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Yamareco

記録ID: 4260957
全員に公開
ハイキング
日高山脈

憧れのアポイ岳 やっとで夢が叶う

2022年05月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:34
距離
10.2km
登り
808m
下り
798m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:02
休憩
0:33
合計
5:35
8:31
8:31
47
9:18
9:18
13
9:31
9:31
47
10:18
10:19
7
10:45
10:52
30
11:22
11:29
20
11:56
12:12
52
13:04
13:05
7
13:12
13:12
30
13:42
13:42
9
13:51
ゴール地点
天候 【天気】
 ・快晴
【気温】
 ・20度前後
【風】
 ・森林限界以上は強い
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【駐車場】
 ・アポイ岳ジオパーク内登山者専用駐車場(無料)トイレあり
コース状況/
危険箇所等
【注意点】
 ・入山前に靴やストックの泥は洗い流すこと
  ※他山域の植物の種子が移入することを防ぐため
  ※洗い場は、ジオパーク前と、最初の沢、共にブラシあり
 ・登山中での排泄は厳禁
  https://www.apoi-geopark.jp/news/2020/04/post-145.html
  ※携帯トイレの持参を推奨
  ※5合目小屋に携帯トイレ使用のためのブースあり
  ※登山口に携帯トイレ回収ボックスあり
 ・ここでの動植物の採集は法令で禁止されています
  ※監視カメラや監視員もいます
【コースの状況】
 ・残雪なし
 ・登山口から山頂まで道は明瞭です
 ・登山口から5合目の山小屋までは緩い上り
  山小屋まで基本トラバース
 ・山小屋から先は急登の岩混じりの尾根
 ・ここから先は森林限界で展望最高
 ・幌満のお花畑分岐から先は、さらに傾斜がきつい
 ・幌満のお花畑へのトラバース道は道が細い
  両脇の笹が茂っているが、この付近はマダ二の住処みたいです
 ・幌満のお花畑からアポイ岳山頂までも傾斜がきつい
その他周辺情報 【入浴】
 ・アポイ山荘:入浴500円
憧れの山にやっとで登る機会が訪れました。
見ることができることを期待して登ってきます。
2022年05月06日 08:16撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
5/6 8:16
憧れの山にやっとで登る機会が訪れました。
見ることができることを期待して登ってきます。
登山口過ぎてすぐにあった標識
山頂標高810なので、740mの上りみたいですね。
2022年05月06日 08:17撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
5/6 8:17
登山口過ぎてすぐにあった標識
山頂標高810なので、740mの上りみたいですね。
登山口前にあった標識
ヒグマの爪痕が、、、念のため樹林帯の中は鈴を鳴らしました。
2022年05月06日 08:29撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
1
5/6 8:29
登山口前にあった標識
ヒグマの爪痕が、、、念のため樹林帯の中は鈴を鳴らしました。
シマリス
個人的にリスに出会うことは稀なのでとってもラッキーです。それにしてもとても可愛い
2022年05月06日 08:34撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
4
5/6 8:34
シマリス
個人的にリスに出会うことは稀なのでとってもラッキーです。それにしてもとても可愛い
5合目の山小屋に到着
ここまでは快適な道でしたが、ここから急登が地味に大変
2022年05月06日 09:29撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
1
5/6 9:29
5合目の山小屋に到着
ここまでは快適な道でしたが、ここから急登が地味に大変
小屋前からのアポイ岳
登山初めてついに山頂が見えてきました。
ただしまだまだ先は長そうです。
2022年05月06日 09:30撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
5/6 9:30
小屋前からのアポイ岳
登山初めてついに山頂が見えてきました。
ただしまだまだ先は長そうです。
様似の市街方面の太平洋
2022年05月06日 09:52撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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5/6 9:52
様似の市街方面の太平洋
馬の背一歩手前の展望地より
この日は気温が高く、めちゃめちゃ暑い
2022年05月06日 10:16撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
2
5/6 10:16
馬の背一歩手前の展望地より
この日は気温が高く、めちゃめちゃ暑い
日高山脈
機会があれば歩いてみたいですね
2022年05月06日 10:20撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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5/6 10:20
日高山脈
機会があれば歩いてみたいですね
襟裳岬が見えてきました
今年の正月に佐多岬にいったのでなんとなく感慨深いです
2022年05月06日 10:47撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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5/6 10:47
襟裳岬が見えてきました
今年の正月に佐多岬にいったのでなんとなく感慨深いです
馬の背分岐から山頂
かなりの急斜面ですね
標高1000にも満たないですが、高山雰囲気がありますね
2022年05月06日 10:48撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
5/6 10:48
馬の背分岐から山頂
かなりの急斜面ですね
標高1000にも満たないですが、高山雰囲気がありますね
幌満のお花畑へのトラバースで
ハイマツ帯の上にダケカンバ林
ここだけの不思議な光景
2022年05月06日 10:56撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
5/6 10:56
幌満のお花畑へのトラバースで
ハイマツ帯の上にダケカンバ林
ここだけの不思議な光景
山頂の到着
累積標高800ぐらいかと思いますが、結構疲れました
2022年05月06日 11:21撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
3
5/6 11:21
山頂の到着
累積標高800ぐらいかと思いますが、結構疲れました
馬の背の下りから
吉田岳からピンネシリ
こちらの稜線もお花畑が続くようですね
2022年05月06日 11:31撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
1
5/6 11:31
馬の背の下りから
吉田岳からピンネシリ
こちらの稜線もお花畑が続くようですね
見納めのアポイ岳
名残惜しいですがフェリーの時間もあるので下山
2022年05月06日 11:56撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
1
5/6 11:56
見納めのアポイ岳
名残惜しいですがフェリーの時間もあるので下山
下山完了しました
麓からのアポイ岳
わざわざやってきて良かったです
2022年05月06日 13:52撮影 by  NIKON Z 6_2, NIKON CORPORATION
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5/6 13:52
下山完了しました
麓からのアポイ岳
わざわざやってきて良かったです
登山口にあった満開のさくら
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登山口にあった満開のさくら
タチツボスミレ
アポイ岳の固有種もあるようですが、これは普通のすみれですね。事前勉強していれば固有種も探したのですが
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タチツボスミレ
アポイ岳の固有種もあるようですが、これは普通のすみれですね。事前勉強していれば固有種も探したのですが
エゾオオサクラソウ
標高の低い所の沢沿いにたくさん咲いていました
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エゾオオサクラソウ
標高の低い所の沢沿いにたくさん咲いていました
ヒメイチゲ
尾根に出るまでにエゾオオサクラソウに混じってたくさん咲いていました
1
ヒメイチゲ
尾根に出るまでにエゾオオサクラソウに混じってたくさん咲いていました
キジムシロ
この花があると期待できます
メインの食草ではないようですが
キジムシロ
この花があると期待できます
メインの食草ではないようですが
アポイアズマギク
森林限界を越えた所からちらほら咲き始めています
1
アポイアズマギク
森林限界を越えた所からちらほら咲き始めています
エゾムラサキツツジ
咲き始めです
2
エゾムラサキツツジ
咲き始めです
ヒダカソウ
1株のみ見つけました
3
ヒダカソウ
1株のみ見つけました
アポイキンバイ
綺麗で可愛い
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アポイキンバイ
綺麗で可愛い
サマニユキワリ
露岩地帯にたくさん咲き始めています
目的はこの花が好きなようで楽しませてくれました
5
サマニユキワリ
露岩地帯にたくさん咲き始めています
目的はこの花が好きなようで楽しませてくれました
撮影機器:

