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Yamareco

記録ID: 4480620
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

鳥海山(鉾立〜象潟口ルート)

2022年07月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:35
距離
17.1km
登り
1,462m
下り
1,455m

コースタイム

日帰り
山行
6:53
休憩
1:39
合計
8:32
4:45
6
4:51
4:52
43
5:35
5:42
27
6:09
6:17
12
6:29
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8
6:37
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16
6:53
6:54
4
6:58
7:03
61
8:04
8:08
11
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8:48
12
9:00
9:20
45
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7
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2
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17
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34
13:13
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4
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0
13:17
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで鳥海ブルーラインの鉾立山荘の無料駐車場まで。
この時期は24時間通行可能。
コース状況/
危険箇所等
◆鉾立〜御浜小屋〜七五三掛
・石畳が敷き詰められた完璧に整備されたルート。
・道迷いの心配はないが若干雪渓のトラバースが残っていた。

◆七五三掛〜新山(千蛇谷ルート)
・千蛇谷の雪はまだ豊富。
・夏道と雪渓のミックス。多少夏道を探す必要があるかもしれない。
・上部は完全夏道。
・小屋から上は大きい溶岩の岩稜帯歩きとなるため転落注意。

◆新山〜外輪
・新山と外輪の間にはまだ豊富な積雪が残っていて急斜面もあるのでトラバース箇所は限られる。
・チェンスパは使わなかったが雪道歩きに慣れていない人は滑り止めがあった方がよさそう。

