中濃・南尾根ルートから岳美岩─簗谷山周遊
- GPS
- 02:27
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 692m
- 下り
- 712m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口までの簗谷林道はシーズン前の未整備状態のためか、小さな落石がゴロゴロしてる。尖った石も多いのでクルマでの走行時にはパンクしないように注意を要する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ぶなの木コースは渡渉ポイントが3ヶ所あるので、ファミリー登山は避けたほうがいいかも。 |
その他周辺情報 | 簗谷山登山口のトイレは(冬季のためか)使用禁止。トイレは「道の駅パスカル清見」を使用(我慢した)。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
スパッツ
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感想
COVID-19感染症に対する緊急事態宣言が岐阜県を対象に発令されていたので、岐阜県の山はおろか、アクセスのため岐阜県を通過する山旅も遠慮してたけど、無事、緊急事態宣言が解除されたことを受け、岐阜県の簗谷山に行って来た。
簗谷山は下呂市の旧金山町域(の旧郡上郡東村村域)にあり、富山からのアクセスを考えると郡上八幡から国道256号というルートがすぐ思い浮かんだけど、『Googleマップ』さんに相談したところ、中部縦貫道高山西I.C.―飛騨せせらぎ街道―高山市清見町大原―国道257号―大規模林道八幡高山線―県道86号…という思いも付かないルートを提案された(苦笑)。郡上八幡から国道256号というルートだと県道86号の通行止め区間に引っかかってたハズで、『Googleマップ』さんに相談したのは正解だった。
さっさと登ってさっさと降りて来たかったので、登山開始を夜明けの6時に設定し、逆算して『キャラメルハウス』(自宅)を3時に出発。前述のルートを走り、登山口には5:20には着いてた。辺りはまだ真っ暗…。予定より早く着き過ぎた!
クルマのなかで夜明けを待ち、5:50から準備開始。完全に明るくなった6:02に登山開始。登山口から入るとすぐに東屋が現れ、少し行くと南尾根ルートとぶなの木ルートの分岐に出た。樹林帯のなかをジグザグに登ってく。やがて植生がササ原に変わる。緩めの登りが続いてたところ、下りになって降り切ったところで小鹿の涙に到着。夏場だったら水分補給したり、涼んだりするんだろうけど、寒いのでスルー(苦笑)。
小鹿の涙からは上りとなり、小鹿の涙の上流に当たる沢の伏流となってる岩場を横断。この辺りから日陰に残雪が見え始める。気温が氷点下まで下がってるため登山道も霜柱が出来てて、踏み締めるとポリポリと音がする。ヒトよりもシカのほうが圧倒的に多いようで、道の至るところにシカのフンが転がってるけど、私の気配を感じてか前方の草叢がザワザワしたかと思うと、大きなシカが4頭ぐらいあちらこちらに散るように逃げってった(苦笑)。尾根に乗る直前の登山道に残雪があったけど、ヒトの足跡は無く、他の動物のモノばかり…。
・1,098 m標高点に出て尾根に乗ると、気持ちのイイ尾根道。これまで東側の御嶽や北アの展望のみだったけど、西側の白山系の山々も見えるようになったんだから! 頂上まで300 mの標識を通過すると、東側を巻くようになる。岳美岩の分岐が現れたので岳美岩を往復したけど、あそこは凄いところだ! 天然のお立ち台で、山岳展望を欲しいままにする絶好スポット。ただし、風もモロ当たりのため、今の時期は寒くて長居は出来なかった…。
岳美岩の分岐まで戻り頂上を目指すと、ぶなの木ルートと合流。合流点から1分で簗谷山頂上に7:32に到着。頂上には標識と双眼鏡、展望図と三角点があった。展望図では白山が見えることになってたけど、そっちの方向は木が茂って見えなくなってる(能郷白山方面もアヤしい)。岳美岩と同じで、真正面の御嶽のほか、乗鞍、槍穂、黒部五郎などの北アルプス、木曽駒など中央アルプスが見えた。恵那山は雲がかかってた。
10分間頂上に居て、下山にかかる。帰りはぶなの木ルートを採る。帰りにもシカがヒトに驚いて四方八方散り散りになって逃げてく姿を目撃…(苦笑)。捕って喰わないから、逃げないで〜! しばらくはブナ林を尾根通しで歩いていく。雲が出てきて、どんどん山岳展望が遮られていく…。途中から谷に向かって下りていき水場に出るけど、渡渉ポイントを見逃したのか1回目の渡渉に苦労した。2回目と3回目のポイントはマーキングされてたので、問題なく渡れたけど、子連れだったら厳しいかも…?
沢沿いに道を往くと、やがて2時間ちょっと前に通過した南尾根ルートとの分岐に出て、8:29に簗谷山登山口に到着。駐車場に戻ったら、クルマが1台増えてたので軽く驚いた。この時期にこの山に来るのは私しか居ないと思ってたので…(苦笑)。
気温が低く、風も冷たかったけど、展望に恵まれて充実した山旅になった。帰りに大規模林道八幡高山線の入口を見逃し、小川峠越えしたことが唯一の誤算(苦笑)。
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