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Yamareco

記録ID: 4938804
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

大野山-御殿山-大笹ノ頭 (熊)

2022年11月18日(金) 〜 2022年11月20日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
13:37
距離
31.7km
登り
2,619m
下り
2,654m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:07
休憩
0:00
合計
6:07
9:12
79
10:31
10:31
117
12:28
12:28
29
清子峠(仮)車道
12:57
12:57
142
榧ノ木峠(仮)
15:19
2日目
山行
8:36
休憩
0:41
合計
9:17
6:00
289
10:49
10:52
53
P1496
11:45
11:48
40
12:28
12:30
61
13:31
14:04
73
15:17
P1064
3日目
山行
4:10
休憩
0:10
合計
4:20
6:00
136
P1064
8:16
8:19
46
P716.7
9:05
9:12
68
八幡宮
10:20
身延駅
天候 11/18:晴れ、11/19:晴れ、11/20:曇り
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自転車
往路 2022年(令和04年) 11月18日(金)
04:30 自宅 自転車
04:45 町田 04:56 JR横浜線 八王子行 2640円(行きは指定席券売機で買うことができるのだが)
05:21 八王子 05:36 JR中央線 大月行
06:20 大月 06:25 JR中央本線 甲府行
07:13 甲府 07:15 JR身延線 富士行
08:59 身延

復路 11月20日(日)
10:20 身延 10:32 -> 10:58 JR身延線 甲府行 ※25分遅延の放送があり
12:15 甲府 12:17 JR中央線 特急あずさ22号 1020円(指定席)
13:11 八王子 13:20
13:47 町田 13:51 駐輪場 330円(三日分)
※身延から猿橋までしか買えず。清算に時間がかかる※毎回だが。JR東海からではスイカは使えず。(持ってないが!)自動改札もない(身延駅)
14:05 自宅
コース状況/
危険箇所等
御殿山からの登りで、P1240圏〜P1496の間の鞍部というより、キレット?が特に悪く古いロープが設置されていたが、それがなければ越えられなかったかも。要岩登り経験、要ルートファインディング、安易に入らない方が良い

ワサビ沢ノ頭からの下りの尾根も鞍部の度に、ヤセ尾根で悪く、注意を要する。
その他周辺情報 大澤酒造店は20年前に太冠酒造(株)と改めた。とweb記事を見つける
http://machikore.com/m/100/noren/noren0301.html
大野山、確か横に林道が通っていて気にしていないと見逃すかも。その次の538.2(豊岡村)見落とし
大野山、確か横に林道が通っていて気にしていないと見逃すかも。その次の538.2(豊岡村)見落とし
榧ノ木隧道の北、約500mの所の峠にあった石碑
榧ノ木隧道の北、約500mの所の峠にあった石碑
御殿山の手前の小ピークにあった石灯篭、御殿山の手前に小ピークがあって惑わされる
御殿山の手前の小ピークにあった石灯篭、御殿山の手前に小ピークがあって惑わされる
その御殿山(中野村(二))の三角点は、全く目立たず、見過ごしてしまいそう。今日はここに泊まる。植林帯は星も見えず、真っ暗
その御殿山(中野村(二))の三角点は、全く目立たず、見過ごしてしまいそう。今日はここに泊まる。植林帯は星も見えず、真っ暗
右側に七面山のガレ場が見える
右側に七面山のガレ場が見える
隣の尾根、P1400.3か?
隣の尾根、P1400.3か?
御殿山から2時間半、下る予定の尾根が見えている 8:30
御殿山から2時間半、下る予定の尾根が見えている 8:30
途中に悪いキレットを過ぎて、約300mのザレた斜面の登りに苦労したP1496の山頂付近、今回は熊の方が先に気づいたらしく、逃げる足音が先に聞こえた 10:44
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途中に悪いキレットを過ぎて、約300mのザレた斜面の登りに苦労したP1496の山頂付近、今回は熊の方が先に気づいたらしく、逃げる足音が先に聞こえた 10:44
小熊2匹と母熊と思われる。小熊1匹はなぜか?木に登って逃げたつもりなのだろうか?その後斜面を下って逃げて行った ※感想文の最後も是非 お読みください!※
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小熊2匹と母熊と思われる。小熊1匹はなぜか?木に登って逃げたつもりなのだろうか?その後斜面を下って逃げて行った ※感想文の最後も是非 お読みください!※
大笹ノ頭、山頂標識。登って来た尾根の山頂手前はなだらかな斜面が広がっていて気持ちいい。主稜線でもこの辺は踏み跡が不明瞭
大笹ノ頭、山頂標識。登って来た尾根の山頂手前はなだらかな斜面が広がっていて気持ちいい。主稜線でもこの辺は踏み跡が不明瞭
ワサビ沢ノ頭から下りの尾根に入る
ワサビ沢ノ頭から下りの尾根に入る
P1400.3 山頂(点名:日陰山)。ヤマレコでは三五峰。ここから方角を変えて南東へ下る。途中、境界見出しの標識のある分岐でやや東に向きを変える。登り返した1060圏ピークで、境界見出しはなくなる
P1400.3 山頂(点名:日陰山)。ヤマレコでは三五峰。ここから方角を変えて南東へ下る。途中、境界見出しの標識のある分岐でやや東に向きを変える。登り返した1060圏ピークで、境界見出しはなくなる
P1400から1060圏までの悪場、2か所。午前中のは余裕もなくて写真は撮らなかった14:55
P1400から1060圏までの悪場、2か所。午前中のは余裕もなくて写真は撮らなかった14:55
14:55 同じ場所か
もう一か所、15:06
もう一か所、15:06
15:06、こっちはロープが設置してあったが、取れていたので、立ち木に縛り付け直した
15:06、こっちはロープが設置してあったが、取れていたので、立ち木に縛り付け直した
でその悪場を登った所、1060圏ピークで泊。夜中に起きた時には満天の星空だったのだが、朝は曇っていた
でその悪場を登った所、1060圏ピークで泊。夜中に起きた時には満天の星空だったのだが、朝は曇っていた
でこの尾根最後のピーク△716.4(相又村)も広い山頂で見つけるのは面倒。最高地点より東に50m位かな?という所。この前、7時頃かな、発砲音が数発聞こえたのでビビる
でこの尾根最後のピーク△716.4(相又村)も広い山頂で見つけるのは面倒。最高地点より東に50m位かな?という所。この前、7時頃かな、発砲音が数発聞こえたのでビビる
地図にある神社に出ればいいなと思っていたら、かなり急な斜面の踏み跡を下ると、真っすぐ神社に着いた
地図にある神社に出ればいいなと思っていたら、かなり急な斜面の踏み跡を下ると、真っすぐ神社に着いた
毛無山方面かな?
毛無山方面かな?
南部氏館跡
行きも帰りも身延駅。駅員いるけど、自動改札はない。中央線は券売機で猿橋まで(1690円)しか買えず。不便極まりない
行きも帰りも身延駅。駅員いるけど、自動改札はない。中央線は券売機で猿橋まで(1690円)しか買えず。不便極まりない
下りの尾根で拾得したヒシカップ(大澤酒造店)と右側は先週の十石峠の尾根で拾った酒造会社不明のカップ(武田十二将?関連の絵柄)
下りの尾根で拾得したヒシカップ(大澤酒造店)と右側は先週の十石峠の尾根で拾った酒造会社不明のカップ(武田十二将?関連の絵柄)

