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Yamareco

記録ID: 4630869
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山(旭岳・黒岳 周回/反時計回り)

2022年08月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:55
距離
21.4km
登り
1,462m
下り
1,457m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:15
休憩
0:39
合計
8:54
7:07
16
7:23
7:23
86
8:49
8:50
9
8:59
9:04
23
9:27
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31
9:58
10:00
3
10:03
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22
10:25
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9
10:34
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60
11:34
11:35
22
11:57
11:58
15
12:13
12:37
36
13:13
13:13
22
13:35
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16
13:51
13:52
12
14:04
14:05
20
14:25
14:26
29
14:55
14:57
63
16:00
16:00
1
16:01
ゴール地点
天候 曇り時々雨。終日強風。気温5~8度くらい。
特にお鉢平周辺と稜線はかなり強く時折体が持っていかれそうになる。ガスは出たり出なかったりですが、もしこれ以上ガスと風があったら撤退してたと思います。
ただ、半分以上の時間は高曇りのため、景色はわりと堪能できました。
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
ロープウェイ脇のホテルベアモンテ泊。すごく便利でした。
コース状況/
危険箇所等
姿見駅からの登山道は雨が続いたわりに良好。
旭岳・北鎮岳のザレ&ガレの歩きにくさはやむなしでしょう。
北海岳から黒岳のルート、中岳温泉あたりて何回か渡渉箇所あり。ギリギリ濡れませんでしたが、要注意ポイント。
なお、当初はすべて足で…と思いましたが、ロープウェイのスタッフの方から連日の雨で道が相当酷い…と助言を経て素直に使いました。おかげさまで無事周回できました。
前日夕方、ロープウェイの下見…まさかの貸切。天気が悪過ぎたようで…明日が心配。ただし、ロープウェイのスタッフさんから大雪山のさまざまな情報が聞けました。
前日夕方、ロープウェイの下見…まさかの貸切。天気が悪過ぎたようで…明日が心配。ただし、ロープウェイのスタッフさんから大雪山のさまざまな情報が聞けました。
山行当日。雲が重くて小雨&風ですが、旭岳はバッチリ見えます。天候悪化に注意を払いつつ進みます。
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山行当日。雲が重くて小雨&風ですが、旭岳はバッチリ見えます。天候悪化に注意を払いつつ進みます。
ロープウェイから旭川市方面。良き眺め。
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ロープウェイから旭川市方面。良き眺め。
姿見駅からの旭岳。存在感ありあり
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姿見駅からの旭岳。存在感ありあり
姿見池。ここを過ぎると本格的な登山道
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姿見池。ここを過ぎると本格的な登山道
登山道は基本ガレ場続き
登山道は基本ガレ場続き
地獄谷。有毒ガスだそうです。硫黄くさい、、
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地獄谷。有毒ガスだそうです。硫黄くさい、、
6合目あたりからガレ度が増し、傾斜も急に
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6合目あたりからガレ度が増し、傾斜も急に
さっきまでくっきり見えてた山頂が、、ものの3分ほどですっかりガスガス。しかも風がすごくて状況次第では撤退も頭をよぎります
さっきまでくっきり見えてた山頂が、、ものの3分ほどですっかりガスガス。しかも風がすごくて状況次第では撤退も頭をよぎります
と、思ったら5分ほどでガズが晴れました…晴れた瞬間、金庫岩が見えました。相変わらず風は強いですが、本当に旭岳の天候は急変しますね
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と、思ったら5分ほどでガズが晴れました…晴れた瞬間、金庫岩が見えました。相変わらず風は強いですが、本当に旭岳の天候は急変しますね
ニセ金庫岩
そして金庫岩。ニセ金庫岩から200mくらいかな?以前から写真で見ていたので、初見なのになぜか懐かしい感じが,,,
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そして金庫岩。ニセ金庫岩から200mくらいかな?以前から写真で見ていたので、初見なのになぜか懐かしい感じが,,,
旭岳登頂!2290m。めちゃめちゃ強風!これ以上強くなったら撤退レベルかと。
時間は入山からちょうど2時間。時間&体力的には伊吹山と感覚近いかも。天候や登山道、距離はぜんぜん違いますが、、
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旭岳登頂!2290m。めちゃめちゃ強風!これ以上強くなったら撤退レベルかと。