感想

ついに今回の遠征の目的のアポイ岳にやってきました。
北海道到着前から登られた方の記録を何度も拝見し、テンションが高まっておりました。どうしても快晴の日に登りたく、尚且つ温かい日にしたく一番条件が良さそうな北海道滞在最終日での登山となりました。

前日に麓のアポイ岳山荘で1泊
夕飯はお刺身がとっても美味しかったです。
築25年くらい経っているようですが、割りと綺麗な所でゆっくり休むことができます。朝のテイクアウトのサンドイッチも美味しかった。

そしていよいよ憧れの山アポイ岳登山です。
花で有名な山ですが私には明確な登山の目的があります。
国内ではここだけにしかいない蝶が目的です。
近年ハイマツの成長が著しくお花畑の縮小に合わせてこの蝶も数を減らしているそうです。70年代に蝶が固有種だと発見されたのですが、そのころと比べると1/10くらいに少なくなったそうです。去年保全活動が行われていることを知り、近縁の蝶も絶滅仕掛けているのでなるべく早く見ておきたいと考え、今回の北海道遠征となりました。目論見通り快晴で暖かく申し分ない好条件で期待がもてます。
初めは樹林帯の中をのんびり登りますが、エゾオオサクラソウがたくさん咲いており楽しませてくれます。途中シマリスに出会い幸運を運んできたと思いこみ、気分も高まります。

小屋を越えていよいと森林限界の尾根に出ました。
ここからが勝負です。
見たこともない蝶なので気づくか心配でしたが、尾根を登り始めてすぐにそれらしい影を発見。なかなか目の前で止まってくれずヤキモキした状態でしたが、、、やっとでその時は訪れました。ちょっと遠い所に止まってくれて良くわからないけど1枚撮影。カメラで拡大してそれが目的であったことが確認でき安堵しました。その後は露岩地帯でたくさん飛んでいること確認。時期的には少し早いかと心配でしたが目的が達成できて良かった。
山頂に登頂後、下山時に再度時間をかけて蝶を観察。
蝶だけで300枚ほど撮り、満足できました。
気温が高すぎたのかなかなか羽根を全開にしてくれず、かなり粘りましたが。。。黄色の花に吸蜜すると思っていましたが、サマニユキワリで吸蜜することが多く以外でした。食草はキンロバイかキジムシロの黄色花なのですが。

まだまだ撮っていたかったのですが、深夜の船便に乗り遅れるわけにはいかず14時に下山完了。
高さの割に高山気分が楽しめるいい山でした。
夏が終わるまでにいろいろな花が咲き乱れるのでようなので、近くにいればいろんな時期に登りたい山ですね。

下山後、再びアポイ山荘で汗を流し函館に移動です。
直線では100km程度ですが、道のりは400km超。。。
長距離移動でちょっとしんどいですが、帰りにいろんな山を眺めながら退屈しない帰路となりました。
高速で移動中、有珠山の横に羊蹄山が見えた気がしてテンションが上がりましたが、、、あれは羊蹄山だったのかな???

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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