白山(平瀬-展望尾根-東面台地)
- GPS
- 11:31
- 距離
- 43.5km
- 登り
- 3,040m
- 下り
- 3,027m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
2台ほどしか駐車できないので空いていなかったら道の駅飛騨白山へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆平瀬ゲート〜白山ブナの森キャンプ場入り口 ・ゲートから13km除雪済み。チャリ可能だがまだ小石が多い。 ◆キャンプ場入り口〜展望尾根 ・キャンプ場をかすめてワリ谷を渡り展望尾根に取り付く。 ・ワリ谷はスノーブリッジがあったので利用できたがない場合は渡渉が必要。たぶんブーツ程度の深さ。 ・展望尾根へは藪漕ぎしながら急斜面を登る必要があるのでそれなりの覚悟が必要。 ◆展望尾根〜中宮道〜御前峰 ・基本的になだらかで広い尾根歩きだが、時折痩せ尾根や藪漕ぎがある。 ・ワリ谷上部へは2060mのポコの下からシールを剥いでトラバース気味に滑走。1980mあたりからシールオンで夏道沿いにヒルバオ雪渓を目指す。 ・ヒルバオ雪渓から大汝峰側の雪渓を登って翠ヶ池の北側へ出て、そこからも夏道沿いに御前峰に登り上げる。 ・この日は全般的に雪が緩んでいたが、硬い時はアイゼンが必要。 ◆御前峰〜東面台地滑走 ・特に注意点もないが、気温が低い時はカチカチになる可能性があるので滑落注意。 ・上部と尾根沿いはきれいなザラメ雪だったが、中腹の台地と谷筋は縦溝がひどかった。 |
写真
感想
今日はいよいよ白山東面台地へ!
YSHRセンセーも絶対行くでしょ、と思って声をかけてドンピシャ。
久しぶりに二人で白山へ行くことになった。
1時出発という約束だったので、前日入りして車中泊。どうせフライングでしょと思って0時に起床して0時半に出られる体制にスタンバってたらセンセーからLINE。
え?寝坊?30分遅れる?
マジっすか、そんなことこれまで一度もなかったのに。目覚ましかけ忘れ?
仕方ないので車の中でゴロゴロして過ごす。しばらくしたらセンセーが来たのでちょっとだけ早めにフライングさせてもらった。
いつもなら途中でぶち抜かれるのがオチなのに今日は全然気配がない。チラチラ後ろを見ながら走ってたのにライトも見えなかった。
おかしいと思って途中の林道が見渡せるところで待ってみる…結構待ってたらようやくライトが見えてきた。
除雪終了地点でもそこそこ待って話を聞いてみるとどうやらパンクしたみたい。以前も東面でパンクしてましたよね。
いきなりインシデントが2発…今日は気を付けましょう。
東面台地と言ったが、登りは展望尾根から行く。自分は初めてでセンセーは3回目。
前から行ってみたいと思っていたので渡りに船だった。
ただし取り付くポイントはセンセーも初めてということで手探り感満載。そして多分ここが核心となる。
ワリ谷の渡渉に備えてビニール袋を持ってきたが際どくスノーブリッジが残っていたのでセーフ。
さあ展望尾根に登り上げよう。少し雪が残っていたので繋いでいく・・・途中ツボに換装するタイミングで不覚にも片方の板を流してしまった。
50mくらいしか流されなかったので取りに行ってセーフ。ワリ谷に落ちなくてよかった。
結構な急登に結構な藪・・・だがこれを超えたら楽園が待ってるはず。
かなり頑張ってようやく広大な台地に登り上げた。
あとはスキーでルンルン歩くだけかと思っていたら、その後も痩せ尾根やら藪漕ぎがあってアドベンチャーだった。
センセーとの山行はこうなるパターンが多い。
でも展望尾根というだけあって、三方崩山、奥三方岳、乗鞍岳、そして白山の御前峰、剣ヶ峰、東面台地などの眺望は素晴らしかった。
中宮道に合流したらあとは登るだけ。
お花松原手前の2349Pでハイマツの藪漕ぎがあったが、基本的に体力勝負だった。
よく考えたら積雪期の中宮道って歩いたことがなかったかも・・・それもなかなか新鮮だった。
御前峰に登り上げると先行PTの方々が奥宮で休んでいた。
声をかけられて話してみると以前センセーと山行に行かれていたゲンゴウロウさんだった。自分は初めまして。
さあ滑走タイム。もう東面台地はGPSをみなくても大丈夫。
御前峰と剣ヶ峰のコルから滑り降りるが縦溝もなく、ナイスザラメで快適この上ない。
写真を撮り合いながら東面台地へ滑り込んでコブラツリーへ。展望尾根からちっちゃく見えていたコブラツリーが目の前に。
コブラポーズで写真を撮ってもらってガンガン滑って最後はシートラで崖を降りて林道に合流。
下部は雪も豊富で滑りやすかったが全体的には縦溝が多かったので今年の東面はもう厳しいかもしれない。
今日はチャリデポ地点がすぐそこなので気が楽だ。
チャリに跨ったらあっという間にゲート到着。
色々あって12時間近くかかったが、アドベンチャー満載の東面台地改ということで、今年も無事4月の恒例行事を締めくくることができた。
シーズンに一度は行きたい白山東面台地、除雪がほぼ完了したという情報を得て本日の山行となった。
ただピストンするのはチョット、今日はワリ谷左岸尾根(展望尾根)から中宮道に抜け北弥陀ヶ原経由で御前峰をピクって東面台地を周回しよう。
深夜1時に平瀬ゲート発とガンと約束していたが自宅で目が覚めたのは深夜0時半、目覚ましがOFFになっていた。ガンに30分遅れると連絡して自宅からぶっ飛ばして何とか1時半には平瀬に着いた。
先に出てもらい15分遅れでスタート、抜かす気満々であったが出てしばらくでパンク、おまけに空気入れのバルブが緩んでいたのに気づかず空気が入らない、30分も時間をロスしてしまった。
何とか頑張ってペダルを回してガンお待たせ、キャンプ場分岐まで除雪は終了してここから展望尾根を目指す。尾根の取り付きは藪もあったが無難に尾根に這い上がり後は右手に奥三方、左手に白山を眺めながらガンガン高度を上げたいが先日の槍穂の疲れも有り脚が重かった。
無事中宮道に合流して後は御前峰をピクって山頂から東面台地へ落ちていく。誰も東面には来てなくて貸し切りのパラダイスであった。
雪解けは早いが東面台地取り付きの崖場まで雪は繋がっていて林道に出てチャリで帰還となった。
今シーズンも東面台地へ来ることができ良いシーズンでした。
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