安達太良山(くろがね小屋泊。峰の辻の先で撤退。)
- GPS
- 25:45
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 688m
- 下り
- 683m
コースタイム
あだたら高原スキー場駐車場 8:40−11:35 くろがね小屋 12:25− 13:10 峰の辻 − 撤退地点 13:20 − 13:55 くろがね小屋
12/23
くろがね小屋 7:18 − 8:20 勢至平(峰の辻方向分岐) − 9:41 あだたら高原スキー場駐車場
天候 | 初日:雪 2日目:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行きは駐車場手前約5km地点でチェーン装着。 帰りは駐車場から約3km地点までチェーン装着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴンドラリフト「あだたらエクスプレス」は2013-2014スノーシーズンは運行休止。 http://www.adatara-resort.com/ski/ くろがね小屋までは、初日はアイゼンでOKでしたが、2日目の下山では1番手だったため吹き溜まりではわかんでも苦戦(ただし、十数人歩いた後であればアイゼンでOKだったでしょう) 小屋から先は、わかん+ストック。峰の辻までは、数十メートル間隔で竹竿もあるも、その先は視界がないとルート不明のため撤退しました。 |
写真
感想
あだたら高原スキー場駐車場(奥岳登山口)からくろがね小屋経由で安達太良山を目指しました。ゴンドラリフト「あだたらエクスプレス」が利用できると比較的楽に安達太良山山頂に立てるのですが、2013-2014スノーシーズンは運行休止とのことです(※)。
初日(三連休の中日)は、くろがね小屋までは前日の登山者や当日の小屋からの下山者で確り踏み固められたトレースをアイゼンを着けて快調に辿りました。小屋で休憩した後、わかんに履き替えて山頂を目指します。ところが、小屋までの登山者がかなり多いものと思われ、小屋の先はトレースが急に不明瞭に。数十メートル間隔で立てられた竹竿も頼りにしながら地吹雪で消えかけたトレースを何とか辿りますが、1歩トレースの横を踏むと膝上くらいまで足が潜ってしまううえ、雪と地吹雪で次の竹竿がギリギリ確認出来る程度の視界のため、昨年同時期に歩いたときよりも大幅に遅いペースです。それでも何とか峰の辻までは問題なく着いたのですが、その先はトレースも竹竿も全く確認出来ません。斜面を横切って山頂を直接目指すルートは避けて牛ノ背分岐を目指すルートを歩き始めたのですが、膝から腰くらいのラッセルになってしまい、時間的にとても山頂に着けそうにないと思われたため、10分程進んだところで引き返すことにしました。
くろがね小屋に戻った後は、名物の温泉で体を温め、持参の食材で夕食を自炊。満員で大賑わいの小屋で楽しい一時を過ごしました。
翌日は、風は相変わらず強いものの天候は曇り。視界は前日よりはかなり良好で、夜間の地吹雪でトレースは消えているものの山頂往復は可能なコンディションと思われました。但しもともと2日目は小屋から下山することとしていたため、7時過ぎに降り始めました。意外なことに我々が下山1組目で、前日はアイゼンで快適に歩いたルートをわかんを着けて膝から腰くらいのラッセルをしながらの下山となり、一晩でこれほどコンディションが大きく変わったのには驚かされました。勢至平まで無雪期コースタイム(30分)の倍を要しましたが、その先は吹き溜まりもそれほどではなく、また徐々に当日の登山者も登ってきたため、中盤以降は快適に歩くことが出来ました。
昨年同時期に同じく奥岳登山口からくろがね小屋泊で安達太良山を目指したときは、初日と2日目の2回山頂を踏めたのですが、今回は山頂は踏めず仕舞い。それでもメンバー一同、とても満足した二日間でした。
※
あだたらエクスプレス
http://www.adatara-resort.com/ski/
2012/12/23-24
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-254658.html
2012/12/2-3
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-250399.html
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