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Yamareco

記録ID: 4486660
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

由布岳・鶴見岳縦走:天気は回復せず

2022年07月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:30
距離
12.5km
登り
1,505m
下り
1,678m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:36
休憩
0:52
合計
6:28
5:55
6:00
55
6:55
6:58
7
7:05
7:07
7
7:14
7:24
10
7:34
7:40
20
8:00
8:00
8
東登山口・日向岳への分岐
8:08
8:18
5
8:23
8:23
35
東登山口・日向岳への分岐
8:58
8:59
19
9:18
9:26
48
東登山口(車道出会い:猪ノ瀬戸園:)
10:14
10:15
13
10:28
10:29
14
10:43
10:47
25
11:12
11:13
16
11:29
11:29
13
11:42
天候 天気は雨が降ったり止んだりで,ガスで景色は望めず。風はさほど強くなかった。(前日から停滞前線が九州北部から東方に伸び,南下しつつあった。出発時刻頃は付近にあったもよう。)
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
往路:前日まで小倉滞在,前日16時レンタカー → スーパー買出し → 道の駅ゆふいん(一般道約3時間)で車中泊 → 由布岳正面登山口無料駐車場

復路:亀の井バス 湯布院線 鳥居→由布登山口(330円)→ レンタカー小倉駅前(15時過ぎ)→ 新幹線,福塩線
コース状況/
危険箇所等
概ねよく整備されているが,ルートがわかりにくい箇所がいくつか。危険箇所もあった。
★由布岳正面登山口→マタエ:登山道がジグザグに付けてあって傾斜がきつくない。石ころがゴロゴロだが良く整備してある。
★マタエ→西峰:鎖場が多数ある。大きい手懸かりがあるので,三点支持を忠実に守る。ステンレス製のしっかりした鎖が設置。特に難しいのは障子戸(後で知った)で,縦の鎖と横の鎖が交差して張ってあり下から十字形に見える。横の鎖沿いに左にトラバースするが足場はしっかりとして広く,鎖をつかめば問題なし。鎖の左端からさらに左に一歩出る動作があって,この方がむしろ少し難しかった印象。高度感があるので怖いと思う。先日ここで事故が発生したことを下山後に知る(感想に記載)。
★由布岳西峰→塚原分岐(お鉢巡りのコル):急傾斜部分は草付きで道が掘れていて危険と言うほどではない。
★塚原分岐→東峰:手を使う登り降りが多々あり,特に登りがきつい。ここは下るよりは登る方がいいと思われるので,お鉢巡りは西峰から右回りの方が楽だと思う。
a:マタエ→西峰,b:塚原分岐→東峰 とすると、
a:ホールドは岩で,大きい。主にフェイスを登る。要所に鎖設置。
b:ホールドは木の枝・根,岩。ホールドがaより大きく沢山。
動きの難易度はaが高く,距離・アップダウンはbが大きい。
★東登山口・日向岳に下る分岐→由布岳東登山口:最上部に鎖場があるが,西峰の登りに比べるとさほどでもない。傾斜が緩んで樹林の中で登山道・踏み跡を見失いがちで,目印のテープを探す。
★鶴見岳の西登山口(林道終点)→1100m:登山道が水の涸れた沢沿いに入ると,沢沿いを登ったり,沢を横切ったり,斜面を登ったりと,何度か移り変わり登山道・踏み跡がどこかわかりにくく見失いがち。地元営林署の方の言によると、増水時に石が流されて沢の中のルートは痕跡が残らないとのこと。目印のテープがあり,注意深く追う。ヤマレコGPSの位置表示にも助けられた。
★鶴見岳→鳥居:よく整備されている。

