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Yamareco

記録ID: 2902615
全員に公開
ハイキング
比良山系

【武奈ヶ岳】三日月🌙と太陽☀️と

2021年02月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:50
距離
8.6km
登り
1,008m
下り
1,008m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:48
休憩
0:57
合計
4:45
5:14
5:15
20
5:34
5:35
3
5:38
5:38
10
5:49
5:49
8
5:57
5:59
10
6:09
6:10
6
6:16
6:17
10
6:26
6:26
14
6:41
7:26
17
7:43
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5
7:48
7:53
5
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8:00
9
8:09
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8
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24
8:42
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5
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8:49
14
9:03
9:03
27
9:30
9:30
1
9:32
ゴール地点
天候 晴れ→曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大津市葛川坊村町
葛川市民センターの駐車場
コース状況/
危険箇所等
人気・定番の御殿山コースを往復
(帰路は細川尾根を下山するつもりだったが、残雪の急坂尾根は滑り易そうなので敬遠した)
葛川市民センターの駐車場から曙橋を渡る。
色とりどりの眼が光る。
2021年02月07日 04:42撮影 by  iPhone 8, Apple
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葛川市民センターの駐車場から曙橋を渡る。
色とりどりの眼が光る。
そして漆黒の闇の中に光る眼が。
2021年02月07日 05:11撮影 by  iPhone 8, Apple
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そして漆黒の闇の中に光る眼が。
実際はこんな三日月だった。
(これは借りてきた写真です)
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実際はこんな三日月だった。
(これは借りてきた写真です)
夏道・冬道の分岐に。
雪は無いが左手の積雪期ルート(冬道)へ。
2021年02月07日 05:41撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/7 5:41
夏道・冬道の分岐に。
雪は無いが左手の積雪期ルート(冬道)へ。
御殿山では既にガスがかかり始める。
東の空は茜色に染まりつつある。
2021年02月07日 06:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/7 6:09
御殿山では既にガスがかかり始める。
東の空は茜色に染まりつつある。
御殿山。
2021年02月07日 06:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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御殿山。
ワサビ峠手前の雪庇。
2021年02月07日 06:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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ワサビ峠手前の雪庇。
ワサビ峠に。
2021年02月07日 06:16撮影 by  iPhone 8, Apple
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ワサビ峠に。
明るくなり始めた空に、
シャクシコバノ頭と堂満岳の頭が浮かび上がる。
2021年02月07日 06:22撮影 by  iPhone 8, Apple
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明るくなり始めた空に、
シャクシコバノ頭と堂満岳の頭が浮かび上がる。
西南稜に乗った。
2021年02月07日 06:28撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/7 6:28
西南稜に乗った。
雪はこの程度。
視界はさらに悪くなってゆく。
2021年02月07日 06:31撮影 by  iPhone 8, Apple
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雪はこの程度。
視界はさらに悪くなってゆく。
山頂直下の分岐に近づく。
2021年02月07日 06:38撮影 by  iPhone 8, Apple
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山頂直下の分岐に近づく。
分岐から山頂標が見えない。
2021年02月07日 06:39撮影 by  iPhone 8, Apple
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分岐から山頂標が見えない。
いざ!ガスガスの武奈ヶ岳山頂へ。
2021年02月07日 06:40撮影 by  iPhone 8, Apple
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いざ!ガスガスの武奈ヶ岳山頂へ。
武奈ヶ岳に登頂。ちょうど2時間。
昨年8回登った武奈ヶ岳、そういえば今年はこれが初めてかな。
2021年02月07日 06:41撮影 by  iPhone 8, Apple
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武奈ヶ岳に登頂。ちょうど2時間。
昨年8回登った武奈ヶ岳、そういえば今年はこれが初めてかな。
しかし視界ほぼゼロだ。残念。
2021年02月07日 06:42撮影 by  iPhone 8, Apple
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しかし視界ほぼゼロだ。残念。
ダメだ〜、
と、お手上げのウリさん。
2021年02月07日 07:01撮影 by  iPhone 8, Apple
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ダメだ〜、
と、お手上げのウリさん。
うん?
2021年02月07日 07:05撮影 by  iPhone 8, Apple
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うん?
わぁ!太陽が現れた。
2021年02月07日 07:06撮影 by  iPhone 8, Apple
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わぁ!太陽が現れた。
15分遅れのご来光だ。
すでに高い位置に。
2021年02月07日 07:06撮影 by  iPhone 8, Apple
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15分遅れのご来光だ。
すでに高い位置に。
ぼんやりと峰々が現れ出す。
2021年02月07日 07:09撮影 by  iPhone 8, Apple
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ぼんやりと峰々が現れ出す。
徐々に明瞭になってきたカラ岳と釈迦岳のシルエット。
2021年02月07日 07:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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徐々に明瞭になってきたカラ岳と釈迦岳のシルエット。
コヤマノ岳も姿を現す。
2021年02月07日 07:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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コヤマノ岳も姿を現す。
雪が残る北陵と釣瓶岳。
2021年02月07日 07:14撮影 by  iPhone 8, Apple
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雪が残る北陵と釣瓶岳。
