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Yamareco

記録ID: 3021512
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白山

白山イグルー縦走・石徹白から白川郷

2021年03月21日(日) 〜 2021年03月26日(金)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
41:41
距離
54.6km
登り
3,939m
下り
4,186m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:36
休憩
0:43
合計
6:19
9:13
180
12:13
12:47
14
13:01
13:10
142
2日目
山行
4:15
休憩
0:21
合計
4:36
9:18
9:18
30
9:48
9:48
70
10:58
10:58
65
12:03
12:24
48
13:12
13:12
6
3日目
山行
6:33
休憩
0:07
合計
6:40
7:56
7:56
71
9:07
9:10
48
9:58
10:00
25
10:25
10:25
73
11:38
11:39
47
12:26
12:27
38
13:05
13:05
75
14:20
標高点2199 C3イグルー
4日目
山行
8:16
休憩
0:26
合計
8:42
6:18
32
標高点2199 C3イグルー
6:50
6:56
52
7:48
7:57
63
9:00
9:11
52
10:03
10:03
142
12:25
12:25
155
15:00
間名古の頭トラバースC4イグルー
5日目
山行
7:38
休憩
0:34
合計
8:12
6:02
56
間名古の頭トラバースC4イグルー
6:58
7:19
57
8:16
8:17
175
11:12
11:24
170
14:14
野谷荘司岳南コルC5イグルー
6日目
山行
5:25
休憩
0:39
合計
6:04
6:09
19
野谷荘司岳南コルC5イグルー
6:28
6:34
10
6:44
6:44
65
7:49
8:02
7
8:09
8:15
48
9:03
9:07
49
9:56
10:05
56
12:13
白川郷バスターミナル
天候 1日目:雨、2日目:ガス吹雪、3日目:晴天強風朝低温、4日目:快晴風あり。5日目:晴れのちガス小雨、6日目:晴れのち曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
石徹白までレンタカーで西名氏に送ってもらう
帰りは高速道路バス3000圓(白川郷〜名古屋駅)
コース状況/
危険箇所等
初日雨、三日目の朝はマイナス13度くらいになったため、雪面は概して固く、スキーに適さなかった。雪の量はあり。
視界不良時の複雑な尾根線、硬いと急斜面が難所になる。総合力が必要。
その他周辺情報 冬季小屋は3軒とも使える。
林道にて
送りの西名さんは石徹白の杉まで同行、林道はすべて雪あり
2021年03月21日 09:36撮影 by  iPhone XR, Apple
3/21 9:36
送りの西名さんは石徹白の杉まで同行、林道はすべて雪あり
デブリで硬い急斜面
2021年03月21日 10:18撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/21 10:18
デブリで硬い急斜面
こういうところに限って下は激流。アイゼンに変える。
2021年03月21日 10:27撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/21 10:27
こういうところに限って下は激流。アイゼンに変える。
こういうところに限って下は激流。アイゼンに変える。
2021年03月21日 10:32撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/21 10:32
こういうところに限って下は激流。アイゼンに変える。
雨の登山口まで2時間半
2021年03月21日 12:12撮影 by  iPhone XR, Apple
3/21 12:12
雨の登山口まで2時間半
石徹白のスギのある杉の林の窪地
2021年03月21日 12:58撮影 by  iPhone XR, Apple
3/21 12:58
石徹白のスギのある杉の林の窪地
20年ぶりの石徹白の杉
2021年03月21日 13:00撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/21 13:00
20年ぶりの石徹白の杉
雨の雑木林、かわいい落ち葉
2021年03月21日 14:00撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/21 14:00
雨の雑木林、かわいい落ち葉
宮鳩の避難小屋
2021年03月21日 15:30撮影 by  iPhone XR, Apple
3/21 15:30
宮鳩の避難小屋
高いところに出入り口
2021年03月21日 15:31撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/21 15:31
高いところに出入り口
記憶と違う新しい小屋
2021年03月22日 08:23撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/22 8:23
記憶と違う新しい小屋
入り口は高度感満点。重いザックで入ると緊張する
2021年03月22日 08:23撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/22 8:23
入り口は高度感満点。重いザックで入ると緊張する
雨は止んだ、銚子ヶ峰への尾根。
2021年03月22日 08:57撮影 by  iPhone XR, Apple
3/22 8:57
雨は止んだ、銚子ヶ峰への尾根。
御母岩、銚子ヶ峰へ
2021年03月22日 09:02撮影 by  iPhone XR, Apple
3/22 9:02
御母岩、銚子ヶ峰へ
小雪舞う
2021年03月22日 11:12撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/22 11:12
小雪舞う
今回新調のリング
2021年03月22日 11:12撮影 by  iPhone XR, Apple
5
3/22 11:12
今回新調のリング
二ノ峰山頂の少しばかりのオオシラビソ
2021年03月22日 12:04撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/22 12:04
二ノ峰山頂の少しばかりのオオシラビソ
多少の風よけ
2021年03月22日 12:04撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/22 12:04
多少の風よけ
見つけにくかったけど見つかった三ノ峰避難小屋
2021年03月22日 13:16撮影 by  iPhone XR, Apple
5
3/22 13:16
見つけにくかったけど見つかった三ノ峰避難小屋
穴ほってドアへ
2021年03月22日 13:16撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/22 13:16
穴ほってドアへ
雪かきしてお邪魔します。
2021年03月22日 13:29撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/22 13:29
雪かきしてお邪魔します。
この冬、初客かも。
2021年03月22日 13:30撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/22 13:30
この冬、初客かも。
扉が内開きで本当に助かった。
2021年03月22日 13:30撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/22 13:30
扉が内開きで本当に助かった。
つるが山楽会提供の毛布
2021年03月22日 14:26撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/22 14:26
つるが山楽会提供の毛布
板の間はやさしい
2021年03月22日 14:27撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/22 14:27
板の間はやさしい
16時の気象通報で天気図を描いた
2021年03月22日 16:36撮影 by  iPhone XR, Apple
8
3/22 16:36
16時の気象通報で天気図を描いた
半熟ゆで卵
2021年03月22日 16:49撮影 by  iPhone XR, Apple
6
3/22 16:49
半熟ゆで卵
麻婆春雨とアルファ米
2021年03月22日 17:04撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/22 17:04
麻婆春雨とアルファ米
冷え込んだが晴れた朝
2021年03月23日 07:41撮影 by  iPhone XR, Apple
8
3/23 7:41
冷え込んだが晴れた朝
風強し別山
2021年03月23日 07:41撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/23 7:41
風強し別山
摂氏零下13度強風
2021年03月23日 07:54撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 7:54
摂氏零下13度強風
三ノ峰より別山へ
2021年03月23日 07:57撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 7:57
三ノ峰より別山へ
ゆくて別山
2021年03月23日 08:09撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 8:09
ゆくて別山
ゆくて別山
2021年03月23日 08:56撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/23 8:56
ゆくて別山
白山最高峰、御前峰が見えた
2021年03月23日 08:57撮影 by  iPhone XR, Apple
7
3/23 8:57
白山最高峰、御前峰が見えた
吹き溜まりとクラスト
2021年03月23日 09:14撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/23 9:14
吹き溜まりとクラスト
別山への登りより、御前峰
2021年03月23日 09:16撮影 by  iPhone XR, Apple
5
3/23 9:16
別山への登りより、御前峰
別山最期の登り
2021年03月23日 09:20撮影 by  iPhone XR, Apple
6
3/23 9:20
別山最期の登り
シュカブラと御前峰
2021年03月23日 09:23撮影 by  iPhone XR, Apple
7
3/23 9:23
シュカブラと御前峰
シュカブラと別山
2021年03月23日 09:28撮影 by  iPhone XR, Apple
9
3/23 9:28
シュカブラと別山
別山へ最期の登り
2021年03月23日 09:30撮影 by  iPhone XR, Apple
5
3/23 9:30
別山へ最期の登り
振り返り。銚子ヶ峰から1,2,3峰
2021年03月23日 09:56撮影 by  iPhone XR, Apple
6
3/23 9:56
振り返り。銚子ヶ峰から1,2,3峰
別山山頂より白山御前峰へ
2021年03月23日 09:58撮影 by  iPhone XR, Apple
11
3/23 9:58
別山山頂より白山御前峰へ
別山山頂より白山御前峰へ
2021年03月23日 10:24撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/23 10:24
別山山頂より白山御前峰へ
別山山頂より白山御前峰へ
2021年03月23日 10:40撮影 by  iPhone XR, Apple
5
3/23 10:40
別山山頂より白山御前峰へ
別山北面を振り返る
2021年03月23日 10:40撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/23 10:40
別山北面を振り返る
別山より白山御前峰へ
2021年03月23日 10:40撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/23 10:40
別山より白山御前峰へ
別山を振り返る
2021年03月23日 11:01撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/23 11:01
別山を振り返る
荒島岳、赤兎方面
2021年03月23日 11:01撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/23 11:01
荒島岳、赤兎方面
御前峰へ。東側は絶壁
2021年03月23日 11:15撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/23 11:15
御前峰へ。東側は絶壁
別山を振り返る
2021年03月23日 11:57撮影 by  iPhone XR, Apple
5
3/23 11:57
別山を振り返る
乗鞍岳から剣岳まで見えている
2021年03月23日 13:16撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/23 13:16
乗鞍岳から剣岳まで見えている
御岳山と乗鞍岳を眺めるイグルー
2021年03月23日 14:46撮影 by  iPhone XR, Apple
8
3/23 14:46
御岳山と乗鞍岳を眺めるイグルー
御岳山と乗鞍岳を眺めるイグルー完成
2021年03月23日 15:34撮影 by  iPhone XR, Apple
11
3/23 15:34
御岳山と乗鞍岳を眺めるイグルー完成
御岳山と乗鞍岳を眺めるイグルー完成
2021年03月23日 15:34撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/23 15:34
御岳山と乗鞍岳を眺めるイグルー完成
内部
2021年03月23日 18:45撮影 by  iPhone XR, Apple
9
3/23 18:45
内部
2021年03月24日 06:17撮影 by  iPhone XR, Apple
6
3/24 6:17
白山、御前峰ちらり
2021年03月24日 06:18撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/24 6:18
白山、御前峰ちらり
別山からの稜線
2021年03月24日 06:18撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/24 6:18
別山からの稜線
別山からの稜線
2021年03月24日 06:18撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/24 6:18
別山からの稜線
別山からの稜線
2021年03月24日 06:19撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/24 6:19
別山からの稜線
木曽御嶽山と恵那山?が三角に見える
2021年03月24日 07:03撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/24 7:03
木曽御嶽山と恵那山?が三角に見える
室堂台地への登り。昨日歩いた別山からの国境稜線
2021年03月24日 07:03撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/24 7:03
室堂台地への登り。昨日歩いた別山からの国境稜線
埋没の室堂
2021年03月24日 07:42撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/24 7:42
埋没の室堂
室堂の白山神社
2021年03月24日 07:46撮影 by  iPhone XR, Apple
5
3/24 7:46
室堂の白山神社
冬季小屋は黄色く塗ってわかりやすい
2021年03月24日 07:54撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/24 7:54
冬季小屋は黄色く塗ってわかりやすい
御前峰の神社
2021年03月24日 08:58撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/24 8:58
御前峰の神社
最高点
2021年03月24日 08:59撮影 by  iPhone XR, Apple
10
3/24 8:59
最高点
御前峰の神社
2021年03月24日 08:59撮影 by  iPhone XR, Apple
3/24 8:59
御前峰の神社
御前峰の神社より室堂
2021年03月24日 09:02撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/24 9:02
御前峰の神社より室堂
大汝への下降路は固くて急
2021年03月24日 09:18撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/24 9:18
大汝への下降路は固くて急
右は剣ヶ峰
2021年03月24日 09:18撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/24 9:18
右は剣ヶ峰
噴火口底部へクライムダウン、硬い。
2021年03月24日 09:27撮影 by  iPhone XR, Apple
3/24 9:27
噴火口底部へクライムダウン、硬い。
スキーを履いてみるが、固く、吹きだまりは潜り、
2021年03月24日 10:11撮影 by  iPhone XR, Apple
3/24 10:11
スキーを履いてみるが、固く、吹きだまりは潜り、
剣ヶ峰と御前峰を見上げる
2021年03月24日 10:11撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/24 10:11
剣ヶ峰と御前峰を見上げる
一番右端のルンゼを下った。固くて急でアイゼンの歯だけ刺さる感じ
2021年03月24日 11:30撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/24 11:30
一番右端のルンゼを下った。固くて急でアイゼンの歯だけ刺さる感じ
念仏尾根へ、登り返し
2021年03月24日 11:30撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/24 11:30
念仏尾根へ、登り返し
行く手、念仏尾根が延々。左端の白い山は20年前に南下した大笠山、その右が尖った笈ヶ岳
2021年03月24日 11:30撮影 by  iPhone XR, Apple
3/24 11:30
行く手、念仏尾根が延々。左端の白い山は20年前に南下した大笠山、その右が尖った笈ヶ岳
白山を背に北上
2021年03月24日 11:41撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/24 11:41
白山を背に北上
ようやくシールを外してスキー
2021年03月24日 12:24撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/24 12:24
ようやくシールを外してスキー
スキーはここまで。尾根が細くなり、東側もアイスバーンになり傾斜つく
2021年03月24日 12:32撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/24 12:32
スキーはここまで。尾根が細くなり、東側もアイスバーンになり傾斜つく
再びスキー。
2021年03月24日 13:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/24 13:27
再びスキー。
右奥に間名古ノ頭。その下のコルまでスキー快適
2021年03月24日 13:34撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/24 13:34
右奥に間名古ノ頭。その下のコルまでスキー快適
間名古ノ頭とのコルへ
2021年03月24日 13:49撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/24 13:49
間名古ノ頭とのコルへ
間名古ノ頭のトラバース半ばのC4
2021年03月24日 17:28撮影 by  iPhone XR, Apple
7
3/24 17:28
間名古ノ頭のトラバース半ばのC4
日が暮れる
2021年03月24日 17:29撮影 by  iPhone XR, Apple
4
3/24 17:29
日が暮れる
イグルーでねる
2021年03月24日 19:10撮影 by  iPhone XR, Apple
5
3/24 19:10
イグルーでねる
イグルーの屋根
2021年03月24日 19:10撮影 by  iPhone XR, Apple
5
3/24 19:10
イグルーの屋根
間名古ノ頭の急なトラバース途上
2021年03月25日 06:32撮影 by  iPhone XR, Apple
3/25 6:32
間名古ノ頭の急なトラバース途上
間名古ノ頭の急なトラバース途上、すごく硬くて長い
2021年03月25日 06:34撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/25 6:34
間名古ノ頭の急なトラバース途上、すごく硬くて長い
オモ沢源流のスキー
2021年03月25日 07:20撮影 by  iPhone XR, Apple
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3/25 7:20
オモ沢源流のスキー
オモ沢源流のスキー、遠くに妙法山の稜線
2021年03月25日 07:36撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/25 7:36
オモ沢源流のスキー、遠くに妙法山の稜線
スキーの底版が剥がれてしまった。
2021年03月25日 07:48撮影 by  iPhone XR, Apple
6
3/25 7:48
スキーの底版が剥がれてしまった。
オモ沢乗っこし。尾根に登る
2021年03月25日 08:31撮影 by  iPhone XR, Apple
3/25 8:31
オモ沢乗っこし。尾根に登る
右上は滑降してきたオモ沢の全景。
2021年03月25日 09:03撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/25 9:03
右上は滑降してきたオモ沢の全景。
行く手に三角の笈と後ろに大笠。懐かしの
2021年03月25日 09:05撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/25 9:05
行く手に三角の笈と後ろに大笠。懐かしの
1780mへの雪壁
2021年03月25日 10:39撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/25 10:39
1780mへの雪壁
1780mへの雪壁
2021年03月25日 12:41撮影 by  iPhone XR, Apple
3/25 12:41
1780mへの雪壁
1780mへの雪壁
2021年03月25日 13:06撮影 by  iPhone XR, Apple
2
3/25 13:06
1780mへの雪壁
ガスに巻かれ、また晴れ、三方崩山
2021年03月25日 13:06撮影 by  iPhone XR, Apple
3/25 13:06
ガスに巻かれ、また晴れ、三方崩山
雪庇の最期の登り
2021年03月25日 13:08撮影 by  iPhone XR, Apple
1
3/25 13:08
雪庇の最期の登り
野谷荘司南コルのC5イグルー
2021年03月25日 15:32撮影 by  iPhone XR, Apple
10
3/25 15:32
野谷荘司南コルのC5イグルー
野谷荘司南コルのC5イグルー裏面
2021年03月25日 15:32撮影 by  iPhone XR, Apple
3
3/25 15:32
野谷荘司南コルのC5イグルー裏面
手作りドリップコーヒー
2021年03月25日 16:37撮影 by  iPhone XR, Apple
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手作りドリップコーヒー
イグルー道具
2021年03月26日 05:55撮影 by  iPhone XR, Apple
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イグルー道具
野谷荘司への登り。後ろは三方崩
2021年03月26日 06:18撮影 by  iPhone XR, Apple
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野谷荘司への登り。後ろは三方崩
野谷荘司山より三方岩岳
2021年03月26日 06:29撮影 by  iPhone XR, Apple
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野谷荘司山より三方岩岳
左、三方崩山、右、頭を雲に突っ込んでいるのは昨日滑ってきたオモ沢源流
2021年03月26日 06:30撮影 by  iPhone XR, Apple
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左、三方崩山、右、頭を雲に突っ込んでいるのは昨日滑ってきたオモ沢源流
三方岩岳
2021年03月26日 06:56撮影 by  iPhone XR, Apple
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三方岩岳
三方岩岳
2021年03月26日 07:01撮影 by  iPhone XR, Apple
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三方岩岳
三方岩岳に向かう
2021年03月26日 07:34撮影 by  iPhone XR, Apple
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三方岩岳に向かう
三方岩岳最高点1736より三方岩岳と笈岳
2021年03月26日 07:49撮影 by  iPhone XR, Apple
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三方岩岳最高点1736より三方岩岳と笈岳
三方岩岳最高点より野谷荘司山と今朝歩いた稜線
2021年03月26日 07:54撮影 by  iPhone XR, Apple
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三方岩岳最高点より野谷荘司山と今朝歩いた稜線
ネコヤナギ
2021年03月26日 10:54撮影 by  iPhone XR, Apple
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ネコヤナギ
2021年03月26日 14:03撮影 by  iPhone XR, Apple
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三方岩山頂
下りのブナ林
雪崩のネコヤナギ
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雪崩のネコヤナギ
雪崩の破壊、白山道路のゲート付近
雪崩の破壊、白山道路のゲート付近
雪崩の破壊、白山道路のゲート付近
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雪崩の破壊、白山道路のゲート付近
雪崩の破壊、白山道路のゲート付近
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雪崩の破壊、白山道路のゲート付近
白川郷合掌造り集落が見えた
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白川郷合掌造り集落が見えた

装備

個人装備
スコップ+のこぎり スキー・ストック・シール アイゼン・ピッケル ビーコン ラジオ+天気図 その他冬山泊個人装備(寝具一式・ナイフや灯り地図磁石)
共同装備
ツエルト ストーブ・鍋 6mm×10 mシュリンゲ

感想

20年前に富山の大門山から大笠、笈岳、三方岩までスキー縦走した。今回はその南の延長を北上する白山完結編。残念ながら松は仕事の都合で不参加。30年来のお付き合いのカタオカ(サンナビキ)さんと挑む。石徹白は美濃白山禅定道の正面玄関。峰を越え越え我が道で白山に登ろう。目方はスキー込みで三十キロ弱。

1日目:雨の林道ずぶ濡れ。銚子ヶ峰手前まで。
入山は車をニシナさんに出してもらって石徹白へ。ここは車を置いていけないし公共交通も無いのでこれしか手がない。林道はデブリが激流まで迫る危険箇所が三つ。アイゼン履いたりする。カタオカさんのシールの引掛け金具が破損し、針金で対処する。ニシナさんは石徹白杉にて引き返す。どうもありがとう。
大した雨じゃないと思っていたが、下半身カッパを着なかったため、登山靴の中がドボドボになってしまって後悔。普通、雨の季節は地下足袋で、登山靴の季節に雨ってあまりないから忘れていた。覚えておこう。宮鳩避難小屋は20年前の記憶と違ってピカピカ。冬季出入り口が高度感ある高窓で、緊張する。全身ずぶ濡れの身に、小屋の毛布がありがたかった。いつもどおり、両かかとに五百円玉大の靴擦れ。靴ももうぼろぼろだ。

2日目:樹林限界出て、三ノ峰避難小屋まで。
全然乾かず、やる気も消沈して出発。空は曇天、強風、雨は小雪ではあった。靴以外は行動でバリッと乾いた。しかし濡れた防寒テムレスは厄介だ。久しぶりに毛の手袋+オーバー手を使う。
銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰とどんどん針葉樹が減っていく。標高が2000無いのに樹林限界が低くてカリカリだ。スキーはこの日から担ぎっぱなし。視界もあったりなかったり。少々早いが霧の中思いがけずも見つかった三ノ峰避難小屋に転がり込む。風が強くてかなわない。入り口前は吹き溜まっていたが、スコップで彫りまくってドアノブまで達する。戸は幸運なことに内側開きだった。内部は清潔で簡素。白山で、福井県の県域はここより南側まで。つるが山楽会記名の毛布をありがたく使う。ここは貴重な三県境ポイントだった。またひとつ三県境を踏む。

3日目:快晴強風、別山越え
気温が下がり、濡れたものがバリッとフローズン。朝は凍った靴に足が入らず。アウターにインナーが入らず苦労する。靴ずれのかかとをゴシゴシやって突っ込む。拷問だ。初めての青空に別山が真っ白だ。白山本峰も初めて見えた。神々しい。続く稜線は片側が絶壁のところが多い。雪庇
も大きいが、庇ではなく、こんもり根がある感じ
で安定している。
大屏風の2276の下りなど、カキンカキンの急な斜面で、高度感もあり、尻もちついたら助からない長い斜面だ。地味に難しい稜線である。南竜山荘のある低い所には降りず、県境稜線を辿る。どこかの青い県警ヘリが飛んできて、頭上を越えていった。
御岳や北アルプスが全部見える所にきょうの宿りを作る。ここ数日の雨や低温が不安だったが、イグルーの出来ない雪はない。カタオカさんには初イグルー。ちょっと小さいと言われた。確かに足を伸ばせなかった。

