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Yamareco

記録ID: 3047422
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

【ダイヤモンドトレール 1dayスルー】 ニ上-槇尾山施福寺 ☆10周年記念ハイク☆  

2021年04月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
14:46
距離
56.9km
登り
3,879m
下り
3,884m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:30
休憩
1:31
合計
15:01
3:51
23
4:18
4:18
4
5:21
5:21
9
5:30
5:40
32
6:12
6:14
33
6:47
6:48
21
7:09
7:10
9
7:19
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9
7:32
7:32
10
7:42
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16
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8:24
4
8:28
8:29
26
8:55
8:56
19
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9:20
5
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9:28
11
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5
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9:45
9
9:54
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16
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8
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10:20
2
10:38
10:38
18
10:56
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21
11:17
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42
11:59
12:00
14
12:14
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12
12:26
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8
12:34
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6
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12:41
17
12:58
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10
13:09
13:25
25
13:50
13:51
9
14:00
14:00
20
14:20
14:20
9
14:29
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14
14:43
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6
14:49
14:49
6
14:55
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14
15:09
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6
15:15
15:16
17
15:55
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17
16:12
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4
16:16
16:26
31
16:57
16:58
11
17:09
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6
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15
17:30
17:43
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17:55
17:55
9
18:04
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28
18:32
18:32
9
18:41
18:41
11
18:52
国分峠東バス停
※紀見峠付近、GPSの電池切れと操作ミスで、ログが一部途切れております
天候 曇り ごく稀に薄日あり
暑過ぎずハイキングに快適
無風で穏やか
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
●駐車場
・「チケパ二上山駅前第一」を利用 24h 400円 収容8台
・近鉄南大阪線二上山駅すぐ 国道165号沿い 
・「第一」というが、第二、第三・・・は、見当たらないような・・・

◆スタート 
・近鉄南大阪線 二上山駅

◆ゴール
・南海バス 国分峠東バス停

■車の回収
◇本来の予定
・南海バス 国分峠東→河内長野駅 460円
・近鉄 河内長野→古市→二上山 410円

※しかし、ポカミスで乗る予定のバスを見過ごてパニクり・・・
 とんでもない遠回り(下記)に変更

◇実際
・南海バス 国分峠東→和泉中央駅 300円
・泉北高速・南海 和泉中央→難波 570円 
 ※特急泉北ライナー別途520円
 ※下車予定の新今宮で寝過ごした
・大阪メトロ御堂筋線 なんば→天王寺 230円
・近鉄 大阪阿部野橋→古市→二上山 500円
コース状況/
危険箇所等
●全般
・大阪府など公的に整備されたハイキングコース
・道の状態、標識の整備状況とも超良好パーフェクト

