御嶽三ノ池・継子岳 長い雪渓に苦しむ
- GPS
- 08:59
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,492m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:57
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2400mから2700mまで4つの雪渓を登ります。チェーンスパイクとダブルストックでしたが帰りは滑りまくり、急ですのでピッケルがあると安心です。 |
写真
感想
先週のヤマレコで御嶽三ノ池に残雪が残る神秘的な写真がとても気になった。
長野県側からは時間的には開田口から登るのが一番早く行ける。
いつもは7月になってから行っていたのだが、今回この時期に行ってみることにした。
前日まで降り続いた雨の影響で登山道は苔むしたしっとりした雰囲気に包まれていた。先行者はいないようで自分だけ、静かな朝日が差し込む登山道を進んで行った。
七合目までは2時間ほど、なかなか標高が稼げない。そこで小休止をした後いよいよ急登に取り掛かる。7合目からを30分ほど登ったところで雪渓が出現、今回は此処がキモ、ここからが大変だった。とりあえずチェーンスパイクを装着しダブルストックで登っていくが急斜面のためしっかり蹴り込まないとズルズル滑ってしまう。距離も長いので滑ったら速度もでて止まらない。ピッケルを持ってこなかったので慎重になる。それにトレースもないためかなり時間をかけて登った。四つある雪渓の最後を上るともう2700 M まで来ていた。この時点で足はガクガクになってしまい、この先継子岳までいけるか不安になった。
それでも三ノ池に到着するとその美しさに一瞬だが疲れが吹き飛んだ。
ちょうど天気も良く素晴らしい風景を見ることができた。
ところが池を回って継子岳に向かう頃には下からガスが湧き上がり池をあっという間に隠してしまった 。空も青空が広がっていたのが一気に雲が広がり薄曇りのようになってしまった。この時ばかりは早く出てきて正解だったと思った。
継子岳付近ではお花畑を期待していた。ちょうどこの時期ミヤマキンバイやイワウメなどが咲きだしていた。気になっていたコマクサはまだ早いようで小さいながらもピンクの蕾をつけたものがいくつか見つけることができた。
山頂からは乗鞍と穂高連峰だけが雲海の上に確認でき他は何も見えなかったもう少し早く上がってくれば中央アルプスや南アルプスまで見れたと思う。
それに三ノ池ともう一つ楽しみにしていたのは雷鳥だったが、残念ながら今回の山行では出会うことができなかった。
何度もこのコースで来ているが長い雪渓登りのつけが帰りにもろ来てしまい、最後は足が切れてしまった事は想定外だった。ただでさいこの長い距離の帰りはで本当にきつかった。それでもこの時期素晴らしい三ノ池を見ることができたので充分満足している 。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する