瑞牆山荘から鷹見岩と金峰山と瑞牆山
- GPS
- 08:25
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,873m
- 下り
- 1,863m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
紅葉はほぼ無かったので、金曜平日の昼間で2割程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所(11月中旬) ・金峰山山頂近くは、所々凍結しており非常に滑りやすい。霜や雪が凍結していて滑りやすい岩もある。チェーンスパイクを準備しておいた方が良い。 ・瑞牆山の頂上付近、岩の表面がアイスバーンの箇所あり ・大日岩を登るルートは転倒すると転げ落ちる危険。雨や風が強い日は避けたい。 ・大日岩から八丁平の間に切れ落ちた岩の間を跨ぐ箇所あり。常に足元注意 ・鷹見岩の頂上からは転落に注意。頂上への鎖有り。 ・金峰山付近の稜線沿いは所々切り立った崖になっており、登山道から外れると危険 ・瑞牆山の山頂は切り立った岩稜の頂点。転落注意 |
写真
感想
平日ということもあるが、紅葉もほとんど終わって人も少なく朝6時の出発時にも駐車場は余裕で空いていた。
天気の方は、朝方は曇りで徐々に雲が出始め風が強まり、金峰山の頂上に着いた9時くらいには雪交じりの強風となってしまった。その後は、瑞牆山の山頂では風は強いものの晴れて富士山もくっきり確認できた。
富士見平までは、落ち葉でフカフカなのだが中に埋もれている石や枝で少々歩きにくい。踏み跡も落ち葉で隠れてしまっていて少々わかりずらいとこともあった。
金峰山への途中で鷹見岩へ寄ってみたが、山頂直下までシャクナゲで覆われており、道ははっきりしているもののシャクナゲのトンネルのようになっていた。花の咲く時期であれば綺麗ではないか。鷹見岩の頂上は眺望が良い。金峰山に続く稜線や瑞牆山も確認することが出来た。天気が良ければ南アルプスも一望できると思われる。
砂払いノ頭からは森林限界を超えて岩稜歩きになるが、この日は風が強く雪も交じりかなり寒かった。晴れていればかなり気持ちの良い稜線ではないかと思う。
この時期はすでに降った雪や霜が凍り、所々アイスバーンや岩の表面が凍って滑りやすいので、滑り止めが無いと厳しいかもしれない。今回はチェーンスパイク無しで行けたがもう少し雪が降れば危険という感じだった。
富士見平小屋でもチェーンスパイクの貸し出し(1000円)を行っているようだ。
残念ながら金峰山からの眺望は望めなかったが、次回来るときはゆっくりと五丈石にも挑戦してみようかと思う。
金峰山から瑞牆山までは、大日岩から八丁平を経て歩くコースを選んだ。分岐からまず大日岩に取り付いて登る。最初は鎖があり問題ないのだが、進んでいくとものすごい下をくぐりたくなる巨大な岩に突き当たった。下をくぐりたいのだが岩には×マークがある。しばらく立ち止まって周りを見ると、左に巻くように付けられたペイントを発見。左に岩の表面を降りるのだがロープや鎖も無く、ものすごい強風に加えて岩の先は崖。かなり慎重に岩肌を進んだ。あそこは雪や雨の時は通りたくない。
大日岩をぐるっと巻いたあとは、少しの鎖場や知らずに踏み抜くと危険な割れ目が1ケ所あるくらいで森林地帯に入れば瑞牆山の取り付きまで歩きやすい道だった。
瑞牆山は岩地帯を登り続けるのでポールより手を使って登った方が楽。
山頂直下の鎖場は岩の表面がアイスバーンになっているところがあり、鎖に頼ってしまった。
頂上に着いた時には雲が晴れて絶景。
風は相変わらず強く吹いていたので早々に降りた。
瑞牆さんは岩だらけの山だったが、登山中に地震が起きたらと思うと怖くなる。
取り付きにはぱっくり割れている巨大が岩があるが、あのレベルの岩が落ちてくると思うと絶望感しかない。ということを思い怖くなり速攻で降りた。
今回のルートはバリエーションに富んだ印象深い良いルートだった。
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