巻機山 初冬のマッキーは美しいですよねぇ・・・♪
クライムジャンキー
その他1人 
体力度について
- GPS
- 06:54
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,354m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:50
| 天候 | 曇り後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
※駐車場のトイレは今日現在冬期閉鎖中の為使用出来ません。要注意です。 避難小屋も冬期閉鎖中。今日現在小屋の後ろのトイレは雪囲いを外せば入れます。使用後は必ず囲いを戻して下さい。尚、積雪期は後ろのトイレは使用出来ません。 駐車場前泊の登山者が増えています。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは桜坂駐車場トイレ前、桜坂駐車場登山口にあり。登山道に危険箇所はありません。四合目手前のスリッピーな箇所と六合目前後と八合目手前の泥濘箇所は、要注意です。避難小屋前の水場は使えます。 |
| その他周辺情報 | 下山後の日帰り温泉は｢金城の里｣(350円)がお薦めです。月曜日が定休日です。やはり、肌がすべすべして気持ち良い・・・。美人の湯ですので、美人の方はもっと美人になりますし、それなりの方は美人になります・・・。 お土産には 高千代酒造株式会社「純米吟醸酒巻機」、八海醸造株式会社｢清酒坂戸山」を是非・・・「飲みやすくスッキリした味わい」ですよ！ そして お酒好きの方には❝雄々しくキリッと締まった原酒の味わい❞の八海醸造株式会社「清酒金城山」もお勧めです。 |
写真
桜坂第一駐車場。この時点で第三駐車場に停めてあった1台を含めて先行車両は3台でした。奥は威守松山です。雨は上がりましたが、曇り空です。
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もはや、木々は葉を落として、冬枯れています。そして、明け方までの雨の影響で登山道は濡れています。標高の高い所は雪となっていました。
六合目手前のブナの美人林。木々は葉を落として、冬枯れていますが・・・綺麗です・・・。そして、この付近の登山道は粘土質でとてもスリッピーですので、要注意です。
目の前には7合目のガレ場。追い抜いて行った短パンのトレランの男性が見えます。追い抜かれるときに僕が「寒くないですか？」って聞いたら「寒くないです」とおっしゃっていました。僕は、もはや寒くて帰ろうかなって考えていたのに・・・凄いですね・・・。
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K姐さんとニセ巻越しの谷川連峰方面。左から谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳、万太郎山〜エビス大黒ノ頭〜仙ノ倉山〜平標山。奥には浅間山。
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー（登山中毒者）でございます。
本日は初冬の巻機山に今年度7回目、K姐さんと二人で登って参りました。数日前から降り積もった雪と昨夜から降った雪が6合目付近から見え始め、7合目〜8合目と積雪量は増えてきました。気温も下がりエビの尻尾や樹氷やなりかけのスノーモンスターも見られます。ニセ巻〜避難小屋〜御機屋間もドンドン積雪が増えて行きます。がしかし、先行者の踏み跡もあるので、僕はトレッキングシューズで何とか進めます。（結局、持って行ったチューンスパイクも使いませんでした）そして、木道や濡れていたと思われる石や岩は凍っていて滑ります。御機屋に到着する頃には曇り空から青空が出て来ました。西から南には妙高山、火打山〜北アルプスが・・・鳥甲山、苗場山、岩菅山、佐武流山、浅間山、谷川連峰（平標山〜仙ノ倉山〜エビス大黒ノ頭〜万太郎山〜大障子ノ頭〜小障子ノ頭〜オジカ沢ノ頭、大源太山〜七ツ小屋山〜武能岳〜茂倉岳〜一ノ倉岳〜谷川岳、朝日岳〜笠ヶ岳〜白毛門）、富士山、赤城山、東には武尊山、皇海山etcが良く見えます。
風が少し寒いです。日差しは温かいですけどね・・・。巻機山本峰を目指します。頭上には❝巻機ブルー❞・・・。雪の白に❝巻機ブルー❞・・・は超映えますねぇ・・・。三ツ池はシャーベット状になっていて、いつもの❝喪黒福造❞にはみえません・・・。今日は懐かしの覆面レスラーの❝デストロイヤー❞でしたね。この辺りが雪の吹き溜まりになっているのか・・・積雪は30cmオーバーの所もあり、僕の短い脚の膝位までトレッキングシューズが埋まります。がしかし、先行者のトレースがあるので、比較的楽をして進めます。先行者に皆さん・・・ありがとうございます！程なく、360度の大パノラマの絶景の中を気持ち良く歩いて、巻機山本峰（1,967m）に到着。※山頂標柱は御機屋にありますが、本当の巻機山山頂にはケルンがあります。山頂が荒れるのを防ぐ為に、山頂標柱を御機屋に持って行き、本当の山頂には山頂標柱を置いていないらしいです・・・。