時間は入山からちょうど2時間。時間&体力的には伊吹山と感覚近いかも。天候や登山道、距離はぜんぜん違いますが、、
旭岳山頂から1。旭川市方面
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旭岳山頂から1。旭川市方面
旭岳山頂から2。この向こうにトムラウシとかあるはず。来年縦走したいなぁ、、
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旭岳山頂から2。この向こうにトムラウシとかあるはず。来年縦走したいなぁ、、
旭岳山頂から3。これから向かう黒岳方面
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旭岳山頂から3。これから向かう黒岳方面
旭岳から黒岳方面に下ってますが…ここのザレ場はホントに要注意。傾斜がキツい上に、めちゃめちゃ滑ります。ここは登り返したくないなぁ…ということで、黒岳からは中岳温泉ルートにすることを決めました
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旭岳から黒岳方面に下ってますが…ここのザレ場はホントに要注意。傾斜がキツい上に、めちゃめちゃ滑ります。ここは登り返したくないなぁ…ということで、黒岳からは中岳温泉ルートにすることを決めました
後ろから見る旭岳。黒いです。ザレ場の黒い土そのまま。パッと見、そんなにキツくなさそうですが、かなりキツいです。左にはバッチリ雪渓も
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後ろから見る旭岳。黒いです。ザレ場の黒い土そのまま。パッと見、そんなにキツくなさそうですが、かなりキツいです。左にはバッチリ雪渓も
間宮岳分岐に向かいます。火山帯っぽい登山道
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間宮岳分岐に向かいます。火山帯っぽい登山道
間宮岳分岐。ここからさらに風がヤバかった、、
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間宮岳分岐。ここからさらに風がヤバかった、、
気持ち良さげな稜線。ですが、とにかく強風…てか暴風気味。強過ぎてなぜか笑えてきました、、幸いおろしたての防寒着とレインウェア兼ウィンドシェルが良い仕事してくれました!
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気持ち良さげな稜線。ですが、とにかく強風…てか暴風気味。強過ぎてなぜか笑えてきました、、幸いおろしたての防寒着とレインウェア兼ウィンドシェルが良い仕事してくれました!
お鉢平。見応えある景色です。気温7度&強風
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お鉢平。見応えある景色です。気温7度&強風
稜線から赤岳方面。このもっと向こうにトムラウシが、、
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稜線から赤岳方面。このもっと向こうにトムラウシが、、
北海岳、2149m。まだ風は強い!
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北海岳、2149m。まだ風は強い!
北海岳から見る白雲岳。山頂の向こう側に白雲岳避難小屋。来年お世話になるかも!
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北海岳から見る白雲岳。山頂の向こう側に白雲岳避難小屋。来年お世話になるかも!
北鎮岳、桂月岳、黒岳。帰りはあっちから
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北鎮岳、桂月岳、黒岳。帰りはあっちから
北海岳を過ぎるとこんな感じ。この後、低潅木も。黒岳石室まで渡渉や小さなアップダウンあるものの、基本は下り。
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北海岳を過ぎるとこんな感じ。この後、低潅木も。黒岳石室まで渡渉や小さなアップダウンあるものの、基本は下り。
8月下旬なのに見事な雪渓。さすが大雪山
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8月下旬なのに見事な雪渓。さすが大雪山
渡渉1。橋が片方無くなっています
渡渉1。橋が片方無くなっています
ちょっとわかりにくいですが、橋がほぼなく完全に渡渉。ローカットだと確実に濡れてました…しかもわりと流れが早い。増水時は危ないかも
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ちょっとわかりにくいですが、橋がほぼなく完全に渡渉。ローカットだと確実に濡れてました…しかもわりと流れが早い。増水時は危ないかも
やっと見えた!黒岳石室…休憩前に黒岳山頂まで行っちゃいます
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やっと見えた!黒岳石室…休憩前に黒岳山頂まで行っちゃいます
黒岳、1984m。石室から20~30分ほどガレ場の登り。雲が低くて眺望はイマイチでした
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黒岳、1984m。石室から20~30分ほどガレ場の登り。雲が低くて眺望はイマイチでした
石室からの道。緩やかな登りが2kmくらい。ボーナスステージって感じ。右奥が次のターゲット北鎮岳
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石室からの道。緩やかな登りが2kmくらい。ボーナスステージって感じ。右奥が次のターゲット北鎮岳
お鉢平までこんな感じ
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お鉢平までこんな感じ