◆今回の水分補給場所
◇大和葛城山 飲料自販機
◇水越峠-金剛山間 金剛の水 湧水
◇金剛山 ちはや園地 飲料自販機
◇滝畑 売店 飲料自販機

※紀見峠には、民家はあるが、自販機等は見当たらない
その他周辺情報 銭湯or温泉は立ち寄らず
ダイヤモンドトレール1dayスルーハイクに再挑戦する日がやってきた
まだまだ真っ暗な4時前
近鉄二上山駅前を出発
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ダイヤモンドトレール1dayスルーハイクに再挑戦する日がやってきた
まだまだ真っ暗な4時前
近鉄二上山駅前を出発
まずは北側起点石を確認
3年ぶりの再挑戦
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まずは北側起点石を確認
3年ぶりの再挑戦
奈良県から峠を越えて大阪府に入るとダイトレ北入口
さあ、闇の中へ
いざ、行かん!
2
奈良県から峠を越えて大阪府に入るとダイトレ北入口
さあ、闇の中へ
いざ、行かん!
汽車は、闇を抜けて
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汽車は、闇を抜けて
光の海へ
銀河鉄道999からの車窓のようだ
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光の海へ
銀河鉄道999からの車窓のようだ
夜明けの来ない夜はないさ
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夜明けの来ない夜はないさ
竹内峠で明るくなってきた
時々仕事の車が通る
お疲れ様です
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竹内峠で明るくなってきた
時々仕事の車が通る
お疲れ様です
おお、ご来光
でも結局、概して日差しの少ない一日となった
8
おお、ご来光
でも結局、概して日差しの少ない一日となった
平石峠
しばらくは標高400m台で推移
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平石峠
しばらくは標高400m台で推移
丸太階段ラッシュが本格的に始まる
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丸太階段ラッシュが本格的に始まる
でもね、よく見るとステップに、足を乗せやすいような加工が
これだけでも随分と歩きやすい
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でもね、よく見るとステップに、足を乗せやすいような加工が
これだけでも随分と歩きやすい
岩橋山
ここで標高650m程
大和葛城山に向けて、少しずつ高度が上がる
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岩橋山
ここで標高650m程
大和葛城山に向けて、少しずつ高度が上がる
持尾辻
このような交差点っぽい場所が時々あり、退屈しのぎのいいアクセントに
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持尾辻
このような交差点っぽい場所が時々あり、退屈しのぎのいいアクセントに
しばらくは緩い道が続く
遊園地の何かのアトラクションみたい
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しばらくは緩い道が続く
遊園地の何かのアトラクションみたい
こんな美林が素敵な区間も
そういや、10年前に山歩きを始めたのは、このダイトレで大阪府チャレンジ登山大会に参加したのがきっかけだった
この趣味、10年続いたな〜
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こんな美林が素敵な区間も
そういや、10年前に山歩きを始めたのは、このダイトレで大阪府チャレンジ登山大会に参加したのがきっかけだった
この趣味、10年続いたな〜
山の中にバイオトイレ
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山の中にバイオトイレ
大和葛城山に向けて、丸太階段ラッシュが始まる
調子はまあまあ
前回(3年前)よりは、軽快だよ
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大和葛城山に向けて、丸太階段ラッシュが始まる
調子はまあまあ
前回(3年前)よりは、軽快だよ
大和葛城山に到着
山頂はトレールから少し外れた場所にある
長丁場で少しでも先を急ぎたい
カットする(ケチ)
自販機で飲料を補充しておいた
5
大和葛城山に到着
山頂はトレールから少し外れた場所にある
長丁場で少しでも先を急ぎたい
カットする(ケチ)
自販機で飲料を補充しておいた
色・ホワイトブレンドな景色
奈良市方面
若草山が、かろうじて分かる
3
色・ホワイトブレンドな景色
奈良市方面
若草山が、かろうじて分かる
お次の金剛山
近く見えるが、400m下って600m上り返す
南アルプス縦走並みのボリュームだね
ちなみに、この辺りはツツジ有名スポット
旬は、1ヶ月半後くらいかな
8
お次の金剛山
近く見えるが、400m下って600m上り返す
南アルプス縦走並みのボリュームだね
ちなみに、この辺りはツツジ有名スポット
旬は、1ヶ月半後くらいかな
水越峠までの硬い急下り
膝に来るぜい
まっ、カタイと
3
水越峠までの硬い急下り
膝に来るぜい
まっ、カタイと
水越峠まで下ると、ガンドガコバ林道に入る
3
水越峠まで下ると、ガンドガコバ林道に入る
いいじゃん
下を咬みそうな林道名
ガンドガコバ
ガンドガコバ
早口で10回、詰まらずに言えるかな
3回で詰まる(笑)
5
下を咬みそうな林道名
ガンドガコバ
ガンドガコバ
早口で10回、詰まらずに言えるかな
3回で詰まる(笑)
金剛の水
ここで一服
早目早目に補給して、シャリバテを回避していこう
2
金剛の水
ここで一服
