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Yamareco

記録ID: 3658949
全員に公開
ハイキング
葛城高原・二上山

葛城古道

2021年10月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:19
距離
14.5km
登り
270m
下り
434m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:27
休憩
0:52
合計
6:19
10:15
97
スタート地点
11:52
12:37
101
14:18
14:24
72
15:36
15:37
57
天候 晴、風が強い場所があった。
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
近鉄御所駅から奈良交通バス・新宮行きで約15分の風の森バス停をスタート、ゴールは近鉄御所駅。(新宮行きバスは大和八木始発で終点まで約4時間の国内最長の路線バスです。隣席の若い男性は新宮まで乗車して熊野大社に戻ると言っておられた。私たちが乗車した区間はほぼ満席でした。)
その他周辺情報 歩き始めた風の森バス停の一つ手前にかもきみの湯があります。奈良側から金剛山に登った人は良く利用するようです。
風の森バス停を出てすぐ目の前に、金剛山(左)と葛城山がドーンと迫ってきた。雄大な景色だ。南方には大峰山が山並みの奥に連なっていた。(景色に見とれたのか、うまく撮れないと思ったのか、ここでは写真を撮っていなかった。)
2021年10月23日 10:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/23 10:22
風の森バス停を出てすぐ目の前に、金剛山(左)と葛城山がドーンと迫ってきた。雄大な景色だ。南方には大峰山が山並みの奥に連なっていた。(景色に見とれたのか、うまく撮れないと思ったのか、ここでは写真を撮っていなかった。)
長閑な風景の中を歩く。
2021年10月23日 10:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 10:29
長閑な風景の中を歩く。
白トビしているが、ミゾソバが群生していた。
2021年10月23日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 10:31
白トビしているが、ミゾソバが群生していた。
シロヨメナだろう。
2021年10月23日 10:31撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 10:31
シロヨメナだろう。
一輪をアップ。イナカギクだろうか?判別が難しい。
2021年10月23日 10:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 10:34
一輪をアップ。イナカギクだろうか?判別が難しい。
15分ほど歩いて高鴨神社に到着。
2021年10月23日 10:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 10:36
15分ほど歩いて高鴨神社に到着。
本殿への階段。本殿は1453年の再建で国の重要文化財だそうだ。
2021年10月23日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 10:37
本殿への階段。本殿は1453年の再建で国の重要文化財だそうだ。
読みにくいが、由緒によれば、この辺りは縄文時代晩期から集落が形成され、この神社は全国の鴨系神社の元宮で、古代から祭祀が行われていたそうだ。
2021年10月23日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 10:46
読みにくいが、由緒によれば、この辺りは縄文時代晩期から集落が形成され、この神社は全国の鴨系神社の元宮で、古代から祭祀が行われていたそうだ。
大きなサンザシの実が赤く色ずいていた。
2021年10月23日 10:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 10:48
大きなサンザシの実が赤く色ずいていた。
葛城古道の道標がしっかり整備されていて迷う心配は無かった。
2021年10月23日 10:52撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/23 10:52
葛城古道の道標がしっかり整備されていて迷う心配は無かった。
路傍のお地蔵さん。
2021年10月23日 11:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 11:07
路傍のお地蔵さん。
この辺りは城のように立派な民家が多い。
2021年10月23日 11:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 11:17
この辺りは城のように立派な民家が多い。
高天(たかま)への入口。「神話の里・高天ヶ原」の標識があった。この辺りにも天孫降臨の高天ヶ原伝説が有るそうだ。宮崎県の高千穂だけだと思っていた。
2021年10月23日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 11:19
高天(たかま)への入口。「神話の里・高天ヶ原」の標識があった。この辺りにも天孫降臨の高天ヶ原伝説が有るそうだ。宮崎県の高千穂だけだと思っていた。
高天彦神社の入口にある原始的な鳥居。ここから神社まで標高差80mの階段の急登がある。
2021年10月23日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 11:28
高天彦神社の入口にある原始的な鳥居。ここから神社まで標高差80mの階段の急登がある。
ヨメナだろう。高天彦神社の駐車場付近
2021年10月23日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 11:45
ヨメナだろう。高天彦神社の駐車場付近
この花は一際鮮やかな色だった。