コース定数:37
その他周辺情報 湯布院と言えば温泉だが,早く帰宅したいので温泉はパス。
由布岳正面登山口の無料駐車場(由布岳の反対側)。20台ぐらいかな。道路を挟んで反対側には有料駐車場があった(由布岳の側)。
2022年07月16日 05:14撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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7/16 5:14
由布岳正面登山口の無料駐車場(由布岳の反対側)。20台ぐらいかな。道路を挟んで反対側には有料駐車場があった(由布岳の側)。
無料駐車場の横にはトイレ
2022年07月16日 05:14撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 5:14
無料駐車場の横にはトイレ
無料駐車場から由布岳登山口を見る。
昨夜,道の駅ゆふいんでは雨が降ったりやんだり,3時半に起きたら月が見えたり隠れたり。「停滞前線が抜けたか。」と思ったが,登山口に向かう車中で土砂降りにあった。
2022年07月16日 05:14撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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無料駐車場から由布岳登山口を見る。
昨夜,道の駅ゆふいんでは雨が降ったりやんだり,3時半に起きたら月が見えたり隠れたり。「停滞前線が抜けたか。」と思ったが,登山口に向かう車中で土砂降りにあった。
由布岳の上の方は雲の中。雨が降ると覚悟を決めて初めから雨具,ザックカバーで出発。
山行を終えて思い返すとこの時の景色が一番良かった。この時は「今日は天気が良くなる。」と期待。
2022年07月16日 05:21撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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由布岳の上の方は雲の中。雨が降ると覚悟を決めて初めから雨具,ザックカバーで出発。
山行を終えて思い返すとこの時の景色が一番良かった。この時は「今日は天気が良くなる。」と期待。
草地を少し登って振り返ると面白い形の雲が。小雨が降る中,前線が早く南に押し下げられてくれよと願う気持ち。
2022年07月16日 05:22撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 5:22
草地を少し登って振り返ると面白い形の雲が。小雨が降る中,前線が早く南に押し下げられてくれよと願う気持ち。
合野越、この後雨が降ったり止んだり。停滞前線が南に下がる予報だが,「間に合わなかった」と諦めの気分。
2022年07月16日 05:49撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 5:49
合野越、この後雨が降ったり止んだり。停滞前線が南に下がる予報だが,「間に合わなかった」と諦めの気分。
合野越から樹林に入る。ガスの中で明るくならない。雨が降って気持ちも晴れない。登山道はジグザグに付けてあって傾斜がきつくない。石ころがゴロゴロしているが足の置き場を選んで歩く。
2022年07月16日 06:08撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 6:08
合野越から樹林に入る。ガスの中で明るくならない。雨が降って気持ちも晴れない。登山道はジグザグに付けてあって傾斜がきつくない。石ころがゴロゴロしているが足の置き場を選んで歩く。
1067ピークを見下ろす。晴れていれば最高の景色なんだろう(それでもこの景色は今日の中では眺めがいい方)。
この頃から車のドアをロックしてきたかどうかが気になりだした。駐車場一番乗り,直後に到着した二台の人に声をかけてそのまま出発したような。キーはザックの内ポケットにクリップしたが。あー,どうだったか。
2022年07月16日 06:16撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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1067ピークを見下ろす。晴れていれば最高の景色なんだろう(それでもこの景色は今日の中では眺めがいい方)。
この頃から車のドアをロックしてきたかどうかが気になりだした。駐車場一番乗り,直後に到着した二台の人に声をかけてそのまま出発したような。キーはザックの内ポケットにクリップしたが。あー,どうだったか。
東峰側を見上げても、
2022年07月16日 06:56撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 6:56
東峰側を見上げても、
西峰側もほとんど見えない。
2022年07月16日 06:56撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 6:56
西峰側もほとんど見えない。
2本目の鎖場かな。ホールドは大きくて沢山ある。難しいと言っても一般道、岩の経験のある人は鎖なしでも行けるレベル。
2022年07月16日 06:58撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 6:58
2本目の鎖場かな。ホールドは大きくて沢山ある。難しいと言っても一般道、岩の経験のある人は鎖なしでも行けるレベル。
鎖場が多いが,ステンレス製のガッチリした鎖で安心感がある。
2022年07月16日 07:04撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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鎖場が多いが,ステンレス製のガッチリした鎖で安心感がある。
この写真ではないが,十字架のように縦,横に張った鎖場があって,横の鎖を左にトラバースする箇所が最も怖かった。
2022年07月16日 07:10撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 7:10
この写真ではないが,十字架のように縦,横に張った鎖場があって,横の鎖を左にトラバースする箇所が最も怖かった。
由布岳西峰に着いた。この時は雨がやんでいたが。
由布岳西峰に着いた。この時は雨がやんでいたが。
刻字が読めなかったがこの大きさは一等三角点だな。
2022年07月16日 07:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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7/16 7:18
刻字が読めなかったがこの大きさは一等三角点だな。
景色は全く望めず。以前東峰に登った時の絶景が懐かしい。明日まで待てば好転するみたいだが,時間と予算の都合で仕方ないな。
