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Yamareco

記録ID: 2905820
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

【播磨】釈迦の寝顔を見に〜新龍アルプス + 鶴觜山 + 大倉山 27k縦走

2021年02月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:20
距離
27.2km
登り
1,494m
下り
1,501m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:31
休憩
0:49
合計
7:20
7:30
28
7:58
7:58
27
8:25
8:26
62
9:28
9:33
46
10:19
10:33
20
10:53
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19
11:12
11:13
11
11:24
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14
11:38
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6
11:44
11:52
4
11:56
11:57
7
12:04
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5
12:09
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15
12:24
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15
12:39
12:42
29
13:11
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18
13:29
13:31
18
13:49
13:50
8
13:58
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13
14:12
14:17
12
14:29
14:36
14
14:50
本竜田駅
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
In:JR姫新線 東觜崎駅
Out:JR姫新線 本竜野駅
コース状況/
危険箇所等
新龍アルプスや大倉山周辺は近畿自然歩道に指定されてよく整備されていました。それに対して、祇園嶽周辺や鶴觜山側はいい意味で放ったらかしでダイナミックでスリリングなコースでした。シダシダ道や滑落したらタダでは済まない所がたくさんあります。
その他周辺情報 本竜野駅側には観光地も多く、見どころ満載でした。たつの市は「手延素麺」と「薄口醤油」「皮革」が伝統産業として有名で、古くから栄えた豊かな街です。美観地区の街並みは必見です。
JR姫新線の電車内の停車駅案内は鳥獣戯画です。今日は涅槃のお釈迦さまを訪ねます。
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JR姫新線の電車内の停車駅案内は鳥獣戯画です。今日は涅槃のお釈迦さまを訪ねます。
東觜崎(ひがしはしさき)駅に到着。背後に手延素麺「揖保乃糸」の本社及び工場
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東觜崎(ひがしはしさき)駅に到着。背後に手延素麺「揖保乃糸」の本社及び工場
東觜崎駅は無人駅です。準備体操をして7:30スタート。
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東觜崎駅は無人駅です。準備体操をして7:30スタート。
寝釈迦の渡し跡、川は揖保(いぼ)川
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寝釈迦の渡し跡、川は揖保(いぼ)川
手書きの案内図
觜崎(はしさき)磨崖仏、本日の山行の無事を祈願
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觜崎(はしさき)磨崖仏、本日の山行の無事を祈願
古宮天満神社から入山。左の石碑には「ねしゃかねの かたにまくらす あおばづく」という山本古瓢の歌
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古宮天満神社から入山。左の石碑には「ねしゃかねの かたにまくらす あおばづく」という山本古瓢の歌
揖保川に沿って直立する岩尾根を進みます。遠くに新龍アルプスの寝釈迦、左から鶏籠山(顔)、的場山(胸)、亀山(腹)と続きます。
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揖保川に沿って直立する岩尾根を進みます。遠くに新龍アルプスの寝釈迦、左から鶏籠山(顔)、的場山(胸)、亀山(腹)と続きます。
揖保川サイドは絶壁
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揖保川サイドは絶壁
屏風岩、一層切り立っています。「天然記念物」に指定されています。
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屏風岩、一層切り立っています。「天然記念物」に指定されています。
屏風岩の上に立つと、寝釈迦が良く見通せます。起こさないようにこっそり覗いている気分です。鉄橋を渡る列車のガタゴトという音がのどかに響き渡ります。
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屏風岩の上に立つと、寝釈迦が良く見通せます。起こさないようにこっそり覗いている気分です。鉄橋を渡る列車のガタゴトという音がのどかに響き渡ります。
屏風岩頂上、立っているのはこんな所です ʕ;;°ᴥ°ʔ
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屏風岩頂上、立っているのはこんな所です ʕ;;°ᴥ°ʔ
これから向かう小ピーク2つと鶴觜山(つるはしやま)
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これから向かう小ピーク2つと鶴觜山(つるはしやま)
タイコ岩、ここからの360度の展望が素晴らしかった。
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タイコ岩、ここからの360度の展望が素晴らしかった。
タイコ岩、下に仏像がありました。
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タイコ岩、下に仏像がありました。
鶴觜山(つるはしやま)をロックオン
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鶴觜山(つるはしやま)をロックオン
鶴觜山(つるはしやま、263m)山頂。ここからの眺望は今ひとつですが、周辺からの展望は素晴らしいです。
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鶴觜山(つるはしやま、263m)山頂。ここからの眺望は今ひとつですが、周辺からの展望は素晴らしいです。
大正池。一旦下山し、新龍アルプスに向かいます。
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大正池。一旦下山し、新龍アルプスに向かいます。
一旦街に出て、対側の新龍アルプスに向かいます。
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一旦街に出て、対側の新龍アルプスに向かいます。
揖保川を渡ります。
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揖保川を渡ります。
この石灯篭、街の至る所で見かけました。
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この石灯篭、街の至る所で見かけました。
仲睦まじい鴨と白鷺
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仲睦まじい鴨と白鷺
たわわに実る柑橘と左手に見える先鋭なピークが...
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たわわに実る柑橘と左手に見える先鋭なピークが...
切り立った岩山、祇園嶽です。これから向かいます。
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切り立った岩山、祇園嶽です。これから向かいます。
途中で見つけた井戸水、お玉の清水というらしいです。
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途中で見つけた井戸水、お玉の清水というらしいです。
馬立登山口から入山します。
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馬立登山口から入山します。
馬立古墳群。6世紀後半から7世紀にかけて当時(飛鳥時代)の農民の作った石墳が31基もあります。
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馬立古墳群。6世紀後半から7世紀にかけて当時(飛鳥時代)の農民の作った石墳が31基もあります。
まずは山神社にお参り
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まずは山神社にお参り
1号墳、中に入れそうです。
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1号墳、中に入れそうです。
天井が意外と高いです。
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天井が意外と高いです。
古墳の間を縫うような登山道
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古墳の間を縫うような登山道
登り途中で急に展望が開けました。先ほどまで歩いていた東側の山々が見通せます。
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登り途中で急に展望が開けました。先ほどまで歩いていた東側の山々が見通せます。
祇園嶽 (ぎおんだけ、340m)に到着
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祇園嶽 (ぎおんだけ、340m)に到着
祇園嶽近くの絶景ポイント
