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Yamareco

記録ID: 2294130
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
六甲・摩耶・有馬

六甲全山縦走(むか〜し昔の話)

1978年04月14日(金) 〜 1978年04月15日(土)
 - 拍手
cyuusan その他7人
GPS
--:--
距離
42.3km
登り
2,841m
下り
2,787m

コースタイム

1日目
山行
17:05
休憩
1:55
合計
19:00
23:05
45
23:50
0:00
0
0:20
0:00
100
高倉台
2:00
0:00
30
2:30
2:40
60
3:40
0:00
60
4:40
4:55
75
6:10
6:20
55
7:15
7:25
60
8:25
8:30
140
10:50
11:45
0
11:45
11:45
85
13:10
0:00
40
13:50
0:00
50
14:40
14:50
5
六甲山頂
14:55
0:00
15
15:10
0:00
80
東六甲縦走路分岐
16:30
0:00
65
17:35
0:00
60
18:35
宝塚
 このタイムは、山の素人を集めて10回程行った内の1回(写真は混ぜこぜ)で、とにかく全員完走できる事を目指して歩いた結果です。
 神戸市主催の縦走大会(参加者が多すぎて私は苦手)のようにサポートがある場合や1人で行く場合は、12〜14時間程が標準かなと思います。
アクセス
利用交通機関:
電車
 大阪方面から行く場合、JRなら須磨で快速乗換で塩屋、私鉄なら阪神電車特急で須磨浦公園(山陽電鉄管内)スタートとなります。
コース状況/
危険箇所等
 西側は開発が進み、街中を歩く部分が多く景観も行く度に変わるので、そこで道に迷ってしまう事が多かったです。また、須磨アルプス出口の妙法寺(禅昌寺)への道は崩壊が進み、本レコのルートは今は通行できません。
その他周辺情報  電車、バス、ケーブル等、途中しんどくなれば容易にエスケープできるのが六甲縦走のいいところ。但しカンツリーハウスを過ぎると行くしかなくなるので、ギブアップするタイミングを失わないように。
今は何でもパソコンなのに、よくも手書きで作ってたと我ながら感心します。
皆さん青焼きってわかります?
 
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今は何でもパソコンなのに、よくも手書きで作ってたと我ながら感心します。
皆さん青焼きってわかります?
 
塩屋駅を夜遅くに出発
歩き始めて早くもダメと思った時、鵯越の始発に丁度いいんです
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塩屋駅を夜遅くに出発
歩き始めて早くもダメと思った時、鵯越の始発に丁度いいんです
夜の須磨アルプス
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夜の須磨アルプス
確か今は階段になってたかと思いますが当時は金梯子
スリル満点 楽しいですよ
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確か今は階段になってたかと思いますが当時は金梯子
スリル満点 楽しいですよ
やっと菊水山頂
朝になって元気になるんですが
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やっと菊水山頂
朝になって元気になるんですが
標高はそれ程でもないけど、多くの人が縦走路中で一番キツイと感じる菊水山
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標高はそれ程でもないけど、多くの人が縦走路中で一番キツイと感じる菊水山
摩耶山天狗道でおきまりの記念写真
この摩耶の登りもきつくって一番長い
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摩耶山天狗道でおきまりの記念写真
この摩耶の登りもきつくって一番長い
さすがに疲れました
アップダウンとしてはほぼ終わりですが、距離的にはまだ半分
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さすがに疲れました
アップダウンとしてはほぼ終わりですが、距離的にはまだ半分
六甲の街中に入り気分転換
ネガなので、飛んでるの加工じゃないですよ
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六甲の街中に入り気分転換
ネガなので、飛んでるの加工じゃないですよ
六甲山頂にて
写真の古さがわかります
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六甲山頂にて
写真の古さがわかります
今は無き六甲山頂のパラボラアンテナ
アメリカ軍の施設だったそうですね
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今は無き六甲山頂のパラボラアンテナ
アメリカ軍の施設だったそうですね
宝塚に到着
山中からゴールの塩尾寺に出て「やった〜」と思いますが、実はそこから駅までの3kmが一番ツライ
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宝塚に到着
山中からゴールの塩尾寺に出て「やった〜」と思いますが、実はそこから駅までの3kmが一番ツライ

装備

備考  朝から行くとしても、東六甲縦走路は夜になるかもしれないのでヘッドライトを忘れずに

感想

 コロナで大変な世界となっている今、人のいない場所に一人でいれば大丈夫と思うものの、行く途中で人に迷惑をかける可能性もあるので、出歩くのもままならず、暇を持て余すようになりだしたところ、山レコさんが「過去の山行記録」登録キャンペーンをしてるとの事なので、古い記憶と記録を元に投稿させていただく事にしました。