4日目:快晴、最高点御前峰越え。スキーとアイゼンの判断目まぐるしい稜線
ちゃんと早起きして6時に出る。ひたすら白くて硬い斜面を登って広大な室堂のプラトーへ。ここも犬ぞりがほしいくらい長い。視界がないと難しいだろう。お宮にて家族の幸運をお祈りして冬季小屋の位置を確認。ここはわかりやすく黄色に塗ってあり入りやすそうだ。お宮の後ろの一番広いルンゼを登る。山頂がすぐ近くに見えても遠いところが富士山に似ている。
山頂のお宮も立派だ。20年近く前、残雪期に大白川から柳田くんとカメさんと登ったときのまま。山頂には岩の上にまでスキーの跡がある。今朝のものかもしれない。朝イチで登る著名なヤスヒロ氏一行のものだろうか。すごい。
大汝とのコルに降りてスキーと思っていたが、ここの急斜面がすごく硬く、緊張する。噴火口周辺でスキーを履いてみるが、横滑りしながら滑落しそうで、アイゼンに付け替える。大汝から東に降りるルンゼも、ちょっとスキーという気配じゃない。標高差200mは滑落しそうだ。緊張してアイゼンで下る。念仏尾根2349の平らな稜線に来てようやくスキーに。硬い面と積雪面がくるくる変わり、重荷登山靴スキーでは結構息が切れる。稜線が細くなるとスキーを脱ぎ、また履いて、間名古の頭手前のコルを見下ろす硬い急斜面で20mほどスキーでずり落ちる。50mほど下の積雪までは横滑り滑落という感じを覚悟して滑り出したが、回転もしたし、怪我しては元も子もない。やはりアイゼンに変えるべきだった。アイゼンでもバックステップするくらいのところ。いろいろ判断の迫られる稜線だ。
間名古の頭は、西側をトラバースするが、ここも樹林帯のくせに斜度45度でカキンカキンだ。100m位行って、アイゼンに替える。午後3時、この時間帯に危ないところを通るのは経験的にまずいと思った。ちょっと傾斜のゆるいところでイグルー作って泊まることにする。これがイグルーの良いところ。集中力の落ちた時間に、無理してやばいところを抜けようとしてはいけない。きょうは広いイグルーを作る。なんだかひらめいた。今回の雪は最低の質だが、足元から長細いブロックを切るには、トレンチを掘ればいいんだ。重くて硬い雪だろうが、縦割りにして使える。これで足元から三段掘れば、最期に雪捨て整形の手間も要らない。広いイグルーも遠慮なく作れるな。

5日目:オモ沢の痛快スキーと視界無い複雑稜線
間名古の嫌なトラバースを朝イチで済ませ、三叉峠からスキー滑降。僕の20年使っている板の、滑走面の接着剤がヘタったのか、みるみる剥けて取れてしまった。カタオカさんに登山靴スキーや竹ストックと共にボロい装備を笑いものにされる。僕は足首が自由に動く、登り重視の靴で登って滑りたいんだけどな。今回の山行では、結局雪面が硬く、ラッセルがなかったので、シールスキーで登降という場面は一度もなかった。ノリが剥がれ気味だったのでこれはラッキーだったかもしれない。
オモ沢乗っ越しから取り付いた稜線は、霧に巻かれ、複雑な地形で方角や雪面の傾斜が見えず、必要以上に頭を絞らされた。急な雪壁が現れ、雪庇の弱点から這い上がるポイントも有り、なかなか簡単ではない稜線だ。しかし、広い雪原に針葉樹の点在する北海道のような場所も多々あり、そんなところでは鼻歌がでる。サンサーンスの3番とか。
そろそろ集中力も落ちてきた、明日の下山射程範囲に入ったので野谷荘司山の南コルでイグルーを作る。トレンチ式、次回の講習からはこれを教えよう。
コルに下る前の高いところで岐阜バスに電話をかけ、明日の高速バス名古屋行きを予約する。電波通じた。今回は結構テン場では通じない。

6日目:三方岩から白川郷へ下山
高曇り。野谷荘司山から行く手の稜線を眺める。視界があるってありがたい。北方の笈岳が三角に、大笠が真っ白に、美しい。三方岩からの下りは北側の急斜面をトラバースして尾根に乗るのだが、ここがまたカキンカキンに凍っていて怖い。20年前はここで視界ゼロ、フワフワ新雪の急斜面で、状況は違うけど、それも怖くて不安だった。このルートは下山路にするにはあまり安心できる尾根ではない。尾根はずっと傾斜が強く、先が見えないくらい急だ。雑木林に入っても急だ。ヘアピンカーブを見て確認したのも思い出した。あのときはこの雑木林を転がりながらスキーで降りた。
馬狩の道路は大雪崩で被災していた。トンネルを越え、白川郷へ舗装道を長く歩く。有線放送で「恋はみずいろ」お昼だ。バスターミナルで靴を脱ぎ、久しぶりに足の指をぐっと伸ばし五本指靴に履き替える。クロッカス咲く合掌集落を散歩して天ぷらそばでビール。バスではどっと眠り込んだ。56歳と65歳。ふたりまもなく誕生日。
スキー板もビンディングも靴も全部オシャカになってきた。イグルー技術だけは作るたびに発見がある。

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