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Yamareco

記録ID: 2449125
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

一ノ沢から常念岳!(まで行かず常念小屋テン泊で下山w)

2020年07月22日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
29:03
距離
15.5km
登り
1,339m
下り
1,320m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
0:29
合計
7:04
5:12
5:13
13
5:26
5:26
60
6:26
6:40
30
7:10
7:11
49
8:00
8:00
117
9:57
10:10
105
11:55
日帰り
山行
3:28
休憩
0:36
合計
4:04
5:49
26
宿泊地
6:15
6:33
50
7:23
7:26
28
7:54
7:55
29
8:24
8:35
47
9:22
9:22
11
9:33
9:34
16
9:53
ゴール地点
主な休憩したポイントは
大滝ベンチ10分/烏帽子沢手前15分/胸突八丁20分/最終水場10分
ほか、1-2分の短い休憩は随時w
天候 初日は曇→晴!→曇 / 二日目はちゃんと雨
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一の沢登山口から1kmほど手前の一般駐車場。
最寄り/安曇野I.Cから40分ほど。
コース状況/
危険箇所等
ところどころ、群発地震の影響で路肩が崩れていたり、落石が見受けられるものの、
特にテクニカルな部分はなし。
二日目は雨のため増水気味だったが、ハイカットの登山靴であれば問題なくいけるかと。
丸太の橋や丸太階段が結構あるので、雨の日は注意。
その他周辺情報 安曇野I.C降りてまっすぐ目の前のデイリーは7-22時営業。
深夜到着なら、セブン豊科合同庁舎前店がルート沿いで便利。

あ、マックは24時間営業でした。
一ノ沢登山口から1kmほど手前の駐車場に車を駐めます。
時は、、、4時半。空模様は曇り。
登山靴に履き替え出発!
一ノ沢登山口から1kmほど手前の駐車場に車を駐めます。
時は、、、4時半。空模様は曇り。
登山靴に履き替え出発!
今回の目的は、翌週の表銀座テン泊縦走の荷物を持って
1200m登る、という練習になります。
敢えて無駄に荷物を持って16kgの訓練です。
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今回の目的は、翌週の表銀座テン泊縦走の荷物を持って
1200m登る、という練習になります。
敢えて無駄に荷物を持って16kgの訓練です。
クッカーは二人分、ガスは4日分、水は3リットルw
とりあえず登山道に向け歩き始めます。
2
クッカーは二人分、ガスは4日分、水は3リットルw
とりあえず登山道に向け歩き始めます。
20分ほど舗装道を歩くと登山口。トイレもあります。
コロナ禍の例に漏れず、体温測定をされていました。
(写真撮り忘れて、これ帰ってきた時のです)
2
20分ほど舗装道を歩くと登山口。トイレもあります。
コロナ禍の例に漏れず、体温測定をされていました。
(写真撮り忘れて、これ帰ってきた時のです)
最初は川の左岸を進んでいきます。
そんなに斜度もなく、歩きやすい出だしです。
1
最初は川の左岸を進んでいきます。
そんなに斜度もなく、歩きやすい出だしです。
少し歩くと、登山道に水の流れが。涼しくて気持ちいいです。
写真じゃわからないなぁ、、、
道全体に2-5cmくらいの深さで清流が走ってるんです。
2
少し歩くと、登山道に水の流れが。涼しくて気持ちいいです。
写真じゃわからないなぁ、、、
道全体に2-5cmくらいの深さで清流が走ってるんです。
そんな水の中に佇むのは、第一チェックポイントの山ノ神。
これ梅雨の長雨でこうなのか、いつもこうなのか。
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そんな水の中に佇むのは、第一チェックポイントの山ノ神。
これ梅雨の長雨でこうなのか、いつもこうなのか。
石、土、木の根、THE登山道。という感じがします。
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石、土、木の根、THE登山道。という感じがします。
ところどころで、こんな橋が。
雨に濡れると、ツルツルで滑るんですよねぇ、、、
というか、下山時に初めて本当に落ちそうになってビビりました
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ところどころで、こんな橋が。
雨に濡れると、ツルツルで滑るんですよねぇ、、、
というか、下山時に初めて本当に落ちそうになってビビりました
丁寧なことに、所々にピンクテープがついてます。

・・・・が、こんなとこじゃ絶対迷わないw
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丁寧なことに、所々にピンクテープがついてます。