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祇園嶽近くの絶景ポイント
ザレているので突端まではいけませんʕ°ᴥ° ;ʔ
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ザレているので突端まではいけませんʕ°ᴥ° ;ʔ
ちょうどお一人来られたので、撮っていただきました。
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ちょうどお一人来られたので、撮っていただきました。
供養碑、南無阿弥陀仏の文字は判別できませんでした。
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供養碑、南無阿弥陀仏の文字は判別できませんでした。
蛙岩。ここから新龍アルプスを外れて大倉山向かって寄り道ピストン。
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蛙岩。ここから新龍アルプスを外れて大倉山向かって寄り道ピストン。
亀岩、これは確かにカメ
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亀岩、これは確かにカメ
亀の池、この辺りは、古くからため池(貯水池)が多い地域です。
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亀の池、この辺りは、古くからため池(貯水池)が多い地域です。
新池。水が綺麗です。
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新池。水が綺麗です。
大成池、この辺りは近畿自然歩道で歩きやすい。
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大成池、この辺りは近畿自然歩道で歩きやすい。
大倉山 (おおくらやま、520.1m)。ふるさと兵庫100山なのに眺望はありません。折角寄り道したのに...
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大倉山 (おおくらやま、520.1m)。ふるさと兵庫100山なのに眺望はありません。折角寄り道したのに...
大倉山の展望台と集音器
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大倉山の展望台と集音器
大倉山の展望台から、ここ精一杯の眺望
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大倉山の展望台から、ここ精一杯の眺望
新龍アルプスに戻って稜線から見えた屏風岩
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新龍アルプスに戻って稜線から見えた屏風岩
亀山(きのやま、458m)。新龍アルプスの最高峰です。
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亀山(きのやま、458m)。新龍アルプスの最高峰です。
亀山は別名 城山(きのやま)と呼ばれ山城がありました。嘉吉の乱の舞台で、将軍足利義教を暗殺した赤松満祐が切腹した場所です。
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亀山は別名 城山(きのやま)と呼ばれ山城がありました。嘉吉の乱の舞台で、将軍足利義教を暗殺した赤松満祐が切腹した場所です。
亀山からの眺望は僅かです。本丸からは見晴らしが良かったのでしょうか?
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亀山からの眺望は僅かです。本丸からは見晴らしが良かったのでしょうか?
亀山から的場山に向かう途中の稜線歩きは景観が良く最高でした。
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亀山から的場山に向かう途中の稜線歩きは景観が良く最高でした。
これから向かう山々、右奥のアンテナが立っているのが的場山、さらに右手奥には急峻な鶏籠山 (けいろうざん)
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これから向かう山々、右奥のアンテナが立っているのが的場山、さらに右手奥には急峻な鶏籠山 (けいろうざん)
的場山(394m)。急登を経てやっと到達しましたが、眺望は今ひとつでした。
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的場山(394m)。急登を経てやっと到達しましたが、眺望は今ひとつでした。
的場山の電波塔。このアンテナのため舗装路が整備されていました。
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的場山の電波塔。このアンテナのため舗装路が整備されていました。
急に曇ってきました。湿気の多い暖かい風が強くなってきました。雨になるかと思いました。
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急に曇ってきました。湿気の多い暖かい風が強くなってきました。雨になるかと思いました。
的場山からは一部激下りで、雨になったら嫌な感じでした。
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的場山からは一部激下りで、雨になったら嫌な感じでした。
両見坂の石燈籠、街中と同じ石灯籠。ココから鶏籠山に登り返します。
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両見坂の石燈籠、街中と同じ石灯籠。ココから鶏籠山に登り返します。
鶏籠山には昔、龍野古城(山城)がありました。赤松村秀が築いた城で、後に織田軍の中国地方討伐時に羽柴秀吉によって降伏したそうです。
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鶏籠山には昔、龍野古城(山城)がありました。赤松村秀が築いた城で、後に織田軍の中国地方討伐時に羽柴秀吉によって降伏したそうです。
龍野古城の名残と思われる石垣などが残っています。
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龍野古城の名残と思われる石垣などが残っています。
鶏籠山 (けいろうざん、218m)。鳥かごをひっくり返したような形から名付けられたそうです。
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鶏籠山 (けいろうざん、218m)。鳥かごをひっくり返したような形から名付けられたそうです。
立派な山城だったようです。
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立派な山城だったようです。
鶏籠山登山口の鹿避け柵を出ました。無事下山です。
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鶏籠山登山口の鹿避け柵を出ました。無事下山です。
あとは観光です。龍野城(平山城)の本丸御殿
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あとは観光です。龍野城(平山城)の本丸御殿
咲き始めた梅の花が綺麗です。
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咲き始めた梅の花が綺麗です。
龍野城(平山城)の立派な門
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龍野城(平山城)の立派な門
童謡「赤とんぼ」の作詞家、三木露風の生家
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童謡「赤とんぼ」の作詞家、三木露風の生家
醤油もろみの自販機、なぜかヤクルト(笑)
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醤油もろみの自販機、なぜかヤクルト(笑)
カネヰ醤油工場。この辺りは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
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カネヰ醤油工場。この辺りは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
醤油の郷 大正ロマン館
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醤油の郷 大正ロマン館
大正ロマン館。たつの市は「手延素麺」と「薄口醤油」「皮革」が伝統産業として有名です。
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大正ロマン館。たつの市は「手延素麺」と「薄口醤油」「皮革」が伝統産業として有名です。
如来寺と鶏籠山
ヒガシマル醤油(旧龍野醤油)。ここのうすくち醤油は有名ですね。
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ヒガシマル醤油(旧龍野醤油)。ここのうすくち醤油は有名ですね。
揖保乃糸(兵庫県手延素麺協同組合)
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揖保乃糸(兵庫県手延素麺協同組合)
本竜野駅前の「童謡赤とんぼのふるさと」の碑。歌っている子が大泣きしているように見えます...
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本竜野駅前の「童謡赤とんぼのふるさと」の碑。歌っている子が大泣きしているように見えます...
JR本竜野駅ゴールです。27km、7:20でした。歩き甲斐のあるコースでした。
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JR本竜野駅ゴールです。27km、7:20でした。歩き甲斐のあるコースでした。
お土産にと思いましたが、どこでも買えますね。
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お土産にと思いましたが、どこでも買えますね。
姫路でJR神戸線に乗り換える時に見えた姫路城。いつも遠くから眺めるばかりで、実は行った事がありません。
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姫路でJR神戸線に乗り換える時に見えた姫路城。いつも遠くから眺めるばかりで、実は行った事がありません。