午前中に歩いた稜線。正面、雲に隠れているあたりが北海岳。200mくらい低いところを逆に向かってます
午前中に歩いた稜線。正面、雲に隠れているあたりが北海岳。200mくらい低いところを逆に向かってます
お鉢平展望台から。この辺から再び強風が…
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お鉢平展望台から。この辺から再び強風が…
北鎮岳分岐手前のザレ場。ここもまずまず滑るし、強風なので要注意。
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北鎮岳分岐手前のザレ場。ここもまずまず滑るし、強風なので要注意。
ザレ場に可憐な高原植物が!たくましいですね。強風なのに、確かにこの岩陰は風が弱いんです
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ザレ場に可憐な高原植物が!たくましいですね。強風なのに、確かにこの岩陰は風が弱いんです
北鎮岳分岐から中岳方面。晴れてたら旭岳がこの真ん中に見えるはず。6度&強風、、時間も押しているので、北鎮岳はパスしました
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北鎮岳分岐から中岳方面。晴れてたら旭岳がこの真ん中に見えるはず。6度&強風、、時間も押しているので、北鎮岳はパスしました
北鎮岳分岐から振り返る黒岳方面。高原が広がってます。ホントに広い、、
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北鎮岳分岐から振り返る黒岳方面。高原が広がってます。ホントに広い、、
中岳分岐に向かう途中にある金庫岩っぽい岩&北鎮岳
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中岳分岐に向かう途中にある金庫岩っぽい岩&北鎮岳
中岳、2113m
旭岳方面からすごい勢いで雲が迫ってきました…ここから中岳温泉ルートは標高低いし、北海岳~旭岳の稜線を巻くように進むので、風とガスは少し緩和される…と期待して歩きます
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旭岳方面からすごい勢いで雲が迫ってきました…ここから中岳温泉ルートは標高低いし、北海岳~旭岳の稜線を巻くように進むので、風とガスは少し緩和される…と期待して歩きます
中岳分岐。ここを右にいくと中岳温泉方面。ここから姿見駅までは基本くだり
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中岳分岐。ここを右にいくと中岳温泉方面。ここから姿見駅までは基本くだり
最初はこんな感じのくだり
最初はこんな感じのくだり
しばらくするとこんな感じで、アップダウンが細切れに続きます。ちょっと長く感じるかも
しばらくするとこんな感じで、アップダウンが細切れに続きます。ちょっと長く感じるかも
中岳温泉。硫黄臭とガズが、、
中岳温泉。硫黄臭とガズが、、
足湯に最適!ですが、ガスも風も出てきたので、先を急ぎます
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足湯に最適!ですが、ガスも風も出てきたので、先を急ぎます
少しだけ高原っぽく歩きやすい登山道、
少しだけ高原っぽく歩きやすい登山道、
、、と思いきやこんな感じの木道がけっこう続きます
、、と思いきやこんな感じの木道がけっこう続きます
裾平分岐。このあたりの木道は補修された箇所もありますが!しばらくすると、また朽ちた木道が続きます。夏が短いし、天候も読めないから、メンテナンスが本当に大変なんだと思います。
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裾平分岐。このあたりの木道は補修された箇所もありますが!しばらくすると、また朽ちた木道が続きます。夏が短いし、天候も読めないから、メンテナンスが本当に大変なんだと思います。
チングルマ(高山植物で唯一ちゃんと名前が分かる)の群生
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チングルマ(高山植物で唯一ちゃんと名前が分かる)の群生
またもや上からガズが降りてきますが、ロープウェイまであと少し
またもや上からガズが降りてきますが、ロープウェイまであと少し
ようやく駅近!夫婦池の片割れ、鏡池。
ようやく駅近!夫婦池の片割れ、鏡池。
もう一つの片割れ
もう一つの片割れ
姿見駅の写真忘れました、、が、ともかく無事下山。天候はイマイチでしたが、それでも気持ちよく、楽しい山行となりました!
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姿見駅の写真忘れました、、が、ともかく無事下山。天候はイマイチでしたが、それでも気持ちよく、楽しい山行となりました!

感想

念願の大雪山!今年中にいっておきたかだたのでさが、気付くと8月末…大雪山の夏はまもなく終わり、ということで遠征決行しました。

大満足です。いずれやりたいトムラウシや富良野への縦走に向けたStep1とした、十分楽しめたし、学べました。

稜線は気温5~7度の強風。関東や関西低山の冬です。その具合や登山道、雄大な北海道を体感することができました。新しい防寒着やレインウェア、小道具のテストもできて収穫大でした。
下調べと準備、現地の方と会話して仕入れる情報の大切さや楽しさも学べた山行でした。

ちなみに、旭岳から周回するなら反時計回りが断然オススメ(大半の方はそうすると思いますが…)。精神的にも、天候リスクも考えると良きです。ただし、北海岳から先の渡渉箇所が増水していると危険なので、その可能性がある時は、間宮岳分岐から中岳に行くのが安全と思いました。

なんにせよ、備えあれば憂いなし!
肝に銘じて次に挑みたいと思います。

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