たちまち青空が広がる。
2021年02月07日 07:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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たちまち青空が広がる。
北陵と釣瓶岳。
2021年02月07日 07:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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北陵と釣瓶岳。
カラ岳、釈迦岳と昇りゆく大きな太陽。
2021年02月07日 07:15撮影 by  iPhone 8, Apple
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カラ岳、釈迦岳と昇りゆく大きな太陽。
西南稜と蓬莱山方向。
2021年02月07日 07:17撮影 by  iPhone 8, Apple
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西南稜と蓬莱山方向。
琥珀色の空の下にコヤマノ岳。
そしていよいよ蓬莱山も見えてきた。
2021年02月07日 07:17撮影 by  iPhone 8, Apple
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琥珀色の空の下にコヤマノ岳。
そしていよいよ蓬莱山も見えてきた。
晴れてきて眺望を楽しんでおられるお地蔵さま達。
2021年02月07日 07:18撮影 by  iPhone 8, Apple
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晴れてきて眺望を楽しんでおられるお地蔵さま達。
雪の斜面が薄くピンクに染まる。
2021年02月07日 07:18撮影 by  iPhone 8, Apple
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雪の斜面が薄くピンクに染まる。
うん、来てよかった。なんとか御来光ハイク成功だ!
ウリさん、腰に手をあてる。
2021年02月07日 07:22撮影 by  iPhone 8, Apple
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うん、来てよかった。なんとか御来光ハイク成功だ!
ウリさん、腰に手をあてる。
コヤマノ岳と蓬莱山をもう一度眺める。
2021年02月07日 07:24撮影 by  iPhone 8, Apple
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コヤマノ岳と蓬莱山をもう一度眺める。
北陵と釣瓶岳も今一度眺める。
2021年02月07日 07:24撮影 by  iPhone 8, Apple
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北陵と釣瓶岳も今一度眺める。
ではそろそろ下山を開始しようか。
2021年02月07日 07:27撮影 by  iPhone 8, Apple
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ではそろそろ下山を開始しようか。
これから戻りゆく西南稜。
2021年02月07日 07:28撮影 by  iPhone 8, Apple
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これから戻りゆく西南稜。
西側の白倉三山にも陽が当たりだした。
2021年02月07日 07:33撮影 by  iPhone 8, Apple
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西側の白倉三山にも陽が当たりだした。
雪の少ない西南稜だが、
2021年02月07日 07:35撮影 by  iPhone 8, Apple
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雪の少ない西南稜だが、
軽快に下ってゆける。
2021年02月07日 07:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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2/7 7:36
軽快に下ってゆける。
シャクシコバノ頭、蓬莱山、御殿山。
2021年02月07日 07:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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シャクシコバノ頭、蓬莱山、御殿山。
振り返るとコヤマノ岳の上に太陽。
2021年02月07日 07:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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振り返るとコヤマノ岳の上に太陽。
絶景を見ながら美稜線を爽快に駆け抜けてゆく。
2021年02月07日 07:36撮影 by  iPhone 8, Apple
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絶景を見ながら美稜線を爽快に駆け抜けてゆく。
ワサビ峠には、
2021年02月07日 07:48撮影 by  iPhone 8, Apple
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ワサビ峠には、
天を突き刺すかのような2本の立ち枯れた樹。
2021年02月07日 07:49撮影 by  iPhone 8, Apple
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天を突き刺すかのような2本の立ち枯れた樹。
シャクシコバノ頭のシルエット。
ワサビ峠の辺りが一番雪が多かった。
2021年02月07日 07:53撮影 by  iPhone 8, Apple
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シャクシコバノ頭のシルエット。
ワサビ峠の辺りが一番雪が多かった。
御殿山から西南稜を振り返る。
2021年02月07日 07:58撮影 by  iPhone 8, Apple
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御殿山から西南稜を振り返る。
帰路は夏ルートで。
2021年02月07日 08:17撮影 by  iPhone 8, Apple
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帰路は夏ルートで。
美しい源頭部に大きく根を張る樹。
2021年02月07日 08:17撮影 by  iPhone 8, Apple
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美しい源頭部に大きく根を張る樹。
斜面に陽が当たる。
2021年02月07日 08:18撮影 by  iPhone 8, Apple
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斜面に陽が当たる。
春が待ち遠しいイワカガミ。
2021年02月07日 08:23撮影 by  iPhone 8, Apple
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春が待ち遠しいイワカガミ。
樅木(モミノキ)の大樹群。
2021年02月07日 08:25撮影 by  iPhone 8, Apple
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樅木(モミノキ)の大樹群。
樅木の巨樹を見上げて。
2021年02月07日 08:57撮影 by  iPhone 8, Apple
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樅木の巨樹を見上げて。
木漏れ日の射す明王院に。
2021年02月07日 09:22撮影 by  iPhone 8, Apple
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木漏れ日の射す明王院に。
帰路もちょうど2時間だった。
2021年02月07日 09:23撮影 by  iPhone 8, Apple
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帰路もちょうど2時間だった。
眩ゆい陽射しに欄干の朱が映える明王院の橋を渡って駐車地へと。
終わり。
2021年02月07日 09:24撮影 by  iPhone 8, Apple
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眩ゆい陽射しに欄干の朱が映える明王院の橋を渡って駐車地へと。
終わり。

