ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2855325
全員に公開
山滑走
白山

白山加賀禅シカリ場(本日も激ラッセルなり)

2021年01月11日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:11
距離
12.1km
登り
1,120m
下り
1,109m

コースタイム

日帰り
山行
7:08
休憩
1:03
合計
8:11
0:01
133
スタート地点
2:14
2:31
76
3:47
3:50
138
6:08
6:44
42
7:26
7:26
32
8:12
ゴール地点
天候 雪のち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで白山一里野温泉スキー場まで。
スキー客の邪魔にならないようにできるだけ隅に駐車させていただいた。
コース状況/
危険箇所等
◆一里野ゲレンデ
・この日はこのところのドカ雪で激ラッセル。山よりもゲレンデのラッセルが一番ひどかった。腿〜腰ラッセル。
・0時過ぎからラッセル車が動き始めるので邪魔にならないように気を付ける。

◆加賀禅定道
・アップダウンの痩せ尾根が多いのでルート取りに注意する。
・東側に寄りすぎると雪庇が発達しているのであまり寄らないように。
・基本的に風衝地なので防寒対策は万全に。

◆スキー滑走
・本来ならしかり場からハライ谷に滑り込むところだが豪雪すぎて雪崩と埋没のリスクが高いということで往復とした。
・尾根上はシュカブラが多いのであまり滑りは楽しめない。
・スキー場のゲレンデが一番楽しいという元も子もない話が・・・
今日も豪雪だが一応百四丈滝まで行けるかやってみよう!ということで一里野を0時スタート。
しかし今回の豪雪はハンパなかった。
2021年01月11日 00:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
1/11 0:25
今日も豪雪だが一応百四丈滝まで行けるかやってみよう!ということで一里野を0時スタート。
しかし今回の豪雪はハンパなかった。
地獄の風に耐えながら地獄ラッセルをする。
2021年01月11日 00:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
1/11 0:34
地獄の風に耐えながら地獄ラッセルをする。
ゲレンデの時点でモモラッセル〜腰ラッセル。
2021年01月11日 02:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
1/11 2:03
ゲレンデの時点でモモラッセル〜腰ラッセル。
2時間以上かかってゲレンデトップに到着。
2021年01月11日 02:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
1/11 2:13
2時間以上かかってゲレンデトップに到着。
稜線に乗り上げても雪は降り続く・・・
2021年01月11日 03:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
1/11 3:08
稜線に乗り上げても雪は降り続く・・・
勘弁してください。
2021年01月11日 05:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
1/11 5:36
勘弁してください。
暗いぜベイビー。
2021年01月11日 06:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
1/11 6:10
暗いぜベイビー。
スタートから6時間でしかり場到着。
今日の目的地はここまでにしよう。
2021年01月11日 06:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
5
1/11 6:11
スタートから6時間でしかり場到着。
今日の目的地はここまでにしよう。
奥長倉山方面。今日は遠かった。
2021年01月11日 06:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
1/11 6:29
奥長倉山方面。今日は遠かった。
下弦の月が現れた。
2021年01月11日 06:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
1/11 6:27
下弦の月が現れた。
滑走準備をしていると空が明るくなってきた。
2021年01月11日 06:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3
1/11 6:29
滑走準備をしていると空が明るくなってきた。
楽々新道方面。
2021年01月11日 06:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
1/11 6:30
楽々新道方面。
禍々しい空。
2021年01月11日 06:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
1/11 6:32
禍々しい空。
滑走開始!
今日はハライ谷は危険なのでおとなしく尾根ピストンで。
2021年01月11日 06:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
1/11 6:53
滑走開始!
今日はハライ谷は危険なのでおとなしく尾根ピストンで。
ヘッデン点けてパウる。
2021年01月11日 06:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
1/11 6:49
ヘッデン点けてパウる。
ライトと激パウ。
2021年01月11日 06:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9
1/11 6:49
ライトと激パウ。
パウダーなんだけどシュカブラ多くてテクニカルだった。
2021年01月11日 07:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
1/11 7:00
パウダーなんだけどシュカブラ多くてテクニカルだった。
安定の滑り。
2021年01月11日 07:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
1/11 7:01
安定の滑り。
ゲレンデトップが遠くに見える。
2021年01月11日 07:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
1/11 7:29
ゲレンデトップが遠くに見える。
登り返しも多いので途中でシール装着。
2021年01月11日 07:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
1/11 7:34
登り返しも多いので途中でシール装着。
登ってる間に降った雪でトレースが埋まっていた。
下りもラッセル。
2021年01月11日 07:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
1/11 7:38
登ってる間に降った雪でトレースが埋まっていた。
下りもラッセル。
かなり雪が降ってたのに木に雪が着いていない。
それだけ風が強いということ。
2021年01月11日 07:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
1/11 7:53
かなり雪が降ってたのに木に雪が着いていない。
それだけ風が強いということ。
一応ご来光。
2021年01月11日 07:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
1/11 7:53
一応ご来光。
旧中宮温泉スキー場方面を眺める。
2021年01月11日 07:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
1/11 7:55
旧中宮温泉スキー場方面を眺める。
ゴンドラ駅まで帰ってきた。
2021年01月11日 07:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
1/11 7:55
ゴンドラ駅まで帰ってきた。
屋根雪すげー。
2021年01月11日 08:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
1/11 8:05
屋根雪すげー。
ゲレンデパウダーを楽しむしかない。
2021年01月11日 08:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10
1/11 8:08
ゲレンデパウダーを楽しむしかない。
パウダーまき散らす。
2021年01月11日 08:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
1/11 8:10
パウダーまき散らす。
ゲレンデパウ。
2021年01月11日 08:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
11
1/11 8:10
ゲレンデパウ。
今日のご褒美。
2021年01月11日 08:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
1/11 8:10
今日のご褒美。
重パウなのであまり走らないけど楽しかった。
2021年01月11日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
1/11 8:11
重パウなのであまり走らないけど楽しかった。
営業前に帰還。
2021年01月11日 08:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
1/11 8:13
営業前に帰還。
下界はあまり雪は降っていなかったみたい。
2021年01月11日 08:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
1/11 8:14
下界はあまり雪は降っていなかったみたい。
でも雪の壁が凄いぜ。
2021年01月11日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
1/11 8:26
でも雪の壁が凄いぜ。

