金峰山、瑞牆山(瑞牆山荘から)
- GPS
- 07:20
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,869m
- 下り
- 1,862m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:11
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日の冬なので来た時も帰る時もスッカスカだった。シーズン中は混雑しそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回チェーンスパイクのみ使用、ツボ足になるような箇所はほぼなかったのでゲイターは未使用。 駐車場から山に入ったがあちこちに踏み跡ができておりどれが正規ルートなのか非常に迷った。だいたい方向が合ってれば先に進めるのであまり気にしすぎず進んだ方がいいかもしれない。入ってすぐに登山道とは全く逆の方向(ケロケロ岩)のピンクテープがあったりしたので要注意。 林道交差周辺は落葉樹の葉っぱが膝下くらい積もっていて、見えない岩に躓いたりして歩きにくかった。 富士見平小屋までは凍結箇所ほぼなし。 富士見平小屋から鷹見岩分岐までは序盤は凍結と岩のミックスだが後半はほとんど凍結しているのでさっさと軽アイゼンかチェーンスパイクを履いてしまった方が良い。 分岐から鷹見岩は踏み跡は明瞭なものの倒木をくぐったりシャクナゲを軽く漕いだりする必要があった。道中はずっと締まった雪か凍結だった。ピーク直下は短距離だが急登、鎖付きの岩はガチガチに凍っていた。ピークはかなり高度感があり眺めも良い。 鷹見岩分岐からは大日岩の下だけ氷がなく岩場だったかあとは全て凍結か締まった雪。 大日岩は道具がなくても上まで登れる。大日岩上はルートがわかりにくい。八丁平方面は岩板を降りる必要があり、万が一凍結や積雪していると戻れなくなりそう。 砂払いノ頭で樹林帯から開けた稜線に切り替わる。ここからは木々が無くなるので風が強くなり、切り立った崖もあるので滑落しないように気をつける。踏み跡ははっきりしており、踏み跡通りに辿れば雪を踏み抜くことはなかった。 金峰山山頂と五丈岩は更に風が強くガスってきていて、小さなエビの尻尾ができかけていた。五丈岩は登ろうと思えば登れそうだったが表面に極小のエビの尻尾みたいなのが貼り付いていたのでやめておいた。 山頂から金峰山小屋方面は踏み跡薄め、ツボ足になりそうだったのですぐに引き返した。 富士見平小屋から小川山分岐の手前くらいまではほとんど凍結していて軽アイゼンかチェンスパ必須。 天鳥川を過ぎたあたりからスパイク必須凍結箇所と岩場がコロコロ入れ替わりとても歩きにくかった。 後半は大きな岩を乗り越えたりしなければならず、夏場ならどうってことはないがチェンスパ履いたままだと大変だった。 瑞牆山山頂直下の鎖場は完全に凍結しており滑った時の保険に鎖を持ちながら慎重に登る必要がある。 帰りの富士見平小屋から駐車場までは泥が溶けて滑りやすいところがあった。もうすぐゴールで気も抜けているしアイゼンも外している場合が多いので注意が必要。 |
その他周辺情報 | 富士見平の水場はチョロチョロ出てた。道中トイレは富士見平小屋にしかなかった。 |
写真
感想
登ろう登ろうと思っていてもなんだかんだでいまだに登っていなかった百名山、金峰山に登ってきました。
朝4時に起き下道で瑞牆山の無料駐車場へ向かい6時前に到着。平日の昼だからか駐車場には1台も停まってませんでした。こりゃ静かな山行が楽しめそうだ。
日が登るのも早くなり、今回もヘッデンスタートせずに済んでよかった。
まずは金峰山と瑞牆山の分岐である富士見平へ向かう。富士見平湧水がチョロチョロ出てたので飲んでみたけど良くも悪くも全くクセがない感じの味。やはり僕の中の水ランキングでは木曽駒桂木場のぶどうの泉が1番。
富士見平小屋までは一瞬で着いてしまった。山行のために泊まる小屋というよりは小屋泊・テン泊自体が目的の小屋なのだろう。テント設営前に受付をして下さい、の看板が至るところに立てられていた。トラブルでもあったんだろうか。
富士見平からは凍結箇所も現れ、チェーンスパイクを装着するか迷ったが、結局鷹見岩ピークまでは装着しなかった。今思えばさっさとチェーンスパイク着けとけばよかった。
鷹見岩はとても眺めがよくかなり高度感もあり瑞牆山山頂のような感じ。分岐から大して距離は無いので余裕があったら寄ってみて欲しいです。
砂払いノ頭からは稜線歩き。風が強くてすごく寒い。金峰山方面はガスっている。眺望は望めなさそうだなあ…
雪が積もってはいるけれど、踏み跡どおりに歩けば締まっていてツボ足になることもなく程よいクッションで歩きやすかった。
金峰山山頂に到着。五丈岩はどんな感じなのか、次来たときに登るための参考に見てみたけど、話で聞くよりも簡単に登れそうだった。
帰りは金峰山小屋通って行こうと思ったけどツボ足になりそうだったので来た道を引き返した。
大日岩分岐で八丁平まで行って瑞牆山に登ろうと思っていたけどこちらも踏み跡少なめ、ツボ足になりそうだったのでやめておいた。大日岩は道具がなくても上まで登れた。
富士見平に戻って瑞牆山へ向かう。雨が降ってきそうな感じだったので出来るだけ急ぎめで。岩場が多くチェーンスパイクでは登りにくかった。山頂ちょい手前でトラブル。片方のチェーンが取れてしまった。直そうとしても上手くハマらない。とりあえず山頂へ向かうことに。
瑞牆山山頂はガスってて何も見えず、わずかに雪が舞っていたので一瞬で立ち去った。
石でチェーンを嵌めようとしても上手くいかず、とりあえず壊れたままで下山。登りですれ違った人に追いつきそうになったが壊れたチェンスパで追い抜くのはなんかアレだったので追いつきそうになったら立ち止まってを繰り返した。そのため登りよりも下の方が時間がかかってしまった…
新雪じゃなければチェーンスパイクは万能だと思い込んでいたが、これからは岩場ではこまめに外して、チェンスパがないと危険な場所では予備も持って行こうと思います…
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