感想

今日は午後から所用がある。そして夜は大河ドラマの最終回を観るのに備えなければならない。よって早朝の山行をすることにする。
天気は下り坂で今夜から寒気が入って来そうだが午前中は好天の予報。先日に引き続き御来光に期待して、今回は武奈ヶ岳に登ろう。

大津市の日の出時刻は6時50分である。最短ルートの葛川坊村からの御殿山コースで行こう。帰路は細川尾根を下るつもりで細川休憩所に折り畳み自転車をデポした。そうこうしている内に坊村をスタートするのが4時40分になった。日の出より少し前に山頂に着きたいのだが、果たして2時間で登れるだろうか⁉︎

地主神社の前から明王院を通り過ぎ、九十九折の登山道をひたすら登ってゆく。漆黒の闇の中だが不思議と恐怖感は無い。
だが斜面の上の方を見ると暗闇の森の中にキラリと光るものがある。気持ち悪いしあまり見ないようにする。恐らくヘッデンの灯りに照らされて鹿の目でも光っているのだろう、ということにしておく。

登れども登れども九十九折の急坂が続く。一旦平坦になる所までこんなに長かっただろうか。
そして登れども登れども先ほどのキラリと光る眼が同じ方向から私を見つめている。何だろう?何なんだ!
思い切ってよく目を凝らして見てみる。すると闇の中からじっと私を見つめていた眼は、植林の樹々の隙間から時折り覗いていた三日月だったのだ。

