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Yamareco

記録ID: 3553088
全員に公開
ハイキング
近畿

熊野古道:大辺路(周参見P〜馬転び坂〜長井坂〜見老津駅)【紀南、和歌山県】

2021年09月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:40
距離
11.9km
登り
611m
下り
593m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:18
休憩
0:00
合計
4:18
10:41
258
スタート地点
14:59
ゴール地点
● コースタイム
周参見駅前P 1043 ― 国道42号合流点 1046 ― 生コン工場 1055 ― 展望ベンチ 1111 ― 林道合流点1129 ― 国道42号 1134 ― 西浜(長井坂への入口) 1135 ― JR紀勢本線の脇 1140 ― タオの峠下の車道合流点 1155 ― 和深川王子神社 1212/昼食/1230 ― 長井坂西入口(和深川上り口) 1245 ―JR双子山トンネル上部 1249/1253 ― イノブターランドからの道合流点 1304 ― 上り口から2.0km 1323 ― 上り口から3.5km 1343/1348 ― 上り口から4.0km 1358 ― 長井坂東口(見老津上り口) 1408 ― 見老津海岸 1412 ― 見老津駅 1415
(見老津 / 周参見、1435 / 1444、JR)
周参見駅 1456 ― 1459

● 行動時間 3:32+0:03=3:35
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
●今回の移動
(和歌山市内=周参見駅前駐車場)
周参見駅前P―馬転び坂―長井坂―見老津駅
(見老津駅=周参見駅)
 周参見駅―周参見駅前P
(周参見駅前駐車場=和歌山市内)

●登山口へのアクセス
○周参見駅
・JR紀勢本線の普通列車、特急くろしお、いずれも停車する
・駅を出て左手に進むと町営駐車場がある。現状料金は無料。機械故障につきとなっているが、長らくその状態のように見える

○見老津駅
・JR紀勢本線の普通列車で行く。付近に駐車場はないので、電車で行くべきかと。普通列車の本数は少ないので、一本逃すとたいへん
(いずれの記述も2021.9現在)
コース状況/
危険箇所等
○周参見駅〜馬転び坂〜国道西浜
・周参見駅から10分程度は車道、国道を歩く。砂利工場のところで案内に従って小道へと進む。JRの線路下をくぐる直前に右斜面への入口がある。「大辺路」と案内が出ているので、それに従う。そこからが「馬転び坂」
・一気に登ると山頂部は展望のよい歩きやすい道。林の中を一気に降りると細い作業道にまず出る。それを降りていくと再び国道に合流する
(いずれの記述も2021.9現在)

○国道西浜〜タオの峠〜和深川〜長井坂西入口(和深川上り口)
・国道と車道を行くがタオの峠付近には熊野古道が残っている
・あとは車道を歩くが、クルマ通りは少ないのであまり不安はない

○長井坂(西入口〜東入口)、〜見老津駅
・斜面のジグザグを登っていく。斜度が落ち着くとイノブターランドからの道との合流点
・そこからはなだらかな山上の道。ずっと木立の中だが、ところどころで海が見える
・最後は一旦車道と交わった後、急な落ち葉斜面(小尾根)を降りていく。JRの踏切脇にひょっこりと顔を出す
・そこからは国道をほんのわずか進むと見老津駅
その他周辺情報 ●買う、食べる
・周参見駅近辺には、食堂を名乗る店もあるが、営業時間は不詳
・周参見駅、見老津駅いずれの周辺にもコンビニエンスストアも見当たらない
・周参見駅の中にはコーヒー店が、見老津駅には雑貨屋(飲料もあるようだ)がある

●日帰り温泉
・見老津から江住に向かうと「望海の湯」がある。ほかにも日置川にはスパがある。また言わずと知れた温泉地白浜も近い
(2021.9現在)
今日はここから。駅前にある町営駐車場に駐めて行きます【周参見駅前駐車場〜馬転び坂入口】
2021年09月23日 10:43撮影 by  ,
9/23 10:43
今日はここから。駅前にある町営駐車場に駐めて行きます【周参見駅前駐車場〜馬転び坂入口】
すぐに国道に合流【周参見駅前駐車場〜馬転び坂入口】
2021年09月23日 10:46撮影 by  ,
9/23 10:46
すぐに国道に合流【周参見駅前駐車場〜馬転び坂入口】
国道を行きます。やがて海沿いになります。太平洋には快晴がよく合います【周参見駅前駐車場〜馬転び坂入口】
2021年09月23日 10:49撮影 by  ,
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9/23 10:49
国道を行きます。やがて海沿いになります。太平洋には快晴がよく合います【周参見駅前駐車場〜馬転び坂入口】
”津波”に敏感でなければならない地域であることを実感させられます【周参見駅前駐車場〜馬転び坂入口】
2021年09月23日 10:53撮影 by  ,
9/23 10:53
”津波”に敏感でなければならない地域であることを実感させられます【周参見駅前駐車場〜馬転び坂入口】
採石会社の前で脇道に逸れます【周参見駅前駐車場〜馬転び坂入口】
2021年09月23日 10:55撮影 by  ,
9/23 10:55
採石会社の前で脇道に逸れます【周参見駅前駐車場〜馬転び坂入口】
JRの線路をくぐる手前で右手の斜面に分け入ります【馬転び坂入口にて】
2021年09月23日 10:57撮影 by  ,
9/23 10:57
JRの線路をくぐる手前で右手の斜面に分け入ります【馬転び坂入口にて】
手作り感のある丁寧な標示。これがコース中にずっとあります【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
2021年09月23日 10:58撮影 by  ,
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9/23 10:58
手作り感のある丁寧な標示。これがコース中にずっとあります【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
こんな感じの中を登ります【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
2021年09月23日 11:03撮影 by  ,
9/23 11:03
こんな感じの中を登ります【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
海が見えてきました【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
2021年09月23日 11:08撮影 by  ,
9/23 11:08
海が見えてきました【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
上部からはこのような展望【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
2021年09月23日 11:10撮影 by  ,
9/23 11:10
上部からはこのような展望【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
ベンチの辺りが展望がいいです【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
2021年09月23日 11:11撮影 by  ,
9/23 11:11
ベンチの辺りが展望がいいです【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
下ります。すぐに鉄分っぽい水の流れに遭遇し、それを降ります【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
2021年09月23日 11:24撮影 by  ,
9/23 11:24
下ります。すぐに鉄分っぽい水の流れに遭遇し、それを降ります【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
傾斜が出て水が見えなくなっても、石に赤みが残っています【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
2021年09月23日 11:28撮影 by  ,
9/23 11:28
傾斜が出て水が見えなくなっても、石に赤みが残っています【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
作業道っぽい道に出ました【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
2021年09月23日 11:29撮影 by  ,
9/23 11:29
作業道っぽい道に出ました【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
ネットフェンス越しですが、海が見えます【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
2021年09月23日 11:29撮影 by  ,
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9/23 11:29
ネットフェンス越しですが、海が見えます【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
