白山
- GPS
- 12:46
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 2,482m
- 下り
- 2,520m
コースタイム
- 山行
- 11:50
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 12:45
天候 | 晴れ 時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲートから発電所手前まではブル道、そこからはスノーモービルのトレース、市ノ瀬手前のトンネルから六万橋までパワーショベルのトレースでガタガタ。六万橋のみ除雪されている。 市ノ瀬から別当出合までは除雪なし。 つり橋の出だしは雪がどっさり残っているので注意。 甚之助避難小屋から南竜分岐、エコーラインショートカットの谷筋はクトー使用 室堂以降はクトー使用 観光新道は全面クラストで横滑りのみ |
その他周辺情報 | 大門温泉370円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋(ガイド 防寒テムレス)
インナー手袋
予備手袋(防寒テムレス インナー手袋)
防寒着(化繊ダウン)
バラクラバ(厚手 薄手)
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン(電池確認)
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備ヘッドランプ
予備電池(スマホ用モバイルバッテリー 単3 単4) GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
細引き×2
ダクトテープ2巻
ビニールテープ
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ウィペット
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
シールワックス
スクレイパー
ストラクチャーブラシ
クトー
ヘルメット
ココヘリ
地獄ゴーグル
お湯500ml
水500ml
ホット紅茶500ml
アイゼン
ロールペーパー
スリング(120mm 60mm)
カラビナ2枚
安全環付き2枚
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感想
当初別の山の予定だったが、無理を言って白山にさせていただいた。先月は甚之助避難小屋止まりだったので、モヤモヤしていた。絶好のアタック日和になったのでチャンスを逃したくなかった。
晴が続いていたので、ラッセルはないだろうけど、滑りは期待できないだろう。しかし白山に登るというのが目的なのでそこは正直どうでもいい。カチカチだろうからファットにしようかなと思ったが、ポンで登りたかったので重いけど頑張る。
気持ちが上がっているので用意が出来たら自宅を出発する。ゲートには23時15分くらいに着いた。ボチボチと支度するが、待ちきれないのでフライングで23時40分頃スタート。ブル道はガタガタで歩きにくかったので、所々脇の雪の積もったところを歩いた。夜はまだ固いのでサクサク歩けた。
途中からスノーモービル道になったが、これも微妙に歩きにくい。市ノ瀬のスノーシェッドに帰りのエネルギーをデポして荷物は少し軽くなった。六万橋で除雪は終了していた。ここで後から来られた方が先行された。細い板の為トレースが合わず、ポンではそれほど沈まないので自分でトレースをつけた。
さすがにラッセルがないので別当まで順調に来れた。さあつり橋にはどれだけ積もっているかな。見てみると出だしはどっさり積もっているが、端の鉄骨は出ているのでカニでしばらく歩き、真ん中を歩いた。最後もどっさりあり、固いのでステップをつけてワイヤーにつかまりながらなんとか通過。やっと登山開始である。
最初の石畳はクトーを着けるほど雪は固くはない。雪はどっさりあるので自由度が高いので難易度は低い。雪が多くてちょっと登り過ぎてしまい、水平移動したが、雪が固いときは足が痛くなるのであまりしないほうが良い。なるべく緩い斜度で直登出来る斜面を探しながら登った。
中飯場を過ぎると場所によってはガチガチになるが、なんとか滑らないところを歩いた。さすがに甚之助避難小屋を過ぎると斜度もきつくなるのでクトーを着けた。エコーラインに向かうトラバースが雪が固くて足が痛かった。エコーラインの尾根に登り上げると斜度も緩くなるので一旦クトーは外し、防寒をする。
2400m以上はガスがかかっていて御前峰ドーンはなかった。弥陀ヶ原に着くころにはホワイトアウトになってきて目を凝らしながら歩いた。室堂でしばらく休憩していると急にガスが晴れた。テンションが上がる瞬間だった。
休憩もそこそこに山頂アタック開始。登り始めはキュッキュッといい感じにシールが噛むが、逆くの字に近づくと滑りやすくなってきたのでクトーをつけ、最後の斜面をなるべく直登して2か月ぶりの登頂。条件が良すぎるので厳冬期白山とは言えないくらいだが、登れてうれしかった。室堂にガスも上がってきているのでゆっくりもしていられない。すぐに滑走準備をして下山開始。
今日は1900m以上はカチカチで危ないところはすべて横滑りでこなした。それ以下はモナカと予想通りの滑りにくさだった。昨年4月に観光新道を滑っていて、その時がとても気持ちよかったので今回も観光新道にしたが、避難小屋までは横滑り、それ以降はモナカ滑走と経験値アップだった。
橋を渡らずに済んだので後はヒール開放でクロスカントリーだ。すっかり気温が上がり雪は緩みまくって市ノ瀬までは苦労した。市ノ瀬からはブル、スノーモービルトレースに乗ると快適に進んだ。しかしナナメになっているところは滑りにくかった。暑かったのでデポしておいたコーラは最高に美味かった。
最後のスノーシェッドを抜けるともうゴールは近い。力を振り絞って無事帰還。ほぼラッセルがなく、帰りは板が走ったので早い時間に帰ることが出来た。これから除雪も進んでくるのでそろそろチャリ足も作っておかなければいけない。帰宅中ローディーもよく見かけた。
準備して、チャンスをしっかりモノにして、良かったです。我々は鍬崎山頂から白山を見て、無事を祈っておりました。ナイスチャレンジに拍手ですね。
直前で変更して申し訳ありません。おかげで無事登頂することが出来ました。
白山の山頂からも北アルプスは綺麗に見えましたよ。いい天気で最高でしたね!
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