619 西上州・笠丸山(藤沢バス停→住居附→マツオ→楢沢峠→大平→学園入口バス停))
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,366m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:44
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:学園入口17:24(日本中央バス奥多野線)19:45新町駅・・。復路最終便。万場で時刻表にはない休憩時間あり。新町駅早着のため、19:44発の高崎線に乗車できた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
住居附→笠丸山→地蔵峠→マツオ→楢沢峠:道跡明瞭だが、道標はほとんどない。特に地蔵峠から先では。 一部岩場あるも難しくはない。 楢沢峠の先で登山道に入るところが逆コースだと難しいかもしれない。(道標なし) 車道の大台〜大平の畑跡平坦地間の作業林道は谷を渡るところで崩れている。通行注意。 |
その他周辺情報 | 学園入口バス停付近に雑貨屋有。ビール冷えている。日曜日休み。 万場バス停付近に食料品店あり。万場バス停でトイレ休憩をとるので、買い物可能。 (朝のバスの時間はやっていないが、帰りのバスの時はやっていた。) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
GW2ざめの山は久しぶりの西上州。つつじの山として有名な笠丸山をチョイス。ガイド本(佐藤明 著、西上州の山ベスト100ルート、白山書房、2014)によると、住居附からの周回コースのほかに隣の谷筋の大平(バス停は楢原集落)と結ぶコースがあるとの由。
西上州の山は、岩峰が多いうえに、林道の発達で登山道が藪に埋もれてしまっているところが多いので、こうした情報は助かる。これなら赤線区間(歩いたルート)が増えるので、バス代が少々かかっても行く気になった。
高崎線の新町駅から6時50分発の日本中央バスの奥多野線に乗車。今日は休みでないので、割安のフリー乗車券は使えない。残念。代わりに群馬バスカード(カード式回数券)を使って少しでも節約する。
万場で10分ほど休憩があるとはいえ、2時間以上かけてようやく到着と思いきや。上野村役場から旧道に入るはずのバスが何故かバイパスを快調に飛ばす。
慌てて運転手さんに声をかけると、旧道は工事のため通行止めでバスはバイパスを通るとのこと。
自由乗降区間なのでmバスを止めてもらい下車。父母トンネルの手前の橋の上。藤沢バス停は見えるが、そこへ行くにはや鵜場付近まで戻っていあKねばならない。
そんなこと一言もアナウンスがないし、HPにも、バス停にも告知がない。
いい加減にしてほしい。
乙母バス停を経由して、藤沢バス停まで15分ほどかかった。
藤沢バス停前の神社で気を取り直して今日の安全をお祈りして、まずは車道を住居附(すまいづく)へと向かう。谷筋の4キロほどの道のりで、日がさすところは暑い。途中笠丸山の鋭鋒が見えた。
住居附から看板にある登山道でまずは東峰を目指す。
路は尾根筋に忠実につけられており、新緑のまぶしい中をぐいぐい高度を上げていく。
痩せている区間もあるし、頂上直下はかなりの急登であるが、道形は明瞭で登山口から1時間程で祠のある笠丸山東峰に到着。展望もなく、つつじの花びらが一面に落ちており、花期が終わっていることを如実に表していた。
東峰からは一部痩せている尾根をたどって、地蔵峠への下降点を過ぎるとすぐに三角点のある西峰に到着。こちらは展望良好。西上州なのに意外と岩峰ではなく丸みを帯びた山が多いような気がする。
ここもつつじは終わっていた。
休憩後、地蔵峠下降点まで戻り、ロープの降ろされた急坂をゆっくりと降りて西峰をトラバース気味に地蔵峠へと下っていく。少しであるが、まだつつじも残っているところがあったが、盛りは2週間くらい前だろうか。今年は暖かく桜もそうだったが、花期がずいぶんと早いようだ。