国道に再び合流【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
2021年09月23日 11:34撮影 by  ,
9/23 11:34
国道に再び合流【馬転び坂入口〜馬転び坂〜西浜】
長井坂の案内標示があります【西浜にて】
2021年09月23日 11:35撮影 by  ,
9/23 11:35
長井坂の案内標示があります【西浜にて】
その内容です【西浜にて】
2021年09月23日 11:35撮影 by  ,
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その内容です【西浜にて】
国道から逸れて小路に入ります。いかにも古くからある道のようです【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
2021年09月23日 11:36撮影 by  ,
9/23 11:36
国道から逸れて小路に入ります。いかにも古くからある道のようです【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
線路脇を進みます。線路の行く手には「双子山信号所」があるようです【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
2021年09月23日 11:40撮影 by  ,
9/23 11:40
線路脇を進みます。線路の行く手には「双子山信号所」があるようです【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
このような祠をいくつか見かけました【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
2021年09月23日 11:40撮影 by  ,
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9/23 11:40
このような祠をいくつか見かけました【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
杉木立の美しい峠道です【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
2021年09月23日 11:42撮影 by  ,
9/23 11:42
杉木立の美しい峠道です【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
ここから古道が左に分かれます。ただし、車道とはずっと寄り添っています【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
2021年09月23日 11:46撮影 by  ,
9/23 11:46
ここから古道が左に分かれます。ただし、車道とはずっと寄り添っています【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
境目石とのこと【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
2021年09月23日 11:48撮影 by  ,
9/23 11:48
境目石とのこと【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
タオの峠を過ぎ、ここで再び車道に吸収されます【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
2021年09月23日 11:55撮影 by  ,
9/23 11:55
タオの峠を過ぎ、ここで再び車道に吸収されます【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
西浜と上り口の中間付近ということのようです【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
2021年09月23日 11:59撮影 by  ,
9/23 11:59
西浜と上り口の中間付近ということのようです【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
JRの線路が和深側の向こう岸に見えています。写真の辺りが信号所のようです【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
2021年09月23日 11:59撮影 by  ,
9/23 11:59
JRの線路が和深側の向こう岸に見えています。写真の辺りが信号所のようです【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
「中屋跡」とのこと【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
2021年09月23日 12:11撮影 by  ,
9/23 12:11
「中屋跡」とのこと【西浜〜タオの峠〜和深川王子神社】
神社に着きました。ここで昼食とします【和深川王子神社にて】
2021年09月23日 12:12撮影 by  ,
9/23 12:12
神社に着きました。ここで昼食とします【和深川王子神社にて】
神社の近くにて。ちょうどJRの電車が来る時間でした【和深川王子神社〜長井坂和深川上り口】
2021年09月23日 12:35撮影 by  ,
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9/23 12:35
神社の近くにて。ちょうどJRの電車が来る時間でした【和深川王子神社〜長井坂和深川上り口】
コース脇には旧道でしょうか堀割が見られます【和深川王子神社〜長井坂和深川上り口】
2021年09月23日 12:37撮影 by  ,
9/23 12:37
コース脇には旧道でしょうか堀割が見られます【和深川王子神社〜長井坂和深川上り口】
丸山の堀割とのこと【和深川王子神社〜長井坂和深川上り口】
2021年09月23日 12:37撮影 by  ,
9/23 12:37
丸山の堀割とのこと【和深川王子神社〜長井坂和深川上り口】
和深川集落では道標示はこんな感じのものが続きます【和深川王子神社〜長井坂和深川上り口】
2021年09月23日 12:43撮影 by  ,
9/23 12:43
和深川集落では道標示はこんな感じのものが続きます【和深川王子神社〜長井坂和深川上り口】
上り口に来ました【長井坂和深川上り口にて】
2021年09月23日 12:44撮影 by  ,
9/23 12:44
上り口に来ました【長井坂和深川上り口にて】
ここで川を渡ります。本来はJRの線路付近に入口があったようです。ここは古道としては迂回路ということのようです【長井坂和深川上り口にて】
2021年09月23日 12:45撮影 by  ,
9/23 12:45
ここで川を渡ります。本来はJRの線路付近に入口があったようです。ここは古道としては迂回路ということのようです【長井坂和深川上り口にて】
長井坂の解説。歴史、造りの特徴、コース状況、景色とひじょうに細かく書いてあります【長井坂和深川上り口にて】
2021年09月23日 12:45撮影 by  ,
9/23 12:45
長井坂の解説。歴史、造りの特徴、コース状況、景色とひじょうに細かく書いてあります【長井坂和深川上り口にて】
JRの双子山トンネルの上部を過ぎます。ここでもまた特急くろしおがやって来ました【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 12:53撮影 by  ,
9/23 12:53
JRの双子山トンネルの上部を過ぎます。ここでもまた特急くろしおがやって来ました【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
急なつづら折りを登ると、イノブータンランドからの道と合流します【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:04撮影 by  ,
9/23 13:04
急なつづら折りを登ると、イノブータンランドからの道と合流します【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
木漏れ陽が差し込むなだらかな道を行きます【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:08撮影 by  ,
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9/23 13:08
木漏れ陽が差し込むなだらかな道を行きます【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
段築です。古くから整備されてきた道であることがわかります【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:11撮影 by  ,
9/23 13:11
段築です。古くから整備されてきた道であることがわかります【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
これは沖の黒島でしょうか【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:18撮影 by  ,
9/23 13:18
これは沖の黒島でしょうか【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
見老津港の辺りでしょうか【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:21撮影 by  ,
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9/23 13:21
見老津港の辺りでしょうか【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
0.5kmごとに標示があります。目安としてありがたい【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:23撮影 by  ,
9/23 13:23
0.5kmごとに標示があります。目安としてありがたい【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
昔の旅人も雄大な太平洋に癒されたのかな【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:34撮影 by  ,
9/23 13:34
昔の旅人も雄大な太平洋に癒されたのかな【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
ここで一旦舗装路と合流します【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:43撮影 by  ,
9/23 13:43
ここで一旦舗装路と合流します【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
ほんのちょっと舗装路を行くと、また古道が分かれていきます【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:44撮影 by  ,
9/23 13:44
ほんのちょっと舗装路を行くと、また古道が分かれていきます【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
もう一度距離標示。さっきと同じ内容です【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:48撮影 by  ,
9/23 13:48
もう一度距離標示。さっきと同じ内容です【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
(振り返って撮影)最後の距離標示。こんな細尾根を下ってきました【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:58撮影 by  ,
9/23 13:58
(振り返って撮影)最後の距離標示。こんな細尾根を下ってきました【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
眼下の太平洋が薄い樹間に見えかくれします【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 13:58撮影 by  ,
9/23 13:58
眼下の太平洋が薄い樹間に見えかくれします【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
ついに終点見老津駅が見えました。これ程近くに見下ろせるのも珍しく思います【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
2021年09月23日 14:03撮影 by  ,
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9/23 14:03
ついに終点見老津駅が見えました。これ程近くに見下ろせるのも珍しく思います【長井坂和深川上り口〜長井坂見老津上り口】
車道に出ました。見老津第二踏切のすぐ脇です【長井坂見老津上り口にて】
2021年09月23日 14:08撮影 by  ,
9/23 14:08
車道に出ました。見老津第二踏切のすぐ脇です【長井坂見老津上り口にて】
(振り返って撮影)踏切を渡りました。この後は国道をほんのわずか歩いて駅です【長井坂見老津上り口にて】
2021年09月23日 14:09撮影 by  ,
9/23 14:09
(振り返って撮影)踏切を渡りました。この後は国道をほんのわずか歩いて駅です【長井坂見老津上り口にて】
見老津駅と海岸。海が目と鼻の先の駅です【長井坂見老津上り口〜見老津駅】
2021年09月23日 14:10撮影 by  ,
9/23 14:10
見老津駅と海岸。海が目と鼻の先の駅です【長井坂見老津上り口〜見老津駅】
海岸に降りてみます。振り返ると降りてきた長井坂が聳えています【長井坂見老津上り口〜見老津駅】
2021年09月23日 14:12撮影 by  ,
9/23 14:12
海岸に降りてみます。振り返ると降りてきた長井坂が聳えています【長井坂見老津上り口〜見老津駅】
向きを返ると、線路、国道が海に迫っているのがよくわかります【長井坂見老津上り口〜見老津駅】
2021年09月23日 14:12撮影 by  ,
9/23 14:12
向きを返ると、線路、国道が海に迫っているのがよくわかります【長井坂見老津上り口〜見老津駅】
見老津駅に到着しました。駅舎活用の「のんびり屋」さんは臨時休業でした【JR見老津駅にて】
2021年09月23日 14:15撮影 by  ,
9/23 14:15
見老津駅に到着しました。駅舎活用の「のんびり屋」さんは臨時休業でした【JR見老津駅にて】
駅の中です。サイクルトレインの試行中とのこと。大々的に宣伝しています【JR見老津駅にて】
2021年09月23日 14:15撮影 by  ,
9/23 14:15
駅の中です。サイクルトレインの試行中とのこと。大々的に宣伝しています【JR見老津駅にて】
この電車で周参見駅に戻ります。車内にはサイクリストの方もいらっしゃいました【JR見老津駅にて】
2021年09月23日 14:29撮影 by  ,
9/23 14:29
この電車で周参見駅に戻ります。車内にはサイクリストの方もいらっしゃいました【JR見老津駅にて】
ちょうど行き違い。電車の背後が長井坂です【JR見老津駅にて】
2021年09月23日 14:34撮影 by  ,
9/23 14:34
ちょうど行き違い。電車の背後が長井坂です【JR見老津駅にて】
周参見駅に戻りました。サイクリストの方も降車。駅の階段は意にも介さぬようでした【JR周参見駅にて】
2021年09月23日 14:45撮影 by  ,
9/23 14:45
周参見駅に戻りました。サイクリストの方も降車。駅の階段は意にも介さぬようでした【JR周参見駅にて】
周参見駅。こちらはきれいな駅舎に建て替えられています。「関西の駅百選」に選定とのこと【JR周参見駅にて】
2021年09月23日 14:56撮影 by  ,
9/23 14:56
周参見駅。こちらはきれいな駅舎に建て替えられています。「関西の駅百選」に選定とのこと【JR周参見駅にて】
新しいステンレス車体は夕陽に映えます【JR見老津駅付近の国道より】
2021年09月23日 17:24撮影 by  ,
9/23 17:24
新しいステンレス車体は夕陽に映えます【JR見老津駅付近の国道より】
もう一枚【JR見老津駅付近の国道より】
2021年09月23日 17:25撮影 by  ,
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9/23 17:25
もう一枚【JR見老津駅付近の国道より】
夕陽が沈みます【JR周参見駅付近の国道より】
2021年09月23日 17:39撮影 by  ,
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9/23 17:39
夕陽が沈みます【JR周参見駅付近の国道より】

