苗場山 やっぱり百花繚乱♪今年もニッコウキスゲもワタスゲもスゲーツ!
- GPS
- 08:49
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,311m
- 下り
- 1,310m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:49
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2022年6月1日〜10月20日までの登山シーズン中、祓川駐車場は有料となります。 台/¥500(大型・中型・小型共通) 駐車場利用の際は、ご了承くださいますようお願いいたします。 お問い合わせ先:かぐらスキー場(みつまたステーション) TEL.025-788-9221 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは林道入口と和田小屋前にあります。危険箇所は特にありません。 |
その他周辺情報 | 下山後は「街道の湯」(タオル無し、露天風呂ありで600円)がお薦めです。火曜日が定休日。本日もここで、汗を流しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
今年2回目の苗場山にK姐さんと二人で登って参りました。地上(湯沢町)では、相変わらず連日殺人的な暑さが続き、今日も日中真夏日が予想されていたので、早めのスタートで涼しいうちに標高を上げるつもりで、明るくなり始めたAM4:19に祓川ルート登山口駐車場をスタート。AM4:00過ぎの駐車場には20台位の車が停まっていました。下山時のPM1:00過ぎには30台以上の車が停まっていました。僕達がスタートする時には時間が早かったせいか、日曜日なので、まぁまぁの車ですが、後程分かりますが、昨日の土曜日に苗場山頂ヒュッテに宿泊されている方々の車もあったんですね。ヒュッテには、昨日は30名位の宿泊だったそうです。
前回は早朝からガスが出ていて・・・薄暗いの中を出発しましたが、今回は明るくなってからのスタートとなりました。しかし、前方にはイヤーッな雲が出ていて眺望はほぼゼロ・・・。和田小屋までの舗装道路脇にはヤマブキショウマやトリアシショウマが目立ちます。和田小屋前にて登山届を提出しゲレンデを登って行きます。ゲレンデにはマイヅルソウが群生していますし、コバイケイソウも一部咲いています。今年はコバイケイソウの裏年なんでしょうか?咲いているのは少なく感じます。右端の登山道入口前の雪の塊は大分小さくなりました。涼しい中ですが・・・標高を稼いでいきます。しかし、湿度は高いですので、チョット蒸し暑いです。でも、まだ日差しも無いので軽快に登れます。サンカヨウは実になっていましたし、ユキザサはほぼ終わり・・・。イワカガミ、ミツバオウレン、アカモノは終盤戦を迎えています。モミジカラマツは咲き始めです。
下ノ芝に到着するとワタスゲの白い綿毛やイワイチョウ、ツマトリソウが見頃となっています。ベニサラサドウダンツツジ、ナナカマドetcは見頃から終盤戦を迎えています。相変わらず、雲が出ているので眺望はほぼゼロ・・・。中ノ芝手前のオオシラビソ、トウヒ、コメツガ、クロベetcの樹林帯にはウグイスが大きな声で鳴いています。でも、残念ながら姿は見えません。かぐらスキー場第5ロマンスリフト降り口を横目で見ながら、岩がごろごろしている登山道を登って行くと中ノ芝に到着。ここも、ワタスゲの白い綿毛やイワイチョウ、ツマトリソウが見頃となっています。ベニサラサドウダンツツジ、ナナカマド、チングルマetcは見頃から終盤戦を迎えています。ネバリノギラン、ニッコウキスゲは咲き始め、イワショウブはつぼみが膨らんできました。いつもの様に、中ノ芝のテラスで小休憩・・・。僕は山崎製パンの三角白蒸しパンを半分食べて、スタート。相変わらず、眺望はほぼゼロ・・・。写真を撮る事も無く・・・先に進みます。雪が消えたばかりの所にはまだミツバオウレンやイワカガミetcが咲いています。上ノ芝、小松原分岐を過ぎ、股スリ岩手前からはベニバナイチゴを探します。手前では見つけられませんでしたが、神楽ヶ峰手前では咲いたばかりのベニバナイチゴを沢山見つける事が出来ました。ミネカエデの花もまだ咲いています。足元にはハナニガナ、ゴゼンタチバナが沢山咲いています。