感想

土曜日、日曜日と豪雪が続き北陸道はほぼマヒ状態。
こうなったら地元の山で滑るしかない。
雪崩やスタックのリスクを考えると単独は危険すぎる、そこへ大魔人さんから声がかかった。
ええ是非行きますとも。
行き先は百四丈滝・・・北部白山の幻の滝だ。
以前12月にやはり大魔人さんと行ったことがあるが、厳冬期は未踏でこの時期の氷の滝つぼを見たいと思っていた。
だが心配なのはやはり積雪。
当日も朝まで雪が降り続くらしい。

とにかく行くしかない。
前日道の駅瀬女まで向かうと完璧に除雪されておりアスファルトはもちろん、車線もしっかり見えていた。
ここで車中泊して起きてから一里野に向かうことにする。

18時に就寝して23時に起床するとやけに静かだった。
この静けさはやばい奴じゃないのか・・・外を見ると真っ白!
夕方まで下地が見えていたアスファルトはすっかり雪で埋まっている。
ドアを開けると雪で開かない。どうやら5時間のうちに30センチ以上積もったらしい。
もちろん車にも激しい積雪。
慌てて雪下ろしをして一里野に向かうが道路も同じような状態で自分のデリカがラッセル車代わりになっていた。
雪を押していくとフロントガラスに粉雪が舞って前が見えない。
ライトもすぐに雪が着いてしまって前が暗くなる。
時折雪を落としながら30分程度かけてようやく一里野に到着。
すぐ後ろから大魔人さんの車も来ていた。

何とか駐車スペースを確保したら準備をして出発。
しかしこの雪では山も相当積もっているはずだ。

予感は的中。
まずは大魔人さんが先頭で一里野ゲレンデをせっせとラッセルしていく。
圧雪車が通っている場所はいいが不整地はモモラッセル。
雪が少なければ50分ほどでゴンドラ山頂駅まで到着するのに今日はなんと2時間15分もかかった!なんと3倍弱。
この時点で百四丈滝は厳しいだろうという雰囲気に。
その後の尾根歩きもラッセルラッセル・・・しかも湿気をたくさん含んだ沼ラッセルだ。
もう今日はトレーニングだと思って割り切ろう。
こんなラッセルトレーニングはめったにできるもんじゃない…と言いながら今季こんなんばっかだけど。
大魔人さんと短いスパンで交代しながら寒くならないようにペース配分にも気を付けた。
今回は2人だったのでちょうどよかったが3人以上だったら寒かったかも。

