一ノ沢から常念岳!(まで行かず常念小屋テン泊で下山w)
- GPS
- 29:03
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,339m
- 下り
- 1,320m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:04
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:04
大滝ベンチ10分/烏帽子沢手前15分/胸突八丁20分/最終水場10分
ほか、1-2分の短い休憩は随時w
天候 | 初日は曇→晴!→曇 / 二日目はちゃんと雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
最寄り/安曇野I.Cから40分ほど。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ところどころ、群発地震の影響で路肩が崩れていたり、落石が見受けられるものの、 特にテクニカルな部分はなし。 二日目は雨のため増水気味だったが、ハイカットの登山靴であれば問題なくいけるかと。 丸太の橋や丸太階段が結構あるので、雨の日は注意。 |
その他周辺情報 | 安曇野I.C降りてまっすぐ目の前のデイリーは7-22時営業。 深夜到着なら、セブン豊科合同庁舎前店がルート沿いで便利。 あ、マックは24時間営業でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|---|
備考 | 虫除けスプレーを毎回忘れる。 |
感想
なかなかあけない梅雨。
毎日天気予報とにらめっこです。
来週には表銀座テン泊縦走を予定しているのですが、
その前に!!縦走用の重い荷物を持って登れるのか、どのくらい時間かかるのか、
チェックしないと心配すぎる!!
過去の登りを思い返しても、
◆先月の金峰山
→俺ヘロヘロ。登りはコースタイムの1.5倍かかる始末。
◆彼女がひょいひょい登ったザイテン
→俺ヘロヘロ。最後は二人の荷物合わせたザックを彼女に持ってもらう始末。
他、屋久杉だって富士山だって、そういえば常にヘロヘロだった。
だって俺、普段運動しない85kgのおっさんだもの。タバコも吸うし。
というわけで、仮想/合戦尾根となる、標高差1200mの常念岳を
ソロトレーニングの場に選んだわけです。
過去、お隣の三股から蝶ヶ岳へは登った経験があります。
が、もちろん小屋泊荷物。テン泊装備で1200mも登れるのか、、、
ザックの中はシュラフ/テント/マットはもちろんの事、
縦走で使用予定の二人分のクッカーも、4日分のガスも、持っていきます。
食料は1泊分、なのでその分重りとして"いろはすボトル"を無駄に4本も詰め込み、
重量は16kgとなりました。過去最重量です。
いるかな?と思うものは全部入れて、
今回使わなかったものは来週では削る、という戦略。かしこい、俺。
前日夜は直前まで色々バタバタしたせいで、都内の家を出たのは25時。
中央道をノンストップで飛ばし、4時半頃一ノ沢に着きました。
一ノ沢の登山口は駐車場から1kmほど舗装道を登った所にあります。
曇り空の下、ゆっくりのったり進みます。
・・・20分の舗装道で既に2組に抜かれましたw
登山口では遭対協の方でしょうか、体温測定のチェックをされていました。
本当にご苦労様です。
さあ、いよいよ登山道です。
最初は川の左岸を進んでいきます。
そんなに斜度もなく、よくある歩きやすい登山道でしたが、
少し歩くと、水が流れてきます。
道全体に2-5cmくらいの深さで清流が走ってるんです。
"小さい沢の流れを横切る"というパターンは多いですが、
"登山道自体が浅い沢"というパターンはそんなに多くないですよね??
これは長雨の影響なのか、、、普段はどうなのか気になります。
兎にも角にも、涼しいわけです。
奇しくも雲が少しずつ消えて太陽が顔をのぞかせ始めたタイミング。
沢で冷やされた風が、静かに身体を撫ぜ抜ける。
まさに夏山にオススメのルートですね、、、
登山口から75分でチェックポイント、大滝ベンチです。
お茶飲みます。
アミノバイタル/Super VAAM/ついでにプロテインも飲みます。
すがれる物にはすがるタイプですw
椎名誠さんの本でも言ってました
若いうちの苦労は金を払ってでもしろ
歳をとっての苦労は、金でかたづけろ、と。
・・人生には金が必要という事ですなw
さて、大滝ベンチを超えたあたりから徐々に岩が大きくなっていきます。
斜度も少しずつ上がって行きます。
中房登山口はいきなり急登、と聞きましたがどうなんでしょう。
個人的には一ノ沢の様に少しずつ斜度が上がる方が、テンポ掴めて好きです。
"俺にしては"いい調子で登っていきます。
ちょっと歩いてはゼーゼーしながらですけどね。
そんなこんなで。
山と高原地図で見逃していた"笠原"=笠原沢の看板に到着。
看板によると、高度的にはここで半分!!!
実はこの日はなぜか、
腕時計の高度表示と、山と高原地図アプリの高度表示に200mくらい差があって、
高度高い方で信じてたけど、実際は低い方だった、というお話。
でもこの時の俺は「ほんとかなぁ、、、」とまだ半信半疑でしたw
次の看板があったのは胸突八丁。
この時点でコースタイムとの追いかけっこは完全に諦めました。
いや、ほんと俺のぼれない。
今回確信したのは酸素を取り込む力が低すぎる事ですね。
もともと気管系強くないのにタバコ吸って肺いじめたからか、
低い標高の小屋でも、人口密度高いだけで、酸素不足で頭痛くなるw
登山道でも2000mを超えたあたりからは、明らかに呼吸が厳しい。
まー泣き言言っても仕方ないですからねー、ゆっくり登るしかないのです。
ゆっくりでも一歩ずつ進めば、いつかたどり着くのです。
見るのも嫌になるくらいの階段を超え、高度感のある道をすすみ、
見飽きてきた沢の岩場を進んだ先、最終水場です。
コースタイムでは残り50分とのこと・・・俺は絶対無理ですがw
たっぷり105分掛けて、なんとか常念小屋までたどり着きましたw
倍ですね。倍返し。
(ところで"半沢"って7年前なんですって。そんな前だったか??)
登りを改めて分析すると
コースタイム約5時間のところ、休憩込みで7時間。
標高2000m超えたあたりから、完全に倍近くかかりました。
翌日は朝から天気悪くなる予報でしたので、日帰りも考えましたが、
もう終わっているこの足で下るのもしんどく。。。。
諦めてテント泊することにします。
ソロのテント泊って寂しいんすよねー寝るまでやること無さすぎてw
仕方なく飯食ってテントでコロコロしてたものの、
酸欠で高山病っぽい症状が出る始末w
常念岳いくかー、と思って外出てみると、あたりは完全にガスガスで真っ白w
しばらく待ち、諦めて服装も装備もバラしたところで、急に晴れるというw
なんかツイてない予感はしてたんですが、
翌日は朝からしっかり雨となりました。
びしょびしょのテント畳んでパッキングするのって、
本当に本当に憂鬱ですよね。はぁ。
下りは"俺にしては"ぶっ飛ばして、
コースタイム約3.5時間のところ、休憩込みで4時間。
無事帰宅と相成りました。
ピークハントはしませんでしたが、いいトレーニングになりました。
常念岳は改めて制覇することにしましょう!
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