丑年にちなんだ牛伏山を歩く 大展望と歴史にうなずく
- GPS
- 00:40
- 距離
- 1.5km
- 登り
- 69m
- 下り
- 70m
コースタイム
天候 | 晴れ、少々寒かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 道の駅「果樹公園あしがくぼ」 mont-bell茅ヶ崎店 |
写真
感想
若く明るい歌声に、雪崩は消える花も咲く〜♪
今日はこんな旅だ。
昨日は根本山方面に出没し、今日はどこに出没しようかと朝までいろいろ悩んでいた。父不見山に行こうか、桜山の冬桜を見に行こうか、埼玉の蕨山にしようかと迷った挙句、「大展望、お城、楽」という3拍子揃った牛伏山に決めた、まあ、丑年である今年も終わりそうになっているし、その牛に関した山に登るのもいいなあと思ったのだ。
ある天狗が、街の娘に恋をして牛の姿になって会いに行っていたという。しかし、娘の気持ちを動かすことができず、失意のうちにこの地で山になってしまった、という伝説がある。きっと、遠くから見て牛のように見えるのだろうなあ、角度にもよるのかもしれない。
また、ここは天然の要害であることもあり、お城が築かれていた。地形を見ると当然だろうと思う。
また、山頂は琴平神社の境内となっており、ここに参拝する人のための駐車場は山頂直下にある。もちろん、下から登るのもいいと思うが、お手軽登山で気分を楽しむのもまた一興だ。なお、山頂駐車場に行くための道については9時開門である。しかしながら、この日は8時半ごろに係の人が開いていった。
トイレ横の駐車場に車を停めて、山頂と模擬天守と楽しんで来よう。まずは、山頂方面に足を向けた。
青い山脈、雪割桜、空の果て、今日も我らの夢を呼ぶ〜♪
まずは「ようこそ琴平神社へ」の看板、そしてすぐ近くに「青い山脈」の歌碑があった。ひょっとしてここから見える山並みからモチーフを得てこの曲を作ったのかなと思ったのだがどうやら違うようだ。
この地区の小学区の校歌作曲を依頼された作曲家の服部良一さんがこの山を訪れた時に、不意に口から漏れた歌がこれで、一緒に登った人たちと一緒に歌ったのだという。「青い山脈」自体は、石坂洋次郎主演映画のテーマ曲で、服部良一さんの著書によると梅田から京都に向かう電車の中から見た六甲山をモチーフにしているということだそうだ。
いい風景じゃ無いか、服部良一さんがここからの赤城や榛名を見てついつい口ずさんでしまう様子が目に浮かぶ。
無事に参拝を終えて、その奥にあるNHKーFMのタワーがあり、その奥に三角点と山頂表示があった。まあ、あっという間の山頂である。そして、あっという間に戻ってきた。
車に戻りお茶を少し飲み、逆にある模擬天守を目指す。牛伏山展望台、一郷山城の跡地であり今はそこに模擬天守が建っている。そう、かつてこの地にはお城が立っていたのだ。しかし、室町時代後期に、各地で戦国大名が争い始めたあたりで、上杉、武田、北条などで群馬のあたりは取り合いになる、ここも当然武田軍が統治する城となり、その後廃城となった。1560年代にはもう廃城になっていると看板には書いてあった、そして、今は郷土資料館と兼ねる展望台として模擬天守が建てられたのである。
当然、展望台からの景色は360度だ。素晴らしい、浅間山の様子、榛名山や赤城山、日光男体山や日光白根山も見えた。反対方向には下にゴルフ場、奥には西上州の山々が見えているが、山座同定は難しかった。
しばらくいて、景色を眺めてから展望台を下る。あとは車に戻るだけだ。9時台に車に到着、どうしようかなあ。
結局、この日は早めに自宅に戻ることにした。そして、高速道路にすぐ乗るのではなく、できるだけ高速道路代を節約しようと埼玉の方まで運転していった。
お昼ごろ、道の駅「果樹公園あしがくぼ」に到着、とりあえyあ薬味やしょうゆを足してつけ汁にするスタイルは、非常にスマートだと思う。
そして、食後にはここで有名な紅茶ソフトを頂いた。
帰り際には、モンベル茅ケ崎店にてテントの下見、ステラリッジの2人用あたりはどうかなあ、アライテントなども見たいなあ・・・とテント購入の下見に行ってまいりました。
ちなみに、今これを書いているのが9日、次の日の10日はちょっとした臨時収入だ。気が大きくなってすぐに買ってしまわないようにしないとなあ・・・。
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