槍ヶ岳(飛騨沢)


- GPS
- 08:50
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 2,312m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 8:47
03:30 槍平小屋
06:00 飛騨乗越
06:20 槍ヶ岳
07:20 飛騨乗越
07:40 槍平小屋
09:20 新穂高温泉バス停
ブドウ糖80g
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
晴れます。槍ましょう。シーズン4回目の槍。蝦夷地にはワンシーズンの9割を羊蹄に捧げる部族がいる。楽しい山は何度登っても楽しいのだ。雪が良くても悪くても。景色が見えても見えなくても。金曜はんどんで仕事を切り上げて特急あずさで松本-クルマ回収-新穂高へ。時間があったので荒神の湯へ寄っていった。いつもは広くて8台は停められそうな駐車場だが除雪が追いついていなくて3台しか停められなかった。せまっ。新穂高の無料駐車場には僕含めて3台。寝袋に入ると前泊のクルマが続々やってきて0時半に出発する頃には15台はいた。滑りモノで槍に行く人がいますように。
林道は深いつぼ足トレース一名のみ。適当にトレース辿ったり外したり。帰りのことを考えるとスキートレースを新規に引きたいが、つぼ足とスキーのトレースが並行しているときにスキートレースを選んで歩くつぼ足の人がいる。いた。なので新規に引いても帰りにトレースが生きているかは五分五分だ。帰りに潰れていたら面白くないから1本のトレースを育てることにした。白出沢まで90分。雪は2週間でだいぶ増えている。これなら最初から白出沢沿いに行けるんじゃないか。50m下って沢床に下りると沢はほとんど埋まっていて右に左にうまく渡れば登り返し無しで槍平小屋まで行けた。冬の飛騨沢は何度も行っているが出だしから沢沿いを歩いたのは初めてだった。
槍平小屋を過ぎると登りが始まる。雪は固い。風と日差しでパンパンだ。登りは速いが帰りはつらいモナカになるだろう。今日はノータマランチ確定です。空は満天の星空。お茶を飲んで一休みしながら空をじーっと見ているとあちこちで流れ星が流れていた。ずっと止まっていたい気分だ。飛騨乗越手前で固くなったら進退極まる前に早々に板デポして爪。やることは決まっている。サクサク行こう。夜明け前に飛騨乗越についた。時間があるから今日も穂先へ寄って行こう。よじ登っているうちに朝になるだろう。徐々に色が変わってゆく笠、白山、双六方面、穂高の東斜面が美しかった。写真では伝わらない。この景色は動画で撮って素晴らしさを共有したい。いつかやろう。
沢の雪は増えているが穂先の雪は減っていて随分登りやすくなっていた。山頂で記念撮影したら板デポまで引き返してシール剥がして帰る。わかっちゃいたが全然気持ち良くない。上から下まで余すこと無くモナカでーす。下から登ってくる人がいる。全然うまく滑れないので恥ずかしい。安全運転で槍平小屋まで下りてきたら快適な沢筋自動運転・・・と思いきや沢もモナカだった。外は固いが中はふわふわだ。板の操作をミスると沢にドボンして自力脱出不可になりかねない。飛ばしすぎず慎重に下りてきた。白出沢まで来たらシール貼って50m登り返して林道へ。今日は結構な数のスキーヤーが登っていた。ありがたいことです。帰りの林道は高速道路だろうと思いきや最後尾が重量級ワカンだったので全然滑らなかった。これが人生。
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