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ハイキング
丹沢
表丹沢県民の森から周回(櫟山〜鍋割山北尾根〜蛭が岳南尾根〜棚沢盆沢間ノ尾根〜小丸北尾根〜小丸尾根)
2022年06月04日(土) [日帰り]
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 14:19
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 2,974m
- 下り
- 2,966m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:16
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 14:16
19:03
ゴール地点
天候 | 曇り時々霧、夕方には小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
みくるべ病院から先は狭路が2kmほど。舗装路だし、もちろんすれ違い用のスペースもある。 無料。枠内に6台、プラス1〜2台。 トイレあり。 駐車場内に水道(飲料不可)とベンチがあるので、下山時にはありがたい。 携帯の電波は通じない。 稜線(くぬぎ山)まで4~50分で出れるし、小丸尾根分岐からは1時間半で下ってこれた。鍋割山稜に向かうなら使える登山口。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【鍋割山北尾根】 踏み跡は若干不明瞭なところもあるが尾根筋を追って行けば迷うことはあまりないだろう。最後、942ピーク手前の鞍部で道は左右に分かれる。尊仏の土平へ行くなら右。熊木沢、ユーシン方面なら左。右へは踏み跡があるが、左はわからなかった。適当に下れば下にルンゼ状の枯れ沢が見えるので沢に下りて沢沿いに下って行けば林道に出れる。 【蛭が岳南尾根】 迷うとしたら熊木沢出合から尾根に取り付くまでの旧林道(工事道路)歩き。昔の登山地図だとコースタイム1時間だが崩壊だらけなので1時間半かかった。 まず、2番目の堰堤までは左岸を行く。 熊木沢出合から脚立を使って橋を渡り、棚沢ノ頭尾根の取付きを過ぎ、林道は消えるのでしばらく河原を歩く。最初の堰堤はかなり高いので右(左岸)の高いところしか越えられない。手前から適当に山に上がると林道跡が見つかる。 2番目の堰堤は中央突破できるので河原を進んで行けばいい。昔は錆びた鉄骨のようなものがハシゴ代わりに掛けられていたが、今回は流木が2本立てかけてあった。それだけで登れてしまう高さ。足掛かりがなかった場合は堰堤右の山を越えられるだろう。 堰堤を登ったらサイドチェンジ。渡渉して左に寄り、右岸にある林道跡を探す。河原は進まない方がいい。草むらの中に林道跡がある。 林道を見つけたらランドマークの軽ワゴンまで林道歩きなのだが、崩落、崩壊が激しくてすぐに見失う。探しながら歩くのがバリルートの楽しみと割り切る。 進むにつれて道は良くなって来る。大雨による土砂崩れは下流ほど被害が大きいということか。林道が山のほうにS字に描いたら最終コーナー。じきにランドマークの軽ワゴンが現れる。 軽ワゴンの左に錆びた案内板のようなものがあり、赤ペンキの矢印がある。その方向に従って河原に下りて渡渉したら尾根の取付き。 尾根は左右に2つあり二重山稜のような感じ。 右の尾根なら末端から取付ける。 左の尾根に取付くにはまず谷間を登り、適当なところから尾根にはい上がる。谷間にテープがあるので、谷間から入って左の尾根に乗るのが正解か? 右の尾根を登っていっても最後は合流する。その後は尾根筋を追うのみ。 かなり急なので滑落注意。沢やさんが使うバイルがあるといい。あるいはアイスアックスとか。私はバイルの代わりなると思ってキャンプ用のペグハンマーを持って行ったが大変重宝した。バイルは1万円するがペグハンマーなら千円で買える。ただし、シャフトの下が地面に刺さる形状でないとだめ。ホームセンターで探したらハンマーや釘抜きで使えそうなものがあるかもしれない。 尾根の取付きから山頂まで昔のコースタイムだと110分。私は120分だった。 地図で見ると尾根がだんだんなくなってしまうのだが、目視だと最後まで尾根らしきものが認識できるので、離れないように歩く。昔と比べていばらが減ったように感じた。過去の自分のレコを読むと1600m辺りからロープの付いたところが4か所あったのだが、今回1か所しかわからなかった。なくなってしまったのか、私がロープのないところを登ってしまったのか、よくわからない。 最後の最後にかなり手ごわい棘の密集地がある。左から巻けばいいのだが、巻いたままの方向に進むと檜洞丸から登ってくる登山道上に出てしまう。棘を左に巻きつつ右に戻るように進むと山頂に真っ直ぐ出ることができる。 【棚沢盆沢間ノ尾根】 2019年の山と高原地図ではまだ実線だが、そろそろ破線でいいようなルート。ところどころわかりにくい。ブナ林の綺麗な尾根なのだが、下の林道が通行止めでは荒れる一方だ。残念。 【小丸北尾根】 尾根の取付きが少しわかりにくい。 玄倉林道は尊仏の土平でほぼ終点になるが、そのまま河原を進む。右から入ってくる枯れ沢のすぐ先の尾根が小丸北尾根で末端から登れる。地図をよく見れば判断付くだろう。 踏み跡は薄いが尾根に沿って登って行けば迷うことはない。ここもかなり急。鍋割山稜に上がるのが目的なら鍋割山北尾根を使った方が楽だろう。あるいは塔ノ岳西尾根を登れば安全。 【小丸尾根】 下降点に遭難多しみたいな注意書きがあるが、久しぶりに下ったところ、真新しいピンクテープがかなり付いていた。道迷いの心配が減少したと思われる。 |
その他周辺情報 | 湯花楽。毎正時にロウリューあり。 |
写真
装備
備考 | 水: 2.5リットル携行。沢での補給1リットル。0.5リットル残し。都合3リットル消費。 行動食: ささみプロテインバー1袋(2本)、クリームパン、大福、サラミ1本、ベビーチーズ2個、柿ピー1袋 |
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感想
最近、GPSに頼り過ぎなので、今回は「途中で一切スマホを見ない」という自分ルールでやりました。写真撮る時にチラッと見えてしまいますが(笑)
腕時計の高度計と地形図とコンパス頼り。なかなか楽しい。
昔はGPSなんてなかったのですから。
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