感想

後日

 身延駅のトイレで2泊分の水を汲んでから歩き始める。身延の町はすっかり、昔風の建物に作り替えられえている商店や旅館などが並んでいる。真新しい感じがしてちょっと違和感がある。観光地なのでそれはそれでいいのかもしれないが。
大野山の東の末端の尾根をトンネルを抜けたところから東に回り込んで登ろうとしたのだが、法面が高く登れそうもない、少し手前の崩落地のあたりが少し斜面が緩く登れそうなので登ってみたのだが、最後の稜線に出るところが、背丈より少し高い崖になっていて、足場がなく、微妙に登れない。手の届かない所にある、細い切り株に、細引きを投げて引っ掛け、それを手掛かりに登ることができた。しかし登ってみると、踏み跡があり、どこかに登れるところがありそうではあった。

 大野山から、榧ノ木峠(仮)まで、林道があったりなかったり、植林帯で特に展望もなくあまり面白くない。 途中、伐採作業をしていたようで、チェーンソーの音が聞こえていた。距離は遠い感じだったが、小ピークに出たところで、それらの作業をしていた人達のものと思われるザックらしき荷物が置いてあったのを見かける。御殿山の登りは単調だが、微妙に急な登りでここでも植林帯で、景色が単調で日差しがなく寒い感じ。

危険個所ということで、P1240圏~P1496のキレット地形を書いたが、最低地点に下る所は何とか足場がり、苔着きのロープあって下ったものの、そこからの登り返しは、どう見ても岩壁が4m位はあるか?でこぼこはしているけど、とても登れそうもない。ふと横を見ると、岩場の右側に回り込めそうな足元の地面、恐る恐る回り込んでみると、少し緩くなった斜面が登れそう。それを登ると、岩場の反対側に出た。その先は少し広くなった尾根の続きに登り返せそう。そこからザレた斜面の登り約300m、P1496をほぼ登り切った辺りで、ガサガサ足音が聞こえたと思ったら、50m位だろうか親子熊がこちらを見ていて、一匹の小熊は木に登っていた。いつも写真も撮れずにいたが今回は冷静に写真を撮ることが出来た。じっと見つめていると、右側の斜面を下って逃げてしまった。その頂上P1496で少し休む、広くなだらかなピーク。その先大笹ノ頭の手前も広くなだらかなピークに背の低い笹がところどころ生えていて、休むにはちょうどよいが、早く稜線登山道に合流したいので休まず進む。稜線登山道は、踏み跡が薄く、どこで合流したのか良くわからない感じだった。  稜線の登山道をバラの段方面に戻って、約1Kmの所、ワサビ沢ノ頭から再び、東の稜線に降りる。地図で見る限るそれほど危険な感じの所はないのだが、思ったより、各鞍部の部分が少しずつ崩落していて、歩けないほどではないのだが、ちょっと緊張するところが度々ある。特にP1064の手前の鞍部が悪く、写真ではよくわからないのだが、崩落している所を回り込むようなところ、登り返しにはロープが設置されていたらしいが、取れていたので、立ち木に縛っておいた。ここはロープなしでも登れそうだが、元はもっと急な斜面が崩れてしまったのかもしれないようで、やや緩い斜面になっていた。

 前回の十谷峠より、「落葉採集加湿袋」を装備、あらかじめ落ち葉を湿らしておくことで、急な催しによる、乾燥した枯葉の使用を避ける事ができた。

※ 追記 親子熊について ※
 2023年秋の10月末、今年は各地で熊の出没のニュースが連日報道されている。先日のニュースでは、動画を撮ってキノコを採っている方が熊に襲われる所の動画が流されていた。その方によると、親子熊のうち、子熊を木に登らせたら、その後に襲ってくると訊いていたとのことで、その後襲ってきたという話であった。実は私がこの山行で遭遇したのも親子熊で、まさに子熊を木に登らせていたのだが、子熊がうまく登れずに逃げて行ったのだった。先の話が本当だとすると、子熊が木に登っていたのならば、私も親熊に襲われていたのかもしれないと、ぞっとした。

つづく

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