目的地をしかり場に変更。スタートしてから6時間ちょいでしかり場に到着した。
まだ少し暗かったので景色を見たりエネルギー補給をしながら時間をつぶす。
下弦の月が美しかった。
うっすらと明るくなったらヘッデンオンのままで滑走開始。
軽いパウダーじゃなくて沼パウダーでシュカブラもあるのでそこそこテクニカル。
コルまで滑り込んだら大魔人さん先頭に下りラッセルしながらシールでゴンドラ山頂駅まで散歩。
最後はゲレンデ滑走だ。
もしかしたらゲレンデが一番楽しいんじゃ・・・とうすうす思っていたがビンゴ。
ゲレンデパウダーと最後の圧雪バーンは滑りやすいのなんの。
久しくスキー場は滑ってなかったがゲレンデはやっぱりラクチンだった。

朝のうちに下山したが行動時間は8時間超。
うちラッセル6時間以上ということでかなりガッツリ山行となった。

少し雪が落ち着いたら加賀禅からピークを目指したい。


大雪の峠は朝方までなので山に行くしかない。しかし何処も豪雪の影響で移動さえままならないぞ。キーワードは県内、駐車スペース、そこそこ楽しめる…。一里野スキー場から百四丈滝にでも行こうかとガンちゃんと出かけた。

昨日も夕方寝て夜起きた、0時発の約束なので自宅を22時に出た。平野部の雪は小雪で新たな積雪もほとんど無かったけど山地に向かう途中からゴン降りになってきた。道路はガタガタで慎重に走って行く。吉野から奥は雪の壁で世界が違う、この辺りから道路にも新雪が積もりだしていた。瀬女辺りで40cm程の新雪か、これ夕方の除雪が終わってから積もったもので車のわだちが無かった。

ラッセル車のように進んで行くと道の駅から新しいわだちが…ガンちゃんだろう。4駆以外は絶対にスタックする積雪だった、ハイエース君もエンジンを唸りながら何とかスキー場の駐車場に到着、一度止まったらスタックした…マジですか頑張れハイエース君、何とか脱出成功した。

0時にスタート、雪はゴン降りでゲレンデから膝ラッセルとなる。視界がほとんど無いからルートが分からへん、雪が多すぎて何処がゲレンデか分からなかった。やっと樹林を見つけて正規ルートに戻りラッセルしていく。次第に腿ラッセルになる、2人で交代しながら登っていくが麓の明かりが遠ざからない…。いつも1時間かからずにゲレンデトップに着くはずが1時間過ぎてもまだゲレンデの半分、作戦会議をするまでもなく今日はシカリ場で終わりだなとガンちゃんも納得していた。

風がすんごい、地獄の風だ。顔が痛くてしょうがない。結局2時間15分かかってゲレンデトップに着いた。ここで初めての休憩をして防寒もした。風が轟轟と吹いている、尾根に上がるとラッセルが無いかもと期待したが甘かった。トラバースは腿ラッセルになるから忠実に尾根を歩く、膝ラッセル程か、しかしよっちゃんでは無かった、風に飛ばされない重たい雪のラッセルなので足が重すぎる、今日は筋トレ三昧だ。

寒いからラッセルの交代時間を短くして2人で回していく、凄く効率がいいけど中々進んで行かない。時間ばかりが進んでもうじき夜明けを迎えそうだ。スタートから6時間10分、時刻も6時10分シカリ場に到着、いつもなら美女坂登ってる時間だ。この先奥長倉まで行ってもいいけど帰りも難儀するから今日はここまで、ハライ谷を滑ればあっという間だけど雪に埋もれて遭難するからアップダウンの尾根を帰るしかない。

明るくなるまでしばらく待つ、地獄の風が収まってよかった。薄明るくなったのでヘッデン点けたまま鞍部まで滑降する。トレースから外れると沈む、今日も沼だ。鞍部からシールを貼ってゲレンデまで、ゲレンデは期待を裏切らないだろう。登ってきた未整地の斜面に飛び込む、沼だ…。急斜面なのにスピードが出ない。最後の整地ゲレンデは快適だった。スキー場の営業開始前に帰還、8時間の朝活でした。。。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2172人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら