秋山郷 布岩

- GPS
- 07:12
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 276m
- 下り
- 274m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:13
天候 | 2021/7/3(土)曇り 2021/7/4(日)時々小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(10台程度停められる。布岩説明の標識のところにも数台駐車可。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ログは、7/3のもの。 |
その他周辺情報 | ●温泉&ごはん 竜ヶ窪温泉 竜神の館 https://www.ryugakubo.com/ ●ごはん(うどんすき) 森瀧 https://tabelog.com/niigata/A1504/A150404/15000126/ |
写真
感想
感想:
「観光と温泉とお酒って言ったのに!!!!!」
全身がバキバキに痛いです。
・・・
天気悪そうだけど横岳にウルップソウ&ツクモグサ見に行こうかな~と思っていたが
どうにも足首の調子が悪く、山には行かず静養した方がいいか?と悩んでいたところに
「クライミング行くけどどうせ雨だから観光・温泉・お酒どう?(意訳)」のお誘いが。
だけど結果、観光なんて1ミリもせず何故か6-7年ぶりに外岩クライミングすることになり、
(もともとそんなにクライミングしないのに……)
しかもそれがほぼ経験のないクラックオンリーという想定外の展開に……
土曜、北上するにつれ天気がよくなっていき
「あれ、これは観光とかじゃなくて普通にクライミングになるのでは?」となんとなく察する。
現地についたら「岩場そこに見えるから」って直登しはじめ
それがめちゃくちゃ悪路な崩壊地でビビったし
ガレ場を避けて仕方なく藪漕ぎしたら腕が傷だらけだし
落石が何故かことごとく自分めがけて落ちてくるし(幸運値が低い)(でもすべて華麗に避けた)
最終的にロープを出してくれたSBさんに「ごめーん、道違ったみたい」と謝られても
どうしても詰るのを抑えられませんでしたw
瑞牆とか小川山みたいな、ゆるゆるアプローチして岩場で昼寝とか考えていたので
「なんか思ってたんと違う」と思い始める。
どうやら今はほぼ登られていない岩場だったらしく下山もかなりの悪路で、それだけでめちゃくちゃ疲れた。
ワイドクラック登った後、2人は正規の岩場に向かうというので、すでにHP1だった自分は駐車場で昼寝。
ここからの温泉&お酒はとっっっっっても楽しかった!
久々にリアルで話せたので、とても嬉しい。
2日目の朝、まだ雨が降ってなかったので「とりあえず岩場に向かっていい?」と申し訳なさそうに言うyachimayuに頷く。
隙あらばクライミングなSBさんと、観光のつもりで来てるわたしの板挟みになっている気配。
気を遣ってくれてるなと感じたけど、この時点でもう観光はないなと悟ってました(笑)
初日と違って正規のアプローチは普通の道だったので危なげなく岩場に到着できてよかった。
正直登る気はなかったのだけど
「せっかく来たんだから」と2日間でワイド、ハンド、フィンガー1本ずつをトップロープで登らせてもらう。
クラックなんて10年前くらいにお試しで1回やったことくらいしかないので本当に登り方がわからない。
アドバイスもらいながら、どうにか無理やり登る。
ハイク仕様のウェアがめちゃくちゃ汚れました。そうかワイドってこういうことか……。
ワイドもハンドもフィンガーも手足がめちゃくちゃ痛かった。
何故この人たちは平然と登れるんだ???と本当に不思議。
とはいえ何だかんだトップロープの安心感があるので楽しめました!
景色はよかったし久々の高度感も気持ちよかった。
下山後にyachimayuが必死に観光地を探してくれてるのが、
誘い文句と現実が異なっていることに罪悪感を感じてるんだろうなと面白かっ、、もといありがたかったです。
温泉&お酒は嘘じゃなかったし、久々の岩もなんだかんだ楽しめました!!
よい週末になりました。お2人ともありがとうございました~。
全国的に天候が良くない中、南の梅雨前線を避けて北上。
半日でも、1本でも登れれば・・・と、以前から気になっていた秋山郷布岩へ。
雨で登れなかったら観光&温泉、ついでに美味しいお酒にありつけばいいや!と、hirotkちゃんを誘い出す。
2021/7/3(土)
早朝に合流し、新潟までドライブ♪
埼玉を過ぎるまで土砂降りで「ほんとに今日クライミングに行くの?」という感じだったが、北上するにつれ雨が上がり、空が明るくなってきた。
山の奥深く秋山郷に向かうと、遠方からでも素晴らしい柱状節理の岩壁が見えた。
天気が微妙な週末のせいか、「秋が最適」な観光地の為か、貸切で他に人はおらず。
●駐車場&アプローチ(まさかの失敗!)