・・・・が、こんなとこじゃ絶対迷わないw
沢沿い(or沢の上)を歩くこのコースは、涼しくて気持ちいいです。
水も冷たいし、風もそよぐし。
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沢沿い(or沢の上)を歩くこのコースは、涼しくて気持ちいいです。
水も冷たいし、風もそよぐし。
川沿いを歩いて行くコース。
(写っているのは僕じゃないです)
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川沿いを歩いて行くコース。
(写っているのは僕じゃないです)
第二チェックポイント、大滝ベンチ。
湿ってて座りたくないタイプのベンチでしたが、ひとまず休憩。
2
第二チェックポイント、大滝ベンチ。
湿ってて座りたくないタイプのベンチでしたが、ひとまず休憩。
徐々に岩の大きさが大きくなっていきます。
斜度も少しずつ上がって行きます。
1
徐々に岩の大きさが大きくなっていきます。
斜度も少しずつ上がって行きます。
この頃になると、雲が少しずつ晴れてきました。
川から離れると樹林帯でも急に暑いw
普段なら梅雨明けしてる頃ですもんねぇ。
この頃になると、雲が少しずつ晴れてきました。
川から離れると樹林帯でも急に暑いw
普段なら梅雨明けしてる頃ですもんねぇ。
日なたに出たくない、、、暑い、、、、
日なたに出たくない、、、暑い、、、、
笠原沢に到着。
看板によると、高度的にはここで半分。ほんとかなぁ、、、
個人的には後半はここまでの倍はツラかったw
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笠原沢に到着。
看板によると、高度的にはここで半分。ほんとかなぁ、、、
個人的には後半はここまでの倍はツラかったw
ちょろっと、どっかの稜線が見えます。
景色が通ると気持ちいいですね、緑も綺麗です。
ちょろっと、どっかの稜線が見えます。
景色が通ると気持ちいいですね、緑も綺麗です。
道はどんどん斜度が上がっていきます。
体力ないくせにスモーカーな俺は完全にゼーゼーしております。
道はどんどん斜度が上がっていきます。
体力ないくせにスモーカーな俺は完全にゼーゼーしております。
再び沢沿いにでます。
ここからはしばらく沢の横を歩きます。
足元には水が流れているエリアも多く、涼しかったです。
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再び沢沿いにでます。
ここからはしばらく沢の横を歩きます。
足元には水が流れているエリアも多く、涼しかったです。
胸突八丁。
この写真の右手には、見るのも嫌になるくらいの階段が続いています。
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胸突八丁。
この写真の右手には、見るのも嫌になるくらいの階段が続いています。
これがその階段を上から撮ったところw
ちなみにまだまだ続いてます、、、
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これがその階段を上から撮ったところw
ちなみにまだまだ続いてます、、、
高度感のある道ですが、路肩が補強されています。
特に怖かったりはないです。
というか、このコースはホントよく整備されている印象。
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高度感のある道ですが、路肩が補強されています。
特に怖かったりはないです。
というか、このコースはホントよく整備されている印象。
こんな感じの高度感。
自分が登った分の高さが、こういう形で見えるの
なんとなく嬉しくないですか?w
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こんな感じの高度感。
自分が登った分の高さが、こういう形で見えるの
なんとなく嬉しくないですか?w
危険な道を整備されている関係者の皆様にお礼を伝えたいです。
おかげさまで俺みたいな素人でも登れるわけです。
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危険な道を整備されている関係者の皆様にお礼を伝えたいです。
おかげさまで俺みたいな素人でも登れるわけです。
ひたすら川沿いを登ります。
あ、この場所下山時は雨降ってたのもあり、
写真の右半分、全部水が流れてましたね。
登山靴○/トレランシューズ×/スニーカー×
2
ひたすら川沿いを登ります。
あ、この場所下山時は雨降ってたのもあり、
写真の右半分、全部水が流れてましたね。
登山靴○/トレランシューズ×/スニーカー×
沢の最上部を右岸に渡ったところが最終水場。
いやー生き返る。ホント水うまかった。
(背中には3リットルのいろはすを歩荷中ですが)
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沢の最上部を右岸に渡ったところが最終水場。
いやー生き返る。ホント水うまかった。
(背中には3リットルのいろはすを歩荷中ですが)
ここまでもよく見たこのタイプの階段。
ここからはさらに多くなります。
なお最終水場以降、常念小屋まで3つのベンチがあります。
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ここまでもよく見たこのタイプの階段。
ここからはさらに多くなります。
なお最終水場以降、常念小屋まで3つのベンチがあります。
1つ目のベンチを見事見逃し、第二ベンチです。
もうバテバテ。
改めて気がつきましたが、俺高所に弱い。
息切れ半端ない。おさまらなーい。
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1つ目のベンチを見事見逃し、第二ベンチです。
もうバテバテ。
改めて気がつきましたが、俺高所に弱い。
息切れ半端ない。おさまらなーい。
こんな感じで、登山道の手入れが増えてくると、
小屋が近いのかな、と期待してしまいます。
崩壊しないように補強してるんだと思いますが5枚は結構ですよね?
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こんな感じで、登山道の手入れが増えてくると、
小屋が近いのかな、と期待してしまいます。
崩壊しないように補強してるんだと思いますが5枚は結構ですよね?
さあ、もうすこしで小屋かな?
さあ、もうすこしで小屋かな?
向こうが抜けた!
そろそろ小屋かな?
向こうが抜けた!
そろそろ小屋かな?
向こうがたまたま抜けてただけだったw
でも流石にもう少しです。
もう5分もかかりません。
向こうがたまたま抜けてただけだったw
でも流石にもう少しです。
もう5分もかかりません。
というわけでやっとついた常念小屋!
コースタイム約5時間のところ、休憩込みで7時間。
標高2000m超えたあたりから、完全にストップしました。
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というわけでやっとついた常念小屋!
コースタイム約5時間のところ、休憩込みで7時間。
標高2000m超えたあたりから、完全にストップしました。
翌日朝から天気悪くなる予報に変わったので、
正直日帰りたかったですが、もう足が終わりました。
諦めてテント泊の受付へ。小屋に入る時マスク着けます。
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翌日朝から天気悪くなる予報に変わったので、
正直日帰りたかったですが、もう足が終わりました。
諦めてテント泊の受付へ。小屋に入る時マスク着けます。
常念小屋のテント場は、小屋に近い小さいエリアと、
その奥の大きいエリアの2つです。
小さいエリアは特に平坦な部分が少なく、、、、
常念小屋のテント場は、小屋に近い小さいエリアと、
その奥の大きいエリアの2つです。
小さいエリアは特に平坦な部分が少なく、、、、
思いっきりトイレ前に立ててやりましたw

