大文字山 - 諸羽山〜柳山〜陰山〜山頂〜北斜面〜火床
- GPS
- 08:10
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,187m
- 下り
- 1,164m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:10
天候 | 晴れ/薄曇り/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道全般 地図に掲載されている登山道は多くの人が歩いており、特に危険な箇所はなし。 その他の登山道として一般に使用されている道についても、標識が少なくなる程度で、特に問題なし。 ■大文字山北斜面 踏み跡に沿って歩いている分には、特に危険な箇所もなさそうです。 ただし、分岐が多く、色々な方向に道が通じているので、現在位置の把握が難しいように感じます。 道迷いした場合でもエスケープは難しくなさそうだけど、地図とコンパスだけでなく、GPSを携帯して歩くと安心できます。 谷筋は倒木などで荒れ気味だし、必ずしも踏み跡がある訳ではなく、ルートファインディングをしながら進む事になります。 判断を誤ると危険を招き寄せてしまいそうな箇所もあります。 整備の手が入り、それなりに様変わりしていますが、探りながら歩きたい人向けの山域だと思われ、歩き慣れていない初心者は十分に準備した上で歩くようにしたいですね。 |
写真
感想
この週末はあまり天気が良くなさそうで、近場を歩くのが良さそう。
暑さへの慣れを図りつつ、撤退にも融通の利く山という事で、今回は大文字山へ。
前週の愛宕山と同様、上半期が終わろうかという時期なのに、大文字山への山行は今年2回目という事で、知らず知らずのうちに足が遠のいていたよう。
始発に乗って山科駅に到着し、ここからスタートです。
まだ体は半ば眠っているような状態で、ふらふらと歩き始め、まずは諸羽神社へ。
手を合わせて精神を集中しようと努めた後、神社を後にします。
公園の東端にある登山口から入山。
以前にはなかったような踏み跡がそこかしこにあり、誰がどのような意図でこれを形成しようとしているのかと考えを巡らせようとするのだけど、早くも蒸し暑さに苦しめられつつあり、思考は淡いままに汗か何かに溶けて消えたよう。
傾斜が緩む頃には、以前と同様の道になったはずで、最初のピークの諸羽山を経て、柳山、陰山と辿って行きます。
東側からのルートと合流し、すぐにP381に到着。
ピークハンターさんのプレートの他に、『毘沙門山』とのプレートもあり、大文字山界隈のプレート関連の動きは慌ただしくて、当面は静観するのが良さそう?
ガスのため、近江展望所からは琵琶湖が淡く見えるか、見えないかぐらい。
雨社大神の辺りで初めての登山者に出合う。
良い雰囲気の樹林が広がる辺りに少し寄り道し、大文字山山頂に到着です。
まだ人は少なめだけど、登って来る人はそれなりにおり、やはり人気の山です。
山頂から北斜面へと進むと、以前にはなかった階段が作られていて、整備の手がさらに入っているよう。
熊山の東の尾根をしばらく進んで行くと、右側の谷に人が見える。
尾根を下り終えて谷に出合い、これから進む尾根にどう取り付くかを、実際の地形や下草の具合などとiPadの画面を見比べつつ、検討。
さっき見えていたと思われる女性ペアが天の原の方からやって来られ、お話しを。
お別れして、地形図に記載のルートを探ってみるものの、良く分からず。
すぐ近くの支尾根をやや強引に登り、所定の尾根に合流し、北上。
以前に歩いた時とあまり印象は変わらず、北斜面の主要なエリアに比べて歩く人が少ないせいか、動物の存在を身近に感じさせる要素が多い。
前回は支谷を経由してうまく下ったのだけど、今回はそのまま尾根を辿り、最後は高低差2mぐらいの崖となっており、少し左に回り込んで、無事に谷に着地。
少し下り、写真22の地点から登りに転じる。
ここも以前と印象は変わらず。
良い感じの小滝を見て、前回とは違い、左俣へ。
すぐに滝があり、いくつかのレコで見ていた滝のはずで、ちょっとした感慨がある。
ここも含めて、自分で歩く時の楽しみを失いたくないので、どこに何があるかなどは調べていないし、記憶も消え行くままにしており、ドキドキしながら進みます。
その後、渓相は穏やかになり、iPadで確認しながら、どちらの谷に進むかを選択。
ここからと考えていた地点から尾根を辿る踏み跡があり、そちらへ。
踏ん張りの効かない斜面に少し苦労し、その後は歩きやすい道となり、P358に到着。
ピークハンターさんのプレートはなさそうだけど、『猿丸山』とのプレートがある。
ここでドリンクゼリーでエネルギー補給。
そのまま尾根を辿り、谷に着地し、せっかくなので白川の流れを確認。
再び谷を辿っての登りに転じるのだけど、主に植林帯が広がっているようで、谷には倒木が多めで対処しつつとなり、所々で苦労させられる。
各所で左俣か右俣かの選択をして、最後は急斜面を登って尾根に合流。
東へ少し進むと、府県境の尾根に乗ります。
さらに進むと、比叡平沿いの尾根となる。
しばし進み、開けている場所があるので、ここで昼食にします。
その後も比叡平沿いの尾根を辿り、あまり良い雰囲気ではないのだけど、通行可能かどうかを自分で確認しておきたかったので、そのまま進み続ける。
やっとの事で舗装路に合流し、そこからは黙々と歩き、池の谷薬草園へ。
さらに黙々歩きは続き、写真49の地点で京都一周トレイルに合流し、そこからトレイルのルートを辿り、下って行きます。
写真50の地点からは登り返しとなり、水場へ。
汗で不快感を増している頭を少し冷やし、クールダウン。
しかし、さらなる登りでその効果は薄れてしまう。
大文字山の山頂と火床を結ぶルートに合流し、火床方面へ。
普段ほどではないけど、歩いている人はおられる。
火床の天辺に着くと、少し霞み気味ながらも、京都市街が眼下に広がっていて、やはり絶景だなと思わせられます。
初めての時は本当に驚いてしまうぐらいの光景でした。
火床の中心の金尾まで下ると、珍しく人が少なめなので、すんなりと撮影を。
右払いを下り、千人塚を経て、その後はたくさんの人とすれ違いつつとなる。
軽装の人が多く、重いザックを背負っている身としては、こちらが場違いなのかと思わせられてしまいそうなぐらい。
最後まで無事に歩き、銀閣寺の参道へ。
まだ人は疎らで、都市部の商業地には人の流れが戻りつつあるようだけど、そちらとの違いは大きそうとの印象。
この日は早めに帰宅予定なので、銀閣寺前バス停にてログ取りを停止して、ゴールです。
5か月ぶりで、今年2回目の大文字山。
気になりつつも未訪のままだったP358の一帯の探索が今回の主目的で、十分ではないにしても、多少はどんな感じなのかを掴む事ができたかなと思う。
早めに帰宅したくて、やや慌ただしくなってしまったので、次はじっくりと歩きたいと思うのだけど、どのようなルートが良いのかは考え所でしょうか。
他では、ミヤマウズラの葉っぱを見つけられたので、可能であれば、花期に咲いているかどうかを確認しに来たいけど、どうなりますか。
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