2022年07月16日 07:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 7:18
景色は全く望めず。以前東峰に登った時の絶景が懐かしい。明日まで待てば好転するみたいだが,時間と予算の都合で仕方ないな。
お鉢巡りに入って西峰から塚原分岐(コル)に下る所。草付きで道が掘れているんでそんなに危ない感じではない。
2022年07月16日 07:31撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 7:31
お鉢巡りに入って西峰から塚原分岐(コル)に下る所。草付きで道が掘れているんでそんなに危ない感じではない。
一旦塚原分岐まで下ると東峰への登りは険しい箇所が多々ある。剣ノ峰がどこだったかわからなかったが,手を使って登る場所も多い。お鉢巡りは西峰から右廻りの方が楽だと思う。東峰から左廻りは下りに厳しい所が多くなる。
2022年07月16日 07:37撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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一旦塚原分岐まで下ると東峰への登りは険しい箇所が多々ある。剣ノ峰がどこだったかわからなかったが,手を使って登る場所も多い。お鉢巡りは西峰から右廻りの方が楽だと思う。東峰から左廻りは下りに厳しい所が多くなる。
ここは結構急な下りだった。
2022年07月16日 07:38撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 7:38
ここは結構急な下りだった。
やっと東登山口・日向岳に下る分岐まで来た。意外に時間がかかった。
2022年07月16日 08:00撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 8:00
やっと東登山口・日向岳に下る分岐まで来た。意外に時間がかかった。
由布岳東峰。東登山口・日向岳分岐から8分かかったということは結構疲れているのか。相変わらず何にも見えず,時折雨が強まる。職場の旅行の時何人かで登ったのが20年ほど前かな。
2022年07月16日 08:08撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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由布岳東峰。東登山口・日向岳分岐から8分かかったということは結構疲れているのか。相変わらず何にも見えず,時折雨が強まる。職場の旅行の時何人かで登ったのが20年ほど前かな。
雨も降るが雨具の蒸れがひどくて服も体もびしょ濡れ。後で知ったが最高心拍数138なら汗で濡れるのも仕方なし。ゴアテックスといえども蒸れはある。そもそも雨具は,雨による濡れを防ぐより濡れた体を冷やす風を防ぐためが大きいと学生時代からとらえるようになっている。
雨も降るが雨具の蒸れがひどくて服も体もびしょ濡れ。後で知ったが最高心拍数138なら汗で濡れるのも仕方なし。ゴアテックスといえども蒸れはある。そもそも雨具は,雨による濡れを防ぐより濡れた体を冷やす風を防ぐためが大きいと学生時代からとらえるようになっている。
東登山口への下りも初めがかなり急で、ロープ場があった。が,西峰の登りに比べるとさほどでもない。
2022年07月16日 08:27撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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東登山口への下りも初めがかなり急で、ロープ場があった。が,西峰の登りに比べるとさほどでもない。
凹角状になった所に鎖が設置。こんな所で鎖を掴んで左右に振られたら,壁に当たって痛い目をみそうだから鎖には触れない。手足でオポジションを効かせたりして降りる。
2022年07月16日 08:30撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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凹角状になった所に鎖が設置。こんな所で鎖を掴んで左右に振られたら,壁に当たって痛い目をみそうだから鎖には触れない。手足でオポジションを効かせたりして降りる。
傾斜が緩んで1060mの分岐に来た。
2022年07月16日 08:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 8:57
傾斜が緩んで1060mの分岐に来た。
同じ分岐付近の画像。ここから樹林の中でルートがわかりにくい所が何カ所かあった。登山道(踏み跡)とテープを探す。
2022年07月16日 08:57撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 8:57
同じ分岐付近の画像。ここから樹林の中でルートがわかりにくい所が何カ所かあった。登山道(踏み跡)とテープを探す。
道路が見えてきた。由布岳完了。
2022年07月16日 09:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 9:18
道路が見えてきた。由布岳完了。
道路に出て由布岳東登山口を振り返る。
2022年07月16日 09:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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道路に出て由布岳東登山口を振り返る。
道路を隔ててこれから登る鶴見岳に続く林道を見る。
ここで雨具とザックカバーを仕舞う。天気は快復に向かうだろうから。手袋を絞ったらかなりの水が出た。
2022年07月16日 09:19撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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道路を隔ててこれから登る鶴見岳に続く林道を見る。
ここで雨具とザックカバーを仕舞う。天気は快復に向かうだろうから。手袋を絞ったらかなりの水が出た。
林道終点まで来た。登山口の指導標があった。
2022年07月16日 09:37撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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林道終点まで来た。登山口の指導標があった。
最初はこんな感じで歩きやすいが,沢に入るとルートがわかりにくい箇所が多い(写真はない)。テープや踏み跡を慎重に探さないといけない所が何カ所か。ヤマレコでルートから外れているのを確認して戻った所もある。
2022年07月16日 09:38撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 9:38