まー風向き的にはそんな臭わなかったし、
人も少なそうだったので足音も気にならんかなとw
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思いっきりトイレ前に立ててやりましたw

まー風向き的にはそんな臭わなかったし、
人も少なそうだったので足音も気にならんかなとw
気を取り直して、常念岳へ!!!!
・・・あれ?どこだwガスりまくってるぞw
気を取り直して、常念岳へ!!!!
・・・あれ?どこだwガスりまくってるぞw
ガスガスの山頂登ってもなー、
ということでとりあえずメシ。
縦走用に2人分のクッカーセットです。すごい数でしょw
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ガスガスの山頂登ってもなー、
ということでとりあえずメシ。
縦走用に2人分のクッカーセットです。すごい数でしょw
でも、これ全部綺麗にスタッキングできるのです(写真は自宅)
大外はプリムスのクッカー。
(鍋とフライパン別のセットだけど)(ガス別だけど)
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でも、これ全部綺麗にスタッキングできるのです(写真は自宅)
大外はプリムスのクッカー。
(鍋とフライパン別のセットだけど)(ガス別だけど)
2500mあたりで炊飯した事がなかったので、
縦走用にどんなもんかチャレンジしてみる。
というのも目的の1つでした。とりあえず30分吸水させる。
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2500mあたりで炊飯した事がなかったので、
縦走用にどんなもんかチャレンジしてみる。
というのも目的の1つでした。とりあえず30分吸水させる。
んで、10-15分ほど炊いて、蒸らす。
だいたいいつも通りの感じでメシが炊けます。
30分程度吸水させれば芯メシにはならない。
(けど家で炊く方がうまい。こればっかりはねー)
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んで、10-15分ほど炊いて、蒸らす。
だいたいいつも通りの感じでメシが炊けます。
30分程度吸水させれば芯メシにはならない。
(けど家で炊く方がうまい。こればっかりはねー)
メシを食って、一服します。
「もういいかな、ピークハントが目的じゃないし」
と言い訳したところで、急に晴れる。
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メシを食って、一服します。
「もういいかな、ピークハントが目的じゃないし」
と言い訳したところで、急に晴れる。
常念岳頂上への道が、ズバッと!
まさに歩いている人もしっかり見えます。
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常念岳頂上への道が、ズバッと!
まさに歩いている人もしっかり見えます。
右を見ると、小屋の向こうに槍ヶ岳。
さっきまで見えなかったのに、急に顔をだします。
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右を見ると、小屋の向こうに槍ヶ岳。
さっきまで見えなかったのに、急に顔をだします。
常念から見る槍ヶ岳も、
やはりピンピンにとがっております。
綺麗な山ですなぁ。
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常念から見る槍ヶ岳も、
やはりピンピンにとがっております。
綺麗な山ですなぁ。
一ノ沢側の谷には雲海ができつつありました。
あ、auをお使いの皆様は、稜線のこっち側じゃないと使えません
小屋から1-2分歩けば、、ね。
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一ノ沢側の谷には雲海ができつつありました。
あ、auをお使いの皆様は、稜線のこっち側じゃないと使えません
小屋から1-2分歩けば、、ね。
日付変わって翌日の朝5時。
そうです。常念岳は登らず帰りますw
そうです。案の定雨なのですw
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日付変わって翌日の朝5時。