早目早目に補給して、シャリバテを回避していこう
林道から分かれて、山腹へ
序盤がやや急坂
1
林道から分かれて、山腹へ
序盤がやや急坂
そのうち緩く
おお、通過して来た大和葛城山が遠くなった
3
おお、通過して来た大和葛城山が遠くなった
金剛山の山上に乗った
一ノ鳥居
こちらも山頂はカットして(やっぱりケチ)、トレールをひたすら進む
3
金剛山の山上に乗った
一ノ鳥居
こちらも山頂はカットして(やっぱりケチ)、トレールをひたすら進む
ちはや園地で休憩
ここでも飲料補充
ここまでは好調だ
後半戦、行ってみよう
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ちはや園地で休憩
ここでも飲料補充
ここまでは好調だ
後半戦、行ってみよう
金剛山キャンプ場
閑散
静寂
2
金剛山キャンプ場
閑散
静寂
道中の無事をお祈り下さい
1
道中の無事をお祈り下さい
紀見峠(400m)を目指すが、標高900m辺りでアップダウンを繰り返し、一向に下がらない
久留野峠の先の階段の長さは、Extraordinary!
そして僕は途方に暮れる
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紀見峠(400m)を目指すが、標高900m辺りでアップダウンを繰り返し、一向に下がらない
久留野峠の先の階段の長さは、Extraordinary!
そして僕は途方に暮れる
南葛城山を通過
笹原で、ピークっぽくない
2
南葛城山を通過
笹原で、ピークっぽくない
奈良県五條市方面の眺め
2
奈良県五條市方面の眺め
千早峠
紀見峠まで長いが、ここまでも長かった
時々、ハイカーさんとスライドするが、ほとんどが女性ソロの方々だった
皆さん、いい顔をされていた
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千早峠
紀見峠まで長いが、ここまでも長かった
時々、ハイカーさんとスライドするが、ほとんどが女性ソロの方々だった
皆さん、いい顔をされていた
この6.7Kmが、感覚的に長いのなんの
徐々に、修行モードになってくる
今日初めて、キツいと感じる
後半戦、忍耐の時間帯がやってきたのだ
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この6.7Kmが、感覚的に長いのなんの
徐々に、修行モードになってくる
今日初めて、キツいと感じる
後半戦、忍耐の時間帯がやってきたのだ
行者杉
少し、一服
ここの行者さんって、役行者さんを奉ってあるようだ
場所は大阪・奈良・和歌山の三国境
2
行者杉
少し、一服
ここの行者さんって、役行者さんを奉ってあるようだ
場所は大阪・奈良・和歌山の三国境
倒木の景色
飲んだくれてる人の心の中のようだ(笑)
僕も、徐々に疲労が出てきて、内心ちょっとこんな感じ
1
倒木の景色
飲んだくれてる人の心の中のようだ(笑)
僕も、徐々に疲労が出てきて、内心ちょっとこんな感じ
この期に及んで、まだ標高700あるよ
2
この期に及んで、まだ標高700あるよ
と思ったら、怒涛の下りが始まる
これでもかって(笑)
2
と思ったら、怒涛の下りが始まる
これでもかって(笑)
山ノ神
林道に出ると緩くなり、紀見峠は近い
金剛山からここまで長かった
ホンマに忍耐やった
4
山ノ神
林道に出ると緩くなり、紀見峠は近い
金剛山からここまで長かった
ホンマに忍耐やった
やっと着いたよ、紀見峠
3年前は、ここでヘタれてしまい、謎のエスケープをしている
今日はまだまだ行けるぜい
桜の木の下で一服して、態勢を整える
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やっと着いたよ、紀見峠
3年前は、ここでヘタれてしまい、謎のエスケープをしている
今日はまだまだ行けるぜい
桜の木の下で一服して、態勢を整える
では、トレール再開
出発してからここまで35kmは越えていると思う
なのに、次の岩湧山まで500m上る
ゾッとするね
2
では、トレール再開
出発してからここまで35kmは越えていると思う
なのに、次の岩湧山まで500m上る
ゾッとするね
いきなり、丸太階段の洗礼
まだ脚は動くが、疲労と眠気を顕著に感じる
2
いきなり、丸太階段の洗礼
まだ脚は動くが、疲労と眠気を顕著に感じる
ボ谷ノ池
池ってより草むら
1
ボ谷ノ池
池ってより草むら
紀見峠から、少し上っては、こうやって谷に下るの繰り返し
一向に高度が上がらん
忍耐だが、精神的に苦しい
3
紀見峠から、少し上っては、こうやって谷に下るの繰り返し
一向に高度が上がらん
忍耐だが、精神的に苦しい
いよいよ上りが始まると、丸太階段以外に、このような木の根道の急登
改めて言おう
35km過ぎて、上りたいような坂道ではない(笑)
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いよいよ上りが始まると、丸太階段以外に、このような木の根道の急登
改めて言おう
35km過ぎて、上りたいような坂道ではない(笑)
三合目より、せめて七か八合目くらいが良かったな(笑)
辛い旅です、この旅は
切ない旅です、この旅は
真実一路、遥かです
4
三合目より、せめて七か八合目くらいが良かったな(笑)
辛い旅です、この旅は
切ない旅です、この旅は
真実一路、遥かです
それでも、林道が交錯したり、道が緩くなったり、気分的に楽になると
1
それでも、林道が交錯したり、道が緩くなったり、気分的に楽になると
トイレの場所が・・・
そう、ここはもう岩脇山の山頂直下
1
トイレの場所が・・・
そう、ここはもう岩脇山の山頂直下
階段を上り切って、広い山頂へ
3
階段を上り切って、広い山頂へ
岩脇山
いやー、紀見峠から500m上ってきたね
正直に言おう
ホントに・・・
ホントに辛かった
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岩脇山
いやー、紀見峠から500m上ってきたね
正直に言おう
ホントに・・・
ホントに辛かった
北東方面
今歩いてきたダイトレの山々(左→右)
