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Yamareco

記録ID: 2453172
全員に公開
沢登り
栗駒・早池峰

神室連峰、大横川

2020年07月24日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.7km
登り
1,192m
下り
1,187m

コースタイム

日帰り
山行
13:16
休憩
0:59
合計
14:15
7:30
127
スタート地点、大横川林道終点
9:37
9:37
55
444m二俣
10:32
10:46
127
553m支流35m滝下、休憩
12:53
12:53
100
691m二俣
14:33
14:49
144
864m三俣ルンゼ、休憩
17:13
17:13
23
1193m稜線登山道
17:36
17:51
56
18:47
18:47
108
20:35
20:49
56
21:45
ゴール地点、大横川林道終点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車地点 大横川林道終点手前
コース状況/
危険箇所等
コース状況 
 林道終点より入渓7時35分。入渓後暫く瀬が続くが突然ゴルジュとなる、滝を数本越えると最初の難関、左岸が大きくかぶった5mの釜を持った滝、左岸に残置ハーケンが数ヶ所見えるので取り付いて見るが無理と判断、右岸の岩溝を利用して大きく高巻く、35分で444m二俣手前の河原に降りる。
 滝やゴルジュを次から次へと越えて行き553m左岸から35m二段の滝が出合った所で休憩、雲が晴れて青空が見えて来る。先に進むと10mの滝は右岸を30分かけて大きく高巻く、次の滝を左岸から登ると稜線が見えて来た、続く15mの滝は右岸から越えると河原になりすぐに両方v字渓谷の二俣が出合う、本流の左俣に進む、小滝を越えた奥に15mの滝、ハーケン連打で登られているようだが小滝下まで戻って右岸を43分かけて大きく高巻く、降りた所の二俣は左へ進む、直ぐに出合う691m二俣は左が本流のようだが赤茶けた滝で出合う右俣に進む、次々に滝が出てくる、数ヶ所有る高巻きは急斜面の草付きになるので気を使う。雪渓の残る864m三本ルンゼ出合いで休憩後、真ん中のルンゼに進む。
 ルンゼに続く滝はシャワーで登る所が多く全身ずぶ濡れになる、高巻きは数ヶ所有ったが草付き急斜面で苦労する。最後と思はれる5mの脆い滝は少し戻って左岸の草付きルンゼを慎重に登り大きく高巻く、沢に戻った時は殆ど源頭で草原を登り笹薮をかき分けて1193m稜線登山道に飛び出す。
 時間も遅いので(17時13分)火打岳はカットして大尺山に向かい山頂で沢装備を解く。一休みして登山道下降開始、時々ある登り返しが体にこたえる、槍ヶ先から親倉見に下り19時10分ヘッドライト点灯、道が整備されているので暗くても歩きやすい、20時35分親倉見登山口到着、一休み後更に横川林道終点手前まで歩き21時45分登山終了。
駐車地点より5分で入渓、暫く瀬が続く
2020年07月24日 07:35撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 7:35
駐車地点より5分で入渓、暫く瀬が続く
沢幅が狭くなる
2020年07月24日 08:03撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 8:03
沢幅が狭くなる
最初の滝
2020年07月24日 08:13撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 8:13
最初の滝
ゴルジュ
2020年07月24日 08:37撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 8:37
ゴルジュ
奥に滝
2020年07月24日 08:44撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 8:44
奥に滝
奥が左岸がかぶった滝、手前の滝から右岸を大きく高巻く
2020年07月24日 08:48撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 8:48
奥が左岸がかぶった滝、手前の滝から右岸を大きく高巻く
奥の滝の落ち口左岸に残置が見える、取り付いてみたが戻る
2020年07月24日 08:54撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 8:54
奥の滝の落ち口左岸に残置が見える、取り付いてみたが戻る
巻き下った所の少し先が444m二俣出合い、左俣に進む
2020年07月24日 09:37撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 9:37
巻き下った所の少し先が444m二俣出合い、左俣に進む
ゴルジュになる
2020年07月24日 09:44撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
7/24 9:44
ゴルジュになる
二条の滝
2020年07月24日 09:47撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 9:47
二条の滝
滝身を登る
2020年07月24日 09:48撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 9:48
滝身を登る
滝が続く
2020年07月24日 09:55撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 9:55
滝が続く
ゴルジュの奥に滝
2020年07月24日 10:08撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 10:08
ゴルジュの奥に滝
左岸高巻き
2020年07月24日 10:13撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 10:13
左岸高巻き
ゴーロになる
2020年07月24日 10:20撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 10:20
ゴーロになる
553m支流35m滝下で休憩
2020年07月24日 10:32撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 10:32
553m支流35m滝下で休憩
10mの滝、右岸を大きく高巻く
2020年07月24日 10:55撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 10:55
10mの滝、右岸を大きく高巻く
滝が続く
2020年07月24日 11:26撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 11:26
滝が続く
15mの滝、左岸を登る