そうです。常念岳は登らず帰りますw
そうです。案の定雨なのですw
昨日は見えた景色が、雨と雲で見えません。
シトシトの雨??
・・いえ、ちゃんと雨です。
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昨日は見えた景色が、雨と雲で見えません。
シトシトの雨??
・・いえ、ちゃんと雨です。
沢も増水している。(気がする)
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沢も増水している。(気がする)
やっぱり増水している。(気がする)
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やっぱり増水している。(気がする)
問題なのは、下りなので滑りやすい事。
そして登山道の上に水流があり、転んだら被害が大きい事。
もう雨でびしょびしょでも、水の流れに転んじゃったら萎えますな。気をつけて下山します。
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問題なのは、下りなので滑りやすい事。
そして登山道の上に水流があり、転んだら被害が大きい事。
もう雨でびしょびしょでも、水の流れに転んじゃったら萎えますな。気をつけて下山します。
足元に気をつけた結果、すんでの所でカエルに気がつく。
マジであと0.5秒でこの石に足を置く所だった、、、
カエルなんか踏み潰した日には、転ぶ以上の精神ダメージ。
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足元に気をつけた結果、すんでの所でカエルに気がつく。
マジであと0.5秒でこの石に足を置く所だった、、、
カエルなんか踏み潰した日には、転ぶ以上の精神ダメージ。
という事で、なんとか無事に下山。
(写真撮り忘れて、これ前日の行く時の振り返りショットです)
という事で、なんとか無事に下山。
(写真撮り忘れて、これ前日の行く時の振り返りショットです)
登山口から駐車場までの舗装道が
足にダメージを与え続けてきます。
この冷沢小屋が見えたら、もうまもなく。
登山口から駐車場までの舗装道が
足にダメージを与え続けてきます。
この冷沢小屋が見えたら、もうまもなく。
ということで、雨でびしょびしょですが駐車場まで戻りました。
コースタイム約3.5時間のところ、休憩込みで4時間。
バイバイ常念岳!またくるぜ。
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ということで、雨でびしょびしょですが駐車場まで戻りました。
コースタイム約3.5時間のところ、休憩込みで4時間。
バイバイ常念岳!またくるぜ。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ
備考 虫除けスプレーを毎回忘れる。

感想

なかなかあけない梅雨。
毎日天気予報とにらめっこです。

来週には表銀座テン泊縦走を予定しているのですが、
その前に!!縦走用の重い荷物を持って登れるのか、どのくらい時間かかるのか、
チェックしないと心配すぎる!!

過去の登りを思い返しても、
◆先月の金峰山
 →俺ヘロヘロ。登りはコースタイムの1.5倍かかる始末。
◆彼女がひょいひょい登ったザイテン
 →俺ヘロヘロ。最後は二人の荷物合わせたザックを彼女に持ってもらう始末。
他、屋久杉だって富士山だって、そういえば常にヘロヘロだった。
だって俺、普段運動しない85kgのおっさんだもの。タバコも吸うし。

というわけで、仮想/合戦尾根となる、標高差1200mの常念岳を
ソロトレーニングの場に選んだわけです。
過去、お隣の三股から蝶ヶ岳へは登った経験があります。
が、もちろん小屋泊荷物。テン泊装備で1200mも登れるのか、、、

ザックの中はシュラフ/テント/マットはもちろんの事、
縦走で使用予定の二人分のクッカーも、4日分のガスも、持っていきます。
食料は1泊分、なのでその分重りとして"いろはすボトル"を無駄に4本も詰め込み、
重量は16kgとなりました。過去最重量です。
いるかな?と思うものは全部入れて、
今回使わなかったものは来週では削る、という戦略。かしこい、俺。