地蔵峠の一つ手前のコルで稜線をたどる登山道に、左手手前から左手奥へと林道が接するように近づいてきて遠ざかっていた。地蔵峠へはこちらの林道でも行けるのかなと迷いつつも、尾根に忠実な方のトレースを選択。次のコルである地蔵峠で、再び林道が近づいてきて、今度こそ左手先の方向へと消えてていった。
地蔵峠からは細かいアップダウンを繰り返しつつ、木のはしごを登った先でマツオのピークに到着。ここにも祠がある。古はこの道も交易路かなにかだったんであろうか。
ピークを降りる際にはコンパスで自方向だしをしてチェックしながら、急下降。やがて、大きな岩(東側に1210メートル標高点のある尾根の起点)にぶつかるが、ここh、岩の左手を巻くように進んで、やがて尾根に登るようにして、あとは尾根のプロムなどを進む。新緑がまぶしいし、笠丸山よりも少し標高が高いせいか、まだつつじが残っていた。
ガイド本のに記載のあった木製道標のある岩法の入り口を過ぎ、すぐに塩之沢峠方向へ売カウ尾根にぶち当たった。道形は尾根に登らずに植林おなかをトラバースするようにつけられているが、一応ここで尾根に登ってみる。雑木林の尾根道は木の枝や葉っぱで荒れ気味なので、早々に元の道へと復帰する。
植林おなかを進んですぐに左下に林道が近づいてきて、合流、ごうりゅうして2,3ふんで楢沢峠の石灯篭のある五差路に到着。ここで休憩後、ソデガヤ方向に向かる林道を少し辿ってみる。
西上州の山何が一望できる気持ちの良い道であったが、ソデガヤをも廻り込むようにして伐採用林道がおりていた。
ぐいぐい下って、標高1050メートル付近まで下ったところで伐採用林道は終点となった。
そこからは尾根も広そうなので、大きくて歩きやすそうな尾根道をたどって降下していく。
標高960m付近で尾根がいくつかの方向に分かれ始めていた。標高950mより下で大平から須郷方面へ向かう林道にぶつかるはずだとして下り続ける。
しかし標高870m付近まで降りてきても、標高940mくらいでぶつかるはずの林道が出てこない。コンパスを当ててみて愕然とした。南方向へ降りているはずだったのに、尾根の方向は西を向いている、このまま下山すると、きっと塩之沢川沿いのどこかに降りるはずだ。川のそばの勾配は急だし、そもそも川の向こう岸に道がついていると沢が渡れないかもしれない。
時計を見ると今は午後3時。これはやばい!
楢原峠からバス停までの所要時間は、1時間40分。最終バスに間に合わせるためには、楢沢峠15:40.大平の登山口16:20通過という計算になる。
楢沢峠まで戻るのに、あと40分では到底無理である。
しかし、このまま下るよりは確実なもとの道へと戻ることにして登り返す。下っているときに迷いながらだったので時間がかかっているが、登りも急勾配と戦いながら必死に登ること30分ほどで伐採林道の終点にたどり着いた。
ここからは道の心配はないとはいえ、まだ200メートル近く登り返さなければならない。必死になって歩き、ソデガヤの鉢巻き林道に到達すると勾配も下り基調に代わって、ここからは快調に飛ばしていく。
楢沢峠に戻り、水を飲んだ後、再び出発。15:53。2分ほどで林道は終わり、尾根筋に沿って登山道が下る。
左手から近付いてきた林道とから右手に行くと地図上、大平の畑となっている箇所の東側を通過。林道は荒れ気味で、何度か崩壊気味の沢を渡って、ようやく舗装された車道に飛び出した、
ここからも快調に飛ばしていき、バス停留所のある旧国道には16:52に到着、道標はおろかバス停もない。
自由乗降区間だからバス停がなくても構わないが、なんとなく落ち着かないし、必死に駆け下りてきたのでのどが渇いた。酒屋を探して砥根平方向へ進むこと数分で立派な門構えの黒沢家住宅を過ぎ、酒屋を発見。無事ビールをゲットして帰りのバスを待った。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する