大山ケーブルまでバスで行き、そこから伊勢原駅まで下るという暴挙
aideiei
体力度について
- GPS
- 02:33
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 2m
- 下り
- 268m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
伊勢原駅から大山ケーブル駅までバスに乗る。 その後伊勢原駅に戻ってくる。 |
| その他周辺情報 | 秦野温泉さざんか 能登山長後本店 |
写真
はい、ケーブル下にたどり着きました。他の乗客はここから大山を目指しますが、私はここから赤線を伸ばします。そう、伊勢原駅までの間を歩くのです。
1
しかし、ここを治めていたお殿様の怒りを買い、首を斬られてしまう。そして、胴体がここに葬られたという。そう、ここは胴塚で、首塚は別のところになるそうです。
2
そして、胴体がここに葬られたという。そう、ここは胴塚で、首塚は別のところになるそうです。
感想
伊勢原駅から大山ケーブル下にはバスが走っていて、かつてここから大山に登ったことがある。しかしながら、大山ケーブル下から伊勢原駅までの様子を知っている人はあまりいないに違いない。かつて、江戸の町民たちのバカンスとして大山と江ノ島をセットにして周遊するというコースがもてはやされた時代があった。様々な方面から大山詣では行われ、それにともない道が整備された。
つまり、大山ケーブル下にも大山詣でをしていた人の息吹を感じとることができるのではないか、という仮説をもって本日は臨んだ。そう、大山ケーブル下までバスで行き、そこから下ろうという暴挙なわけだ。こういうことができるのは地元の人たちなのだということを思いながら臨んだ。
車中泊場所から伊勢原駅近くのコインパーキングに車をいれ、朝食を食べられるところを探す。そう、伊瀬原駅近くに「なか卯」があったはずなのだが、コロナの影響なのか閉店しており別の店がテナントとして入っていた。
仕方がないので駅に行き、生そば箱根で朝からそばをいただく。個人的には定番となっているひやしつけとろろそばを食べて、バスターミナルに向かった。
バスターミナル付近には「緊急事態宣言により登山禁止」とかかれた看板がいくつも出ているが大山ケーブル行きバスのバス停付近には明らかにハイカースタイルの人たちが集っていた。
バスは臨時便も出て2台、結構な人たちがケーブル下に向かったのである。そう、私も「今日は登山はしないのだ。」と思いながら・・・。
ケーブル下バス停では、赤線接続のためにわずかばかりを登り、その後一気に下ってくる。今日私と同じように下っている人はいなかった。まあ、普通は登るよな。まあ、私はフツーでないから・・・。
でも、大山詣でらしい雰囲気を感じるものがたくさんある。⚪⚪講とかかれた記念碑、かつての職場旅行や町内会旅行みたいなものであろう、住所別、職業別の様々な講の記念碑があった。また、豆腐やさんや豆腐料理の店も多くやはり大山豆腐の名は高い。また、先導師旅館という看板がついている旅館、きっと宿には先導師という人たちがいて、様々な講の人たちを山頂まで案内したのだろうなあということが推察される。
そして、今バスが走っているこの道はかつては徒歩、馬、籠などで登ったのであろう。現在の大山ケーブル下バス停近くに大きな駐車場があるが、交通機関やマイカーでここまでやってくる人たちと違ってバス停から下の道も大いに大事にされ歩かれてきた道だということを感じることができる。
いくつもの大鳥居、そして1車線の狭い道がバス通りになっている。すれ違いなどはどうするのかというのは野暮だ、この日ずっとバス通りを歩いていたのだが道が狭い区間でのすれ違いはなかった。きっと時刻表そのようにして作っているのであろう。下までくだってくるといよいよ大山が見え、市街に入ってゆく。
道灌塚というバス停を見て調べてみると近くに太田道灌の墓があるという。太田道灌と言えば戦国時代初期に活躍した武将で江戸城などの築城、戦術などについて非常に博識があった武将である。その武将がこの伊勢原の出であること、そして自分が使えるお殿様から最後には誅殺されたということ。そして頭と胴は別々に埋葬されているということなどを、看板で読んだ。家康や信長等とは同じ戦国時代と言えども時間の差が大きいが、歴史を学ぶ上での一つのスポットであると思った。
その後駅に着き、温泉、昼食とドミノのようにとった。そして、今回初めて食べた「能登山 長後本店」は、ラーメン王石神氏がうなったという味玉が有名で、味玉に注射器で味を注入している、それを一口で食べるのが通の食べ方だという。
私はラー油入りの卵を食べたのだが確かに、ラーメン好きな人がうなるような味であったし、ラーメンもチーズご飯も美味しかった。次回は今推している油そばに手を出してみたいと思った。
きっとこの日も大山ケーブル下から大山に向かって登るレコは見られるであろうが。バス停まで行ってそこから下ってくるという暴挙はなかなかないであろう。しかし、赤線つなぎなどのことを考えるとなかなか有意義な一日であったように感じている。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する