記録ID: 3031197
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾
乙妻山BC/大橋登山口より
2021年03月27日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,770m
- 下り
- 1,760m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
3/26に多くはないが積雪あり、所々でトレースは消えていました。 大橋林道は数箇所で地面が見えてきていますが、3/27現在はスキーを履いたまま移動できました。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
3:22 大橋登山口(1,140m)出発
1ヶ月半ぶりの大橋登山口。
2月以降、大した積雪がないのでやはり雪はだいぶ減っていました。
それなりの冷え込みでザラメが固まった雪面状況。登山口付近では前日は下界同様に雨が降っていたようです。
基本的にツボ足でボコボコの雪面の中、スキーのトレースは見る限りで2本。
大橋林道は数箇所で地面が見えていますが、雪が残っているところを迂回してスキーのまま進めました。
1ヶ月半ぶりの大橋登山口。
2月以降、大した積雪がないのでやはり雪はだいぶ減っていました。
それなりの冷え込みでザラメが固まった雪面状況。登山口付近では前日は下界同様に雨が降っていたようです。
基本的にツボ足でボコボコの雪面の中、スキーのトレースは見る限りで2本。
大橋林道は数箇所で地面が見えていますが、雪が残っているところを迂回してスキーのまま進めました。
4:00 林道分岐(1,270m)
出発から約40分で黒姫との分岐。スキーのトレースは佐渡山方面へ向かう西側の林道へ。
すぐに佐渡山への尾根取り付きですが、スキーのトレースは佐渡山のコル方面へと続いていました!
佐渡山は自分にとって山スキーデビューの山で、これまでに2回登っています。
ここから先が未踏区間。もちろん事前に調べ尽くしていますが、トレースがあったほうが心強いのはもちろんです。
出発から約40分で黒姫との分岐。スキーのトレースは佐渡山方面へ向かう西側の林道へ。
すぐに佐渡山への尾根取り付きですが、スキーのトレースは佐渡山のコル方面へと続いていました!
佐渡山は自分にとって山スキーデビューの山で、これまでに2回登っています。
ここから先が未踏区間。もちろん事前に調べ尽くしていますが、トレースがあったほうが心強いのはもちろんです。
4:37 尾根に取り付く(1,350m)
佐渡山へ突き上げる尾根の一つ西側の尾根末端に来ました。
ここからシートラに換装して急斜面を直登へ。
踏み抜きは殆ど無く、順調に尾根を登っていけました。
この尾根を登りきると佐渡山のコルなのですが、ここでルートミスし50mほど登り過ぎてなんとコルは無通過に。
佐渡山へ突き上げる尾根の一つ西側の尾根末端に来ました。
ここからシートラに換装して急斜面を直登へ。
踏み抜きは殆ど無く、順調に尾根を登っていけました。
この尾根を登りきると佐渡山のコルなのですが、ここでルートミスし50mほど登り過ぎてなんとコルは無通過に。
5:52 氷沢川源頭へ向けてシール滑降(1,630m)
今回の行程は殆どの区間が初めてなので、時折GPSで現在地を確認していました。
尾根上部から佐渡山のコルへ向けて斜めに登っていたつもりでしたが感覚はアテにならないもんです。
とりあえずコルは越えていたので、そのまま氷沢川源頭へ向けてシール滑降に入ります。
雪面は硬く古い雪に少し新雪が乗った状態で気持ち良かった。
今回の行程は殆どの区間が初めてなので、時折GPSで現在地を確認していました。
尾根上部から佐渡山のコルへ向けて斜めに登っていたつもりでしたが感覚はアテにならないもんです。
とりあえずコルは越えていたので、そのまま氷沢川源頭へ向けてシール滑降に入ります。
雪面は硬く古い雪に少し新雪が乗った状態で気持ち良かった。
6:01 まもなく氷沢川源頭へ(1,490m)
高妻からの沢と合流する辺りを目標の方角としてシール滑降。
順調に氷沢川上流の右岸に下りました。状況によってはスキーを外して渡渉も想定してましたが、
首尾よく渡れそうなスノーブリッジを見つけました。
高妻からの沢と合流する辺りを目標の方角としてシール滑降。
順調に氷沢川上流の右岸に下りました。状況によってはスキーを外して渡渉も想定してましたが、
首尾よく渡れそうなスノーブリッジを見つけました。
6:27 三角州の大地(1,440m)
氷沢川、高妻からの沢が合流する三角州にあたる場所。
気持ちの良い台地になっています。
高妻からの沢を渡る必要がありますが、まだまだ深い雪に覆われているため、容易に越えていけました。
氷沢川、高妻からの沢が合流する三角州にあたる場所。
気持ちの良い台地になっています。
高妻からの沢を渡る必要がありますが、まだまだ深い雪に覆われているため、容易に越えていけました。
6:57 崩壊地?に突き当たり高巻きへ(1,410m)
結論から言うと氷沢川へ少し寄り過ぎたようです。
この先は行き止まりになっているのを見て高巻きに入ります。
安全確実に巻くためにここでクトーも装着しました。
結論から言うと氷沢川へ少し寄り過ぎたようです。
この先は行き止まりになっているのを見て高巻きに入ります。
安全確実に巻くためにここでクトーも装着しました。
7:18 もう一つの崩壊地に突き当たる(1,410m)
今度は高過ぎたことが分かりました。
少し下側には林道が走っているのに気づき、急斜面を横滑りで下りました。
事前の下調べで林道があることに気付けていませんでした。
(林道は山と高原地図には載っているが地形図には不記載。ちょうどこの辺りが終点らしい。
ここもできれば無雪期に状況を確かめてみたいところです)
今度は高過ぎたことが分かりました。
少し下側には林道が走っているのに気づき、急斜面を横滑りで下りました。
事前の下調べで林道があることに気付けていませんでした。
(林道は山と高原地図には載っているが地形図には不記載。ちょうどこの辺りが終点らしい。
ここもできれば無雪期に状況を確かめてみたいところです)
7:45 乙妻山北東斜面下部の台地(1,480m)
崩壊地を林道で横切ると、いよいよ北東斜面へ。下部は緩やかで樹間の広い樹林帯です。
北東斜面に2本描かれている水線のうち、南側のほうを渡りやすいところで横切ります。
沢はまだまだ深い雪に覆われています。
崩壊地を林道で横切ると、いよいよ北東斜面へ。下部は緩やかで樹間の広い樹林帯です。
北東斜面に2本描かれている水線のうち、南側のほうを渡りやすいところで横切ります。
沢はまだまだ深い雪に覆われています。
8:29 次第に急斜面になっていく北東斜面(1,680m)
この頃より気温が上がって、雪が湿り気を帯びてきたのを感じました。
北東斜面は風下側で風が無いのも相まって暑くなってきました。
急斜面に差し掛かり、スキーが後ろに滑り始めました。
ふと足元を見るとクトーに雪がまとわりついたことにより、
刃が隠れる格好となりグリップ力が急減したようです。
この先、稜線に出るまで急斜面が続くのでシール登高はリスクありと判断。
ここでシートラに換装しました。
換装中に単独のスキーヤーの方が登ってこられました。
乙妻には何度か来られているようで、スキーでどんどん登って行かれます。
自分もスキーで登りたくなりましたが、せっかく換装したところなので今回はシートラでいきます。
この頃より気温が上がって、雪が湿り気を帯びてきたのを感じました。
北東斜面は風下側で風が無いのも相まって暑くなってきました。
急斜面に差し掛かり、スキーが後ろに滑り始めました。
ふと足元を見るとクトーに雪がまとわりついたことにより、
刃が隠れる格好となりグリップ力が急減したようです。
この先、稜線に出るまで急斜面が続くのでシール登高はリスクありと判断。
ここでシートラに換装しました。
換装中に単独のスキーヤーの方が登ってこられました。
乙妻には何度か来られているようで、スキーでどんどん登って行かれます。
自分もスキーで登りたくなりましたが、せっかく換装したところなので今回はシートラでいきます。
10:02 シートラで北東斜面を登っていく(2,000m)
シール登高による不安はない代わり、脚への負担を感じるシートラでした。
柔らかく脆い新雪でアイゼンの利き具合は可も無し不可も無しといったところ。
スキーのトレースを踏むと却って滑りやすいと感じ、外して登っていきました。
シール登高による不安はない代わり、脚への負担を感じるシートラでした。
柔らかく脆い新雪でアイゼンの利き具合は可も無し不可も無しといったところ。
スキーのトレースを踏むと却って滑りやすいと感じ、外して登っていきました。
11:05 稜線へ向けてトラバース(2,190m)
少し下方に先行の方のスキートレース。
直登の意識が強くて、少し登り過ぎたようです。
おかげでもう標高を上げることなく、稜線へ乗り上げることができそう。
少し下方に先行の方のスキートレース。
直登の意識が強くて、少し登り過ぎたようです。
おかげでもう標高を上げることなく、稜線へ乗り上げることができそう。
11:25 遂に稜線に到達!(2,230m)
北東斜面に取り付いてから約4時間…。
ようやく乗り上げた稜線。長かったです。
乗り上げたところは二重山稜のような地形。
無雪期に一度来ていますが、本当に別の場所のようです。
行程の進み具合が予想より遅れ気味なので、
下山までの所要時間の計算を繰り返していました。
リミットは昼としていたので、乙妻山頂までなんとか届きそうです。
なお先行のスキーヤーの方は乙妻山頂を目指さず、既に滑降されたようでした。
北東斜面に取り付いてから約4時間…。
ようやく乗り上げた稜線。長かったです。
乗り上げたところは二重山稜のような地形。
無雪期に一度来ていますが、本当に別の場所のようです。
行程の進み具合が予想より遅れ気味なので、
下山までの所要時間の計算を繰り返していました。
リミットは昼としていたので、乙妻山頂までなんとか届きそうです。
なお先行のスキーヤーの方は乙妻山頂を目指さず、既に滑降されたようでした。
11:37 シール登高にて乙妻山山頂へ(2,250m)
予想外に山頂までの稜線は再びトレース無しとなりました。
稜線は氷雪という読みは外れ、シートラから再びシール登高に換装して山頂へ向かいます。
ちなみに最初に見えるのは偽ピーク。乙妻は本当に遠い。
予想外に山頂までの稜線は再びトレース無しとなりました。
稜線は氷雪という読みは外れ、シートラから再びシール登高に換装して山頂へ向かいます。
ちなみに最初に見えるのは偽ピーク。乙妻は本当に遠い。
11:51 乙妻山山頂(2,318m)到着!!
大橋登山口を出発してから8時間半…。
積雪期では初めての乙妻山頂を遂に踏みました!
道中の苦労があればこそ、全方位の絶景はもちろんのことながら、
到着したこと自体に感動を覚えました。
大橋登山口を出発してから8時間半…。
積雪期では初めての乙妻山頂を遂に踏みました!
道中の苦労があればこそ、全方位の絶景はもちろんのことながら、
到着したこと自体に感動を覚えました。
北東斜面へは乙妻山頂直下からだと、自分のスキー技術では急斜面過ぎます。
最初に稜線に到達した2,230mのコルをドロップポイントとし、慎重に下りていきます。
障害物はないので山頂からシールを外して滑降モードでいけます。
最初に稜線に到達した2,230mのコルをドロップポイントとし、慎重に下りていきます。
障害物はないので山頂からシールを外して滑降モードでいけます。
13:14 氷沢川左岸の林道に下り立つ(1,390m)
乙妻山頂を出発してから1時間もかからず!
楽しかった北東斜面の余韻に浸る間もなく、またシールを張り付けます。
13:26 佐渡山のコルへ向けてシール登高開始
ここから佐渡山のコルまで1時間半~2時間はかかると見ていました。
乙妻は滑って終わりではないのがしんどいところ。
乙妻山頂を出発してから1時間もかからず!
楽しかった北東斜面の余韻に浸る間もなく、またシールを張り付けます。
13:26 佐渡山のコルへ向けてシール登高開始
ここから佐渡山のコルまで1時間半~2時間はかかると見ていました。
乙妻は滑って終わりではないのがしんどいところ。
13:43 南側の崩壊地直上(1,420m)
ピストンなので帰りはやはり動きに無駄がなくなりました。
林道末端?から少し登り返し、崩壊地を巻いて南下。
行きには高く巻き過ぎていたことをこの時に確認しました。
ピストンなので帰りはやはり動きに無駄がなくなりました。
林道末端?から少し登り返し、崩壊地を巻いて南下。
行きには高く巻き過ぎていたことをこの時に確認しました。
14:21 スノーブリッジを渡る(1,460m)
行きに渡ったスノーブリッジからもう少し南側のものです。
ここで氷沢川右岸へと渡ります。
行きは佐渡山のコルの北側を遠回りした格好なので、
帰りはそれより南側を登り返すことになります。
行きに渡ったスノーブリッジからもう少し南側のものです。
ここで氷沢川右岸へと渡ります。
行きは佐渡山のコルの北側を遠回りした格好なので、
帰りはそれより南側を登り返すことになります。
14:52 佐渡山のコル(1,580m)
乙妻北東斜面末端から引き返してくること約1時間半。
遂に待望の佐渡山のコルに辿り着きました。
初めて見る佐渡山のコル。本当にだだっ広くて心地良い場所です。
広大な佐渡山のコルをそのまま南側の縁まで移動してから、
再び滑降モードへと換装します。
乙妻北東斜面末端から引き返してくること約1時間半。
遂に待望の佐渡山のコルに辿り着きました。
初めて見る佐渡山のコル。本当にだだっ広くて心地良い場所です。
広大な佐渡山のコルをそのまま南側の縁まで移動してから、
再び滑降モードへと換装します。
15:09 佐渡山のコルより滑降開始
コルより西側にはシルエット気味となった高妻山が木々越しに見えています。
ここからは大橋登山口に向けて滑り降りるだけ。
まもなく行動開始から12時間を迎えようとしている長い行程もようやく終わりが見えてきました。
コルより西側にはシルエット気味となった高妻山が木々越しに見えています。
ここからは大橋登山口に向けて滑り降りるだけ。
まもなく行動開始から12時間を迎えようとしている長い行程もようやく終わりが見えてきました。
15:25 尾根末端に下り立つ(1,340m)
佐渡山のコルから約15分で尾根末端へ。やはりスキーだと早い。
ここで少しだけ滑り降り過ぎるミスをしてしまいました。
頻繁にGPSを確認していたのですぐに気付いて修正しましたが、
スキーでのルートミスだけは移動距離が早いので絶対に避けたい。
佐渡山のコルから約15分で尾根末端へ。やはりスキーだと早い。
ここで少しだけ滑り降り過ぎるミスをしてしまいました。
頻繁にGPSを確認していたのですぐに気付いて修正しましたが、
スキーでのルートミスだけは移動距離が早いので絶対に避けたい。
15:50 林道分岐(1,270m)
すぐに林道分岐へ。
黒姫から下りてくる方が居られるかと思いましたが、16時前ということもあってか人けはありませんでした。
あとは林道を滑り降りるだけ、なのですが、
どんどん加速した2月と違って今回はずっと漕がなくてはいけませんでした。
林道の雪解けは進んでいますが、この日はまだスキーを外す必要はありませんでした。
すぐに林道分岐へ。
黒姫から下りてくる方が居られるかと思いましたが、16時前ということもあってか人けはありませんでした。
あとは林道を滑り降りるだけ、なのですが、
どんどん加速した2月と違って今回はずっと漕がなくてはいけませんでした。
林道の雪解けは進んでいますが、この日はまだスキーを外す必要はありませんでした。
装備
個人装備 |
山スキー
ポール
スキーアイゼン
ブーツ
携帯用ワックス
携帯用ブラシ
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
スキー用靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
薄手のビーニー
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
山と高原地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
無線免許
局免
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
カメラ
交換レンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
壮大な中急斜面を北東側に広げる乙妻山。
これまで佐渡山、黒姫山から眺めては、あそこを滑ってみたいなと思っていました。
佐渡山のコルを越え、氷沢川沿いに北上。そして標高差800m余の北東斜面。