実際はこんな見た目ほど簡単じゃない(笑)
7
北東方面
今歩いてきたダイトレの山々(左→右)
実際はこんな見た目ほど簡単じゃない(笑)
明日(4/4)午前中の岩脇山は、野焼きで通行止めとのこと
3
明日(4/4)午前中の岩脇山は、野焼きで通行止めとのこと
北部の眺め
羽曳野、富田林方面
霞んでいますが、PLの塔が分かりますね
4
北部の眺め
羽曳野、富田林方面
霞んでいますが、PLの塔が分かりますね
トレイルじゃなくて「トレール」というのがお洒落
2
トレイルじゃなくて「トレール」というのがお洒落
では、先へ
滝畑の集落に向けて降下開始
2
では、先へ
滝畑の集落に向けて降下開始
向こうに見えるは、ゴールの槇尾山施福寺?
もうそんな所まで来ているんですね
残り、がんばろう
1
向こうに見えるは、ゴールの槇尾山施福寺?
もうそんな所まで来ているんですね
残り、がんばろう
下りで調子に乗って走っていたら、この期に及んで道間違い
とんでもない所に着地してしまった
慌てて現在地を確認
1
下りで調子に乗って走っていたら、この期に及んで道間違い
とんでもない所に着地してしまった
慌てて現在地を確認
この時間帯の道間違いは辛いが、幸い道なりに修正可能だった
トレールを外れてしまったが、まあご愛嬌ってことで
4
この時間帯の道間違いは辛いが、幸い道なりに修正可能だった
トレールを外れてしまったが、まあご愛嬌ってことで
ホントは、この売店の裏手に着地するはずだった
どこでどうなったのか未だに分からん
ひとまず、補給して落ち着こう
4
ホントは、この売店の裏手に着地するはずだった
どこでどうなったのか未だに分からん
ひとまず、補給して落ち着こう
さあ、そして、この旅最後のパートへ
時刻は16:30近いが、さりげなく3.8kmと出とる(笑)
3
さあ、そして、この旅最後のパートへ
時刻は16:30近いが、さりげなく3.8kmと出とる(笑)
古民家の間をすり抜けて・・・
おじゃーしやっす
2
古民家の間をすり抜けて・・・
おじゃーしやっす
まだまだ丸太階段の洗礼
ただし、今日全般、恐れていたほど名物丸太階段は苦しくなかった
少しはパワーアップしたのか、自分?
1
まだまだ丸太階段の洗礼
ただし、今日全般、恐れていたほど名物丸太階段は苦しくなかった
少しはパワーアップしたのか、自分?
200mほど上って、ボテ峠
200mほど上って、ボテ峠
でも谷に下る
2つ目のピークが番屋峠
1
2つ目のピークが番屋峠
また谷に下る
でも、3つ目のピークは・・・
また谷に下る
でも、3つ目のピークは・・・
見えてきた
銀河鉄道999
アンドロメダ終着駅に到着だ
2
見えてきた
銀河鉄道999
アンドロメダ終着駅に到着だ
現在地
槇尾山施福寺
とうとう着いたよ
間違いない
着いたんだね
7
現在地
槇尾山施福寺
とうとう着いたよ
間違いない
着いたんだね
この旅、最後の標石
3年前にできなかったことが、今こうしてできた
感無量です
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この旅、最後の標石
3年前にできなかったことが、今こうしてできた
感無量です
夢のようだが、ちゃんとお寺もあるし
西国巡礼第4番札所
7
夢のようだが、ちゃんとお寺もあるし
西国巡礼第4番札所
通過して来た岩湧山
ハゲが素敵
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通過して来た岩湧山
ハゲが素敵
境内の桜は、散り始め
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境内の桜は、散り始め
それでは、宇宙へ帰ります
さようなら、ダイヤモンドトレール
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それでは、宇宙へ帰ります
さようなら、ダイヤモンドトレール
人間の部は、安全に帰宅しないと(笑)
施福寺は山寺
階段をズンズン下って行きます
2
人間の部は、安全に帰宅しないと(笑)
施福寺は山寺
階段をズンズン下って行きます
車道に出たら、麓の町まで数キロのロード歩き
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車道に出たら、麓の町まで数キロのロード歩き
日没過ぎて、予定のバス停に到着
さあ、車回収の旅へ
しかし、ポカミスで乗りたいバスをみすみす見過ごし(笑)、とんでもない回り道をすることに
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日没過ぎて、予定のバス停に到着
さあ、車回収の旅へ
しかし、ポカミスで乗りたいバスをみすみす見過ごし(笑)、とんでもない回り道をすることに
行動食は食べ尽くし、餓死寸前だった(笑)
和泉中央駅の松屋へ、瀕死の状態で駆け込む
でも30分後には、すぐに腹ペコになった
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行動食は食べ尽くし、餓死寸前だった(笑)
和泉中央駅の松屋へ、瀕死の状態で駆け込む
でも30分後には、すぐに腹ペコになった
特急泉北ライナーで寛ぐ
貸切状態だった
ピンクの枕カバーが素敵
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特急泉北ライナーで寛ぐ
貸切状態だった
ピンクの枕カバーが素敵
車回収後に、KAMUKURAへ
身体に浸みた
美味しゅうございました
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車回収後に、KAMUKURAへ
身体に浸みた
美味しゅうございました
帰宅は午前様になってしまった
まずは、ダイトレ1dayスルーハイクに乾杯!
そして、私事、10周年記念ハイクに乾杯!
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帰宅は午前様になってしまった
まずは、ダイトレ1dayスルーハイクに乾杯!
そして、私事、10周年記念ハイクに乾杯!