装備

MYアイテム
Kumainkobe
重量:2.83kg

感想

今日は兵庫県の新宮町とたつの(龍野)市に跨る連山、「新龍アルプス」を歩いてきました。このアルプス、離れてみると「お釈迦様が寝ているように見える(寝釈迦、涅槃仏)」そうです。

寝釈迦をまず遠くから眺めて見たかったので、新龍アルプスから揖保川を挟んで東側にある鶴觜山を含む連山に先に向かいました。揖保川に落ちそうな切り立った直立気味の岩尾根を歩くのはスリリングでした。また、たつの市や新宮町の街並みや揖保川を見下ろし、遠くに寝釈迦(新龍アルプス)を眺めながら歩くのは最高に楽しかったです。

新龍アルプスへは、馬立登山口から入りました。馬立古墳群を見ながら、祇園嶽に向けて高度を上げて行きました。尾根に達してからは祇園嶽までは15分程度。山頂近くの絶壁からの眺望は最高でした。

その後、兵庫県の山(分県登山ガイド)である大倉山に寄り道しました。近畿自然歩道でよく整備され歩きやすく貯水池が多く楽しいコースでした。本日の最高峰(520.1m)でしたが、山頂からは何も見晴らせません。6.5km、1:30ほどのピストンでしたが、もったいない気がしました。

新龍アルプスに戻ってからは、亀山(腹)、的場山(胸)、鶏籠山(頭)と寝釈迦さまの上を歩かせてもらいました。距離的には6kmと短いのですが、的場山は上りも下りも結構キツかったです。3つの山のうちココだけ城を作らなかったのも判る気がします。ただアンテナ塔が立っているので舗装路が上まで入り込んでいました。

たつの市は城下町で、また「手延素麺」と「薄口醤油」「皮革」が伝統産業として有名で、古くから栄えた豊かな街です。播磨の小京都と言われているだけのことはあり、見所がたくさんありました。折角なので素麺でも食べて帰ろうと思ったのですが、このご時世、何処も開いていませんでした。

今日も楽しく27kmを7:20で無事完徒、感謝です。

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