記録ID: 3593803
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ハイキング
関東
元佐倉道（両国橋→小岩市川渡し）
2021年10月03日(日) [日帰り]
faroe
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:33
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 261m
- 下り
- 264m
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日帰り
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:33
10:16
273分
馬喰町駅
14:49
江戸川駅
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
Out:京成江戸川駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
元佐倉道は、江戸と房総各地をつなぐ重要な街道でした。 幕府により、房総方面の道は日本橋〜千住〜新宿〜小岩市川渡しとなりましたが、この経路は非常に遠回りを強いられる道でした。 このため、庶民が房総方面へ向かう際には、船で行徳へショートカットするか、今回歩いた元佐倉道を歩くのが一般的でした。 幕府の方針としては、房総諸藩の参勤交代の出府は小岩市川渡しから新宿へ北上し、千住から江戸に入る房総往還＆佐倉道〜水戸街道〜奥州街道（日光街道）コースでしたが、佐倉藩などからの再三の要望により、夜になる前に江戸に到着できる場合は（夜間に千住宿が混雑するのを避ける意味もあり）元佐倉道を利用することも認められるようになりました。 （なお、帰国の場合は当初から元佐倉道の利用が認められていました） コースとしては、浅草橋で奥州街道（日光街道）と別れ、両国橋を渡った後は少しだけ南下。 そのごは堅川の北側をひたすら東へ進みます。 逆井の渡しで中川（現在は旧中川）を渡ると、北東方向へ進路を変え、そのごもひたすらまっすぐ。 小岩市川の渡しの手前で佐倉道（房総往還）と合流し、小岩市川の渡しで江戸川を市川へ渡りました。 一部に歩けない部分や、近代になってからの荒川や中川の開削に伴う迂回区間がありますが、基本的にわかりやすいルートです。 距離は15�劼�らいで、高低差も少ないため歩きやすいでしょう。 ただ、都市化が大きく進んでいる地域ですので、「街道らしさ」は少ないのはやむを得ない所です。 |
| その他周辺情報 | コンビニ、自販機は豊富にあります。 飲食施設も豊富です。 トイレは、東京都の場合、公園にトイレが設置されている場合が多いです。 |
写真
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左が現在の両国橋
江戸時代の両国橋はこの辺りから右手前方にかかっていました。
江戸時代の両国橋はこの辺りから右手前方にかかっていました。
両国橋の説明明暦の大火の際、隅田川に橋が架かっておらず、逃げ遅れた人が多数いたため、橋がかけられた、と言った説明が書いてあります。
なお、両国というのは、かつて武蔵と下総の国境に当たったからですが、江戸時代に国境の変更があり、そのごは武蔵国に当たります。
10/3 10:35
両国橋の説明
明暦の大火の際、隅田川に橋が架かっておらず、逃げ遅れた人が多数いたため、橋がかけられた、と言った説明が書いてあります。
なお、両国というのは、かつて武蔵と下総の国境に当たったからですが、江戸時代に国境の変更があり、そのごは武蔵国に当たります。
明暦の大火の際、隅田川に橋が架かっておらず、逃げ遅れた人が多数いたため、橋がかけられた、と言った説明が書いてあります。
なお、両国というのは、かつて武蔵と下総の国境に当たったからですが、江戸時代に国境の変更があり、そのごは武蔵国に当たります。
ちょっと寄り道
回向院の鼠小僧の墓
みんなが削っていくので、削るための石が置いてあります。
回向院の鼠小僧の墓
みんなが削っていくので、削るための石が置いてあります。