感想

2011年の4月に山歩きを始めて、10年がたった。
当時の僕は、いわゆるジョガーで、あちこちの市民マラソン大会に参加することを生きがいにしていた。
大して速くはなれなかったが、今よりも若くて、ジョガー人生の中でも絶頂期にあったと思う。
ちなみに登山なんて、「わざわざ重たい荷物背負って、汗水垂らして・・・、何が楽しいんだ?」と、物好きの変わった趣味くらいに思っていた。

それなのに、山歩きを始めたきっかけは、東日本大震災の影響で、予定していたその年の長野マラソンが中止になったことが発端だ。
前述のように、絶頂期にあり、走れば自己ベストを更新する自信があった。
一方で、被災地からは刻々と、酷くなる一方の被害の情報が伝わる。
何とも言えないやるせなさを覚えつつ、それでもトレーニングの成果をどこかにぶつけたいと、ふと見つけたのが大阪府山岳連盟主催の「大阪府チャレンジ登山大会」だった。
自粛ムードでイベントが軒並み中止となる中、開催されるだけでも貴重。
しかも当日受付可能だった。

そのコースで使われるのが、このダイヤモンドトレール。
通称ダイトレと呼ばれ、大阪と奈良・和歌山の府県境の山々に公的に整備された、縦走路的なハイキングコースだ。
途中、二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山といった人気の山を通過する。
ちなみに総延長は45kmで、累積獲得標高は3000mを越えるようだ。
※大会では全部は使われていない。
※二上山、大和葛城山、金剛山の山頂は、トレールから外れている

良く整備された道だが、中身は甘くない。
特にキツいのが、名物と言っても過言でない「丸太階段」だ。
坂道部分には、容赦なく断続的に続く。
大会では、太腿を中心に筋肉を破壊され、ランニングで培った自信など、見事に打ち砕かれてしまった。
と、同時に参加者の皆さん、山歩きがとても楽しそうだった。
そして、「こういう世界もあるんだな」「下界を走るだけじゃなく、山歩くのもいいな」「自分もやってみようかな」と。
NHKの教育番組で、田部井淳子さんとルー大柴さんの登山教室の放送があり、たまたま見ていたのも良いきっかけになった。