長い行程の乙妻山へ確実に届くようにするには、残雪期が良いとして狙っていました。
ところがうっすら程度とみていた前日の雪が深いところで足首くらいまで。
事前に下調べをし尽していたものの、初めてでトレースに頼れないこととなりました。
もちろん地形図やGPSでルートミスしないようにするのですが、
佐渡山のコルを回り込んで遠回りしたこと、氷沢川左岸の崩壊地では
やはり無駄な登下行があったりと、順調にいけばもう少し所要時間を短縮できたと思います。
それでも大きなルートミスは無く、予想より遅くなったとはいえ乙妻山頂に到達。
行きは8時間半掛けた行程も、帰りは3時間半で完結させ下山時刻はほぼ予定どおりで収めました。
BCの方がもうちょっと多いのかなと思ってましたが、実際にお会いしたのは3人だけ。
3月の終わりに新雪の乙妻山と静かに向き合えた、充実した一日となりました。
今回の経験を踏まえ、またいつの日か乙妻を目指して、北東斜面を滑ってみたいです。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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ルーンさん こんにちわ。
今期も 精力的に 順調に 登り 滑られましたね。
何よりです。
いつも 絶景をプレゼントしていただきまして
ありがとうございます。
今回はまた 登り8時間半と 大変な距離でしたね。
下りは3時間半と 登りの大変だが 伝わります。
黒姫 赤倉の 西、南に位置して、
野尻湖近くになるのですね。
さすがの2000M超えの山ですね。
板を担いで アイゼンをつけてと 今回も工夫されながら
挑まれましたねー。
なかなか 複雑な道の様。
沢から尾根へ250登られて
200、下り また沢ちかくに、
西へと大回りで やがて谷づまりの尾根に なるのかな。
スイッチバックで 乙妻山2318を踏まれる。
山頂の自撮りは 格別ですね。
青と白の世界に ぽつんとルーンさん。
絵になります。(⌒∇⌒)
北アルプスも手に取るように、見えて、
いいお天気だったのね。
颯爽と下られる お写真は 写すのは大変。
カメラに戻られるお姿が 目に浮かびます。
気持よく滑られ
一時間で 登りになるのですね。
黒姫山から 眺めて滑りたいなと思っておられたとか、
目標達成で おめでとうございます。
帰路 コーヒーであったまられたかな?
今回も、
ありがとうございました。
こんばんは、mayasanpoさん。
こちらこそ、いつもご覧いただいて、コメントまでいただいて、本当にありがとうございます。
この冬は1月こそ天候に恵まれませんでしたが、2月、3月と精力的に山スキーを楽しめました。
振り返ってみると、週末の天気の巡り合わせは比較的良かったですね。
今回の乙妻山は佐渡山、黒姫山から見て、1段グレードが上がる山になろうかと思います。
予想では7時間くらいで着くとみていましたが、ルートミス、新たな積雪とノートレースで、
往路はいろんな意味で苦労しました。
乙妻は百名山の高妻山の後ろに控えるように位置し、表の戸隠側から見ればかなり奥深い山です。
今回のルートは夏道は無いので積雪期限定。
佐渡山の取り付き、以降は全て未踏の区間であり、乙妻へのルートは谷沿いを進みます。
いつものことながら調べ尽くして挑みました。
沢が絡むといろんな要素でリスクが増すと思いますので、渡るべき場所を目星をつけていました。
それ以前に佐渡山のコルを登り過ぎるという予想外のミスもありまして、
リカバリーしたりと今回は本当に良い経験を積めました。
乙妻への急斜面はクトーを付けていたことが却って逆効果だったのかなとみています。
おそらくザラメだったらシール登高で登りきれたように思います。
雪質によって適切に換装しないといけないですね。
この辺りの判断で、行動時間はもうちょっと短縮できたと思います。
お察しのとおり、長い急斜面は広い意味でいって谷に当たります。
今回の行程は尾根筋を進んだのは佐渡山のコル以南と、乙妻山山頂手前の稜線のみです。
遠かった道のりを経て、なんとか届いた乙妻山山頂。
予想外に誰も居なくて、静寂の中で山頂でのひと時を満喫しました。
冬の名残りの空気のおかげか、澄んだ眺望で最高でした。
正しくスキーの自撮りはカメラの回収が大変です。でも余計に登るので本当に鍛えられますね。(^^;
乙妻に着いたのが昼頃でも行程が成り立ったのは、ひとえにスキーの機動力のおかげ。
ガイドブックでは乙妻北東斜面の麓でテント泊が推奨されています。
今回は家から近いので、余韻を味わう時間もあまりありませんでした。(^^;
でも充実した疲れが取れるまで4日ほど掛かりました。今冬一番の充実感でした。
このたびもありがとうございました!
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