2021年10月23日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 11:45
この花は一際鮮やかな色だった。
高天彦神社
2021年10月23日 11:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 11:50
高天彦神社
高天彦神社の由緒。神社の背後にそびえる白雲岳がご神体だそうだ。白雲岳は下から見ると非常に急峻でピラミダルで、いかにも神が宿りそうな山容だ。ダイトレを登って行くと一の鳥居の大分手前に白雲岳頂上985mがある。
2021年10月23日 11:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 11:49
高天彦神社の由緒。神社の背後にそびえる白雲岳がご神体だそうだ。白雲岳は下から見ると非常に急峻でピラミダルで、いかにも神が宿りそうな山容だ。ダイトレを登って行くと一の鳥居の大分手前に白雲岳頂上985mがある。
神社の横から金剛山への登山道が続いていた。ヤマレコを見ていると奈良県側からは良く登られているようだ。
登山道の横に水車がある。
2021年10月23日 11:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 11:49
神社の横から金剛山への登山道が続いていた。ヤマレコを見ていると奈良県側からは良く登られているようだ。
登山道の横に水車がある。
杉の巨樹の根元は洞になっていた。
2021年10月23日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 12:28
杉の巨樹の根元は洞になっていた。
参道を振り返る。
2021年10月23日 12:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 12:28
参道を振り返る。
神社の横で昼食休憩し、出発前に神社を撮影。
2021年10月23日 12:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 12:34
神社の横で昼食休憩し、出発前に神社を撮影。
高天彦神社から下って行くと、高天寺橋本院がある。高天寺は高野山真言宗の古刹で、往時は聖武天皇から鑑真が住職に任命されたこともあるそうだ。その後、南北朝の争乱に巻き込まれて衰退したが、1677年に高天寺の一子院橋本院として復興し、現在に至っているそうだ。
2021年10月23日 12:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 12:45
高天彦神社から下って行くと、高天寺橋本院がある。高天寺は高野山真言宗の古刹で、往時は聖武天皇から鑑真が住職に任命されたこともあるそうだ。その後、南北朝の争乱に巻き込まれて衰退したが、1677年に高天寺の一子院橋本院として復興し、現在に至っているそうだ。
石仏が祀られていた。背景の三角形の山が白雲岳のようだ。
2021年10月23日 12:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 12:48
石仏が祀られていた。背景の三角形の山が白雲岳のようだ。
厄除け十三仏と言うそうだ。
2021年10月23日 12:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 12:48
厄除け十三仏と言うそうだ。
十一面観音を祀る観音堂。
2021年10月23日 12:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 12:51
十一面観音を祀る観音堂。
境内の庭園には十月桜が咲いていた。
2021年10月23日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 12:53
境内の庭園には十月桜が咲いていた。
橋本院の庭園で白雲岳を背景にこの日のメンバー。(もう一人はカメラ操作で写らず。)
2021年10月23日 12:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
10/23 12:56
橋本院の庭園で白雲岳を背景にこの日のメンバー。(もう一人はカメラ操作で写らず。)
紫の鮮やかな菊が咲いていた。
2021年10月23日 12:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 12:57
紫の鮮やかな菊が咲いていた。
少しアップで。
2021年10月23日 12:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 12:57
少しアップで。
橋本院を出て急な山道を下り、沢を渉って登り返すと開けた場所に出る。そこでは大峰山の大展望が開けていた。中央左よりは山上ヶ岳、右端は稲村ヶ岳
2021年10月23日 13:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/23 13:14
橋本院を出て急な山道を下り、沢を渉って登り返すと開けた場所に出る。そこでは大峰山の大展望が開けていた。中央左よりは山上ヶ岳、右端は稲村ヶ岳
少し右に振って、大きな山体の弥山と八経ヶ岳。
2021年10月23日 13:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/23 13:14
少し右に振って、大きな山体の弥山と八経ヶ岳。
極楽寺の鐘楼門
2021年10月23日 13:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 13:26
極楽寺の鐘楼門
極楽寺本堂
2021年10月23日 13:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 13:26
極楽寺本堂
住吉神社
2021年10月23日 13:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 13:43
住吉神社
道標
2021年10月23日 13:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 13:46
道標
