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記録ID: 4954566
全員に公開
トレイルラン
京都・北摂

勝尾寺参道トレラン <阪大吹田CP〜西国街道〜勝尾寺参道起点(大鳥居)〜箕面市外院〜古参道〜勝尾寺山門>

2022年11月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:40
距離
16.7km
登り
579m
下り
528m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:52
休憩
0:25
合計
3:17
7:52
15
スタート地点(阪大吹田CP)
8:07
8:07
11
8:34
8:34
54
9:28
9:30
2
9:32
9:55
2
9:57
9:57
23
10:20
10:20
23
11:09
ゴール地点(阪大吹田CP)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス 徒歩
コース状況/
危険箇所等
危険な箇所はなし。ただし、古参道は道が狭く、トレランで行き交う際には注意が必要です。
その他周辺情報 勝尾寺に売店があり、飲み物は自販機で購入できます。かつては、うどんなどの軽食も食べられましたが、コロナ禍による影響か、食べ物は、土産ものの菓子かアイスクリーム類以外ほとんどありませんでした。
いつものトレーニングの起点、阪大吹田CP(医学部付近)をスタートします。ここから、箕面市小野原の西国街道に入ります。
2022年11月27日 07:52撮影 by  SO-53B, Sony
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いつものトレーニングの起点、阪大吹田CP(医学部付近)をスタートします。ここから、箕面市小野原の西国街道に入ります。
楠水龍王と呼ばれるお堂。楠木正成が湊川の戦いに向う際、この井戸の水を飲んだと言い伝えられています。ここから井戸は見えませんが、裏手の囲いの中にあるそうです。
2022年11月27日 08:07撮影 by  SO-53B, Sony
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楠水龍王と呼ばれるお堂。楠木正成が湊川の戦いに向う際、この井戸の水を飲んだと言い伝えられています。ここから井戸は見えませんが、裏手の囲いの中にあるそうです。
由緒ある箕面市春日神社(小野原)の御旅所。最近リフォームしたようです。神輿台座などもあり、地元の氏子の方々の郷土愛を感じます。
2022年11月27日 08:08撮影 by  SO-53B, Sony
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11/27 8:08
由緒ある箕面市春日神社(小野原)の御旅所。最近リフォームしたようです。神輿台座などもあり、地元の氏子の方々の郷土愛を感じます。
西国街道には、このような立派お屋敷が多く連なっています。築100年以上と思われる建物がたくさんあります。
2022年11月27日 08:09撮影 by  SO-53B, Sony
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西国街道には、このような立派お屋敷が多く連なっています。築100年以上と思われる建物がたくさんあります。
ここも立派なお屋敷
2022年11月27日 08:13撮影 by  SO-53B, Sony
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ここも立派なお屋敷
ここも立派なお屋敷。いったい、どういう方がお住まいなのだろうと想像してしまいます。
2022年11月27日 08:16撮影 by  SO-53B, Sony
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ここも立派なお屋敷。いったい、どういう方がお住まいなのだろうと想像してしまいます。
西国街道には、舗装路の両サイドに石が敷き詰められていて、歴史街道であることが感じられるようになっています。
2022年11月27日 08:17撮影 by  SO-53B, Sony
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西国街道には、舗装路の両サイドに石が敷き詰められていて、歴史街道であることが感じられるようになっています。
西国街道の途中、突如現れる大鳥居。寺なのになぜ大鳥居なのか・・・。今度調べてみますが、この石でできた大鳥居は、寛文6年(1666年:江戸時代)のもの。それ以前から鳥居はあったようで、勝尾寺所蔵の文書では、寛元3年(1245年)に木製鳥居が建てられたとのことです。
2022年11月27日 08:19撮影 by  SO-53B, Sony
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西国街道の途中、突如現れる大鳥居。寺なのになぜ大鳥居なのか・・・。今度調べてみますが、この石でできた大鳥居は、寛文6年(1666年:江戸時代)のもの。それ以前から鳥居はあったようで、勝尾寺所蔵の文書では、寛元3年(1245年)に木製鳥居が建てられたとのことです。
大鳥居から北へ1キロほど進むと帝釈寺があります。この寺も勝尾寺と同じく高野山真言宗のお寺。入口に設置された教育委員会の説明文には、聖徳太子の創建とあります。平安時代や鎌倉時代の作とされる数多くの地蔵菩薩立像などの仏教美術品が安置されているとのこと。
2022年11月27日 08:25撮影 by  SO-53B, Sony
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大鳥居から北へ1キロほど進むと帝釈寺があります。この寺も勝尾寺と同じく高野山真言宗のお寺。入口に設置された教育委員会の説明文には、聖徳太子の創建とあります。平安時代や鎌倉時代の作とされる数多くの地蔵菩薩立像などの仏教美術品が安置されているとのこと。
2022年11月27日 08:25撮影 by  SO-53B, Sony
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静かで素敵な帝釈寺の本堂です。高野山真言宗の大阪宗務支所でもあるようです。
2022年11月27日 08:26撮影 by  SO-53B, Sony
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静かで素敵な帝釈寺の本堂です。高野山真言宗の大阪宗務支所でもあるようです。
いよいよ山に入ります。見やすい今どきの道標です。
2022年11月27日 08:34撮影 by  SO-53B, Sony
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11/27 8:34
いよいよ山に入ります。見やすい今どきの道標です。
農家の脇を進みます。
2022年11月27日 08:36撮影 by  SO-53B, Sony
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農家の脇を進みます。
おっと、立ち入り禁止かと思ったら・・・。
2022年11月27日 08:38撮影 by  SO-53B, Sony
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おっと、立ち入り禁止かと思ったら・・・。
イノシシ被害防止のために設けられたゲートで、利用者が開閉して中に入る仕組み。一瞬焦りました。
2022年11月27日 08:38撮影 by  SO-53B, Sony
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イノシシ被害防止のために設けられたゲートで、利用者が開閉して中に入る仕組み。一瞬焦りました。
このような道を進みます。
2022年11月27日 08:38撮影 by  SO-53B, Sony
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このような道を進みます。
ため池の手前に道標。これは「町石」と呼ばれるもので、勝尾寺までの距離が書かれていたそうです。今では、雨風にさらされ、自然風化で文字はほとんど見えません。宝治元年(1247年)に建てられており、我が国最古の町石で、国の史跡指定を受けています。
2022年11月27日 08:39撮影 by  SO-53B, Sony
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ため池の手前に道標。これは「町石」と呼ばれるもので、勝尾寺までの距離が書かれていたそうです。今では、雨風にさらされ、自然風化で文字はほとんど見えません。宝治元年(1247年)に建てられており、我が国最古の町石で、国の史跡指定を受けています。
登りが続きます。
2022年11月27日 08:40撮影 by  SO-53B, Sony
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登りが続きます。
大阪平野の一部(箕面市・吹田市)が見えます。眺めがいいです。一休み用の木製ベンチもあります。
2022年11月27日 08:44撮影 by  SO-53B, Sony