 初めて六甲縦走に行ったのは、まだ登山というものを始める前の高校生の頃だったかな(余りにも昔でよく覚えてません)と思います。
 兄に誘われ新聞社主催の東六甲縦走路を歩いた時に六甲全山縦走というのがあるのを知り1人で初挑戦
 その時は早朝に須磨浦公園から出発したが、まだまだ山の歩き方を知らない若僧 ホイホイといい調子で歩いてたら、それがこたえて菊水山の登りでバテバテに。続いて鍋蓋山でまたバテバテに。最後の摩耶山天狗道でヘロヘロに。
 まあ若さもあったので、その時は無事11時間40分程で宝塚へ着く事ができました。
 結局は、この縦走が山好きになったきっかけかもしれません。
 
 それから2〜3回1人で挑した後就職
 昔は職場仲間で遊びに行くのが普通だったので、気の合う仲間を誘ってハイキング(そう「合ハイ」というのもありましたね)も時々してたのですが、みんな山は素人。山歩きなんてした事も無いという人もいたので、とにかく全員が最後まで行けるようにと夜遅く塩屋(本来はここからですが、神戸市主催の縦走は、混雑対策から須磨浦公園)を出発
 かつて自分が菊水山の登りでバテバテになった経験から、とにかく皆のはやる気持ちを抑えさせて、最初はゆっくり歩く事を心がけました。
 結局、春・秋と計十数回計画しましたが、雨で2回程途中で諦めたのを除き、無事全員(1人だけ布引で帰したかな)宝塚まで完走する事ができました。

 「孤高の人」の加藤文太郎も歩いたこの六甲縦走、行く度に、帰りの電車の中では「こんなしんどい事もうせえへん」と思うのですが、少し経つとまた行きたくなる。
 本当に不思議な魅力を持ったコースです。

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訪問者数:2646人

コメント

貴重な写真
cyuusanさん、

はじめまして。
懐かしい写真とレコ、楽しく拝見させていただきました。

山の様子は変わりませんね。
何処かすぐに解りました。

それに対して、人(服装や髪型)や人工物(パラボナアンテナや宝塚の街並)はかなり変わっているようです。

とても貴重な写真ですね。
昔から愛されている山であることがよく解りました。
ありがとうございました。

Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
2020/4/11 7:53
Re: 貴重な写真
Kumainkobeさん 
コメントありがとうございます。

 写真で顔出しはどうかなっと考えながら、まあ何十年も前の写真を見て、本人さん以外は分からないだろうからまあいいかという事で掲載させていただきました。
 確かに服装や髪型って時代を感じますね。このもう少し前の写真なら、メガネでもっと時代を感じるんですが(笑)
 今は京阪沿線に住んでるので、すっかり近くの山へは行かなく(京阪沿線は歩きごたえのある山が少ない)なりましたが、それまでは阪神沿線に住んでたので、ハイキングと言ったら六甲山でした。
 また、六甲といったら神戸といった感じで、街と一体化しているのに変化に富んだコースが縦横無尽にあって、とても素敵な山ですね。大好きです。
2020/4/11 20:10
遠い昔ですね。
懐かしい写真ありがとうございます。
2020/4/13 14:55
Re: 遠い昔ですね。
yukimizakeさん
コメントありがとうございます。

気持ちと心意気はまだまだ変わってないんですけどね〜
2020/4/13 18:28
cyuusanさん、
初めまして<m(__)m>

拙者は1988年(〜1993年まで)に初めて六甲全縦大会に参加しました。
一人参加ですし、歩くのに必死で写真を撮る余裕はなく一枚もありません。
…って、カメラを持参したことはなかったと思います。
ですので非常に懐かしい写真…有難うございます。

今はもう米軍パラボラアンテナはありませんね。
返還されたのが1992年ですが、あまり全縦の記憶として脳裏に残っていないのはなぜか?と考えたのですが…。
⇒きっと頂上部を巻いて、そのまま縦走路を東六甲へと進んだからか?
⇒すなわち「ズル」したのではないか…
との疑惑が生じて汗を掻いております

拙者も初挑戦時はペース配分が分からず、とにかくぶっ飛ばしました。
でも摩耶山頂で弁当を食べようとしたら…ダメでした。
内臓(胃腸)までバテてしまったんですね。
後は宝塚までトボトボ…。
⇒東六甲・譲葉山辺りから見える街の灯りに励まされども…遠いなぁ。
⇒塩尾寺に着いて安堵するも…確かにそこからが遠い

3年前に23年振りに歩いてみたら、街中で道に迷いながらもなんとか完歩できました。
でもまだ塩谷駅から歩いたことがないので…次はrun

  隊長
2020/4/19 9:27
Re: cyuusanさん、
こんにちわ。

 そうですか。 yamabeeryuさんも六甲全縦のベテランですね。

 六甲の山頂って、山上の街中から出て「さあ早くゴールしたい」って思ってるとこに、微妙に数回車道からハイキング道に入ったり出たりするので、寄りそびれる事ってありますよね。
 そして東六甲縦走路の長い事。仲間で行った時は、それまでベラベラしゃべってたやつらが全員無口になり、ただひたすら歩いてたのが印象に残ってます。

私もまた挑戦しようかな。
追伸: 自己紹介に書かれてたストック不要派 私もです。
2020/4/19 9:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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