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Yamareco

記録ID: 2333968
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ハイキング
道東・知床

知床 羅臼湖/知床五湖/フレペの滝 ヒグマに出会う…

2011年07月20日(水) 〜 2011年07月21日(木)
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GPS
128:00
距離
15.3km
登り
249m
下り
310m

コースタイム

■知床五湖
標準所要時間1時間30分(約3.6km)
■フレペの滝
標準所要時間50分(約2.5km)
■羅臼湖
標準所要時間4時間30分(知床峠より約9km)
※復路の羅臼湖入口〜知床峠はバス便を利用。(210円)
■カムイワッカ湯の滝 
標準所要時間30分(約500m)
※知床自然センターからバス往復1,300円

コースタイムの記録が無かったので標準時間の記載です。
天候 7/20日:晴れ ☀

7/21日:曇りのち晴れ ☁/☀
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 飛行機
【往路】
:羽田空港−(全日空 ANA)−女満別空港
(片道 23,600円 ※株主割料金)
:オリックレンタカー 女満別空港店
(Sクラス 4日間 22,300円)

【復路】
:女満別空港−(全日空 ANA)−羽田空港
(片道 23,600円 ※株主割料金)

※2011年の手帳の記録より

コース状況/
危険箇所等
■知床五湖
五湖有料駐車場(500円)
植生保護期はレクチャー(250円)を受けると五湖すべてを回ることができます。
高架木道で一湖だけを見る場合は無料です。

■フレペの滝
整備された散策路です。ヒグマ出没時は閉鎖。

■羅臼湖
登山道には木道箇所もありますが、大半はドロドロな泥濘の悪路です。
登山靴より長靴で歩いたほうがいいと思います。
知床自然センター 長靴のレンタル 1日500円。

■カムイワッカ湯の滝
川の中を歩いて行きます。河床は沢靴など必要なし。

その他周辺情報 ■ウトロ 温泉民宿 酋長の家
 素泊まり 一室一名 4,000円
【2011年7月の記録です】
空路とレンタカーで世界遺産の知床へ
写真は小清水海岸から見えた知床半島。
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【2011年7月の記録です】
空路とレンタカーで世界遺産の知床へ
写真は小清水海岸から見えた知床半島。
オシンコシンの滝を抜けると「シリエトク」アイヌ語で"地の果て"知床半島へ
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オシンコシンの滝を抜けると「シリエトク」アイヌ語で"地の果て"知床半島へ
プユニ岬展望台から見たウトロの風景。
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プユニ岬展望台から見たウトロの風景。
知床自然センターに車を止めてフレペの滝を目指します。
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知床自然センターに車を止めてフレペの滝を目指します。
振り返ると羅臼岳に知床の峰々。
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振り返ると羅臼岳に知床の峰々。
綺麗にそびえ立つ姿はまさしく「知床連山」
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綺麗にそびえ立つ姿はまさしく「知床連山」
紫色のヒオウギアヤメ
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紫色のヒオウギアヤメ
黄色いエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)
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黄色いエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)
「知床旅情」にも出てくるハマナスの花々
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「知床旅情」にも出てくるハマナスの花々
断崖絶壁のフレペの滝が見えてきた。
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断崖絶壁のフレペの滝が見えてきた。
エゾシカが出迎えてくれました。
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エゾシカが出迎えてくれました。
子育ての時期だったのか親子の鹿も
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子育ての時期だったのか親子の鹿も
フレペの滝に到着。
断崖の割れ目から流れる様子から別名「乙女の涙」
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フレペの滝に到着。
断崖の割れ目から流れる様子から別名「乙女の涙」
駐車場に戻ろうと散策路を歩いていると
観光客が集まっている…見ると…ヒ…ヒ…ヒグマ!?
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駐車場に戻ろうと散策路を歩いていると
観光客が集まっている…見ると…ヒ…ヒ…ヒグマ!?
距離10m弱…体長1.5m程…
あまりに驚きすぎて声も出ませんでした。
ヒグマはこちらの事など知らん顔で、地面を一生懸命掘って虫?を食べているようでした。
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距離10m弱…体長1.5m程…
あまりに驚きすぎて声も出ませんでした。
ヒグマはこちらの事など知らん顔で、地面を一生懸命掘って虫?を食べているようでした。
すぐにその場から立ち去りましたが…
今思い返すとゾッとします…
本当に出るんだ…と身を持って体感。
人生初の熊との遭遇でした。
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すぐにその場から立ち去りましたが…
今思い返すとゾッとします…
本当に出るんだ…と身を持って体感。
人生初の熊との遭遇でした。
午後は知床五湖にも行ってみました。
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午後は知床五湖にも行ってみました。
二湖からの硫黄山。
知床五湖は団体バスの観光客が多くて…喧騒が…
期待していただけに正直残念だったなぁ…
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二湖からの硫黄山。
知床五湖は団体バスの観光客が多くて…喧騒が…
期待していただけに正直残念だったなぁ…
日没の時間…海に沈む夕日の名所「夕陽台」へ
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日没の時間…海に沈む夕日の名所「夕陽台」へ
オホーツク海に沈む夕陽が眩しかった…
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オホーツク海に沈む夕陽が眩しかった…
翌日は知床峠に車を止めて羅臼湖へ
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翌日は知床峠に車を止めて羅臼湖へ
高層湿原を歩きながら羅臼湖を目指します。
道は所々ドロドロの泥濘…長靴は必須です。
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高層湿原を歩きながら羅臼湖を目指します。
道は所々ドロドロの泥濘…長靴は必須です。
二の沼の湿原にはワタスゲ
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二の沼の湿原にはワタスゲ
綿毛がゆらゆら…
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綿毛がゆらゆら…
ワタスゲと羅臼岳
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ワタスゲと羅臼岳
登山道には雪渓が残っていました。
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登山道には雪渓が残っていました。
三の沼からの羅臼岳
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三の沼からの羅臼岳
湖面に映る逆さ羅臼岳
ここは絶景ポイントですね。
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湖面に映る逆さ羅臼岳
ここは絶景ポイントですね。
「知床富士」とも呼ばれる羅臼岳
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「知床富士」とも呼ばれる羅臼岳
秀麗で美しい山
絵になる風景ですねぇ。
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秀麗で美しい山
絵になる風景ですねぇ。
静寂の湿原を巡りながら羅臼湖へ
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静寂の湿原を巡りながら羅臼湖へ
エゾカワラナデシコ
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エゾカワラナデシコ
チングルマの綿毛
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チングルマの綿毛
木道とエゾイブキトラノオ
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木道とエゾイブキトラノオ
羅臼湖に到着しました。
正面は知西別岳です。
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羅臼湖に到着しました。
正面は知西別岳です。
知床最大の湖。見てきた沼とは比べ物にならない程の大きさです。
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知床最大の湖。見てきた沼とは比べ物にならない程の大きさです。
帰り道の泥濘にヒグマの足跡が…大小の足跡…親子でしょうか?
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帰り道の泥濘にヒグマの足跡が…大小の足跡…親子でしょうか?
気持ちの良い青空。
静寂の自然を満喫したのでした。
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気持ちの良い青空。
静寂の自然を満喫したのでした。
午後はカムイワッカの湯の滝へ。バスで30分程のダート道を走りました。
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午後はカムイワッカの湯の滝へ。バスで30分程のダート道を走りました。
硫黄山からの温泉成分が流れ込み、滝自体が温泉となっている。湯加減は30℃と少しぬるめ。
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硫黄山からの温泉成分が流れ込み、滝自体が温泉となっている。湯加減は30℃と少しぬるめ。
肩までザブンと汗を流すつもりでしたが…
入浴するには温度が低いのと観光客の多さに
気後れして足湯だけにしておきました。
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肩までザブンと汗を流すつもりでしたが…
入浴するには温度が低いのと観光客の多さに
気後れして足湯だけにしておきました。