このダイトレを1dayスルーでやってみようと思ったのは3年前の2018年5月のことだ。
たまたまGWに箱根外輪山50kmの旅に成功して、気持ちがノッていたのもある。
しかし、昨今の5月というと、ほとんど初夏のような気候で蒸し暑く太陽光線も強い。
元々高温多湿が大の苦手で、季節的には苦しい。
また、その年は冬場なども積極的に歩いたりしており、それまでの累積疲労が溜っていたようだ。
調子は明らかに落ち目の周期に入っていた。

1回目は紀見峠でエスケープ。
この時は、最後まで行けそうな気もしたが、迷った挙句にヘタれ癖の方が勝ってしまい、謎の撤退。
翌週に、残りの紀見峠→槇尾山施福寺を下見しておいた。
そして、さらにその翌週、満を持したつもりで2回目の挑戦。
この時がそれはもうあまりの不調で、序盤の大和葛城山まで行くのがやっと。
コテンパンにやられてしまった感じで、もうしばらくハイキングはいいやといった気分だった。

その後は忘れかけていたが、今年の冬はトレーニングや身体のケアが上手くいったのか、妙にハイキングの調子がいい。
体重も少々減量出来て、我ながら動きが軽い。
京都一周トレイルも、六甲全山縦走路も、そりゃあキツいのはキツいけど、最後まで根気は続いて脚も動いて、割と無難に歩けるじゃないか。
それならばと、湧いてきてしまったのがダイトレ再挑戦という邪念。
3年前の敗退をいつまでも放っておいていいんだろうか。
段々と頭をよぎるようになり、そのうち居ても立っても居られなくなってきた。
全く懲りないオジサンだ。

やるなら、季節的に暑くなる前がいい。
こうして4月早々に挑戦してみることにした。

もう少し早く出たかったが、二上山駅を4時前に出発。
飛ばし過ぎないように気を付け、後は成り行き任せだ。
元々のんびり屋で、僕は山の中では、どうも走る気がしない。
それで、トレイルランナーの友人なんかにいくら勧められても、自分はなかなかなれないんだが、正直スピードはもっとあった方がいいとは思うけど、まあそんなことは歩き出した今はどうでもいい。
今もてる力で、とにかく前に進むのだ。

調子はまあまあよくて、金剛山までは快調だった。
しかし、その先が段々とキツくなってきた。
標高400mの紀見峠までは700mも下がるのに、行けども行けども、アップダウンの繰り返しで、知っている道とは言え、なかなか高度が下がらずもどかしい。
最後の怒涛の階段下りの後、林道を少々で紀見峠に到着するが、金剛山-紀見峠はとても長く感じてホントにホントに忍耐を要した。

紀見峠からは、岩湧山へ500mの上り返し。
こちらもキツかった。
正直、出発から35km以上歩いた後で、さらにその先500m上るなんて。
序盤は、やはりアップダウンの繰り返しでなかなか高度が上がらず、その後は一転、木の根道の急登が延々と続くなど、こちらも精神的にかなりキツかった。
脚は動いてくれて、攣ったりしなかったのが、せめてもの幸い。

金剛山-紀見峠、紀見峠-岩脇山、今日のこの2区間は、通しで歩いたからこそのキツさだったとも思うが、この10年のハイクの中でも一番辛かったんじゃないか。
今日の忍耐をもってすれば、この先、ハイキングでも日常生活でも、大概の事には耐えられそうな気がする(大袈裟)。

岩湧山から滝畑集落に下ってしまえば、ダイトレ終点の槇尾山施福寺までは後少しだ。
しかしこれがまた、細かいアップダウンの繰り返しで、簡単には着かせてくれない。
それでも、最後はがんばるしかないんだよ、と言い聞かせて17時半、ついに施福寺に到着した。
時間も時間なので、辺りには誰もいない。
ダイトレ起点石を見たときは、いい年こいたオッサンが感無量でした(笑)。
何よりも、3年前にできなかったことが、加齢で何かと衰えがちなこの年代で、今できたことが嬉しくて。

