群馬の休日(その1) 大峰山→吾妻耶山 沼田駅に車を置いて
- GPS
- 08:05
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,077m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:59
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〈行き〉 沼田駅に車を置く→上牧駅 〈帰り〉 満天の湯バス停→沼田駅 車を回収する |
その他周辺情報 | トマトラーメン「馬鹿旨」 道の駅「白沢」 |
写真
感想
ここ2週間くらい、朝晩の気温が下がってきた。昼も、汗だくにならずに歩けるようになってきた。そう、秋も深まってきたのだ。これからはどちらかと言えば低山巡りや赤線繋ぎに主軸を移していくべき季節になってきた。
で、この週末は関東では雨が降る予報はない。先週である程度大きい仕事を片付けた私は、この土日は群馬で過ごすこととしたのだ。そう、かねてから計画をたててあった吾妻耶山と大峰山である。
この2座に登るという目的に加えて私はもうひとつ目的を持っていた。
今回のスタートである下牧駅までは自宅(神奈川県三浦郡葉山町)から赤線が到達しているのである。それを猿ヶ京温泉方面にさらに伸ばしていくのだ。この赤線は後1手で新潟県に届くのである。どうやって届かせるかはこれから考えていきたいと思いながら、この道を歩いてきた。
金曜日の夕刻に職場を出た私はそのまま高速道路に乗り、赤城高原SAで車中泊となった。先週までの疲れで不覚にも21時台にはねてしまったのであるが、お陰でこの日を乗り越えることができたような気もしている。
朝イチで沼田駅駐車場(1時間100円、1日マックス1000円)に車を入れ、電車で2駅、現在の赤線の最前線たる、下牧駅に到達する。ちなみに、猿ヶ京温泉からのバスは沼田駅・後閑駅・上毛高原駅を巡っていくので、この3つの駅のどこかに車を置くのが都合がよい。
上牧駅からは最初アスファルト道をゆっくりと標高をあげていく。そして、アスファルト道から迂回路に入ってからはアスファルト道はもう出てこない。迂回路を迂回せずに真っ直ぐ行ってしまうといったいどうなってしまうかわからない。
そんな感じで、這う這うの体で大峰山に取りつく前のオアシス、大峰沼にたどりついた。ここは、夏だったらきっと人がたくさん訪れていたに違いないと思えるような場所だった。キャンプ場、ロッジなどが立ち並び、今は人がいないが夏場はいるのだろうなあという雰囲気、上牧駅からではない車道からのアプローチもあるのだという。感慨に浸りながら、私は逆向きに移動し、大峰山に向かて取りついてゆく。大峰山に行かずに吾妻那山に行く道もあるのだが、ここまで来たら「ぐんま百名山」である大峰山には行っておくだろう。そんな気持ちで、尾根に向かってかけ登っていった。
尾根道は、昨年の台風の跡だろうか荒れていて、ショベルカー1台に作業員2名で復旧工事をしていた。それを尻目にし標高を稼いでいく。かくして、私は尾根道に達した。あとは、この尾根をたどっていけば大峰山にたどり着くはずだ。
そして、大峰山の山頂は非常に寂しい様子であった。指導票の杭に「大峰山」と書いてあり、三角点らしきものがあるのみであった。ぱっと見た感じ、三角点の投球も見えなかったので、撮影すらしなかった。休憩もなしにして、本日の最高峰である吾妻那山に向かうのである。
ここからは尾根道、岩の道だ。いったん下ってまた登るがそんなに大変な道ではなかった。かくして、私は「関東百名山」の一座である吾妻那山にたどり着いた。関東百名山84座目である。
山頂からは、ガスっているが谷川岳の山頂付近が見えている。しかし、「オキ・トマ」を同定することはできなかった。私はきた道を戻ることとした。
吾妻那山から、下るのであれば、一番楽な道は仏岩ポケットパークに下山することだが、そこから猿ヶ京温泉は遠い。近くに進んでいく登山道もあるのだが私はその道を発見することができなかった。まだ時間も早いということもあり、仏岩ポケットパークに下山を試みる。
