこの景色は絶景、スケール感が半端ではない。先行者のトレースは火打方面へ伸びているが姿は見えない。だいぶ早く出発したのだろう。焼山へは我々が先頭となり二人でトレースを伸ばす。後ろを振り向くと後続者が10名ほど先ほどの斜面で追い抜いたようだ。まずはペースを落とさないようにGENが先行する。いつもはBPが先行して付いていくのがやっとだが、久しぶりの山行ということもあり付かず離れずいいペースだ。北面台地から右方向へトラバース気味に高度を上げる。出発時には今日は暑さとの戦いだよ、と話していたが上部は強風＆カリカリでルンルンモードではない。残り300mが近いようで遠い。際どいカチカチ藪トラバースありスリル満点だ。BPはすかさずアイゼンシートラに変更。GENも粘ってみたがほどなくしてアイゼン歩行に。ここからはBPが強風のなか全開でラッセルする。突風が吹くとカラダがもっていかれそうになる。危ない危ない。
出発から6時間半、焼山登頂する。登りに見た水無谷へ一直線に降りよう。台地は、雪面が叩かれてミックス状態で滑りにくい、場所を変えてハーフパイプの中へ入ると前日の吹き溜まりが迎えてくれた。写真を取り合い一気に800mの滑走を楽しんだ。
ラストスパートは昼闇山へ向かう。この稜線は展望抜群で左には金山、天狗原山、雨飾山、背後には火打、焼山のツートップ、初めてでなんだかワクワクする。スキーの機動力を改めて実感しながら稜線を歩く。BPに先頭をお願いしてルート工作し昼闇山へ、ちょうど二名の登山者の方が下山していった。
ここからの景色は頸城ツートップがお出迎え。風も弱くなり、さぁコーラで乾杯だ！うん、抜群にうまい！！体にしみてくる感じがたまらないね！うまい！！
さぁ昼闇カールへ飛び込むぞ。脚は切れているが元気はある。どこ滑る〜ん〜、ルンゼに入ろうか、、、でも、朝方に高松山の山肌が剥がれ爆音とともに雪崩れていた光景が回想して安全パイで一段下がったところからエントリーする。BPが言っていた、昼闇カールは裏切らないと。嘘でなかった一人一人見守りながらエントリーする。詰まっているが軽めの雪で滑りやすい！！眼下には大斜面が広がる。もう言ううことなし。写真は二の次、滑りを楽しもうとふたりでかっ飛ばしシュプールを描いた。ん〜マンダム♬
あとは、アケビ平までグシャグシャ重雪に苦しみ、太腿はツリ気味、つま先はストップスノーで押し当てられ痛いは早く終わってくれと祈り林道に合流した。林道はもう賞味期限切れ。5か所くらいは雪切れしていた。
林道が終われば笹倉温泉に戻るのみ、早川はどこから渡れるだろうか、最悪焼山温泉まで下って笹倉温泉まで歩くしかない。河川を見渡し対岸にハシゴを発見。でも河川は2mの壁が続いて下りれない―。と思いきや、一か所切れて河川に入れ無事ハシゴを渡って笹倉温泉に帰還した。
ピーカン予報であったが予想以上の強風に苦戦したものの、総じてみれば11時間、20km超、累積2000mの完全燃焼であった。
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アマナ平からの登りは苦労しました。こういうところ、他の人たちはどうするんだろう？と気になります。時間はたっぷりあったんだけど敗退してしまったけど、貴殿たちはあの強風のなかピクッたのはさすがです。
こんにちは。アマナ平の斜面は誰もが毎回苦戦すると思われます。我々は苦戦しているのが見えたので、手前の沢からあがり、なるべく緩いところを詰めていきましたが、何度かスリップして落とされ苦戦しました。早めにツボ足で登り上げてしまうのが手っ取り早いと思います。想像以上の風でしたが、視界があったので頑張れました。
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