前日夜は直前まで色々バタバタしたせいで、都内の家を出たのは25時。
中央道をノンストップで飛ばし、4時半頃一ノ沢に着きました。




一ノ沢の登山口は駐車場から1kmほど舗装道を登った所にあります。
曇り空の下、ゆっくりのったり進みます。
・・・20分の舗装道で既に2組に抜かれましたw

登山口では遭対協の方でしょうか、体温測定のチェックをされていました。
本当にご苦労様です。

さあ、いよいよ登山道です。
最初は川の左岸を進んでいきます。
そんなに斜度もなく、よくある歩きやすい登山道でしたが、
少し歩くと、水が流れてきます。
道全体に2-5cmくらいの深さで清流が走ってるんです。
"小さい沢の流れを横切る"というパターンは多いですが、
"登山道自体が浅い沢"というパターンはそんなに多くないですよね??
これは長雨の影響なのか、、、普段はどうなのか気になります。

兎にも角にも、涼しいわけです。
奇しくも雲が少しずつ消えて太陽が顔をのぞかせ始めたタイミング。
沢で冷やされた風が、静かに身体を撫ぜ抜ける。
まさに夏山にオススメのルートですね、、、


登山口から75分でチェックポイント、大滝ベンチです。
お茶飲みます。
アミノバイタル/Super VAAM/ついでにプロテインも飲みます。
すがれる物にはすがるタイプですw

椎名誠さんの本でも言ってました
  若いうちの苦労は金を払ってでもしろ
  歳をとっての苦労は、金でかたづけろ、と。
・・人生には金が必要という事ですなw


さて、大滝ベンチを超えたあたりから徐々に岩が大きくなっていきます。
斜度も少しずつ上がって行きます。
中房登山口はいきなり急登、と聞きましたがどうなんでしょう。
個人的には一ノ沢の様に少しずつ斜度が上がる方が、テンポ掴めて好きです。

"俺にしては"いい調子で登っていきます。
ちょっと歩いてはゼーゼーしながらですけどね。

そんなこんなで。
山と高原地図で見逃していた"笠原"=笠原沢の看板に到着。
看板によると、高度的にはここで半分!!!

実はこの日はなぜか、
腕時計の高度表示と、山と高原地図アプリの高度表示に200mくらい差があって、
高度高い方で信じてたけど、実際は低い方だった、というお話。

でもこの時の俺は「ほんとかなぁ、、、」とまだ半信半疑でしたw
次の看板があったのは胸突八丁。
この時点でコースタイムとの追いかけっこは完全に諦めました。

いや、ほんと俺のぼれない。
今回確信したのは酸素を取り込む力が低すぎる事ですね。
もともと気管系強くないのにタバコ吸って肺いじめたからか、
低い標高の小屋でも、人口密度高いだけで、酸素不足で頭痛くなるw
登山道でも2000mを超えたあたりからは、明らかに呼吸が厳しい。

まー泣き言言っても仕方ないですからねー、ゆっくり登るしかないのです。
ゆっくりでも一歩ずつ進めば、いつかたどり着くのです。


見るのも嫌になるくらいの階段を超え、高度感のある道をすすみ、
見飽きてきた沢の岩場を進んだ先、最終水場です。
コースタイムでは残り50分とのこと・・・俺は絶対無理ですがw


たっぷり105分掛けて、なんとか常念小屋までたどり着きましたw
倍ですね。倍返し。
(ところで"半沢"って7年前なんですって。そんな前だったか??)

登りを改めて分析すると
コースタイム約5時間のところ、休憩込みで7時間。
標高2000m超えたあたりから、完全に倍近くかかりました。




翌日は朝から天気悪くなる予報でしたので、日帰りも考えましたが、
もう終わっているこの足で下るのもしんどく。。。。
諦めてテント泊することにします。
ソロのテント泊って寂しいんすよねー寝るまでやること無さすぎてw

仕方なく飯食ってテントでコロコロしてたものの、
酸欠で高山病っぽい症状が出る始末w
常念岳いくかー、と思って外出てみると、あたりは完全にガスガスで真っ白w
しばらく待ち、諦めて服装も装備もバラしたところで、急に晴れるというw

なんかツイてない予感はしてたんですが、
翌日は朝からしっかり雨となりました。

びしょびしょのテント畳んでパッキングするのって、
本当に本当に憂鬱ですよね。はぁ。

下りは"俺にしては"ぶっ飛ばして、
コースタイム約3.5時間のところ、休憩込みで4時間。
無事帰宅と相成りました。

ピークハントはしませんでしたが、いいトレーニングになりました。

常念岳は改めて制覇することにしましょう!

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