大天井岳-常念岳
- GPS
- 07:15
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 2,459m
- 下り
- 2,449m
コースタイム
02:00 無料駐車場
02:20 一ノ沢登山口
04:10 常念小屋
05:40 大天井岳
07:10 常念岳
09:10 一ノ沢登山口
09:20 無料駐車場
行動食なし
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の温泉は穂高しゃくなげの湯 熱いサウナ、冷たい水風呂、脱衣所に水飲み場あり、wi-fiあり。ご飯もうまい。 |
写真
感想
大天井岳-常念岳は表銀座屈指の楽しい区間だがスルーハイクするのは帰りのことを考えると結構疲れる。ということで一ノ沢から常念乗越に上がっちゃって力技で大天井と常念の間のオイシイところだけ歩いてきた。日帰りピストンは気持ちが疲れるのでやりたくないと思っていた。しかしそれは超長距離の場合であって、距離が短ければ夜明け前と日中と違う景色が2度楽しめるのでそれほどしんどくは無かった。
前日夜移動で一ノ沢駐車場へ。上の段も空いていたがクルマが傾いて寝心地が悪いので平らな下の駐車場に停めた。1時半起床の2時出発。まずは常念乗越まで1,200mの登り。ダラダラと長い河原歩きが続いてちっとも高度が上がらない。しかし川の近くは涼しくて助かる。じわじわと斜度が上がってくると汗だくだく。しかし星も月も見えている。今日は快晴が約束されている。出発して2時間で常念乗越到着。東には安曇野、松本の夜景。西は槍穂高のシルエットが素晴らしい。前日から入っている登山者のヘッドライトが常念ピークへの登山道で列を成していた。常念は帰りに寄ることにしてまずは大天井へ向かった。この区間はアップダウンが少なく広くて走れる快適なトレイルが伸びていた。記憶の通りだった。すぐにヘッドライトから解放された。朝の誰もいない快適な登山道を軽快に飛ばしてゆく。徐々に離れてゆく常念、近づいてくる大天井。サイッコーではないか。大天井のテン場は満員御礼のようで多くの登山者が出発の支度をしていた。ピークで記念撮影したら来た道を引き返そう。
徐々に光が当たってくる槍穂を眺めながら帰りも飛ばす。常念乗越まで戻ってきたら常念岳へ400mの登り。太陽はカンカン照り。出力をあげれば身体が芯から熱くなる。しかしひんやりした秋の風が冷やしてくれるので思いっきり全開で登っても汗だくにならなくてめちゃめちゃ気持ち良い。これなら何時間でも登り続けられそうだ、登り続けていたい。楽しい時間はあっという間に終わった。そういえば常念には春に山スキーで来ていたんだった。すっかり忘れていた。山スキー的には面白くないかもしれないが常念-大天井の尾根は真冬にも歩いてみたい。常念山頂からは一ノ沢登山口まで下りのみ。1,600m一気に下る。下っても下っても登山口が見えない。河原歩きが長すぎる。双六から新穂高に下りる時と同じ感覚。"これ登ってる時の方が速かったんじゃねーの? 現象"だ。やっと登山口に着いたら駐車場まで3~400mロードをジョグって行動完了。クルマの中はサウナ状態だった。あっちー。昨日の涼しさはなんだったの。穂高しゃくなげの湯は9時半から営業していてとても助かる。開店同時に一番風呂ざぶん。サウナ水風呂で整ったら記録を書いてご飯を食べて、昼からは明日明後日の予定を考えよう。
せっかくの長い休みなので去年みたいに思いっきり泊まりで山に入るのも良いが、こんな風に朝活でパパッと楽しんだら温泉でまったりするのも楽しい。それこそ負荷的には「9日間毎日空木-宝剣」みたいな生活。毎日お風呂に入りたいんだもん、夏は。
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