白山(西面から東面台地へ)
- GPS
- 11:12
- 距離
- 52.6km
- 登り
- 3,169m
- 下り
- 3,156m
コースタイム
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白山公園線 慰霊碑過ぎまで除雪済み(本日もう少し進んでいた) 中飯場までは雪切れもある。 甚之助避難小屋は2階から入れる。 逆くの字はそろそろ雪が切れそう。 御前峰から東面は雪が豊富で快適ザラメだった。 観光新道下の斜面はクラックもあり期限は近い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナーモンベル
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋(ノーズフェイス)
インナー手袋
予備手袋(テムレス インナー手袋)
バラクラバ(薄手)
帽子
ブーツ
ザック
ビーコン(電池確認)
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備ヘッドランプ
予備電池(スマホ用モバイルバッテリー 単3 単4) GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
細引き×2
ダクトテープ2巻
ビニールテープ
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ウィペット
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
シールワックス
スクレイパー
クトー
ヘルメット
ココヘリ
ゴーグル
水500ml
ホット紅茶500ml
コーラ
アイゼン
ロールペーパー
スリング(120mm 60mm)
カラビナ2枚
安全環付き2枚
行動食
非常食
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感想
今日は水曜友の会、コーエーとバリコースで白山へ行こう、自身57ヶ月目のお参りである。まずは砂防新道から御前峰をピクって次は東面台地へ降りて小白水谷へ、ここからお花松原へ登り返して翠ヶ池から湯ノ谷右俣経由で観光新道を降りる贅沢三昧のコースである。
深夜0時過ぎに白峰をチャリでスタート、ガンガン飛ばして別当出合手前のS字カーブ付近までもうチャリは使えた。おかげで白峰から別当出合まで2時間とかからなかった。雪のない石畳をツボで登りようやくスキーを履いたがもうかなり藪も出てきた。中飯場を過ぎてようやく好きに歩ける。ただドンドン木々も顔を出してきている。おまけに雪面はガタガタである。
甚之助小屋はもう冬季入り口は出てて中に入れた、暖かくて助かった。小屋を出てアイゼンでエコーラインに登り上げる。間もなくしてご来光となった、マンダムな朝である。だんだん日の出時間が早くなってきた。弥陀ヶ原は風もあり寒いくらいだった。ダウンとガイドはこの時期も欠かせない。
室堂の鳥居も半分近く出てきた。ラスト逆くの字から山頂を目指す。這松も増えてきて雪はもうじき途切れそうである。快晴のもと山頂到着、まだ7時前であった。念入りにお参りしたらカチカチ斜面を東面台地へ落ちて行く。転倒すれば下までボブスレー、しびれる滑降が続く、東面台地に降り立ち小白水谷へ滑り込んでここからお花松原経由で翠ヶ池まで登り上げた。
翠ヶ池はまだ雪一面だった。一段上がり御前峰が間近にドン、ここでシールを剥いで弥陀ヶ原から湯ノ谷右俣へ滑り込んだ。前回より雪は少し減ったが相変わらず快適なコースで問題なく観光新道大斜面に滑り込めた。林道に合流してそのまま別当出合へ、ここからも雪は繋がりチャリデポへ、後は白峰へ下るだけと思ったら何とチャリがパンクしていた。
コーエーには先に降りてもらい一人でパンク修理、しかし長い間使っていない空気入れが不調で中々空気が入らない。エアー不足で恐る恐る走るが残り3km地点で二度目のパンク、金属が刺さっていた。万事休す、しかし最初のチューブは空気を入れるとそこそこ入る。穴が極めて小さそう、よしこれを使う、空気を入れてゆっくり走る。しばらくでエアーが不足また空気を追加してだましだましで白峰ゲートに着いた。優しいコーエーはまだ帰らず待っていてくれた。
やばい今日は昼から仕事なんです。急いで荷を積んで金沢まで飛ばして午後2時ギリに職場に着いた。今日も綱渡りであった。
4月最初の水曜友の会はやっぱり白山。岐阜から東面台地も行きたいがまだ除雪が進んでいないということで白峰から御前峰を踏んで東面を滑って登り返すという計画になった。
0時過ぎにゲートを出発。除雪はどこまで進んでいるだろうか。気温は5℃くらいだと思うが自転車を漕いでいると暑い。汗が滝のように噴き出てくる。順調に市ノ瀬を過ぎ、いよいよ勾配がきつくなる。除雪は先週の土曜と同じところだったが、雪は格段に解けている。
シールで歩くがスプーンカット、縦溝で歩きにくい。今年はあまり長くは楽しむことは出来ないのだろうか。別当のつり橋からしばらくシートラーゲンで進み、石畳を超えたところからスキーで歩く。日曜の雨で中飯場まではかなり雪解けが進んでいる。別当覗までけっこう藪がうるさくなってきた。ラッセルもないので眠気が襲う。
別当覗を過ぎると冷たい風が出てきた。それまでは汗が噴き出ていたが、一気に乾き、だんだん寒くなってきた。避難小屋では2階に入り大休止。アウターを着て厚手のグローブに交換した。こんなときの避難小屋は本当にありがたい。
避難小屋から急登が続き、カチカチなのでアイゼンで登る。エコーラインショートカットの谷筋は入口も出口もまだ雪は繋がっているが、日に日に藪が濃くなっていくだろう。ちょうどエコーラインに乗り上げるとご来光タイムだった。ここ最近の白山はすべてご来光が見ることが出来ているが、何度見ても綺麗なものは綺麗だ。
弥陀ヶ原から御前峰まではそれほどクラストしていなかったのでクトーはなくても大丈夫だった。無事ピークを踏んで奥宮にお参り。お待ちかねの東面にエントリ。まだカリカリなので出だしは慎重に、御前峰と剣ヶ峰のコルからは大斜面を満喫した。登り返し地点から見る大汝峰、剣ヶ峰の景色は新鮮だった。いつもシーズン終わりの5月か6月に来ているのでこんなに雪がある時は初めてだった。
翠ヶ池を過ぎて水矢尻雪渓に合流したらあとは滑るだけ。先日先生が開拓された谷筋を滑り、うまく1850mから尾根をまたいで大斜面に出た。さすがに南向きで標高が下がると修業の滑りとなったが砂防と違い板は脱がなくていいのでよかった。しかし林道下部のスプーンカットはかなり厄介だった。
無事チャリデポ地点まで帰還し、そこからはチャリをかっ飛ばしてゲートまで無事帰還。今日はいいとこどりのルートだった。
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