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Yamareco

記録ID: 2977623
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

大佐山で,小さな春探し

2021年03月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:23
距離
5.7km
登り
492m
下り
494m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:03
休憩
0:20
合計
3:23
8:29
99
スタート地点
10:08
10:28
84
11:52
ゴール地点
正面登山道は何気に急登。南尾根登山道は踏み跡が薄いが歩けない道ではない。落ち葉が多いので滑らないように。
天候 ☀晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山市より山陽道,岡山道,中国道経由で,大佐S.A.の出口から,大佐山オートキャンプ場へ。
コース状況/
危険箇所等
正面登山道は距離は短いが直登の急登。よく整備されているので歩きやすい道。山頂のあすなろタワー直下より南の尾根を通って下る南登山道は,所々に倒木あり。しかし歩きにくい道ではない。
その他周辺情報 昔はいろいろあった大佐山山頂。今は山頂の施設も閉鎖され,自然公園になってしまった。
今日は完全オフ。昨日までくたくたで無計画なまま大佐山に来た。うん十年前に大勢で行ったことがあるだけ。夏だったがとても涼しかった記憶がある。今日は上の方が白い大佐山。1000mに満たないが,このあたりではよく目立つ山。
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今日は完全オフ。昨日までくたくたで無計画なまま大佐山に来た。うん十年前に大勢で行ったことがあるだけ。夏だったがとても涼しかった記憶がある。今日は上の方が白い大佐山。1000mに満たないが,このあたりではよく目立つ山。
風のサンクチュアリというエリアが整備されていて,パラグライダー愛好家の方々のテリトリーになっている。車を道べりに停めて,正面登山口より出発。空,真っ青でいいね〜(^^)/。
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風のサンクチュアリというエリアが整備されていて,パラグライダー愛好家の方々のテリトリーになっている。車を道べりに停めて,正面登山口より出発。空,真っ青でいいね〜(^^)/。
足下にはヤマネコノメソウ?がいっぱい。春の足音が近づく中国山地。
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足下にはヤマネコノメソウ?がいっぱい。春の足音が近づく中国山地。
正面登山道は距離が短いが,直登の急登が続く。鳥の鳴き声を聞きながらどんどん登る。
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正面登山道は距離が短いが,直登の急登が続く。鳥の鳴き声を聞きながらどんどん登る。
林地を抜けて頭上が開けた。ろうそくのような岩がそり立つ。この上にパラグライダーのランチがある。
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林地を抜けて頭上が開けた。ろうそくのような岩がそり立つ。この上にパラグライダーのランチがある。
麓の景色が見えるようになった。遠く吉備高原の山々も見渡せる。
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麓の景色が見えるようになった。遠く吉備高原の山々も見渡せる。
草が刈られてパラグライダーの離陸場所になっているようだ。大佐山はこのあたりではパラグライダーのスポットとして有名。
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草が刈られてパラグライダーの離陸場所になっているようだ。大佐山はこのあたりではパラグライダーのスポットとして有名。
毛無山山系は残念ながら,雲の中。大山も見えない。まあ,こっちの天気が最高だから文句は言わない。
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毛無山山系は残念ながら,雲の中。大山も見えない。まあ,こっちの天気が最高だから文句は言わない。
山頂へ向かう道路に出た。下から見えた大佐山は白かった。道の両脇には今朝降った雪が薄く積もっている。
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山頂へ向かう道路に出た。下から見えた大佐山は白かった。道の両脇には今朝降った雪が薄く積もっている。
山頂の施設は閉鎖されている。昔はいろんな施設があってにぎやかだったが,今は見る影も無し。しかし,山頂の展望台は健在だ。
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山頂の施設は閉鎖されている。昔はいろんな施設があってにぎやかだったが,今は見る影も無し。しかし,山頂の展望台は健在だ。
その名をあすなろタワーという事実を初めて知る。大佐山を眺めると山頂にアンテナのようなタワーがすっくと立つ。いざ山頂へ。
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その名をあすなろタワーという事実を初めて知る。大佐山を眺めると山頂にアンテナのようなタワーがすっくと立つ。いざ山頂へ。