下山道は急激な下り、滑りやすい下りである。それを、少しずつ下りながら途中途中GPSで確認をとり下っていく。変に道に入り込んではいないようだ。14時前に、舗装道路・県道にたどり着いた。これで、一見落着である。
あとは、のんびりと歩きながら猿ヶ京温泉に向かうのみだ。私は、恐ろしくとも、無謀なことをしていたのである。猿ヶ京温泉から沼田駅に至るバスの時刻を調べていなかったのである。頭の中には、まんてん星の湯でひとっ風呂を浴びて、バスで沼田に戻り車を回収するという一連の流れを想像していた。
16時台に、まんてん星の湯にたどり着き、お店の人にバスの時刻を聞いて仰天した。「温泉に入ると終バスに乗れない」じゃありませんか。結局温泉をあきらめ、沼田駅まで終バスに乗って戻ってきた。
そして、今日は朝食・昼食・おやつを抜いている。もう、おなかぺコリンコ、おなかペコちゃんなのである。
おおぎやラーメンでも食べようかと思っていたが、地元の大行列店「馬鹿旨」の駐車場に首尾よく入れることができたので、「トマト酸辣湯麺」を頂いた。これは、うまい、そして味がしっかりしている。きっと、この店では何を食べても美味しいんだろうなあ・・・と思いながら会計をすまし、店を出た。
道の駅「白沢」では、20時ごろにもう寝てしまった。それだけ、この日、そしてこの日に連なる日々が凄まじかったんだろうなあ・・・。夢の中では「ちのりん村」が潜在意識として入っていたようで、自分の体が血のり(本物?)だらけになってしまっているような夢を見た。起床した際に自分は生きているのか死んでいるのか、確認を必要とした・・・。
さて、猿ヶ京温泉の手前の「まんてん星の湯」バス停まで自宅からの赤線が繋がった。次の手は、「まんてん星の湯→平標登山口」を歩くこと。平標登山口からは越後湯沢駅までバスが出ている。「まんてん星の湯」バス停には、沼田駅・上毛高原駅あたりからバスが出ている。朝一のバスに乗って「まんてん星の湯」までたどり着き、県境越えをすることになるのか、それとも「猿ヶ京バスターミナル」から、三国峠方面へのバスを探し、もう一手刻むのか。これから検討を重ねたい。
なお、越後湯沢駅から沼田駅までのアクセスはあまり芳しくはない。新幹線で高崎まで抜けてしまう方が便が良い。
どう、新潟県に繋げるかだなあ。
コメント
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aiさん この土日は群馬でしたか。
それにしても22kmで累積1,000m越えとは、よく歩かれますね
私も久しぶりに景信山に登り、山歩きがしたくなりました。
そろそろ〇げ計画たてましょう
hamburg
HBさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
吾妻那山から直接猿ヶ京温泉に下る道が不明瞭であったため、予定よりも歩行が増えてしまいました。そして、疲れてしまい次の日は山登りから街散歩に変更を余儀なくされました。
本当に、疲れた山でした。道の駅で20時に寝てしまいましたから・・・。
そして、新潟県まであと1手、交通機関がどう使えるか調べながら計画を立てたいですね。
そして、そろそろ東京もGOTOキャンペーンも始まりましたし、コラボ計画や報告会など計画があれば、教えてください。
高尾の秋も楽しみですね。
aideieiでした。
平標・仙ノ倉を超えて苗場を通って・・
どんどん夢が広がりますね〜
ヒルがいなくなるこの時期から雪までが勝負ですね
cyberdocさん、こんにちは。こめんとありがとうございます。
新潟方面に赤線を繋ぐのは、谷川岳から万太郎山・仙ノ倉山を越えていくか、国道を三国越えをしていくかの選択になると思います。
今回は、三国越えルートを選択するにあたり、猿ヶ京温泉はぜひとも押さえたいルート。次回は、交通機関をよく調べてチャレンジしたいですが、雪が降るまでに決行するか、来年夏になるかですね。9月ごろが一番季節的にはいいんですが・・・。
この山域にヤマビルがいるかどうかも調べておかなければなりませんね。
aideieiでした。
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