程なく、神楽ヶ峰に到着。ナエバキスミレが一輪だけ咲いていました。前回見頃だったシラネアオイは完全に終わっていました。足元にはハクサンボウフウが沢山咲いていました。ハクサンチドリは終盤戦を迎えています。神楽ヶ峰少し先のビューポイントからの眺望はやはり、ほぼゼロ・・・。がしかし、ニッコウキスゲは沢山咲き始めています。つぼみも沢山あります。雷清水に到着するも・・・早くも水は枯れていました。雷清水の水を当てにして登る事は今は止めた方が良いです。いつもは、この時期は清水はまだ少しづつ出ていたようですが、異常気象のせいなんでしょうかね・・・?雷清水の所にはアラシグサの葉っぱが・・・雷清水前にはオタカラコウの蕾が沢山あります。ここはオタカラコウの群生地ですので、これからが楽しみです。ここから、お花畑を覗くとニッコウキスゲが沢山咲いているのが良く見えます。心がはやりますが、ゆっくりとお花畑に下りていくと、まずはチョット珍しいクルマバツクバネソウがまだ咲いています。モミジカラマツとカラマツソウが共生しています。お花畑に突入すると、ミネウスユキソウが超見頃・・・。ベニバナイチヤクソウもまだ咲いていました。ムカゴトラノオ、ホソバコゴメグサ、カラマツソウ、ハクサンボウフウ、ミヤマシシウドetcが咲き始めました。コケモモは終盤戦を迎えています。ハクサンオミナエシ、タカネナデシコはつぼみが膨らんできました。お花畑の最低鞍部ではニッコウキスゲが超見頃です。先に進みます。するとお目当ての前回蕾だつたヤマオダマキが咲いていました。ハクサンサイコ、クララ、コメツツジも咲き始めていました。
今回のミッションの一つであるアオチドリは今年は発見出来ませんでした。毎年 同じ所に咲くとは限らず・・・数年に一度しか見かける事が出来ないらしいです。残念ですが、来年に期待しましょう・・・。コバイケイソウは一部咲いています。もはや種になっているものもありました。九合目から雲尾坂間ではツバメオモトは実になっていました。ズダヤクシュも一部実になっていました。ミゾホオズキも足元に少し咲いています。カクミノスノキも咲いていますし、ヒカリゴケも光っていました。程なく、山頂台地に到着するも、相変わらず、雲が出ていて眺望はほぼゼロ・・・。まあ、山頂台地の池塘とワタスゲの白い綿毛が沢山見えます。足元にはイワカガミ、タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、コバノトンボソウetcが咲いています。チングルマは終盤戦を迎えています。チングルマは実になっているものも多数見受けられます。山頂で写真を撮り、苗場山頂ヒュッテのテラスでK姐さんはモグモグタイム(ランチタイム休憩)・・・。
この時間を利用して、僕はもう一つのミッションであるチングルマの巨大なブーケを確認に行きますが・・・残念ながら、花は既に終わって実になっていました。取り敢えず、恋愛成就のハートの池塘から苗場神社への定番コースを回り、K姐さんの待つ苗場山頂ヒュッテのテラスに戻ります。木道も新しくなっているので、快適に歩けます。往復約50分で帰って来れました。ここで僕は、中ノ芝で残した山崎製パンの三角白蒸しパンを残りの半分食べて、下山開始。
相変わらず、眺望はほぼゼロ・・・。雲尾坂からお花畑、神楽ヶ峰へと登り返しを何とかクリアして、中ノ芝まで順調に下ります。再び、中ノ芝で小休憩。ここで、山崎製パンのコッペパンつぶあん&マーガリンを頂き、下ります。ここで、かなり足にダメージはありますが、今日はK姐さんが元気なので、プレッシャーを感じながら岩がごろごろしている登山道を下ります。前回と違い登山道のコンディションは乾いているので、比較的快適に歩けます。和田小屋から舗装道路を下り、約3時間で駐車場に到着。今日も怪我無く無事に下山出来ました。そして、眺望はほぼゼロ・・・でしたが、今日も楽しい山歩きが出来ました。
そして、日曜日でしたので大勢の方々で苗場山は賑わっていました。小赤沢コースから登られている方々も沢山いました。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に…。
わたしも少しずつ、覚えていきたいと思います。また、拝読させてください。
昨日はお疲れ様でした。お互いに、雨が降る前に下山出来て良かったですね。
僕は基本的に苗場山、谷川連峰、巻機山、越後駒ヶ岳etc…上信越国境線上を歩いています。
またどこかでお会い出来る日を楽しみにしています。
ではまた〜
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