感想

【2011年過去の記録です】

夏休みは世界遺産を歩こうと最果ての地
知床へ。女満別空港に下りた。

知床は2005年に世界自然遺産に登録された
手つかずの自然が残る秘境の地。アイヌ語でシリエトク(地の果て)
という由来があり、その名の通り、切り立った断崖絶壁を持つ半島部が
オホーツク海に突き出し、現在も手つかずの大自然が残っている。

1日目に知床五湖とフレペの滝を歩いて
2日目に最高峰の羅臼岳を登る計画だったが…

知床自然センターで熊スプレーのレンタルを頼むと
全部出払っていて借りれるのは翌日の午後からとのこと…
なんてこった…

そこで急遽予定組み替えて羅臼岳を3日目に
職員さんのお勧めで羅臼湖に2日目に行くことに

持参した熊鈴を付けて自然センターからフレペの滝へ
草原状になった滝の周辺にはエゾシカがたくさんいた。
手軽に歩ける散策路だからか観光客の姿も多く
人が集まっている場所があり「何だろ?」と思い覗いてみると
ヒグマが…ヒグマがいた。本当に目の前にいて腰を抜かしそうになる。
距離は10m弱でかなり大きい。
観光客など知らん顔で地面を掘って何かを食べていた。
写真を数枚撮って急いで立ち去ったが…本当に出るんだ…と冷や汗をかく
人生で初めての熊との遭遇だった。
翌日、フレペの滝はヒグマ出没で閉鎖になっていた。

午後は知床五湖にも行ってみた。
世界遺産の特別保護区と聞いて期待していたが
二湖まで団体バスの観光客が多くて…落ち着かず正直残念だった。
湖面に映る知床連山が美しかっただけに
喧騒のザワザワが耳に付き…なんか普通の観光地だった。

翌朝は羅臼湖へ
路上駐車の取り締まりが厳しいと宿で聞いたので
知床峠に車を止めて羅臼湖入口まで3キロほど歩く。
羅臼湖までの道は静寂で湿原や池塘が美しかった。
三の沼からは羅臼岳が湖面に映りこみ輝いていた。
足首まで沈むドロドロ泥濘の登山道には辟易したが…
それ以上に素晴らしい場所だった。
知床最大の湖は静寂の空間が包むまさに秘境だった。

午後はカムイワッカ湯の滝にバスで行ってみるも…
崩落の危険があるため一の滝までしか行けなかった。
温泉の滝と聞いていたが温度は30℃ほどで温水プールくらい?
入浴するには温度が低く…観光客も多いので
ちょこっと足湯だけで我慢する。

知床自然センターで熊スプレーも借りれて
翌日は知床半島最高峰の羅臼岳につづく。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2345049.html

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