にっこり笑った笑顔の口のような三日月🌙。
三日前の綿向山では半月を見たのに今日はもう三日月。早いね。

絢香の「三日月」を口ずさむ♬

♫ずっと一緒にいた 二人で歩いた一本道
 二つに分かれて 別々の方歩いてく♪

ずっと一人で歩いてきた登山道は、夏道・冬道の分岐で二つに分かれる。今のところ道に全く雪は無いが夏道の谷間やトラバース箇所に雪があれば暗い夜道では厄介なので冬道を選択する。


♫君がいない夜だって 
 そうno more cry もう泣かないよ
 頑張っているからねって 強くなるかねって♪

誰もいない夜の登山道だって、
そうno problem ! 寂しくて泣きそうだけど慣れてるよ。ホッケ山だって綿向山だって。

冬道に雪はほぼ無し。だが昨日までにたくさんのハイカーが歩かれたであろう尾根道は泥濘んでズルズルだ。ヘッデンの灯りを頼りに滑らないように足元に気を配りながら必死に登る。なんせ靴やズボンを汚したくない。
頑張ってるからね〜ウリさん、強いもんね〜


♫君も見ているだろう 
 この消えそうな三日月
 繋がってるからねって 愛してるからねって♪

誰も見ていないだろう。
嬉しがって綿向山に引き続き2匹目のドジョウに期待して、また朝駆け登山に来たウリさん。今日はダメのようなのだよ、恥ずかしい。
そう夏道・冬道が合流する広地に這い上がる頃には周囲にはガスがかかりはじめてきたのだ。
先ほどまで澄み渡っていた空は何処へ?鮮やかな三日月は何処へ?
この消えそうな三日月。武奈ヶ岳に着くまで快晴が繋がってくれよ〜!愛してるから〜! 誰を?


御殿山に到着すると東の空が明るくなってきているのは分かるのだが、明らかに天候は悪化している。
琵琶湖の対岸、茜色に染まった鈴鹿の峰々の上空から昇る朝陽に照らされて、湖の上に光の道が現れる美しい風景は諦めざるを得ないだろう。

御殿山からはワサビ峠へ一旦下る。この急な下り坂には踏まれてガチガチに凍った雪が多く残っている。ここでチェーンスパイクを装着した。
そしてワサビ峠付近がこのコースで最も雪が多かったのだが、西南稜を辿りはじめると登山道にはやはり殆ど雪は無くなる。すぐにツボ足に戻す。

武奈ヶ岳山頂へは6時40分に到着した。
ちょうど2時間だ。ご来光時刻より10分早く着いた。だが残念ながら完全にガスの中。五里霧中である。風も強い。気温は比較的高いものの流石にじっとしていると寒い。

すぐに下山しようか迷ったが、せっかく温かいお湯を持参してきているのでコーヒーを淹れてパンを齧りながら少し待ってみる。
と、少しだけ周囲が明るくなったかと思ったら薄っすらと太陽が顔を出したのだ。ちょうどカラ岳の上あたり、すでにかなり昇っている。
次第にガスも取れてきて、四方の峰々が姿を現し出す。風景が明瞭になる。そうなると自分が今、比良山系の一番高い峰の頂に立っていることがようやく理解出来るようになる。

良かった。決して抜群の眺望とは言えないが、辛うじて早朝ハイキングをした甲斐があったと感じる事ができた。
待ってみるものだなぁ。そしてやはり山は登ってみなければ分からないものだ。

空はすっかり澄み渡りはじめた。だが、あの三日月はいったい何処へ行ったのだろう。ガスの中に入ってからは見失っていたのだが、あるべき方向をいくら探しても見つからなかった。
山は不思議だ。そして何処までも魅力的だ。
そう想った。