◆外輪〜七五三掛
・軽くはしごはあるが歩きやすい。
・チョウカイフスマは外輪上部に多かった。

◆七五三掛〜鳥海湖
・御田ヶ原分岐〜鳥海湖までは一応木道はあるが傾いていて危険。濡れている時は特に。

◆鳥海湖〜御浜小屋
・結構危険な雪渓トラバースがあるので慣れていない人は滑り止めがあった方が良い。
・笙ヶ岳からのルートにはニッコウキスゲの大群落があり圧巻。
前日の苗場山からの下山後に山形まで移動。
今日は鉾立から鳥海山に登る。
2022年07月10日 04:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4
7/10 4:42
前日の苗場山からの下山後に山形まで移動。
今日は鉾立から鳥海山に登る。
晴れ予報だったのにガスガス…まあガス男の本領発揮というところか。
2022年07月10日 04:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
7/10 4:44
晴れ予報だったのにガスガス…まあガス男の本領発揮というところか。
登山道というより遊歩道。
2022年07月10日 04:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/10 4:46
登山道というより遊歩道。
ハクサンシャクナゲ
2022年07月10日 05:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 5:01
ハクサンシャクナゲ
ヒナザクラ。白山にはないので新鮮。
2022年07月10日 05:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
7/10 5:37
ヒナザクラ。白山にはないので新鮮。
遊歩道は続く。
2022年07月10日 05:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 5:59
遊歩道は続く。
コバイケイソウ
2022年07月10日 05:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
7/10 5:59
コバイケイソウ
この小屋のご主人?自分と価値観が近そう笑
2022年07月10日 06:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
6
7/10 6:15
この小屋のご主人?自分と価値観が近そう笑
さすがに登山者が多い。自分にとってはこの普通の登山がかえって新鮮だった。
2022年07月10日 06:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 6:16
さすがに登山者が多い。自分にとってはこの普通の登山がかえって新鮮だった。
七五三掛到着。
2022年07月10日 07:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/10 7:01
七五三掛到着。
ガスってるので眺望がなくても楽しめそうな千蛇谷から登ることにする。
2022年07月10日 07:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 7:01
ガスってるので眺望がなくても楽しめそうな千蛇谷から登ることにする。
千蛇谷はまだまだ残雪豊富。
チェンスパは使わなかったけど。
2022年07月10日 07:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 7:10
千蛇谷はまだまだ残雪豊富。
チェンスパは使わなかったけど。
上部は完全夏道。
2022年07月10日 07:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 7:47
上部は完全夏道。
小屋をかすめて新山へ。
2022年07月10日 08:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 8:10
小屋をかすめて新山へ。
おお、晴れ間が出てきた!?
2022年07月10日 08:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 8:22
おお、晴れ間が出てきた!?
いや、山頂では安定のガスガス。
涼しくてよかったけど。
2022年07月10日 08:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 8:26
いや、山頂では安定のガスガス。
涼しくてよかったけど。
記念撮影。
ここで晴れたことあったっけ・・・
2022年07月10日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 8:27
記念撮影。
ここで晴れたことあったっけ・・・
晴れそうなんだが・・・
2022年07月10日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 8:27
晴れそうなんだが・・・
とりあえず下山開始。
帰りは晴れを期待して外輪から下ることにする。
2022年07月10日 08:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/10 8:48
とりあえず下山開始。
帰りは晴れを期待して外輪から下ることにする。
外輪へのトラバースは場所を選ばないと危険。
2022年07月10日 08:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7/10 8:55
外輪へのトラバースは場所を選ばないと危険。
最も安全なトラバースラインはここ。
2022年07月10日 09:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 9:30
最も安全なトラバースラインはここ。
外輪にきた。めっちゃ晴れてきた。
2022年07月10日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 9:40
外輪にきた。めっちゃ晴れてきた。
おお!これがチョウカイフスマか。
今回の目的のひとつ。
2022年07月10日 09:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/10 9:06
おお!これがチョウカイフスマか。
今回の目的のひとつ。
新山も晴れてるやんけー
2022年07月10日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 9:40
新山も晴れてるやんけー
雲海の絶景。帰りに外輪を選んでよかった。
2022年07月10日 09:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 9:42
雲海の絶景。帰りに外輪を選んでよかった。
イワウメもすごかった。
2022年07月10日 09:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/10 9:46
イワウメもすごかった。
七高山と新山。
2022年07月10日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 9:47
七高山と新山。
外輪もその姿を現した。
2022年07月10日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 9:55
外輪もその姿を現した。
チョウカイフスマ万歳
2022年07月10日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/10 10:38
チョウカイフスマ万歳
新山かっこいいー
冬もいいけど夏もいい。
2022年07月10日 10:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 10:43
新山かっこいいー
冬もいいけど夏もいい。
2年前の冬に滑った湯の台方面を確認。
スキー向きの地形だが、結構岩とかブッシュも出ていた記憶。
2022年07月10日 10:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 10:45
2年前の冬に滑った湯の台方面を確認。
スキー向きの地形だが、結構岩とかブッシュも出ていた記憶。
行きで見えなかった鳥海湖が姿を現した。
2022年07月10日 10:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/10 10:30
行きで見えなかった鳥海湖が姿を現した。
またガスってきた。
晴れ間が欲しかったけど仕方ない。
2022年07月10日 11:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 11:35
またガスってきた。
晴れ間が欲しかったけど仕方ない。
笙ヶ岳方面。
はじめての鳥海山でこの斜面を滑った想い出。
2022年07月10日 11:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 11:45
笙ヶ岳方面。
はじめての鳥海山でこの斜面を滑った想い出。
雪渓をトラバースしていくと…
2022年07月10日 11:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 11:53
雪渓をトラバースしていくと…
なんじゃこりゃ!ニッコウキスゲの大群落
2022年07月10日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 12:00
なんじゃこりゃ!ニッコウキスゲの大群落
これはすごい!
ここまでの群落は見たことがない。
2022年07月10日 12:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/10 12:03
これはすごい!
ここまでの群落は見たことがない。
オレンジ色の絨毯だった。
2022年07月10日 12:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 12:07
オレンジ色の絨毯だった。
鳥海湖を眺めながら御浜小屋に登り返す。
2022年07月10日 12:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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鳥海湖を眺めながら御浜小屋に登り返す。
血の池!…どうやらベンガラが溶けだしたようだ
2022年07月10日 12:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 12:45
血の池!…どうやらベンガラが溶けだしたようだ
早くもトンボがたくさん飛んでいた。
トンボがいるところはブヨがいなくていい。
2022年07月10日 12:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/10 12:52
早くもトンボがたくさん飛んでいた。
トンボがいるところはブヨがいなくていい。
相変わらずよく整備された登山道だ。
2022年07月10日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 13:08
相変わらずよく整備された登山道だ。
鳥海山らしい海の景色。
2022年07月10日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 13:08
鳥海山らしい海の景色。
下山!思ったより大変だった。
おつかれさまでした。
2022年07月10日 13:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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7/10 13:17
下山!思ったより大変だった。
おつかれさまでした。