葛城山が近づいてきた。
2021年10月23日 13:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 13:47
葛城山が近づいてきた。
高木神社
2021年10月23日 14:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:00
高木神社
境内の大銀杏の下は銀杏で埋め尽くされていた。10個ばかり頂いてきた。
2021年10月23日 13:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 13:59
境内の大銀杏の下は銀杏で埋め尽くされていた。10個ばかり頂いてきた。
道標と葛城山
2021年10月23日 14:06撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:06
道標と葛城山
葛城山
2021年10月23日 14:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/23 14:07
葛城山
大分歩いて名柄の集落。古い街道の風情が残っていた。
2021年10月23日 14:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:10
大分歩いて名柄の集落。古い街道の風情が残っていた。
杉玉があったので、酒屋さんだと思って進むと、
2021年10月23日 14:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:12
杉玉があったので、酒屋さんだと思って進むと、
葛城酒造さんの醸造所だった。
2021年10月23日 14:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:13
葛城酒造さんの醸造所だった。
道を隔てた所にある中村家住宅
2021年10月23日 14:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:13
道を隔てた所にある中村家住宅
古い郵便局舎を利用したカフェ「郵便名柄館」
2021年10月23日 14:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:15
古い郵便局舎を利用したカフェ「郵便名柄館」
長柄神社。地名は「名柄」で神社は「長柄」、読みはどちらも「ながら」だ。
ここも延喜式内社で1000年以上の歴史を持つ神社だ。
2021年10月23日 14:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:19
長柄神社。地名は「名柄」で神社は「長柄」、読みはどちらも「ながら」だ。
ここも延喜式内社で1000年以上の歴史を持つ神社だ。
境内の大きなケヤキ
2021年10月23日 14:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:18
境内の大きなケヤキ
案内板
2021年10月23日 14:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:35
案内板
一言主神社の参道
2021年10月23日 14:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:41
一言主神社の参道
境内の様子。一段と風格を感じさせた。
2021年10月23日 14:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/23 14:46
境内の様子。一段と風格を感じさせた。
拝殿。扁額には「式内 大社」とある。延喜式内社だからここも相当に古い。
2021年10月23日 14:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:48
拝殿。扁額には「式内 大社」とある。延喜式内社だからここも相当に古い。
ムクロジの木。樹齢650年とあった。
2021年10月23日 14:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:46
ムクロジの木。樹齢650年とあった。
ムクロジのきと社務所
2021年10月23日 14:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:47
ムクロジのきと社務所
ご神木の大銀杏。樹齢1200年。
2021年10月23日 14:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/23 14:48
ご神木の大銀杏。樹齢1200年。
一言主神社を辞して、少し進むと小さな池があり、その土手に咲いていたツリガネニンジン。
2021年10月23日 14:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 14:59
一言主神社を辞して、少し進むと小さな池があり、その土手に咲いていたツリガネニンジン。
池の様子
2021年10月23日 15:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 15:00
池の様子
刈入れの終わった田んぼ
2021年10月23日 15:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 15:01
刈入れの終わった田んぼ
ヤマハッカが群生していた。葉はハッカの香りがした。
2021年10月23日 15:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 15:01
ヤマハッカが群生していた。葉はハッカの香りがした。
ハッカ水を自作して夏場の虫よけに使っているが、実物を見るのは初めてだ。
(ハッカ水はハッカ油2mlを10mlの無水アルコールで溶かした後、蒸留水を加えて100mlにする。爽やかな香りがして、ブヨなどの虫よけにもなる。)
2021年10月23日 15:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/23 15:02