2020年07月24日 11:37撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 11:37
15mの滝、左岸を登る
v字状渓谷の上に火打岳が見える
2020年07月24日 11:44撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 11:44
v字状渓谷の上に火打岳が見える
直ぐに2本のv字状渓谷が出合う、右に進む
2020年07月24日 11:48撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 11:48
直ぐに2本のv字状渓谷が出合う、右に進む
v字状渓谷の奥に15mの滝
2020年07月24日 11:54撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 11:54
v字状渓谷の奥に15mの滝
15mの滝から一つ小滝を下った所から右岸を大きく高巻き
2020年07月24日 12:00撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 12:00
15mの滝から一つ小滝を下った所から右岸を大きく高巻き
691m二俣からの左俣、こちらが本流のようで大尺山の北の鞍部に突き上げる
2020年07月24日 12:55撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 12:55
691m二俣からの左俣、こちらが本流のようで大尺山の北の鞍部に突き上げる
691m二俣からの右俣、こちらにすすむ
2020年07月24日 12:59撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 12:59
691m二俣からの右俣、こちらにすすむ
狭い沢幅の中に滝が続く
2020年07月24日 13:03撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 13:03
狭い沢幅の中に滝が続く
二条の滝は右を登る
2020年07月24日 13:35撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
1
7/24 13:35
二条の滝は右を登る
左岸高巻き
2020年07月24日 13:48撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 13:48
左岸高巻き
右岸高巻き
2020年07月24日 13:55撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 13:55
右岸高巻き
左岸を登る
2020年07月24日 14:04撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 14:04
左岸を登る
左岸を登る
2020年07月24日 14:09撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 14:09
左岸を登る
左岸を大きく高巻く
2020年07月24日 14:17撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 14:17
左岸を大きく高巻く
864m三俣ルンゼ下で休憩
2020年07月24日 14:33撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 14:33
864m三俣ルンゼ下で休憩
中俣に進む
2020年07月24日 14:49撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 14:49
中俣に進む
滝が連続する
2020年07月24日 15:03撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 15:03
滝が連続する
ルンゼは稜線に続く
2020年07月24日 15:26撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 15:26
ルンゼは稜線に続く
滝はまだまだ続く
2020年07月24日 15:54撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 15:54
滝はまだまだ続く
最後の5m滝、左岸を大きく高巻く
2020年07月24日 16:16撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 16:16
最後の5m滝、左岸を大きく高巻く
5m滝下から下を見る、左岸の草付きを登る
2020年07月24日 16:16撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 16:16
5m滝下から下を見る、左岸の草付きを登る
1193m稜線登山道に出る、奥に大尺山が見える
2020年07月24日 17:13撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 17:13
1193m稜線登山道に出る、奥に大尺山が見える
小又山に雲がかかって来る
2020年07月24日 17:15撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 17:15
小又山に雲がかかって来る
火打岳はカットして大尺山まで歩き休憩、沢装備を解く
2020年07月24日 17:36撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 17:36
火打岳はカットして大尺山まで歩き休憩、沢装備を解く
大尺山山頂より火打岳にガスがかかって来る
2020年07月24日 17:36撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 17:36
大尺山山頂より火打岳にガスがかかって来る
親倉見に向けて下山開始
2020年07月24日 18:18撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 18:18
親倉見に向けて下山開始
槍ヶ先、この後ヘッドライト点灯で下る
2020年07月24日 18:47撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 18:47
槍ヶ先、この後ヘッドライト点灯で下る
親倉見登山口到着、休憩後更に約1時間の林道歩き
2020年07月24日 20:35撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 20:35
親倉見登山口到着、休憩後更に約1時間の林道歩き
駐車地点到着、達成感大。ぽつぽつと雨が降り出した
2020年07月24日 21:46撮影 by  COOLPIX W100, NIKON
7/24 21:46
駐車地点到着、達成感大。ぽつぽつと雨が降り出した
撮影機器:

感想

 神室連峰、大横川を登る。
 世間は4連休だが自分は3連休、それでもいろいろな沢を妄想、しかし天気が悪く24日の1日だけ良さそうだったので神室連峰の大横川を選んだ。
 この沢は通常日帰りで登られているが自分のスピードでは難しいと思われた、しかし2日の装備で行っては登れるものも登れなくなる、そこで日帰り装備(ツェルト、非常食は持つ、ストーブ、シュラフカバーは持たない)でいざとなったらビバーク覚悟で家には2日間の日程を言って朝4時(一時間寝坊した)出発。
 林道終点よりちょっと緊張気味に入渓だったが天気も今日一日は持ちそう、滝やゴルジュの突破や高巻き、ルートファインディングに苦労しながらなんとか明るいうちに稜線に抜けることが出来た、稜線でのビバークも考えたが天候は明らかに下り坂だったので今日中の下山を決め途中でヘッドライト点灯で親倉見に到着、林道入口にザックを置いてから身で駐車地点に向かう時は妙に心も軽やかだった、駐車地点に到着する前辺りから雨がぽつぽつと降りだす、今日中に下って本当に良かったと思った。
 今回の山行は4月の火打岳登山や6月の手沢遡行の経験が良い経験になったと思う、しかし代償は有った、それは遡行の最後の方でちょっとスリップし右足首を痛めた。その時は大したことはなったが駐車地点についてから足首を見るとポッコリと腫れあがっており痛みが増してきた、帰りの車のアクセルを踏むのがつらく、自宅に到着したのは午前2時近かった。

*実は大横川の遡行は今回で2回目になる、最初は37.8年前だと思う記録が残っていないので記憶を辿ってみると季節は夏だったと思うその頃はまだ大学生でクラブの後輩と二人、早朝の仙台駅を列車で出発、大堀駅から徒歩で入渓10時は過ぎていたと思う、そのまま遡行し続け今回改めて確認したがその時は691m二俣を左に進み大尺山の北の鞍部に抜け親倉見にヘッドライト点灯で下山した。そこでビバークし翌日は小荒沢を遡行して又徒歩で大堀駅、列車で仙台に戻った、若く気力も充分あった頃の話である。

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コメント

お疲れ様でした
37.8年ぶりの大横川でしたか。感慨深い遡行だったでしょうね。
近年はなかなか遡行者がいないと思っていましたが、記録を拝見して楽しませていただきました。
神室連峰は小荒沢も含めてもっと遡行されても良い山域だと思うのですがね。
足首の具合はいかがでしょうか?

※写真25のキャプションに「691m二俣からの左俣、こちらにすすむ」とありますが、もしかして右俣でしょうか?
2020/8/13 10:24
Re: お疲れ様でした
torayama様 コメントありがとうございます。
感慨深く達成感がある遡行でした、神室連峰の沢はずっと興味を持っていました。機会が有ればまた遡行したいと思っております。
 写真のキャプションの件確かにその通りです、ご指摘ありがとうございます。右も左も分からないやつです、今後ともご指導よろしくお願いします (笑)。
2020/8/14 7:30
プロフィール画像
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