空木岳(池山尾根)
- GPS
- 06:16
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,351m
- 下り
- 2,363m
コースタイム
02:00 菅ノ台
05:33 空木岳
08:20 菅ノ台
ソイジョイ2
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
池山分岐の水場は細くなっていた。まとまった雨が降らなければ枯れるかもしれない。 |
写真
感想
今日も元気に池山尾根。出発時からめちゃんこ脚が重くてペースが上がらない。昨日より30分遅れでピークに着いた。今日ははじめから尾根にガスは無くてどぴーかん。太陽カンカンマシマシ絶好調です。天気が良いので尾根を歩きたいがこの脚じゃ檜尾に着く前にガスに捕まりそうなので大人しく池山尾根ピストンでやめておいた。実はこんなに空木岳に登っているのに夏の池山尾根を下るのは初めてだ。長い登り返しは無いのでずっと下り。脚にくる。大小地獄を過ぎれば見通しの良い緩やかな楽しい下りだった。登ってきた人は15人くらいだろうか。上の方で会った早出日帰りの人たちは半分以上ランナーだった。みんな苦しい顔をせず軽快に登っていく。木曽福島や桂小場から登ってくる人もそうだが、中アで下から登ってくる人たちは大抵強い。
ランナーで思い出した。僕は夏山を歩いているとよく「トレランですか」とか「トレラン速いっすね」とか言われる。こんな出立ちなのでランナーにしか見えないのは無理も無い。しかし僕自身は半分以上歩いているのでランナーではないと思っている。しかし説明するのが面倒なので肯定した返事をしている。ハイキングにおいて「速く、長く、遠くへ」を追求すると必然的にトレラン装備になる。たとえ走らなくても頑張って歩けば運動強度が上がるので暑くて速乾薄着ウェアになり、脚上がり腕回しの良い半袖短パンになり、止まっている時間が惜しいのでお楽しみ道具(クッカー等)は持たなくなり荷物は減る。荷物が減ると揺れにくいトレラン用のザックを背負うようになる。なので今日会った人の多くはランナーだったと書いたが実はみんな自分はランナーではないと考えているのかもしれない。これはあれだ、山に来ている御婦人を全員一括りに山ガール呼ばわりしてはいけないのと同じでしょう。山ガールではありません、単独登山女子ですってやつ。トレランではなく早歩き山野郎です。
先週、土曜日に大雪山を歩いた翌日も脚が終了していた。今年は平日のスピード練習のおかげで確かに去年より速く歩けるようになったが、この歩き方をすると脚へのダメージが大きくて翌日の山行に支障が出る。エンジンが強くなっても足回りが追いついていない。課題は明らかだ。帰ったらまた頑張って鍛えよう。
下山後はこまくさの湯オープンまで暇なのですき家で朝食でも食べようと街に下りた。すると幸楽苑が朝定食をやっていたので初めて入ってみた。新しくて綺麗で広くて、ごはんも美味しくて素敵なところだった。卵かけご飯なんて久しぶりに食べたよ。おいしかった。卵がうまいというより醤油がうまい。バター醤油ごはんや卵かけごはんは大好きだが、ぶっちゃけ卵もバターも必要なくて温かい白飯に醤油だけで何杯でもいける。そういえば去年唐松山荘に泊まって夕食を食べている時、ごはんはおかわり自由だがおかずが全滅したので、大好きな醤油をかけてワシワシ白飯をかき込んでいたら見かねた隣のご夫婦がおかずを分けてくれた。ありがとうございます、でも違うんです、醤油が好きなだけなんです。かわいそうな子に見えるから人前でするのはやめたほうがいいかもしれない。
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