ハッカ水を自作して夏場の虫よけに使っているが、実物を見るのは初めてだ。
(ハッカ水はハッカ油2mlを10mlの無水アルコールで溶かした後、蒸留水を加えて100mlにする。爽やかな香りがして、ブヨなどの虫よけにもなる。)
高丘宮跡の碑。綏靖天皇(すいぜいてんのう)は神武天皇の第三王子で、日本の第2代天皇と言われていて『日本書紀』での名は神渟名川耳天皇。実在性については諸説ある。全く知らなかった。
2021年10月23日 15:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 15:05
高丘宮跡の碑。綏靖天皇(すいぜいてんのう)は神武天皇の第三王子で、日本の第2代天皇と言われていて『日本書紀』での名は神渟名川耳天皇。実在性については諸説ある。全く知らなかった。
棚田のはるか向こうに畝傍山と天香久山が見える。
2021年10月23日 15:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 15:22
棚田のはるか向こうに畝傍山と天香久山が見える。
棚田の横を通る古道
2021年10月23日 15:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 15:22
棚田の横を通る古道
道端に祀られた石仏
2021年10月23日 15:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 15:23
道端に祀られた石仏
九品寺。行基の開創という古刹だ。偶然に住職さんと話ができた。本堂の横には銅像があったので、浄土宗の寺だから法然上人だと思って聞いたら行基だった。近鉄奈良駅を地上に上がった噴水の所と、もう一ヶ所の3ヶ所にあるそうだ。本堂左の鐘楼の鐘は元々興福寺にあったが、変遷を経てこの寺にあるとの事と、右手の地蔵堂の地蔵尊は麓の集落で祀ってあったが行き場がなくなったので貰って祀ってあるそうだ。境内の奥の千体石仏が有名だそうだが、この日は時間が無かったので参拝でできなかったので、是非とも再訪しようと思っている。
2021年10月23日 15:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/23 15:28
九品寺。行基の開創という古刹だ。偶然に住職さんと話ができた。本堂の横には銅像があったので、浄土宗の寺だから法然上人だと思って聞いたら行基だった。近鉄奈良駅を地上に上がった噴水の所と、もう一ヶ所の3ヶ所にあるそうだ。本堂左の鐘楼の鐘は元々興福寺にあったが、変遷を経てこの寺にあるとの事と、右手の地蔵堂の地蔵尊は麓の集落で祀ってあったが行き場がなくなったので貰って祀ってあるそうだ。境内の奥の千体石仏が有名だそうだが、この日は時間が無かったので参拝でできなかったので、是非とも再訪しようと思っている。
山門前には六地蔵が2セット。古道を行き交う人たちの安全を祈願したのだろう。
2021年10月23日 15:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 15:35
山門前には六地蔵が2セット。古道を行き交う人たちの安全を祈願したのだろう。
六地蔵の先に祀られた地蔵尊
2021年10月23日 15:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/23 15:37
六地蔵の先に祀られた地蔵尊
この日の目的の一つ「六地蔵石仏」に着いた。
2021年10月23日 15:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/23 15:55
この日の目的の一つ「六地蔵石仏」に着いた。
巨岩の一部に六地蔵が彫られている。大分風化が進んでいる。
2021年10月23日 15:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 15:58
巨岩の一部に六地蔵が彫られている。大分風化が進んでいる。
六地蔵石仏から田んぼの中の生活道路を東に約2km歩いて、この日のゴール近鉄御所駅に到着。
2021年10月23日 16:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/23 16:32
六地蔵石仏から田んぼの中の生活道路を東に約2km歩いて、この日のゴール近鉄御所駅に到着。
撮影機器:

感想

この5月に計画していたが、コロナで延期していた葛城古道を歩いてきた。古道は云いながら大部分は舗装道路だったが、古道から見える山々の大展望とには感動したし、古い歴史を積み重ねてきた地域の持つ独特の雰囲気を感じることが出来た。展望はすぐ西側に金剛山と葛城山が障壁のようにダイナミックにそびえたって、1000m級の山とは思えないほどの迫力で迫っていた。終始この山並を眺めながら歩けるという贅沢さだった。南方は大峰山の山並みが連なっているのが遠景として望むことが出来た。山上ヶ岳から稲村ヶ岳、弥山、八経ヶ岳が確認できた。八経ヶ岳の向かって右は仏性ヶ岳、孔雀岳、釈迦ヶ岳などであろうが、同定は難しかった。大峰山の西方向には高野山の山々も確認できた。東の一角はは多武峰が画していた。
この辺りは標高300m前後の丘陵で縄文時代晩期から集落が形成されていたそうだ。縄文人が好む高燥地だ。稲作が広まるにつれてだんだんと低湿地に移っていく歴史がある。一帯に存在する神社や寺は京都や奈良などのように大きな規模ではないが、殆どが1000年以上の歴史を持ち、幾多の変遷を経ながらも、豊かな地域の皆さんに支えられているのだろう。最初にお参りした高鴨神社は古代鴨族の神社だし、高天(たかま)という所には高天彦神社が祀られていて、高天ヶ原という神話の世界の舞台の候補地の一つだそうだ。いままで高天ヶ原と言えば高千穂と思っていた。神話の世界が現在も生きているような錯覚を覚えてしまった。その後、高天寺・橋本院、極楽寺、住吉神社、長柄神社、高丘宮跡、一言主神社、九品寺などを巡って最後に櫛羅(くじら)集落にある六地蔵石仏にお参りしてから、東に2km程歩いて近鉄御所駅に到着し、ゴールとした。御所一帯は古代葛城族が栄えた場所であり、日本でも有数の展望と歴史と神話が混然一体となって現在につながっている所であった。

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