山頂からは超絶景が広がります。先程の皇海山の次の東には日光白根山、至仏山、燧ヶ岳、平ヶ岳、会津駒ヶ岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳、北の奥には飯豊連峰、朝日連峰etcも見えていました。そして、北西には佐渡ヶ島も見えていました。凄すぎる絶景でした。山頂稜線は風もあり寒くて、ランチタイム休憩は出来そうにありませんので・・・急いで避難小屋まで下り、休憩する事にしました。僕はジェットボイルでお湯を沸かし、最近お気に入りのサンヨー食品サッポロ一番旅麵会津喜多方旨み醬油ラーメンを頂きました。食後にインスタントコーヒー（ネスカフェクラシック）頂き、寒いので急いで下山開始。雪解けで登山道は泥濘多数あり、慎重に・・・そして、いつもの様に小走りで下山致しました。注意深く足を運んだおかげで、一回もコケる事なく桜坂登山口駐車場に到着。
てんくらの予報もAM6:00はC判定、AM9:00はA判定で曇り、PM0:00、PM3:00はA判定で晴れ。AM9:00の標高1,500mで気温0℃で風速5m、PM0:00の標高2,000mは気温2℃で風速6m。因みに南魚沼市の天気は曇り後晴れで気温はAM6:00は8℃、AM9:00は10℃、PM0:00は12℃、PM3:00は14℃でした。
本日も無事に楽しい山歩きが出来ました。そして、ほぼ100点満点眺望を拝めました。眺望は苗場山、谷川連峰、苗場山、岩菅山、飯士山、赤城山、武尊山、日光白根山、皇海山、至仏山、燧ヶ岳etcがよくみえました。そして今回は富士山、北アルプス、佐渡ヶ島も良く見えました。
因みに 井戸尾根コースのフルコース(個人的に名付けているだけです)とは 桜坂駐車場登山口から井戸尾根コースを御機屋、御機屋から山頂、牛ヶ岳先のVS までのピストン、御機屋から割引岳までのピストン、御機屋から避難小屋まで下り、避難小屋から水場、米子沢源頭付近の甌穴(おうけつ)までのピストン、ニセ巻経由井戸尾根コースを桜坂駐車場登山口までのルートです。
春から夏にかけてのお花畑はニセ巻から避難小屋間、朝日岳分岐から牛ヶ岳間、御機屋から割引岳への鞍部、避難小屋から水場に向かう左側斜面、米子沢源頭付近の斜面です。
それぞれ 若干の植生の違いや 雪の残りかたによる季節感の違いが見られたり、眺望も場所によって少し違いが感じられます。
危険な所はありませんので 時間と体力のある方にはお勧めです。
出来れば 残雪(ソリ遊びも出来ます)と春の花が咲き始める5、6月と7月のニッコウキスゲがスゲーッ！と8月のコバイケイソウと錦秋に染まる紅葉の9、10月etc と季節を変えて登って見ると 巻機山の魅力が益々感じられると思います。
お花畑以外の見所は 五合目から見える米子沢越しのニセ巻、大源太山や谷川連峰の一部が見える眺望、六合目手前のブナの美人林、六合目から見えるヌクビ沢越しの天狗岩と割引岳、森林限界を越えた七合目からの北アルプスや谷川連峰の見える大展望、八合目から富士山も、八合目からの階段を登りきって稜線に出ると向かい右に熊の足形、向かいの“大きい土手”には巻機山本峰山頂、御機屋、割引岳が見え、眼下には水量豊富な米子沢や点在しているオオシラビソの林が広がります。避難小屋先の竜王の池に“逆さ巻機山”が映りますし、御機屋から山頂の中間にある三ツ池はよく見ると人の顔に見えます。御機屋や山頂からは西から南にかけての眺望が良く、牛ヶ岳先のVS と割引岳からは東から北にかけての眺望が良いです。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に・・・。
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wada2021 さん
雪の巻機山、美しいですね。
ここは真夏に登ったので、全然違う景色だなと思いました。新潟の方はすっかり雪山になっているんですね。
巻機山の山頂にケルンしかない理由、初めて知りました。なるほど〜。
御機屋と巻機山本峰の関係はこのような事だったようです・・・。現在も竜王の池近辺と八合目付近の植生保護活動をやられています。僕達登山者も協力して美しい自然を守って行きましょう。
そして、ここ巻機山は自宅から約20分で桜坂駐車場に到着できる個人的に一番近い100名山ですので、今までに100回位登っていますが・・・雪の巻機山は初めてでした。がしかし、とっても綺麗でした。
基本的に雪山はやらない僕としては5月頃から雪が降る前の10月末位までしか登ったことがありませんでした。以前に先輩のMさんから今回と同じような頃、雪が降ったばかりの巻機山に誘われたことがありましたが、その時はお断りしてしまいました・・・。※Mさんは「雪が降ったばかりの巻機山は中々イイもんですよ」とおっしゃっていました。こんなに素晴らしい景色が拝めるんだったら、今思えばその時もお断りしなければよかったと後悔しております。
但し、御察しの通り登山道は雪解け水の為、泥濘箇所多数あり、川や田んぼの様になっている所だらけで泥だらけは必須な事は覚悟しておかなければなりませんが・・・。
僕は、同じお山を何度も登る事を常といたしておりまして、ここ巻機山も基本的に雪が消えて来て、ブナが芽吹く新緑の緑と残雪の白と青空の青が超映える5月後半から・・・毎月一回、降雪＆積雪となるまでの間を登る続けますが、登るたびに新たな発見や出会いや学びがあり、本当に一期一会で楽しませて頂いています。今年の初夏にはお山が真っ黄色に染まったニッコウキスゲの大群落が拝めました。感動しました・・・。※数年毎にニッコウキスゲの当たり年はありますが、僕の記憶の中では最高で最大の真っ黄色状態でした。そして、数年前にはコバイケイソウの大群落を見る事も出来ました。
そして、今年は良いタイミングで錦繡の紅葉を拝めませんでしたが、それはまた来年の楽しみに取っておきましょう・・・。
ではまた・・・。
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