三上山〜北尾根〜田中山〜妙光寺山
- GPS
- 05:29
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 773m
- 下り
- 758m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●全体を通して案内表示が多く迷うことはありません。花緑公園への分岐が多くありますが、表示がありますから迷うことはありません。田中山・旗振山周辺は関西電力の巡視路になっています。 ●三上山山頂付近を始め、急なところには手すりやロープが設置されています。北尾根縦走路はザレていて滑りやすいところが多くあります。 |
その他周辺情報 | ●御上神社の駐車場にはトイレがあり、国道を渡るとコンビニもあります。三上山の登山口までは10分ぐらいです。今回のコースでは、妙光寺山から下りるまで、トイレと自動販売機は見かけませんでしたが、北尾根縦走路の近くに花緑公園がありますからそちらを利用すればよいでしょう。 (kumakumo追記)御上神社Pの女子トイレは、和式3洋式1 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
比叡山から滋賀県方面を眺めると、ぽつんと独立した三角形のお山が見えます。三上山またの名を近江富士というらしい。多くのレコを目にもし、いつか行ってみたいと思ってましたが、いつでも行けそうで後回しになってました。kumakumoも興味あったらしいので、2人で訪れることに。
どうせならと、三上山・田中山・妙光寺山を周回することにし、妙光寺山の磨崖仏も見に行きました。三上山からは北尾根縦走路を辿りましたが、眺めも良くてとても楽しめました。三上山以降は正直いっておまけみたいに思ってましたが、三上山が見る方角によって変化していく様が面白くて、飽きることがありませんでした。
妙光寺山からはどの方向に下山しようかと考えましたが、出世欲もないのに出世不動の方へ。月に一度の護摩焚きの日だったようで、多くの人々の中を、ありがたい煙を少しだけ浴びながら下りていきました。
下山時間が早かったので、近くの竜王アウトレットに寄って帰りましたが、アウトレットの駐車場から見上げた鏡山にも登ってみたくなりました。滋賀県は隣の県なのに、登ったことがない山々が多くありますから、これから少しずつ登っていきたいと思いました。
琵琶湖の西側から見ていた近江富士は、「登って下りる」それだけ
のシンプルなイメージだった。標高が大文字山(465m)より低いのも
意外。登山口近くまで来ると、それは目の前に聳えていた。
石段ははじめのうちこそ整った直方体の石だが、すぐにありのまま
の岩の段となり、ときには木の根に助けられて上っていく。展望の
開けた箇所も多く、奇岩や眺望に寄り道しながら山頂に到着。
田中山に続く上り下りは、少しずつ様相を変えて遠くなる三上山を
ふり返りふり返り行く。田中山は「甲山(かぶとやま)」ともいうら
しい。「田中」の二文字を凝縮して「甲」としたわけではなく、文
献によっては「兜鍪山」の表記もあることから、三上山の山容の横
でこっそり兜の形をしていたのだろう。
ここでも続々と現れる奇岩奇樹に心を奪われ、やがては足が鉄塔の
方へ。手元の地図には「鉄塔 鉄塔」と連なって書かれていたのだ。
その名は「甲賀北線」。ずいぶん東に来たものだ。いままでの山行
の中では最東であろう。
気になっていた妙光寺山の大きな磨崖仏を拝んで下って行くと、法
螺貝の響き。見れば麓から煙が上がっている。まさに護摩祈祷の最
中に下り来て、大日如来の大岩をも拝めるとは何かのご縁。あとで
調べたところ、熊野から山伏を招いての護摩祈祷であったらしい。
月例の18日が本日は土曜日でもあり、特に賑わっていたようだ。
最後になったが、途中で出会った毛羽毛現(けうけげん)は、実は仙
女であることを書き留めておこう。
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