西穂の北西の2,738m(赤岩岳)
- GPS
- 06:26
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,770m
- 下り
- 1,756m
コースタイム
05:30 白出沢
09:00 2,738m
10:10 新穂高無料駐車場
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
2,400mあたりから風が出て尾根の雪が飛ばされている。 尾根滑りだけならここまでにしたほうがいい。 |
写真
感想
ここ一週間、まとまった降雪が無い。しかし気温が高かったわけではない。北西面の森の雪は生きている。今日は標高を上げると風がしんどそうなので安定の四ッ岳か。でもなー四ツは100%楽しいが渡渉がなー。と考えながら地形図を眺めていると右股林道の南東の尾根や谷はどこも良さそうに見える。いつも槍の帰りに穂高平から林道ショートカットをするが、その時の雪は大体良い。この辺は標高が高く日陰なのでしばらく降雪が無くても雪が死なないのだ。そんなわけで西穂高岳から北西に伸びるネボリ谷の東側の尾根が広くて快適そうなので登ってみた。ノーピークも味気ないので風雪が厳しくなければ△2,738を踏んでいこう。
金曜早めに仕事を切り上げたら北陸新幹線で金沢へ。先週白山を下山した後、金沢市内の駐車場にクルマを残して東京に帰って来たので今週は金沢からリスタートになる。この方法だと松本の月極にクルマを返しにいく必要がない。というかそもそも松本の月極を借りる必要は無かった。週末の山の後は近くの街の24時間500円くらいの時間貸しにクルマを置いて帰宅すれば翌週はその場所からリスタートすればいい。1週間後の天気は中々読めないが北陸富山に置いておけば山の選択肢は豊富なので大きな問題にはならない(冬の話)。新潟、上越、福島だって行ける。5~6日停めて3,000円を4回やっても12,000円なので都内で駐車場を借りるより断然安い。"ノマド駐車場システム"だ。クルマを山にしか使わない関東在住の人は近所の高い駐車場を解約して、毎週気の向いた街にクルマを停めるといい。
金沢でクルマを回収したら新穂高まで移動して仮眠して遅めの4時出発。今日は天気が悪いので日の出に間に合わなくていい。いつものように右俣林道を飛ばして白出沢のあたりで適当に尾根のユルいところから取り付く。あとはせっせと登るだけ。木々の密度はちょうどよい。新雪も10cmほど積もっていて調子が良い。これはいい尾根を見つけた。2,400mあたりで尾根の雪は固くなってきた。風も出てきたが視界はあるので三角点を目指す。無事2,738に到着。西穂は見えない。西穂までは痩せた雪庇になっている。もう少し天気が良くないと西穂まで行く気はしない。板を履いたら森を飛ばしてあっという間に白出沢へ。森の雪はサイコーだった。こういうスキーが一番楽しい。1,700m近く登って滑るだけで安全で癒される良いルートだった。というか普通に西穂沢を滑ればよかった。見るからにパウダーの池だったが、登りで様子見していないルートを初見で滑るのは怖い。今度誰かと来よう。
下山後は明日の立山の支度をした。富山へ移動して髪切ってチャンカレでしっかりエネルギー補給。立山モンベルでお買い物。吉峰温泉でしっかり疲れを取ったら立山駅に移動して7時間ぐっすり眠った。明日は晴れるだろうか。
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