最初はこんな感じで歩きやすいが,沢に入るとルートがわかりにくい箇所が多い(写真はない)。テープや踏み跡を慎重に探さないといけない所が何カ所か。ヤマレコでルートから外れているのを確認して戻った所もある。
南平台への分岐
2022年07月16日 10:14撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 10:14
南平台への分岐
同じく南平台への分岐
2022年07月16日 10:15撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 10:15
同じく南平台への分岐
喘ぎながら登ってやっと稜線に出た地点が馬の背。
暗い樹林の急傾斜を息を切らせて登っているとき,傾斜が緩んで行く手に空が透けて見え出すと,稜線が間近なのを感じて嬉しくなりませんか?
2022年07月16日 10:28撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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7/16 10:28
喘ぎながら登ってやっと稜線に出た地点が馬の背。
暗い樹林の急傾斜を息を切らせて登っているとき,傾斜が緩んで行く手に空が透けて見え出すと,稜線が間近なのを感じて嬉しくなりませんか?
馬の背には鶴見岳の反対側:内山・伽藍岳方面の入口に通行止めのロープが張ってあった。崩落が激しくて登山道の修復が難しく、取りやめた(廃道にした)そうだ。(下山して営林署の方から聞いた。)
2022年07月16日 10:28撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 10:28
馬の背には鶴見岳の反対側:内山・伽藍岳方面の入口に通行止めのロープが張ってあった。崩落が激しくて登山道の修復が難しく、取りやめた(廃道にした)そうだ。(下山して営林署の方から聞いた。)
時計をみると予定のバス便の一本前に間に合う可能性がある。「800mを1時間で下れるかな,バス停探してたら厳しいよ。いや行けるよ。」などと考えながら頂上へと急ぐ。テレビ塔が建っている。頂上はすぐそこだな。
2022年07月16日 10:42撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 10:42
時計をみると予定のバス便の一本前に間に合う可能性がある。「800mを1時間で下れるかな,バス停探してたら厳しいよ。いや行けるよ。」などと考えながら頂上へと急ぐ。テレビ塔が建っている。頂上はすぐそこだな。
やった,二つ目の目的地:鶴見岳のピークに着いた。
2022年07月16日 10:43撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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やった,二つ目の目的地:鶴見岳のピークに着いた。
鶴見岳に着いたが,景色は望めず、急いで行動食を食べて出発。
鶴見岳に着いたが,景色は望めず、急いで行動食を食べて出発。
頂上には火男火売神社上宮が祀られていた。これを「ほのおほのめじんじゃ」と読むことを下山後に知った。
下り始めてすぐ岩に靴を引っかけてつまずく。何とか体勢を反転して大転倒は回避したが,右膝を岩に打ち付けて痛みが走る。「マズイ,ここで遭難か?」恐る恐る屈伸してみたら,なんとか行けそう。「集中,集中!」と口で唱えながら急ぐ。200mほど下って今度は両膝横の腸脛靭帯が痛みだした。トレーニング不足がたたる。
2022年07月16日 10:47撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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7/16 10:47
頂上には火男火売神社上宮が祀られていた。これを「ほのおほのめじんじゃ」と読むことを下山後に知った。
下り始めてすぐ岩に靴を引っかけてつまずく。何とか体勢を反転して大転倒は回避したが,右膝を岩に打ち付けて痛みが走る。「マズイ,ここで遭難か?」恐る恐る屈伸してみたら,なんとか行けそう。「集中,集中!」と口で唱えながら急ぐ。200mほど下って今度は両膝横の腸脛靭帯が痛みだした。トレーニング不足がたたる。
残り300mで女性二人に出会ったが,由布岳で先行したトレランさん以外今日初めて人と出会った。
これは火男火売神社(ほのおほのめじんじゃ)。もう少しでゴールだ。
2022年07月16日 11:28撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 11:28
残り300mで女性二人に出会ったが,由布岳で先行したトレランさん以外今日初めて人と出会った。
これは火男火売神社(ほのおほのめじんじゃ)。もう少しでゴールだ。
脚が痛いのでスピードが落ちる。もう分岐があるはずだがわからない。バス時刻は迫ってくる。早めに手を打とうと御嶽権現社駐車場にいた登山者らしき人たちに尋ねた。「鳥居バス停はどっちですかね?」「知らないんですけど。」間に合わすにはもう走るしかない。膝が痛い。間に合わせたい。あー,立派な鳥居だ。やっと下りてきた。間に合った。
2022年07月16日 11:42撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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脚が痛いのでスピードが落ちる。もう分岐があるはずだがわからない。バス時刻は迫ってくる。早めに手を打とうと御嶽権現社駐車場にいた登山者らしき人たちに尋ねた。「鳥居バス停はどっちですかね?」「知らないんですけど。」間に合わすにはもう走るしかない。膝が痛い。間に合わせたい。あー,立派な鳥居だ。やっと下りてきた。間に合った。
湯布院行バス停は鳥居から少し離れた所にあった(別府行バス停は鳥居のすぐ傍)。
2022年07月16日 11:43撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
7/16 11:43
湯布院行バス停は鳥居から少し離れた所にあった(別府行バス停は鳥居のすぐ傍)。
鳥居バス停に3分前に到着。結局バスは3分遅れて到着。こんなこともあろうかとバスがあと何分で到着するか知らせるアプリ「バスどこ大分」をインストールしてたのを忘れてた。走らなくてもよかったのに,何のこっちゃ。
因みに車に戻ったらロックしてあった。よかった。
2022年07月16日 11:44撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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7/16 11:44
鳥居バス停に3分前に到着。結局バスは3分遅れて到着。こんなこともあろうかとバスがあと何分で到着するか知らせるアプリ「バスどこ大分」をインストールしてたのを忘れてた。走らなくてもよかったのに,何のこっちゃ。
因みに車に戻ったらロックしてあった。よかった。
今日印象に残った花たち。
今日印象に残った花たち。