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大阪平野の一部(箕面市・吹田市)が見えます。眺めがいいです。一休み用の木製ベンチもあります。
眺めの良いところで小休止です。
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眺めの良いところで小休止です。
分岐点です。左は古参道、右は旧参道。右の旧参道の方が起伏が少なく歩きやすいようです。が、あえて左の古参道を行きます。復路は旧参道にします。
2022年11月27日 08:44撮影 by  SO-53B, Sony
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分岐点です。左は古参道、右は旧参道。右の旧参道の方が起伏が少なく歩きやすいようです。が、あえて左の古参道を行きます。復路は旧参道にします。
親切な案内板もありました。
2022年11月27日 08:45撮影 by  SO-53B, Sony
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親切な案内板もありました。
アップダウンが続きますが、さほど急こう配ではありません。
2022年11月27日 08:46撮影 by  SO-53B, Sony
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アップダウンが続きますが、さほど急こう配ではありません。
道標発見。
2022年11月27日 08:49撮影 by  SO-53B, Sony
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11/27 8:49
道標発見。
紅葉がきれいです。
2022年11月27日 08:54撮影 by  SO-53B, Sony
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紅葉がきれいです。
2022年11月27日 08:56撮影 by  SO-53B, Sony
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新しい道標に距離が書かれているといいのだけれど・・・。
2022年11月27日 08:56撮影 by  SO-53B, Sony
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11/27 8:56
新しい道標に距離が書かれているといいのだけれど・・・。
道標前で記念撮影。
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道標前で記念撮影。
汗だくなので、失礼して。汗を引かせていただきます。未だに誰ともすれ違いません。
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汗だくなので、失礼して。汗を引かせていただきます。未だに誰ともすれ違いません。
別のルートにも進めるようです。
2022年11月27日 09:04撮影 by  SO-53B, Sony
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別のルートにも進めるようです。
2022年11月27日 09:06撮影 by  SO-53B, Sony
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少し細くなったり。
2022年11月27日 09:12撮影 by  SO-53B, Sony
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少し細くなったり。
ルートから外れて山の頂上へ。大阪平野、実にいい眺めです。
2022年11月27日 09:14撮影 by  SO-53B, Sony
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11/27 9:14
ルートから外れて山の頂上へ。大阪平野、実にいい眺めです。
古い道標です。
2022年11月27日 09:15撮影 by  SO-53B, Sony
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古い道標です。
箕面の森の案内板。ここは確か国定公園。なので、案内はきちんとしています。
2022年11月27日 09:16撮影 by  SO-53B, Sony
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箕面の森の案内板。ここは確か国定公園。なので、案内はきちんとしています。
勝尾寺までもう少し。
2022年11月27日 09:17撮影 by  SO-53B, Sony
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11/27 9:17
勝尾寺までもう少し。
階段が少し崩れて歩きにくい。千年以上前からある道。
2022年11月27日 09:19撮影 by  SO-53B, Sony
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階段が少し崩れて歩きにくい。千年以上前からある道。
石像が壺に入って地中に安置されていたとは・・・。
2022年11月27日 09:22撮影 by  SO-53B, Sony
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石像が壺に入って地中に安置されていたとは・・・。
2022年11月27日 09:22撮影 by  SO-53B, Sony
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我が国最古の国指定の史跡の道標です。幾つも見られます。
2022年11月27日 09:23撮影 by  SO-53B, Sony
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我が国最古の国指定の史跡の道標です。幾つも見られます。
2022年11月27日 09:24撮影 by  SO-53B, Sony
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2022年11月27日 09:25撮影 by  SO-53B, Sony
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大阪府の自然研究路への分岐です。
2022年11月27日 09:26撮影 by  SO-53B, Sony
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11/27 9:26
大阪府の自然研究路への分岐です。
勝尾寺までの距離が書いていないが、4キロ来たので、あともう少しです。
2022年11月27日 09:30撮影 by  SO-53B, Sony
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11/27 9:30
勝尾寺までの距離が書いていないが、4キロ来たので、あともう少しです。
最後の下り階段。結構長く続きます。
2022年11月27日 09:58撮影 by  SO-53B, Sony
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11/27 9:58
最後の下り階段。結構長く続きます。
ようやく勝尾寺山門です。長い階段を降りてきました。振り向いて見上げています。
2022年11月27日 09:55撮影 by  SO-53B, Sony
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ようやく勝尾寺山門です。長い階段を降りてきました。振り向いて見上げています。
一般道に出ます。
2022年11月27日 09:31撮影 by  SO-53B, Sony
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一般道に出ます。
勝尾寺境内を外から撮影。紅葉が青空に映えます。
2022年11月27日 09:53撮影 by  SO-53B, Sony
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勝尾寺境内を外から撮影。紅葉が青空に映えます。
本当は勝尾寺境内を散策したかったのですが、ここは入山料が400円かかります。しかも現金を持参していないので、またの機会にということで。今日は諦めます。
2022年11月27日 09:53撮影 by  SO-53B, Sony
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本当は勝尾寺境内を散策したかったのですが、ここは入山料が400円かかります。しかも現金を持参していないので、またの機会にということで。今日は諦めます。
隙間から山門の写真だけは撮りました。
2022年11月27日 09:32撮影 by  SO-53B, Sony
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隙間から山門の写真だけは撮りました。

