白山(転法輪谷でシーズンファイナル!)
- GPS
- 09:01
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,647m
- 下り
- 2,641m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
市ノ瀬から別当出合まではMTB利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆別当出合〜別当覗き ・完全夏道 ・中飯場のトイレは使用不可 ◆別当覗き〜甚之助避難小屋 ・ほぼ夏道だがところどころ残雪アリ。ルートミス注意。 ◆甚之助避難小屋〜黒ボコ岩 ・ほぼ雪道だが切れているので夏道を意識して歩く必要あり。 ・途中スキー+クトーでトラバースした。 ・十二曲りで水が取れる。延命水も出ている。 ◆黒ボコ岩〜御前峰 ・室堂へは寄らずに御前峰東面から巻いてスキー+クトーで登頂した。(南西の風が強かったため) ・室堂から御前峰の夏道はほぼ出ている感じ。遠目で見ただけだが。 ◆御前峰〜転法輪谷2000m付近(スキー滑走) ・少し凸凹で滑りやすいとはいえないが縦溝ではないのでマシ。 ・落石も多いので踏まないように注意する。 ◆転法輪谷〜転法輪のコル(登り返し) ・すべてスキーハイク。 ・2300mからクトー装着。 ◆転法輪のコル〜エコーライン〜南竜分岐 ・すべてスキーで滑れる。エコーライン分岐〜南竜分岐までは夏道なので担ぐ必要あり。 ◆南竜分岐〜甚之助避難小屋下 ・甚之助谷を絡めて雪を拾いながらすべて滑っていけるので速い。 |
写真
感想
本当は先々週の白山で板納をしようと思っていたのだが、その時は意外と雪が多かったので延期。
だが翌週は悪天でスキーに行けなかったので甲斐駒登山でお茶濁し。
そして訪れたこの週末。天気予報がまずまずだが強風予報。まあ雨さえ降らなければ問題ない。いこう!
今年はまだ市ノ瀬から別当出合まで車で入れないので市ノ瀬〜いつも通りチャリスタート。
先週の登山で軽い荷物に慣れたのか、二週間ぶりのスキー装備がずっしりのしかかる。
まあ体力づくりだと思っていくしかない。
50分ほどで別当出合に到着したらそのまま休憩せずに登山の部スタート。
風もあって気温も低めで登りやすいコンディションだったが、やたら体が重く感じられる。なんでだろう。
スキーを担いでの夏道歩きはツライ。特にこの時期はスキーが木に引っ掛かって体力と精神力を削がれる。
ついでにいうと枝パッチンもうざい。
でもここはポジティブシンキング、泣いても笑ってもこれが今シーズン最後のスキーなのだからこういうのも含めて楽しもう。
甚之助避難小屋までいってようやく雪がつながってきたが、どうせ南竜分岐から再び切れるのはわかっているのでこのまま担いでいくことに。
登りは今回も黒ボコ経由で。途中際どいトラバースがあったのでここだけ板とクトーを使うことにした。
やっぱり雪は少なかった。
去年の6月よりはるかに少ない。2週間分くらい、いやもっと少ないイメージか。
弥陀ヶ原からようやくスキーが履けたが山頂はガスガスでやたら風が強そう。
西から巻くと思いっきり風を受けることになるので東から室堂をスルーして御前峰に登り上げることにする。
この作戦は大当たり。ほとんど風を受けずに山頂まで到達することができた。
さあどこを滑ろうか。途中で東面を眺めたら予想通りこの雪が少ない中でも相対的に雪が多いように見えた。
御池巡りとかもこの風だし視界もないのでやめておいてこのまま御前峰から東面へドロップしよう。
転法輪谷が安定して雪がびっしりついていたので落石を除けながら滑っていく。
少し凸凹だったが贅沢は言わない。こんなに長い距離滑れるなんて十分幸せだ。
もうちょっと雪が多かったらコブラまで行きたかったがさすがに下は藪が出ていそうだったので2000m付近で終了。
物好きだが同じルートをピストンで500mほど登り返す。
シールハイクもこれが最後かと思うと感慨深い。
転法輪のコルからは再び滑走モードに。
さて、黒ボコ下の雪も少なかったので帰りはエコーラインから行こうか。
途中万才谷も偵察したが素直にエコーラインの方がコンディションがよさそうだったのでこちらを選択。
まあこちらも凸凹ではあったが十分ターンもできたし楽しく滑ることができた。
エコーライン分岐〜南竜分岐まで夏道をシートラしてラストは甚之助谷〜甚之助避難小屋の下まで滑走。これがラストだ。
今シーズンも何度も登ったモンスター尾根が懐かしい。
下からは続々と登山者さんが登ってきていた。
後は長い長いシートラの夏道歩きをこなして最後はチャリに跨って気持ちよくダウンヒル。
天気はちょっと残念だったが板納めに相応しい山行となった。
今シーズンも無事に終えることができてよかった。
さあ、今後は来シーズンに向けて体力を維持向上させよう。
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