装備

個人装備
23リットルザック ハット 長袖・長ズボン 半袖下着 長袖山シャツ 手袋 タオル 靴下 ハイキングシューズ マスク アルコール消毒液 ポカリスウェット(2倍希釈 1.8リットル) レーズンロール6個 エネルギーゼリー(ガッツギア2個) GPS(スマホiphone) モバイルバッテリー 接続ケーブル 雨具上下 短スパッツ ダウンパーカー お金 トイレットペーパー 細引き エマージェンシーシート 日焼け止め 化粧水 歯磨きブラシ等 応急手当セット

感想

由布岳のお鉢巡りをして鶴見岳に縦走するルート。苦しかったが計画が実行できて嬉しい。

天気は,戻り梅雨なのか停滞前線の影響で山行中はガスの中,由布岳東峰までほとんど雨。景色は,入山時に下から見えた由布岳の写真(4枚目の写真)が最もいい眺めで,後は全く景色は望めず。

累積標高差に比べてかなり疲れた。二度の大きく急な登り下りと段差の大きい登りが足に響く。一便前のバスに合わせて鶴見岳の下りを急ぎ膝と両脚腸脛靭帯が痛んだ。下山直後にタンパク質を摂って筋肉痛が残らないようにしているが,今回はこれも逃して強い筋肉痛が残った。また,由布岳を下りるまで雨具着用。蒸れでずぶ濡れになり,雨具とトレッキングパンツが動きを妨げた。息子夫婦にもらったスマートウォッチでは最高心拍数138拍/分,歳のわりにペースを上げ過ぎと知った。下山後,ずぶ濡れでバスシートに座るわけにもいかず,脱いだ服は水が滴りそうだが,絞らずビニール袋に入れて帰路についた。

下山後,由布岳正面登山口で営林署の職員と言う人が話しかけてきた。植生保護や登山道保全をしているとのことで,我々にはありがたい。彼によると,先日5月に西峰の鎖場で登山ガイドの滑落・死亡事故が発生したそう。下に垂れた鎖に対して垂直に(真横に)鎖が張ってある場所。下から見るとステンレス製の鎖が十字形に見える(障子戸と言うらしい)。横に張った鎖を頼りに左トラバースした後,さらに左に一歩寄るのが少し恐ろしく感じる動作だが,当該ガイドさんはここで下の客を確保しようとして墜落されたとのこと。学生時代に岩登りでセットしたセルフビレイのことが頭をよぎった。ご冥福を祈る。

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