このあたりはツツジの枝先に霧氷も見られた。お日様で溶けかかって,氷になっている。
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このあたりはツツジの枝先に霧氷も見られた。お日様で溶けかかって,氷になっている。
あすなろタワーの螺旋階段を上る。その昔ここを訪れた時のことは,はっきりとは覚えていない。見えた山のことも記憶にない。
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あすなろタワーの螺旋階段を上る。その昔ここを訪れた時のことは,はっきりとは覚えていない。見えた山のことも記憶にない。
風速計がくるくる回っている。このタワーの上は360度の大展望が楽しめる。残念だが大山は雲の中。
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風速計がくるくる回っている。このタワーの上は360度の大展望が楽しめる。残念だが大山は雲の中。
しかし青空の下に備北の山々が丸見えだ。山並みがどこまでも続く。少し風があって寒いが,すばらしい眺望に大満足。
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しかし青空の下に備北の山々が丸見えだ。山並みがどこまでも続く。少し風があって寒いが,すばらしい眺望に大満足。
備北の主峰,花見山。去年スキー場は閉鎖されてしまった。スキー場には雪は無い。山の稜線は白い。
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備北の主峰,花見山。去年スキー場は閉鎖されてしまった。スキー場には雪は無い。山の稜線は白い。
なだらかなピークの連なる雄山(おんぜん)と雌山(めんぜん)。雄山からは大佐山がよく見えた。
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なだらかなピークの連なる雄山(おんぜん)と雌山(めんぜん)。雄山からは大佐山がよく見えた。
すぐ東には櫃ヶ山と星山の稜線。あちらも雲の中。
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すぐ東には櫃ヶ山と星山の稜線。あちらも雲の中。
星山のすぐ右には湯原の三坂山かな?その向こうには富栄山と大空山と思われる山。
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星山のすぐ右には湯原の三坂山かな?その向こうには富栄山と大空山と思われる山。
雲の上にうっすらとおそらく那岐山系の山。
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雲の上にうっすらとおそらく那岐山系の山。
遙か西の方に道後山系の山々。雲がかかっている。あちらは雪深く山頂が白い。
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遙か西の方に道後山系の山々。雲がかかっている。あちらは雪深く山頂が白い。
しばらくあすなろタワーの上で山座同定を楽しむ。眼下には小阪部の田園が広がる。田植えの時期がきれいだろう。
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しばらくあすなろタワーの上で山座同定を楽しむ。眼下には小阪部の田園が広がる。田植えの時期がきれいだろう。
山の西側全体に霧氷のついた木々。
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山の西側全体に霧氷のついた木々。
タワーから下りて大佐山山頂に行ってみる。新見ハイキングクラブの山頂標と三角点。標高は988m。
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タワーから下りて大佐山山頂に行ってみる。新見ハイキングクラブの山頂標と三角点。標高は988m。
ここにもパラグライダーのランチがある。ここは高さがあってスリリング。
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ここにもパラグライダーのランチがある。ここは高さがあってスリリング。
そうこうしていると...。大山方面の雲がとんだ。少し黒いところが増えた大山さんのお出まし。
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そうこうしていると...。大山方面の雲がとんだ。少し黒いところが増えた大山さんのお出まし。
雲の中からペギラ(烏ヶ山)も出現。まさに怪獣!
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雲の中からペギラ(烏ヶ山)も出現。まさに怪獣!
どうやら毛無の上に雲がかかってあちらの眺望を邪魔していたようです。大山は天気良さそう。
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どうやら毛無の上に雲がかかってあちらの眺望を邪魔していたようです。大山は天気良さそう。
せっかくなのでもう一回あすなろタワーに上って大山を眺めた。
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せっかくなのでもう一回あすなろタワーに上って大山を眺めた。
