白山・加賀禅定道(チャリ周回)
- GPS
- 11:38
- 距離
- 63.9km
- 上り
- 4,051m
- 下り
- 4,099m
コースタイム
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 11:39
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
梅雨前の最後の休日、チャリも使い完全燃焼してみよう。それにしても今日は暑かったハライ谷に下山後別当出合までのヒルクライムは疲労と暑さと向かい風で苦行であった。
深夜23時半自宅を出て一里野ハライ谷登山口へチャリをデポしに向かう。道路から見えない場所をウロウロ探し道路下の崖斜面にチャリを置いたが足を滑らしプチ滑落、早くも手を擦りむいた。ついてない、さて別当出合へ、駐車場には仮眠中の一台だけだった。
暗闇の中ガシガシ歩き出す。蒸し暑い、とても明るくなって歩き出す気はしない。雪は1週間でかなり融けた。甚之助手前から雪は出てきたがしっかりしたトレースはあるからアイゼンはいらない。遠く金沢の夜景が見える。弥陀ヶ原に出るとここも木道が出始めていた。山頂方面にライトは見えない、今日は貸し切りだろうか。真っ暗な室堂センターをスルーして山頂へ向かう。
日の出に間に合うように少しペースを上げて4時半無事登頂、お参りしてしばらくすると朝日が上がった。この時期後続も先行者もいない貸し切りの山頂は珍しい。朝焼けに染まる周囲の景色の写真をガシガシ撮影しながらお池を回って大汝へ、大汝からの御前峰、剣ヶ峰は見ごたえがある。翠ヶ池も表面が融け始めて素敵な雰囲気だ。
さあ加賀禅を目指そう。七倉の登りや四ツ塚周辺の残雪は多かった。雪解け水が滔々と流れ喉を潤した。天池の登りの登山道脇には高山植物も顔を出していた。振り返れば四ツ塚さらに今季滑走した丸石谷がドン、素晴らしい眺めである。日が昇り暑くなってきた。ジリジリする。たまらず残雪をたくさん帽子に詰め込んでメットを被る。少しずつ雪が溶けて頭や体がひんやりして気持ち良い。この先雪がすべて融けると何回か雪をまた詰めてクーリングした。百四丈滝の滝壺はもう全て融け落ちていた。
美女坂周辺は高山植物、新緑がきれいだった。加賀禅はアップダウンも多くて難儀だがとても歩きやすい道なのでペースは上がる。奥長倉避難小屋は誰もいるはずがなく、この先も行き交う登山者は皆無だった。
高度が下がると残雪もなく日が当たると暑かった。しかり場分岐からはブナの新緑がきれいで登山道は木陰になるのでそれほど暑さを感じなかった。九十九折の登山道をガンガン下ってようやく加賀禅登山口、時間は10時過ぎまずまずのペースだった。別当出合を出て誰にも会わない完全貸切だった。
デポしたチャリを取りに行き、さあまずは白峰帰還である。漕ぎ出してすぐにギアの調子が悪い、フロントギアが壊れてしまった。これは参った。でもチャリで帰らないと。フロントをインナーに落としてギアチェンジをしなければなんとか行けそう。ギアはリアのみで変速すればいいだろう。
瀬名道の駅までは基本下り、しかしここからは登り、おまけに猛暑勘弁してほしい、自販機で飲み物を補給しながらようやく白峰へ、残り20km、標高差700m頑張るしかない。向こうからはもう白山から下山して来た登山者の車も多い、市ノ瀬手前で頭から水を被り気合を入れる。
市ノ瀬からの登りは急になるが頑張るしかない。流石に足にきたがもう少しもう少しと自分に言い聞かせてようやく別当出合に着いた。猛暑の中の自転車がとにかく辛かった。まあ最後まで頑張り抜けたことは良かった
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