感想

前日の苗場山に続き、冬にしか行ったことがない山を攻めてみることにした。
真っ白だったあの山は夏は一体どうなっているのか…山スキーの山に夏行ってみるシリーズ第二弾は鳥海山。

鳥海山には過去4回登頂しているがすべて積雪期に山スキーで訪れている。
鉾立〜1回、中島台〜2回、湯の台から1回。
今回はどこから行くか、やっぱりオーソドックスにメジャールートの鉾立から新山まで往復することにした。
夏の鳥海は花の山であるということもわかっているので久しぶりに一眼を携えて写真を撮りながらのんびり歩くことにした。

前日苗場からの下山後に鳥海までひとりで運転してきたので割とヘトヘト。
まあ普通に鉾立からの往復ならライトにいけるでしょう…(とこの時は思っていたが終わってみれば結構ガッツリルートだった)

ゴールデンウィークの鳥海ブルーラインは夜間は通行できなかったが今の時期は24時間通行できて便利。
鉾立から朝5時前にスタートすることができた。
天気は晴れ予報のはずだったがスタート時点ですでにガスガス。まあガス男の自分が来てるわけだからそりゃ天気予報も変わるさ。
それに登りはガスってたほうが涼しくていい。(別に負け惜しみではない)

象潟口ルートはさすがメジャールートだけあって登山道というより遊歩道。石畳が敷き詰められていてレッドカーペット感がすごかった。
白山でいうところの砂防新道だな。いや、それより整備されてたかも。

御浜小屋に着いたがまだ周囲はガスガス。
すぐそこにあるはずの鳥海湖も見えない。まあそのうち晴れるでしょ、とポジティブ思考で先へ進む。
七五三掛から千蛇谷と外輪へのルートに分かれるが、眺望が良い外輪は晴れてから歩きたいので往路は千蛇谷へ。
ここはスキーで2回ほど滑って良い想い出が残っているが7月のいまの時期でも雪はびっしりでさすが鳥海という感じだった。
夏道を歩いたり雪渓を歩いたりしながら新山へと登っていく。小屋から先はでっかい溶岩がゴロゴロと転がる岩稜帯を進むが、穴ぼこだらけでちょっとめんどくさかった。
積雪期の方が間違いなく歩きやすい。

とりあえず新山に登頂したもののまだガスガス…本当に晴れるのか?
そう思いながら下山を開始するとようやく晴れてきた。ナイスタイミング。
際どく雪渓をトラバースして外輪に登るとすっかり青空と雲海が出迎えてくれた。
花も固有種のチョウカイフスマをはじめヨツバシオガマやイワウメなどがひしめき合うように咲いている。ようやく鳥海のの本領発揮。
2年前の冬に滑った湯の台のルートも良く見える。夏と冬のギャップが楽しい。

下山は鳥海湖の南面を回って帰ろう。ここにも際どい雪渓のトラバースがあったが蹴り込みながら慎重に通過。
すると目の前にオレンジ色の絨毯が見えるではないか。ニッコウキスゲだ。
笙ヶ岳から御浜小屋までのルート沿いに過去に見たことがない規模のニッコウキスゲの大群落が広がっていた。
最後の最後で最高のご褒美。遠かったが来てよかったと思えた瞬間だった。

散々写真を撮って満足したところで下山開始。
来た道を戻るだけだが登りではガスガスだったので改めて景色を楽しみながら下山することができた。
しかし、当初はもうちょっとライトな登山になると思っていたのだが想像よりハードだった。
そしてわかってはいたが、石川までの7時間のロングドライブが今回の山行の核心となった…

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