下山にかかる。日陰は雪が溶けきっていない。こっちのコースは正面登山道よりも歩かれていない感じ。
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下山にかかる。日陰は雪が溶けきっていない。こっちのコースは正面登山道よりも歩かれていない感じ。
節離した岩が頭上に突き出す。落ちてこないでね(T_T)。
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節離した岩が頭上に突き出す。落ちてこないでね(T_T)。
そして下りには...。ありました!アテツマンサク。
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そして下りには...。ありました!アテツマンサク。
真っ青な空の下に,黄色がカラフルなこと!
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真っ青な空の下に,黄色がカラフルなこと!
マンサクなのでこんな花です。どうしてこんな花びらなのか不思議。
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マンサクなのでこんな花です。どうしてこんな花びらなのか不思議。
南登山道のこのあたりだけ咲いていました。
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南登山道のこのあたりだけ咲いていました。
鳥の声がするので注意深く観察しているとコガラ発見。
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鳥の声がするので注意深く観察しているとコガラ発見。
黒目がちでかわいい顔をしている。
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黒目がちでかわいい顔をしている。
うんちをして飛んでいった。
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うんちをして飛んでいった。
明るいアカマツの林を下りていく。南登山道は荒れた作業林道。
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明るいアカマツの林を下りていく。南登山道は荒れた作業林道。
足下で動くものを発見。落ち葉とそっくりなこやつ。
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足下で動くものを発見。落ち葉とそっくりなこやつ。
羽根を広げると...。テングチョウでした。越冬した成虫が春の訪れとともに活動を開始したようです。どこで寝てたんだろう?
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羽根を広げると...。テングチョウでした。越冬した成虫が春の訪れとともに活動を開始したようです。どこで寝てたんだろう?
麓まで下りて来た。道ばたには小さなハコベの花。
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麓まで下りて来た。道ばたには小さなハコベの花。
風のサンクチュアリと呼ばれるこのエリア。たくさんのパラグライダーパイロットが風を受け止める練習をしていた。このあと飛ぶのでしょう。
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風のサンクチュアリと呼ばれるこのエリア。たくさんのパラグライダーパイロットが風を受け止める練習をしていた。このあと飛ぶのでしょう。
オオイヌノフグリもいっぱいだ。
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オオイヌノフグリもいっぱいだ。
雲を被っていた星山もすっかり見通しがよくなった。しかし空全体に少しずつ薄く雲がかかってきた。
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雲を被っていた星山もすっかり見通しがよくなった。しかし空全体に少しずつ薄く雲がかかってきた。
ぶっ壊れたベンチをテーブルにランチタイム。大佐山のお気楽ハイキングを楽しんだ。
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ぶっ壊れたベンチをテーブルにランチタイム。大佐山のお気楽ハイキングを楽しんだ。

感想

今週はみっちり土曜日まではたらく。今日は完全オフだが,くたびれてまたまたゆっくりスタートとなってしまった。うん十年前に行ったきり訪れていなかった大佐山に行ってみることにする。
お椀を伏せたような形の大佐山は,いろいろな場所からよく分かる山だ。岡山道の高梁S.A.からも西の方に見える。早春の花が何か見られるのじゃないかと考え,いろんな方が歩かれている,正面登山道から南尾根の道を周回することにした。
今朝の大佐山は少し冷え込んで,てっぺんは白くなっていた。急登をがんばると山頂部からはうっすらと白い雪の積もった景色になった。天気はあまり期待していなかったのに,青空が広がりすばらしい山日和。標高は1000mにも満たないが,山頂のあすなろタワーからの360度の眺望はすばらしい!の一言。道後山,備北の山々,雪の大山などを眺めることができるすてきな山頂だ。山の中に開いたアテツマンサクの黄色い花も美しかった。

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