薬師沢左俣から北ノ俣岳(バトル&ハイジ)
- GPS
- 11:05
- 距離
- 63.9km
- 登り
- 5,153m
- 下り
- 5,182m
コースタイム
- 山行
- 10:27
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 11:03
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師沢左俣はロープは要らない初級の沢、藪こぎ無しで北ノ俣岳へ、源頭がハイライト |
その他周辺情報 | 亀谷温泉・白樺ハイツ |
写真
感想
今日も外界は猛暑、沢しかない、年に一度は行きたい薬師沢左俣でハイジしよう。あまり早く沢に着くと寒いから5時半頃入渓しよう。逆算して23時過ぎ自宅を出て立山町へ、0時過ぎに高速を降り0時半頃亀谷ゲートに着くと若者が一人ロードでスタートして行った。仲間以外でこの時間出る人は初めてだ、果たして何者だろう。
早々に支度をして10分遅れで自分もチャリリン開始、どうせすぐ追いつくだろう。ここに来るまで風が強い日だと思っていたが最初のトンネルでいきなり激しい向かい風、マジか、勘弁して欲しい、しかし条件は同じ若者に追いつこう。10分差は縮まらないのか、若者のライトは全く見えない。後で聞いたら後続に追いつかれまいとかなり頑張ったらしい、トンネルを出ると向かい風は弱まるが入ると激しく押し戻される。早く追いついてトレインしたかったが結局チャリミネンコまでほぼ同じタイム1時間10分ほどで追いつけなかった。
若者は展望台で休憩していたが自分は横を無言でスルーして先を急いだ。湖岸を周り激坂を左折するとすぐ後ろに若者がいた。マジか、バトルをするつもりか、よーし受けて立つ!ギアを一段いや二段上げて重荷のまま必殺ダンシングだ。当初まったり行きたかったがもう鬼の形相で折立までで足が終わってもいいくらいの気持ちでやってやる。
バトルは心理作戦が大切、一番つらいカーブでさらにギアを上げ見えなくしてやろう。戦意喪失作戦だ。さらに次のカーブでもダンシング全開、多分もう諦めるだろう。新折立トンネル出口で後ろを振り返ると全くライトは見えない、完勝であった。折立に着いてチャリをデポして歩き出すと若者も到着、先にガシガシ行こう。しばらくで若者が猛烈な勢いで追いついてきた。どこまで挑戦的な人だろうと思い、付き合ってられないと先へどうぞと道を譲る。
すると先生と声をかけられた。読者さんで先日父も医院でお世話になりましたと挨拶された。なーんだ、いい人じゃないか、どこまで行くの?薬師沢左俣へ、それなら自分と同じ、初めてで不安と言うのでじゃあご一緒して案内しますとなった。ここでコラボ成立、金沢の若者で僕と年の差3回り離れていた。山は年の差なんて関係ない、モチベーションと体力が全てだ。
若者は水晶ワンディだけでなくハイジ尾根も行きましたと言う。それはそれはありがとさんです。楽しく会話しながらズンズン進んでいく。太郎平小屋に着いたがまだ暗くここで休憩中に白んできた。3番目の渡渉点で出合に着いてここから二人で仲良く遡行した。際どい滝は自分が先頭で巻きながら写真を取り合いながらズンズン進む。二時間ほどで源頭に飛び出しこの沢のハイライトになった。
青空にキラキラの水、そして高山植物と草原、草原ではハイジになるしかなかった。これ最高!ハイジを楽しんで水が途切れたら後はがれ場を登って北ノ俣岳へ、写真を撮ったら二人でダッシュで下り2時間ちょいで折立までぶっ飛ばした。チャリミネンコでコラボ写真を撮り後はチャリリン自動運転で午前中にはヨッチャンで下山、やっぱ仲間がいると楽しい。
是非冬もスキーをやるしかないだろうと申し添えて解散となった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する