感想

 大阪は、紅葉の見ごろギリギリ。そろそろ終わりの季節になりました。紅葉狩りは、どこに行っても人・ひと・人。車は渋滞するし、ゆっくり見ることができない。見るなら、電車や歩いて行けるところ・・・などと思っていたところ、昨日ランニングしたコースで、ハイキングスタイルの女性2人を追い越しました。その会話の一部「早く勝尾寺の紅葉見たいね・・・。」でした。
 よく考えると、勝尾寺は紅葉狩りで有名なお寺。数日前のニュースでも、今が見ごろな一方、例年交通渋滞が起こり、駐車場に入れたい車で長蛇の列をなすとの報道がありました。地図を見ると、「そっか。なぜ今まで気づかなかったのだろう。」。自宅から往復しても20キロ未満の距離。しかも、山の尾根を行く古来からの参道がある。この辺りは、東海道自然道や大阪府が整備する自然研究路など、トレランにうってつけのコースがたくさんあるのに、なぜ今まで行かなかったのだろう・・・。
 ということで、おなじみの大阪大学吹田キャンパスを拠点に、西国街道経由で勝尾寺参道起点(大鳥居)から北へ、箕面市外院を経て、勝尾寺古参道・旧参道を往復するトレランをしました。
 特に古道は、人がすれ違うのも難しいほど狭く、しかも侵食して深くなっているので注意が必要ですが、基本的には走りやすく、とても楽しめました。これからは、毎週末、ここを走ろうかと思った次第です。紅葉の季節は若干人が多いですが、朝早く出ればそれも避けられそう。3時間程度で往復できるのもいいし、トレーニング効果も高そう。灯台下暗し。いいところを発見しました。
 ちなみに、「勝ちダルマ」で有名な勝尾寺(かつおうじ)は、大阪府箕面市にある高野山真言宗の寺院。山号は応頂山。本尊は十一面千手観世音菩薩。西国三十三所第23番札所。神亀4年(727年)、 藤原致房の子の善仲、善算の兄弟はこの地に草庵を築き、仏道修行に励んだ。それから約40年後の天平神護元年(765年)、光仁天皇の皇子(桓武天皇の異母兄)である開成が2人に師事して仏門に入る。宝亀8年(777年)、開成は念願であった大般若経600巻の書写を終え、勝尾寺の前身である弥勒寺を創建。平安時代以降、山岳信仰の拠点として栄え、天皇など貴人の参詣も多かった。
 元慶4年(880年)、当時の住職行巡が清和天皇の病気平癒の祈祷を行い、「勝王寺」の寺号を賜るが、「王に勝つ」という意味の寺号は、畏れ多いとして勝尾寺に差し控えたという。『日本三代実録』は、元慶4年の清和天皇死去についての記事で、清和天皇が「勝尾山」に参詣したことを述べており、これが勝尾寺の文献上の初見。

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