梅雨の蔵王 コマクサ堪能トレーニング


- GPS
- 06:51
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,313m
- 下り
- 1,324m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:58
天候 | てんくらA予想 期待するも雨/ガス/曇りたまに晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
梅雨時期はあまり出歩かなかったが,花の時期でもあり,2週間前はまだ早かった蔵王のコマクサが見頃のはず。さらには不忘のミヤマオダマキさまにも会えるかもしれず,てんくらのA予想に力を得て,そろそろのお泊り仕様にもなれるために,30年前のテントなどで10kgを担いで出かける。ガスの上に抜けるかと思ったが,いきなり小雨。ベニバナチャクヤクソウに喜ぶも雨粒大きくあり雨具とフードで視界のない馬の背歩き。20m位でスライドする人がぬうっと現われる。この時期,いつもの分岐のところにミヤマオダマキさまがいつにも増して美しくおられる。名号峰側に足を延ばすとコマクサ女王様とオノエランお嬢様の競演を満喫。熊野経由で刈田岳まで下り,前回は登山道脇に咲いていてゆっくりご一緒できなかった不忘のミヤマオダマキさまにお会いに南蔵王縦走路に入る。レストハウスから刈田峠はガスも飛びお日さまで暑い位だが,先の前山はガスの中。10時回っており下山してきた方に聞くと屏風は雨とのこと。大黒天をでて熊野経由で大した高度差もないのだが既に2時間歩いて,重量調整で豆乳パック2本加えた10kgを背負ったせいか,いつもサクサク飛ばせるコースが妙に歩が重い。花の時期の銀座コースもこの梅雨空では人も少なく,戻ってくる人もまばら。それでも北屏風は団体らしきが休憩中。50~60Lのザックを担いだ若いパーティーはジャンボリーコースからで,装備18kg位とのこと。10kg足らずで重いといってはられないが,ハイエンド軽量装備をお金でなんとかして体力をカバーする年齢だしと言い訳。屏風からはガスもとれて近景の展望がでてくる。熊野で2時間,コマクサとオノエラン散策タイムは奏功の模様。不忘への吊り尾根では目を凝らしてミヤマオダマキさまを探すもお会いできず。コマクサ女王様,オノエランお嬢様,ときてミヤマオダマキさまはなんだろう?,姫様? 姫様はヒメサユリで決まり。永遠の憧れなのだろうかと中々お会いできないお方に思いはせる。
吊り尾根はさすがイチゲもほぼ終わり,ミヤマキンポウゲが残っている一方で,ウスユキソウが盛り。タカネバラも目立つ。いつも決まった時期からほんの少しでもずらすといろんな花が咲いているのを実感。カラマツソウの咲はじめがミヤマオダマキのような美しいブルーをまとうのは印象的。梅雨だからといって出不精してられないし,その後,再度スライドした若い歩荷トレのパーティーは全体で5パーティーで改めてでかいザックで歩く姿に刺激も頂く。屏風までおそらく白石スキー場に戻る登山者のスライドが終わると誰とも会わなくなり,いつも賑わう芝草平も誰もおらず静けさの中で補給。それでも杉ヶ峰あたりで3組ほど先行。こちらは70代の御年での山歩き。これまた刺激を受ける。刈田峠から車道で大黒天に戻り,高度差は少ないものの一応10kg担いで7時間歩行,東北ホップのビールが旨くない訳がない。
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