自分の山歩きなど、趣味と言えるほど高尚でもないんだが、10年もの間、やめずに続けてきて(続けることができて)良かったと思う。
僕は真剣な山屋さんたちと違って、何が何でも山というタイプではない。
旅が好きで、自分の身体を使って移動していく類の運動が好きで、そのうちの一つが山歩きといった感じだ。
寒い冬は、温かい場所でぬくぬくとしていたいし、猛暑の夏は冷房が効いた場所で読書でもしていたい。
けれど、山歩きしているおかげで、心身とも自分との対話をすることになるし、おかげで体力を維持して健康でいようという気にさせてくれる。
よく気力と体力と言うが、今現在は、自分自身は体力の方を重視しており、体力があれば気力も強くなるのかなと思っている。
山歩きなんてしょせん遊びに過ぎないんだが、遊びでも何でも、やればやっただけのことはあってその過程は楽しいし、頑張っても努力しても噛み合わない時だってある。
自分がこの先、どうなるかなんて分からないが、今日のダイトレ挑戦は何かあった時、とても力になってくれると思う(大袈裟)。

コンパクトにまとめるのが苦手で、かえって時間がかかってしまうので、相も変わらず下らない独り言が長くなった。
1日たったが、さすがダイトレ、疲労はなかなかのものだ。
今週は、丸々休暇にするか(笑)。

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コメント

加齢には華麗に勝ちましょう⁉️
リベンジおめでとうございます🎊?️
私も胸の突っ掛かりが取れました😅
肉体的な限界はまだ先と信じて、華麗に負けずに頑張りましょう💪
そして無理せずに🙇‍♂️
2021/4/5 5:48
Re: 加齢には華麗に勝ちましょう⁉️
Qooさん、こんばんは

ありがとうございます。
しかし、先日拝見したビワイチもすごいですね。
僕の場合、ヘタレ根性を克服出来たらまだまだ伸びしろがあるかもしれません(笑)。
が、基本やはりヘタレなもので・・・
そうですね。
無理や無茶は気を付けて、まだまだ頑張りましょう!
2021/4/5 21:19
絶好調ですね
3120mさん、お久しぶりです。

最近ノリに乗ってませんか?レコ拝見していると凄く充実した日々を過ごしているのが伺えます。

山行自体も凄いですが、レコの内容も最近凄く濃いですよね。同級生のお話やお仕事のお話など読み応えがありました。
山登りに興味ない人が読んでも、すらすら読めそうな内容だと感じます。
感想って短い(又は書かない)人もいますし、そもそも山とは関係ない事書くのもどうなのかなと思ったりしますが、私はその方の人間性が分かるので長めが好きです。

今回はキャプションの銀河鉄道絡めたのも上手い、最後の写真加工はちょっと笑えました。

気力と体力のお話は自分も最近思うところがあります。自分より年配の方の記録見てるとやっぱ以前よりライトな山とか安全な山になっていて、気力と体力が落ちているのだろうと思ったりします。
もちろん自分もいずれそうなるのですが、極力先延ばし出来ればと思います(^。^)。

あともう一つ付け加えるなら「目標」では無いでしょうか?マラソンもそうですが山登りも今回みたいな大きな目標あると結構頑張れますよね。
そう言う意味で3120mさんは、東海道とかビワイチとか今回のダイトレとかの目標設定が上手いですよね。

また新たな目標目指して頑張ってください(^。^)
※長文ダラダラとすいません
2021/4/5 22:58
Re: 絶好調ですね
kiyaさん、こんばんは
下らない長い駄文に温かいお言葉ありがとうございます。
もっとコンパクトにインパクトある文章が書けたらいいのですが、そうしようとすると、また写真の枚数を削ろうとすると、かえって時間がかかってしまい結局長くなってしまいます(笑)。

ダイトレの激戦から3日たちましたが、まだ根深く筋肉痛が残り、余韻に浸っております。

そうですね「目標」ですね。
確かに、自分も何か目標があったときの方が不思議な力が湧いてきて、ただ何となくやっている時よりも強くなれるし、前へ進む気持ちが充実していると思います。

kiyaさんも、ソロの時、ご夫婦の時、お仲間とご一緒の時、いつもパワフルで素晴しいですね。
とても及びませんが、お隣福井県のほぼ同年代の方ということで、とても良い刺激をいただいておりますよ。
いつでしたか、ソロで北部白山を駆け巡っておられたかと思いますが、北部は未踏なので僕もああいうのやってみたいなあと思っていますよ。
2021/4/6 21:42
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