柱状節理の説明の看板横に駐車スペースあり。
目の前の岩壁に向かってガレ場を登るも・・・これが予想以上に悪かった。
距離は短いのにガレが崩れる為踏み込めず、脇の草をつかんで這い上がる状態。
ようやく岩壁基部に辿り着くも、かなりの藪状態。
けっこう登っている記録あるのになぁと不審に思うも、とりあえず登攀準備。
●布岩 右岩壁
トポと照らし合わせても、どれがどのルートかわからない。むむむ。
とりあえず、登れそうな(比較的綺麗な)ワイドクラックを登る。
Sさんに張ってもらったトップロープで、左差しと右差しで2本。
3人ともひととおり登って休憩中に、ネットの記録を再度確認。
・・・どうやらここは、今は登られていない「右岩壁」だと気付く。
お目当ての左&中央岩壁へのトラバースは「不可」ということも分かる。
そんなに遠くない(駐車した車は見える)ので、一旦降りることにしたのだが、この下山も未踏の藪を分け入って降りたため、かなり大変だった。
リサーチ不足、本当にごめんなさい!!!
●布岩 左岩壁&中央岩壁
車道を少し進むと、右岩壁と同様な岩壁がそびえ立っていた。
どうやらこちらが左岩壁と中央岩壁のよう。
岩壁を正面に臨むこちらの車道脇も10台程車がとめられるスペースあり。
hirotkちゃんには申し訳なく思いつつ、Sさんと行ってみることにする。
先ほどとは打って変わってしっかりしたアプローチを15分ほどで左岩壁基部到着。
明らかに「登られています」的な綺麗なクラック!それも、かなり長い!
トポによると40m~50mの綺麗な柱状節理のクラックが並んでいた。
天気も不安定だし(今夜はお酒が待っているし)、練習岩ハンドとフィンガーだけ登ってみることに。
乾いた凝灰岩はかかりもよく、10mと長くないので快適にサクサク登れる。
2本の終了点が一緒なので、トップロープが張れてフィンガーの練習にも◎。
いいなぁ、この2本、うちの近くに欲しいな~と心底思う。
<登ったルート>
布岩 右岩壁
・適当なワイドクラック(8mくらい)Trで2本
布岩 中央岩壁
・練習岩ハンド(5.8 10m)OS
・練習岩フィンガー(5.9 10m)Tr
●温泉とごはんとお酒
半分以上、こちらがメインの目的(笑)。
買ったお酒とhirotkちゃんの持ってきてくれた日本酒で、久々に呑んで盛り上がる。
自分は、せっかくワインを持ってきたのにオープナーを忘れるという体たらく(泣)。
それでも楽しく、久しぶりに遅い時間まで呑んで語って楽しい時間を過ごしました。
2021/7/4(日)
絶対降っていると思い、ゆっくり6時に起床すると・・・なんと降っていない。
Sさんとは、「明日晴れたら、こっち(左&中央)にきて、hirotkちゃんと普通(笑)にハンドクラック登ってもいいね」なんて言っていたのですが、昨夜あれだけ呑んだし、雨だと思っていたし、今日はどうするつもりかな~とそわそわ。
とりあえず、行ってみますか!ということで、今日も布岩に向かうことに。
●布岩 左岩壁&中央岩壁
基部に着いた時点でパラパラと雨が当たりだしたけれど、まぁこれくらいなら登れるでしょと、練習岩にトップロープを張る。
外岩はかなりかなり久しぶりのはずなhirotkちゃんに、ハンドクラックとフィンガークラックを楽しんで?もらう。
(よく考えたら、なぜにここまでスパルタ?だったのだろう?!(笑))
3人ともひととおり触って、本格的に降り出す前に撤収。
●ドライブとうどんすき
「秋山郷は、紅葉が綺麗らしいですよ~」
「そりゃあ【秋山】っていうくらいだから、当たり前でしょ」
なんて会話を交わしながらドライブ。
森瀧では、
「うちに来たら、うどんすき食べなきゃダメでしょ。」と、店主に注文のダメ出し(笑)をされ、仰せのままに注文したうどんすきが美味しかったり。
<感想>
友人から見せてもらった長い長い綺麗なクラックの写真。
「45mなのに5.9」というルートに惹かれ、一度来たいと思っていた布岩は、
グレードも高くなく、アプローチも近い、練習には最適の岩場でした。
今回は登れませんでしたが、また機会があれば、あの長いクラックを登ってみたいです。
久しぶりに呑んで、語って、ちゃっかりクライミングも出来て。
このメンバーだったから、4時間のドライブも苦じゃなくて。
ほんとに楽しい週末でした(^-^)!
<秋山郷 布岩>
最長ルートは50m。柱状節理の絶壁岩。
右岩壁:
こちらへのアプローチは、ガレで劇悪、ロープが必要。もしくは未踏の藪突破。
「今はほとんど登られていない」「自然に還りつつある」という記録あり。
右岩壁基部から左岩壁・中央岩壁へのトラバースは不可。
左岩壁・中央岩壁:
現在登攀されているのはこちら。
アプローチは入口さえ見つけられれば、踏み跡は明瞭で15分ほど。
参考にさせて頂いたトポ:
https://black.ap.teacup.com/gasumore/241.html
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