感想

 紀南に行きたい用事もあり、大辺路を目指した。
 周参見駅の駐車場に駐め、馬転び坂へ。今日は快晴、暑いくらい。海が近いこともあって夏のようだ。
 国道42号をしばらく歩いて海に見とれているうちに馬転び坂の入口。採石工場の中に入っていくように小道へと進む。JRの線路下をくぐる手前の斜面に小さな段付けがあり、その入口に「大辺路」と丁寧な手作り感のある標示が建っている。
 急な坂道を登っていくと、展望が開け、平坦な道取りに変わる。海がきれいだ。抜けるような青い空。夏のようだ。こちらに来てからようやく晴れ渡る空の下で海を見たが、伸びやかな太平洋には青空がよく合う。
 手待ちの地図の道を外れるが「大辺路」の看板が導いてくれるので、そちらに従っていく。それにしても丁寧に手入れがされている。迷い道ごとに閉塞処理がなされ、「大辺路」看板が建てられている。
 下りとなり、ほどなく鉄分を帯びた赤っぽい流れを下る。すぐに車道に顔を出す。その時点ですでに海が目の前に広がっているが、眼下の国道への落下物を避けるためなのか、高いネット柵に仕切られており、ネットの網目越しにしか海を鑑賞できない。
 そのまま海へ、ではなく国道へと降りていき、ちょっとだけ国道を進むとコミュニティバスの西浜バス停付近に「長井坂」の案内標示が建てられている。それに従い、脇の車道へと進路を変える。
 いかにも古くからの道を進むとやがてJR紀勢本線の線路脇となる。何の区切りもなく小道と線路が並んでいるのもローカルならでは。線路を見ると、「双子山」を案内する標示が見える。周参見駅と見老津駅の中間に位置する「双子山信号所」のことだ。鉄道ファンにはなじみのある“信号所”だが、通常は駅名標もない場所なので、名前を人が知る機会は多くない。それだけに、文字になったものを見ることは希だ。
 そのままタワの峠へと登っていくがサミット手前で古道が分岐する。この道路とは並行しているが、いかにもの古道のほうへと進む。土の道を行くと境界石なども目にすることができた。
 峠を下りて、再び細々とした車道に合流。さらに先へと進む。ちょうど和深川の集落だが、家があまりにも少ないので、集落の感じはない。この道沿いにまばらにあるのみである。集落の最後、町外れくらいのところに「和深川王子神社」がある。そこで昼食とした。
 昼食ののち、目の前の紀勢本線の列車を調べてみると、まもなくやってくることがわかった。神社の先、手頃なところでカメラを構える。久しぶりに鉄道写真撮影だ。しかし残念ながら、ケーブルが電車と重なってしまった。相変わらず見渡しが悪いと思う。
 「丸山の掘割」なる切り通しを覗きつつ、先へ。いよいよ長井坂となってJRの双子山トンネル上まで来たところで電車の音に気づきここでも撮影。といっても電車の断片しか見えていないが。それにしてもよく電車に遭遇する。結局この区間を歩ききる間に4本と遭遇したことになるのだが、一日の運転本数を考えると、これはよほどの電車遭遇確率だ。
 そこからは、ジグザグを切りながら高度を上げていく。標高200mを越えたくらいで上りは収束し、イノブターランドからの道との合流点となる。そこからは中層の灌木が薄く連なる木立の中を木漏れ陽を感じながら歩いて行く。足下は落ち葉が積もっているが、締め固まっている。結構人通りはあるようだ。
 0.5kmごとの標示を時間の目安に先へと進む。電車の時間があるのであまりゆっくりはできない。山の地図に記載の時間通りならば、電車には間に合わないことになる。そんなこともあり、山頂部はせっせと歩いた。ここは木立の中だが、時折美しい太平洋を覗くことができる。
 気づかないうちに高度は300mを越えた。その辺りで体にも感じるほどのサミットを越え、下りに転じる。やがて林道が併走し、いったんは林道に載るが、すぐさま離れて再び落ち葉の急坂となる。木立は薄いがなかなか海は顔を出さない。足下の紀勢自動車道のクルマの音などはよく聞こえるのだが。
 木漏れ日と一緒に海も見え始めた頃に廃屋が現れる。ちょうどその上方からは、眼下に見老津駅が望める。山登り中に、これほど近い距離で駅を見下ろすことができるのも珍しいのではないかと思う。
 そこからはほどなくで車道へ。ちょうどJRの「見老津第二踏切」の脇に出てくる。踏切を渡り、駅へと向かう。
 途中で海に降りてみることに。こうすれば、今日は海抜0mからのチャレンジだったことになる。なかなかできないことでもある。
 高速完成に伴い、通る車もほとんどない国道42号を横切り見老津駅へ。無人の閑居だ。乗降も一日あたり10人程度の過疎駅だ。この駅には「のんびり屋」という雑貨屋さんが入っているのだが今日は臨時休業とのこと。来たのはこれが初めてではないのだが、なかなか店が開いていることがない。
 駅の中には「サイクルトレイン」の案内がでかでかと貼られている。自転車をそのまま電車に持ち込めるサービス。なかなかのアイデアだ。
 やってきた紀伊田辺行きの電車の乗客は、当方を含めわずか3人。ひとりは自転車持ちだ。
 確かにこれだけ空いているならば自転車呼び込みは面白いことだ。試行とのことだが、続くと面白い取組みだと思った。

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