奥穂高岳 〜久々の好天の休日で大混雑〜
- GPS
- 17:05
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 1,999m
- 下り
- 1,990m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 上高地バスターミナル |
写真
感想
今年は夏以降、平日は晴れるものの週末は天候が崩れることが多く、9/13-15の三連休は久々に好天予報の週末。そこで前々からタイミングを伺っていた奥穂高岳に、上高地→横尾→涸沢(泊)→奥穂高岳→横尾(泊)→上高地の2泊3日の計画で出かけました。
8月の夏休みシーズンと紅葉シーズンの端境期でおそらく空いているのではないかと期待していたものの、ところがところが。案に相違し予想を遙かに上回る人混みでした。横尾までは道幅も広いため特に支障はなかったものの、横尾の先、特に本谷橋から先は登りの登山者が数珠つなぎで、下りの登山者がなかなか進めない位の状態でした。
14時頃に宿泊予定地の涸沢に着いたのですが、山荘は「予約のない方の宿泊スペースは、1枚の布団に3名様以上の予定です」とのこと。そこで、穂高岳山荘ならまだ空いているのではと期待して、予定を変更して更に約3時間歩き、17時過ぎに穂高岳山荘に到着。しかしその穂高岳山荘も予約なしの宿泊客は1枚の布団に2名の割り当てでした(幸い廊下や談話スペースは空きスペースがあり、そこで体を伸ばして寝ることが出来ました)。
翌日は、元々は涸沢経由で下山する予定でしたが、前日の涸沢の混み具合からするとザイテングラートを下ると登りの登山客とのすれ違いでかなり時間を要するのではないかと考え、予定を変更して岳沢経由で下山。確かに登りの登山者は少なく「すれ違い渋滞」はあまりなかったものの、鎖場やハシゴが連続する少々難易度の高い登山路を、へとへとになりながら下山しました。
下山した上高地は観光客で大賑わいで、沢渡までのバスは30分〜1時間待ちの状態。夏休みシーズンと紅葉シーズンの端境期でこの状態では、紅葉シーズンの混み具合は想像を絶します。
PS
9/13 上高地→涸沢、9/14 涸沢→奥穂高岳→岳沢→上高地
と歩かれた方のレポート(下記に抜粋)を読み、初日頑張って穂高岳山荘まで進み、翌日、当初計画の往路を戻るルートではなく岳沢経由の下山として、つくづく良かったと思いました。
「2日目、・・・6:00に出発。
・・・ザイテングラード・・・の先の鎖場で大渋滞に会い、30分ほど待たされた。穂高山荘に到着すると、ここでは大大渋滞。100人以上が並んでいたと思う。登り始めるまで1時間20分待たされた。
奥穂高岳まで向かう途中、北には槍ヶ岳、西には笠ヶ岳など眺めることができたが、東側の八ヶ岳や南アルプス方面は雲が出ていて見ることができなかった。奥穂頂上に着くころはガスがかかってきて眺望がきかず残念だった。
・・・
バス乗り場で1時間半待たされた。」
http://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=13305
2014年9月16日11時37分
13日から15日までの3連休中、北アルプスなどで山岳遭難が相次いだ。長野県警の16日の発表によると、県内の遭難は計18件。5人が死亡し、行方不明者1人、負傷者が10人にのぼった。
県警によると、今回の連休は好天が見込まれ、全国から大勢の登山者が集まったため、不注意などによる滑落の事故も多くなったとみられる。「山ガール」や中高年層による登山ブームのなか、夏山最盛期の8月に悪天候が続いて登山を断念した人が多かったことも、この連休に人が集中した理由らしい。
人気の北アルプス槍ケ岳や西穂高岳の独標では、頂上直下の岩場で上り下りする登山者が数珠つなぎになって渋滞するほど混雑した。槍ケ岳山荘のスタッフによると、中日の14日、槍ケ岳の頂上は、すいていれば山荘から1時間ほどで行き来できるはずが、最大5〜6時間もかかったという。
20日からの週末も、22日の月曜日を休むと4連休になるため、大勢の登山者が予想される。県警は、行程に余裕を持つなど、安全登山を呼びかけている。(近藤幸夫)
http://www.asahi.com/articles/ASG9J2JCXG9JUTIL002.html
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