♫三日月に手をのばした
 君に届けこの想い♪

下山後、ヤマレコアプリに手を伸ばした。
皆さんに届け、この想い。

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コメント

ご来光いいですね〜
 ウリさん、こんにちは。
武奈ヶ岳へご来光登山ですね。気温が高いからガスの確率も高いでしょうけど、さすがウリさんご来光を拝めたんですね。山頂に着かれた時はガスに包まれ落胆もあったかもしれませんが、太陽が顔を出したときの感動は想像できそうです。

鼻歌が新しくなってる… 聖子ちゃんじゃないんですね。
山頂まで2時間? 凄いですね〜 私は3時間を軽く越えちゃいますから。
2021/2/8 9:53
Re: ご来光いいですね〜
ののさん、
ガスの中の山頂で諦めかけたとき、ぼんやりと太陽が現れ出して、その後は一気に青空が広がりました。霞のある眺望ではありましたが、それはそれで幽玄な雰囲気で良かったです。なんとか格好がつきました😅
実は一週間ほど前にyamanekoさんが同じ御殿山ルートで御来光ハイクされており、そのレコの風景写真が素晴らしかったもので、影響を受けて同じことをしてみたのです。
その日その時々で山の印象は違って当たり前なのですが、それより何より驚愕だったのはyamanekoさんのスピードです😳1時間45分で登り、1時間で下山ですよ、真似できませーん🤣
2021/2/8 17:54
一期一会
これまでに多くの山にご来光登山をしてきたつもりなのですが、確かに天候によるご来光の違いの大きさに驚きますね。どころで、別の機会にご来光登山されると、思いがけず今回の山行に別の魅力を見出すことになるかもしれません。それは雲に霞んだ幽玄な朝陽かもしれませんし、雲烟の戯れかもしれません。あるいは全く違って春を待つ西南稜の景色かもしれないし、霞みに包まれた山頂の空気かもしれません。それを見出すのはウリさんなので、私には分かりませんが・・・「その日その時々によって山の印象が違って当たり前なのですが」山の魅力はまさに一期一会と思います。

それにしても道のコンディションの違いには驚きますね。私が往復した日は下山した時までガチガチに凍結しておりました。それは泥濘んだ道ではスピードは出ないでしょう。

でも、よく思うのですが、スピードと引き換えに失うものがありますから。私がスピード・ハイクをしているのは多くの場合、単に仕事に間に合うためにそうしているのに過ぎないのです。
2021/2/9 22:22
Re: 一期一会
ヤマネコさん、コメントありがとうございます。
数日前の綿向山の朝と同様に、自宅を出て坊村に着いても月夜に星空でしたので、澄んだ美しい御来光を期待していたのですが。
この日は気温が高かったことと、北から寒気が押し寄せつつあることで、ガスや霞が発生し易い状況だったのでしょうか。
しかし山頂では諦めかけていたお日様が、霞雲の中からぼんやり現れたかと思うと、一気に空が晴れ渡りました。たまたま雲が流れるタイミングだったのか分かりませんが、私には太陽の力強い光と熱が雲を追い払ったかのように思われ、幼い頃に読んだ「北風と太陽」というイソップの童話を想い出していました。
まさに、一期一会の瞬間だったと思います。山の不思議さと魅力を改めて実感した次第です。

帰路で時間を要したのには、すれ違うハイカーさん達が都度口々に「上は雪はどうでしたか?」とお聞きになられるので、お応えしながらのんびり下っていたのもあります。
「残念ながら御殿山からの下り以外は殆どありません」と10回以上は申し上げたでしょうか😅
その比良にも今朝までに再び雪が積もりましたね。青空の下で白銀のように輝く権現山〜釈迦岳の稜線を眺めながら仕事が手に付かない一日を過ごしています😁
あの峰々にスピードハイクではなく、ゆっくり訪れたいものです。
2021/2/10 15:03
プロフィール画像
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