池波正太郎の鬼平犯科帳シリーズでよく登場する、しゃも鍋の五鉄はこの辺りにあったという設定です。
ちょっと寄り道一等水準点 No3378
標高はマイナス0.6メートル
つまりこの辺りはいわゆるゼロメートル地帯です。
江東橋公園にあります。
10/3 11:30
ちょっと寄り道
一等水準点 No3378
標高はマイナス0.6メートル
つまりこの辺りはいわゆるゼロメートル地帯です。
江東橋公園にあります。
一等水準点 No3378
標高はマイナス0.6メートル
つまりこの辺りはいわゆるゼロメートル地帯です。
江東橋公園にあります。
初めて「千葉街道」という名称が出てきました。元佐倉道は、明治時代に「千葉街道」と命名されました。
この名称は国道14号線に引き継がれます。
10/3 11:45
初めて「千葉街道」という名称が出てきました。
元佐倉道は、明治時代に「千葉街道」と命名されました。
この名称は国道14号線に引き継がれます。
元佐倉道は、明治時代に「千葉街道」と命名されました。
この名称は国道14号線に引き継がれます。
石造りの立派なものも。
三面に元佐倉道の由来が彫ってありました。
三面に元佐倉道の由来が彫ってありました。
一等水準点 No3377
マイナス1.9メートル
箱入り娘でした。
竪川河川敷公園前のマンション入り口あたりにありました。
マイナス1.9メートル
箱入り娘でした。
竪川河川敷公園前のマンション入り口あたりにありました。
逆井の渡し跡
明治10年頃の渡し船の渡し賃は、人が一厘五毛、牛馬人力車が三厘、馬車が一銭五厘でした。
明治12年廃止
明治10年頃の渡し船の渡し賃は、人が一厘五毛、牛馬人力車が三厘、馬車が一銭五厘でした。
明治12年廃止
逆井の渡しを渡った後は、北東方向へ進路を変え、まっすぐ進みます。
団地の中の旧街道
この先は中学校や荒川、中川により元佐倉道はしばらく失われます。
この先は中学校や荒川、中川により元佐倉道はしばらく失われます。
中川を渡った後は、元佐倉道が復活します。
引き続き北東方向へまっすぐ。
引き続き北東方向へまっすぐ。
これが三角点です。これはわかんないですよね。
ネットで調べてようやくわかりました。
三等三角点 五分ノ一
マイナス1.0メートル
松島一丁目8の交差点にあります。
10/3 13:20
これが三角点です。
これはわかんないですよね。
ネットで調べてようやくわかりました。
三等三角点 五分ノ一
マイナス1.0メートル
松島一丁目8の交差点にあります。
これはわかんないですよね。
ネットで調べてようやくわかりました。
三等三角点 五分ノ一
マイナス1.0メートル
松島一丁目8の交差点にあります。
こんな感じです。
三角点を探しに来なかったら絶対気付かないです。
三角点を探しに来なかったら絶対気付かないです。
五分一橋
昭和57年川の埋め立てにより廃止されました。
この方向が旧河道です。
昭和57年川の埋め立てにより廃止されました。
この方向が旧河道です。
新中川
江戸時代は小さな川はありましたが、このような大きな川ではありませんでした。
江戸時代は小さな川はありましたが、このような大きな川ではありませんでした。
江戸川交差点を直行します。歩道橋で渡ってもよいですし、横断歩道もあります。
国道14号線は右折して市川橋に向かうため、ここでお別れ。
10/3 14:34
江戸川交差点を直行します。
歩道橋で渡ってもよいですし、横断歩道もあります。
国道14号線は右折して市川橋に向かうため、ここでお別れ。
歩道橋で渡ってもよいですし、横断歩道もあります。
国道14号線は右折して市川橋に向かうため、ここでお別れ。
日蓮宗 本蔵寺
小岩市川関所役人を代々勤めた中根氏の館の跡とも言われ、菩提寺とされます。
小岩市川関所役人を代々勤めた中根氏の館の跡とも言われ、菩提寺とされます。
向こうからやって来る佐倉道と合流します。
元佐倉道はここまでです。
元佐倉道はここまでです。
慈恩寺道標
ここから岩槻にある慈恩寺への道がつながっていました。
ここから岩槻にある慈恩寺への道がつながっていました。
撮影機器：
感想
江戸と房総を結ぶ「近道」元佐倉道。
緊急事態が解除されたので、リハビリを兼ねて歩きました。
わかりやすい道でした。
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